平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ピコピコメーター

2017-04-07 19:21:02 | アンプ製作と修理
修理中のHMA-9500Ⅱは、生産中止品のディップマイカというコンデンサーが多用されています。これが高いだけでなく、容量が一般的ではないものまであって、劣化していないのならそのまま使いたいところ (;^ω^)

でも、容量(キャパシタンス)測定できるデジタルテスターは使えません。デジタルテスターで計測できるのは、0.01μF(マイクロファラッド)とかが限界で、フィルムコンデンサや小容量の電解コンデンサ専用です。

コンデンサーの容量表記は面倒臭くて、間違えないように換算するのも大変。一目瞭然のサイトを常に表示して間違えないようにしています→こちらとかこちら

0.0001μF(マイクロファラッド)
1nF(ナノファラッド)
1000pF(ピコファラッド)

1μF(マイクロファラッド)
1000nF(ナノファラッド)
1000000pF(ピコファラッド)

100万ピコが1μで、1000×1000=100万だから、1000単位で覚えれば良いかも。今回は一番単位の小さいピコから測定できる秋月の容量測定キットを購入し、一日で組み上げました。基板の固定は付属のスペーサーではなく、両面テープ式のペテットというやつです (;・∀・)


グリーンのスイッチは余る
電光掲示板はICの裏側にある
ICソケットも丸穴とスリットの2種類で1個余る


電源は手持ちのACアダプタの9Vで、説明にあるように最も一般的な2.1mm標準DCプラグです。基板には電源スイッチとリセット用のタクトスイッチが付いています。うまく測定できない時は、測定するコンデンサーを外してリセットスイッチを押し、再度電源スイッチを入れ直してから、測定するコンデンサーを差し込みます。

測定用のICホルダーは穴6個ですが、中央からプラスマイナスに分かれているので、大きなコンデンサーは端の方に差し込みます。一番小さなセラミックコンデンサーは中央で最適。以下に実測した画像を掲載します。誤差があるのは、キットに使われている抵抗の誤差のせいかもしれません。39kΩ指定が38kΩしかないのもあった orz

名付けて ピコ( ゚д゚)ピコメーター


33p


56p


3p


大きめの33μF
電解コンデンサは極性を間違わないように


今回は作り急いだのですが、抵抗は安いので、自分で測定して厳選した誤差の小さな抵抗で作ってみたいところです (^o^)
コメント (4)
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