サマーリーグからかえって2日。ようやく撮影した映像を確認できました (;´Д`)
まず、3日目の決勝戦となった上尾とデンソーの試合。若い選手が多くてポジションの固定されていないデンソーは、試合の入り方からして硬く、上尾にリズムをつかまれて先手負け。
実は、この日は会場に到着してチケットを買い、階段を上ったら、中2階でプレステージの選手が熊本震災の募金箱を抱えてズラッと並んでいました。慌てて後ろを向いて財布から100円と思ったら500円硬貨をつかみ (T_T)、選手の方を振り向いたら結構可愛い (^o^;)。頭の中に入っているユニフォーム姿の選手とはイメージが違い、誰が誰かを確認する暇もなく、選んだら悪いかなと思ったりして、結局は右端の最初の選手の募金箱に入れました (^^ゞ
広報用のカメラも光っていたし、選手の笑顔を見る暇もないほど焦りました。右端に立っていたのはおそらく、背の低さから、10番の三澤選手ではないかと思います→ツイッターのRT猫。
プレステージに移籍したばかりの4番・松尾セッター(元群馬銀行)
セット間のトスの瞬間に左から転がって来たボールを見ている
この視野の広さが最大の長所
注目していたのに募金で立っていたか見る余裕がなかった (ToT)
このように、出合い頭の焦りは、制御のフィードバックがかからないで暴走気味になります。デンソーの先発セッターの田原選手も、練習段階から落ち着きがなく、余計な小足を使うステップに不安を覚えました。実際に、第1セット途中で森田選手に代えられるほどタイミングがズレ続けました。
センタープレーヤーが、セッターから少し離れたBクイックで打つ場合、動画をコマ送りで確認すると、ボールがセッターの手に完全に収まってからアタックまで、デンソーの石井選手で12コマ。1秒間に30コマの動画撮影なので、1コマは0.033秒。12コマなら0.4秒です。
相手のブロックが目に入ってアタッカーが早めに打つとどうなるか?石井選手が11コマ目で打ったシーンでは焦ってネットにかけています。これはセッターではなくアタッカーの責任ですが、たった一コマの100分の3秒で成功と失敗が交差する世界では、往々にしてセッターの責任ということにされてしまいます。
セッターもベテランになると、ブロックが付いたセンターを瞬間的に飛ばして、レフトとかバックアタックを選択する余裕も出てくるかもしれません。サインプレーで精一杯の若手では無理。交代した森田選手も、サインプレー以外ではタイミングがずれるのではないかと、以前に書いたことがあります。
個人的に期待していた橋本選手がビーチバレーに転向。五輪に漏れた大竹選手が加わるとはいえ、若いセッターを含めたセンターラインの成長が秋からの鍵となると思います。田原選手は、疲れや緊張でステップに余計な小足が入るときは出来が良くない印象があります。経験を積んで周りを見る精神的余裕ができれば、ゲームをコントロールするトス回しができると思います。
1日目にリベロを交代しようとしてリバースのユニフォームを準備してなかったデンソー
同じく1日目 ラリー中の田原選手の逆向きジャンピングバックトス
レフトの新人の工藤選手がビックラこいて早くジャンプしすぎた (^m^;)
日立リヴァーレは愛宕選手をウイングで使っていましたが、まだボールの芯を叩く確率が低く、長身を生かしてない、山なりのアタックが目につきました。芯を叩けば威力はあるのですから、ブロックを恐れての高さにこだわるより、少し遅れても自分の体重を乗せるくらいのタイミングで良さそうに思いました。
その他の若手は、まだ特徴がなくて、アベレージはそこそこでも、スーパー化するスイッチが入らない感じ。上尾とデンソーの試合を横目に、壁際でスマホで自撮りしている場合ではないと思います。記念写真は試合前か試合後に。他チームが協力している後片付けや設営に1人も参加しないのもどうか?
これは日立のサイトがサービス精神皆無で時代遅れなのと同じく、やはり親会社の古い体質が露見したと見て良いと思います。その点、NECやJTやGSSはサマーリーグに参加してきた経験値を活かしていました。何事も積極的に。日立の若手はその精神が欠落しています。反省汁ですね (=o=;)
片付けと設営
左からGSSの一番細い9番・秋満由紀子、ブリッコしている新人の13番・堀部ジェニファー、25番の高橋美桜各選手
やるなら楽しく
ひっくり返っているのは上の高橋選手
ポールを立ててネットを張るJTとGSSの選手たち
エフライム工房 平御幸
まず、3日目の決勝戦となった上尾とデンソーの試合。若い選手が多くてポジションの固定されていないデンソーは、試合の入り方からして硬く、上尾にリズムをつかまれて先手負け。
実は、この日は会場に到着してチケットを買い、階段を上ったら、中2階でプレステージの選手が熊本震災の募金箱を抱えてズラッと並んでいました。慌てて後ろを向いて財布から100円と思ったら500円硬貨をつかみ (T_T)、選手の方を振り向いたら結構可愛い (^o^;)。頭の中に入っているユニフォーム姿の選手とはイメージが違い、誰が誰かを確認する暇もなく、選んだら悪いかなと思ったりして、結局は右端の最初の選手の募金箱に入れました (^^ゞ
広報用のカメラも光っていたし、選手の笑顔を見る暇もないほど焦りました。右端に立っていたのはおそらく、背の低さから、10番の三澤選手ではないかと思います→ツイッターのRT猫。
プレステージに移籍したばかりの4番・松尾セッター(元群馬銀行)
セット間のトスの瞬間に左から転がって来たボールを見ている
この視野の広さが最大の長所
注目していたのに募金で立っていたか見る余裕がなかった (ToT)
このように、出合い頭の焦りは、制御のフィードバックがかからないで暴走気味になります。デンソーの先発セッターの田原選手も、練習段階から落ち着きがなく、余計な小足を使うステップに不安を覚えました。実際に、第1セット途中で森田選手に代えられるほどタイミングがズレ続けました。
センタープレーヤーが、セッターから少し離れたBクイックで打つ場合、動画をコマ送りで確認すると、ボールがセッターの手に完全に収まってからアタックまで、デンソーの石井選手で12コマ。1秒間に30コマの動画撮影なので、1コマは0.033秒。12コマなら0.4秒です。
相手のブロックが目に入ってアタッカーが早めに打つとどうなるか?石井選手が11コマ目で打ったシーンでは焦ってネットにかけています。これはセッターではなくアタッカーの責任ですが、たった一コマの100分の3秒で成功と失敗が交差する世界では、往々にしてセッターの責任ということにされてしまいます。
セッターもベテランになると、ブロックが付いたセンターを瞬間的に飛ばして、レフトとかバックアタックを選択する余裕も出てくるかもしれません。サインプレーで精一杯の若手では無理。交代した森田選手も、サインプレー以外ではタイミングがずれるのではないかと、以前に書いたことがあります。
個人的に期待していた橋本選手がビーチバレーに転向。五輪に漏れた大竹選手が加わるとはいえ、若いセッターを含めたセンターラインの成長が秋からの鍵となると思います。田原選手は、疲れや緊張でステップに余計な小足が入るときは出来が良くない印象があります。経験を積んで周りを見る精神的余裕ができれば、ゲームをコントロールするトス回しができると思います。
1日目にリベロを交代しようとしてリバースのユニフォームを準備してなかったデンソー
同じく1日目 ラリー中の田原選手の逆向きジャンピングバックトス
レフトの新人の工藤選手がビックラこいて早くジャンプしすぎた (^m^;)
日立リヴァーレは愛宕選手をウイングで使っていましたが、まだボールの芯を叩く確率が低く、長身を生かしてない、山なりのアタックが目につきました。芯を叩けば威力はあるのですから、ブロックを恐れての高さにこだわるより、少し遅れても自分の体重を乗せるくらいのタイミングで良さそうに思いました。
その他の若手は、まだ特徴がなくて、アベレージはそこそこでも、スーパー化するスイッチが入らない感じ。上尾とデンソーの試合を横目に、壁際でスマホで自撮りしている場合ではないと思います。記念写真は試合前か試合後に。他チームが協力している後片付けや設営に1人も参加しないのもどうか?
これは日立のサイトがサービス精神皆無で時代遅れなのと同じく、やはり親会社の古い体質が露見したと見て良いと思います。その点、NECやJTやGSSはサマーリーグに参加してきた経験値を活かしていました。何事も積極的に。日立の若手はその精神が欠落しています。反省汁ですね (=o=;)
片付けと設営
左からGSSの一番細い9番・秋満由紀子、ブリッコしている新人の13番・堀部ジェニファー、25番の高橋美桜各選手
やるなら楽しく
ひっくり返っているのは上の高橋選手
ポールを立ててネットを張るJTとGSSの選手たち
エフライム工房 平御幸