平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

小池百合子の都知事選~その2 アンチの地獄

2016-08-02 02:54:41 | Weblog
 都知事選で見せた鳥越陣営の醜態。これをカッバーラの生命の樹で説明してみたいと思います。

 まず、生命の樹は通常、三本の柱から成り立っていますが、ユダヤ教の生命の樹が中央の柱しかないように、巫女の持つ鈴のような形が外国では一般的です。これは、三位一体の思想を表していますから根本的に間違いなのです。


三本の柱から成り立っている生命の樹

 さて、都知事選の鳥越陣営は4党連合と呼ばれましたが、社民と生活は泡沫なので、実態は民進党・共産党・社民生活の3つに数えられます。これが本当に連合すれば、三本の柱を持つ強力な野党候補が誕生したのですが、宇都宮候補では気に食わない共産党が鳥越を担ぎだしてきました。ここに、二番手勢力の共産党が中心となる、三位一体型の協力体制が構築されたのです。


共産党が中心となる三位一体型の生命の樹
選挙戦はジグザグに階段を上るのに似ている
三位一体型には隠された知恵のダアトがない


 本来は中心になるべき民進党ではなく、基礎票が66万票の共産党が選挙運動の中心となった。この時点で、三本柱が崩壊して、訳の分からない三位一体の怪物となってしまった。この怪物の名前は「アンチ」と言い、アンチ安倍、アンチ原発、アンチ小池、と吠えるしかないので一般の聴衆はドン引きするしかなかった。

 アンチは全てが反対に見えるから、宇都宮陣営を脅して選挙戦から降りさせた。鳥越の淫行疑惑が週刊文春で報じられた時に、謝罪も反省もしないで文春を告訴した。一般の人がドン引きするピンクのメッセージボードで「女性によし」をアピールして気持ち悪がられた。最後には、報道各社が増田候補にも後れを取っていると報じたにもかかわらず、横並びの一線で勝機ありと発破をかけた。


アンチから始まった生命の樹は死の樹となリ、上っているつもりが地獄の底に下降する

 このような鳥越陣営は狂気に支配され、一部のまともな議員や支援者には敗戦が見えていたのに、開票速報が出るまで勝つと思い込んでいたのです。

 同じように、自民党の東京都連と石原伸晃と官邸の一部も、安倍総理が応援に駆けつければ増田候補が勝つと思っていたのです。こちらも全てが反対に見えていたので、石原爺さんの厚化粧ババア発言で墓穴を掘る事になった。どちらも自滅したのです。

 生命の樹の三本の柱は、中央が御父の均衡の柱だから、都民に対する公平さが担保されなくてはならない。右の柱はイエスの慈悲の柱なのだから、女性や子どもや障害者や貧しい人に優しくなければならない。左の柱は聖霊の峻厳の柱なので、汚職や不正には厳しく対応しなくてはならない。

 鳥越や石原の方は死の樹の柱なので、自分たちだけが甘い汁を吸うように、悪人をかばい、不正に目をつぶり、異を唱える者を恫喝して、利権で私腹を肥やす村社会を当然としてきた。高慢がもたらした、神と天につばを吐く行為が、今回の選挙戦で白日のもとにさらされた。そういう意味では実に分かりやすい構図でした。

    エフライム工房 平御幸
コメント (23)
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