平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ワインボトルの板取り

2019-11-07 13:56:12 | スピーカー工作
試聴会で好評だった読者制作のワインボトル。ウーファー使用でボトルネックがバスレフのダクトという構造。低音がよく出てバランスが良くてデザインもなかなか (;^ω^)


これは岩手の読者制作のもの
ツイーターが引っ込んでいるのでリニアフェイズ効果(Technicsの理論: ウーファーとツイーターのクロスオーバー付近で位相が乱れない)が期待できるし音場感が良い


ということで、板取りを公開することにしました。ただし、組み立ての説明はなし。ダクト断面が均一ではなくて上に行くと断面積が少し増える設計。ダクトとキャップ部分は取り外し可能で、キャップは厚手のコルクを貼って、落ちないように支える設計。ダクトは嵌め込み式なのでパズルのように考えること (^_^;)

使用ユニットはFOSTEXのFK10WPT20Kの格安コンビ。いずれも他のユニットを使うには取り付け穴のサイズ変更が必要ですし、能率が合わないとアッテネーターも必要になるから苦労します。

また、ツイーターは1.0μFのフィルムコンデンサーで低域カット。これは好みでメーカー問わず。接続は逆相にします。スピーカー端子が片チャンネルで二組必要なので、これも好きなのを使うこと。ただし、FOSTEXの一体型の安い奴はバナナプラグを破壊するので注意 (=o=;)


ウーファー部の板取り 15mm厚
取り付け穴は102mmになっているけど93mmにすること



ダクト部分の板取り 9mm厚
板が余るので注意
同じものを2枚とあるのは二人分だからで一人で作るなら1枚でオケ


なお、制作した読者は分解した状態と配線の写真を( ^ω^)よろしく


ウーファー部キャビネット
スーパーケルビムのヘッドを流用したので取り付け穴が102mmφと大きく、サブバッフルを使用
吸音材は1~2センチ厚のものをバッフル以外の5面に貼る
ウーファー部、ダクト部共に端子取付と内部配線は組み立て前にしておくこと
そうしないと手の大きい人には辛い作業となる (~o~;)



ネック(ダクト)とキャップ


札幌の読者制作のキャップの内側


背面の端子と接続
ツイーターはプラスとマイナスを入れ替えて逆相接続にする(無駄に長くしないように)
低域カットのコンデンサーは1.0μF(上の端子側はケーブルを介さずに直付で良い)
理想を言えば、ツイーター配線は下側の端子もネジ止めとして、バナナプラグはアンプからの配線にしたほうがすっきりする

このタイプのバナナプラグは破損しにくい
トモカ電気で売っているバネの効いた先割れ型は破損しやすい



札幌の読者制作のワインボトルの配線
これでも長過ぎる
左下のFOSTEXの端子はバナナプラグを破壊することがあるので注意

コメント (8)
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