平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

ミカエル華 2015の完成

2015-10-14 21:12:43 | スピーカー工作
 ようやく完成しました。さっそく祟りが orz

 完成してセッティングの時、うっかりして足元のテクニクスのパワーアンプA-60を倒してしまいました。それがLチャンネルの華の側板に当たり、側板に黒い擦り傷が。傷はとても浅いのですが、直後に巨人が逆転2ラン(5回表)。5の女神の祟り (;´Д`)

 ということで、威力は満点です。取り扱いにはくれぐれも注意 (;^ω^)

 制作のポイントですが、音道は3つのブロックに組み立てておきます。底板、フロントと天板とそれらに付随する部分、裏板と付随する部分、の3ブロックです。


3ブロック構成


サブバッフルの補強材と吸音材
三角の隅木は直角ではないので最後に入れたほうが良い
ブロック作りの段階で入れると入れた側に引っ張られる


 華の板取りは、サブロク12mm厚が2枚で、音道二組(要するに4本分)と、側板一組(ステレオの2本分)が取れる設計です。ステレオ二組には側板4枚が足らないので、僕が担当した方は桐の集成材を使いました。これは軽くて音も良いのですが、寸法がまちまちで同じ大きさのものを揃えるのは不可能。今回もLRで高さが微妙に違います。

 従って、組み立てるときには、短い方の側板に音道を接着する必要があります。長い方から使うと、側板の片方がすってんてんになります。ハンズで切ってもらった方は、こういう心配がないので楽ちんです。

 底板を最初に貼り、次にフロントと天板のブロックを貼り、最後に裏板と付随するブロックを貼ります。こうするとバッフルが面一になります。ハタガネやクランプで締める前に、コンクリ板を重石にして、ずれないか微調整します。ハタガネでいきなり占めるとずれたり、板が垂直にならないで傾きます。


完成 佇まいが美しい ホルホル
左下に見えるのが倒した黒いアンプ orz



同 アップ
もしかして、LRのバッフルを取り違えているのかも (^_^;)


 音ですが、マリア・エステルのギターを聴きましたが、スピーカーの存在を感じさせない自然さがあります。ただ、ロマンス(禁じられた遊びのテーマ曲)の一部で、普段は聞こえない音が聞こえたので、特定の周波数で共鳴が出ているのかもしれません。バックロードホーンは最低三ヶ月はエージングが必要なので、想定内といえば想定内ですけど。

 なお、華は細くて安定が悪いので、幅の広い台座を追加しようと思います。180mm幅くらいが良さそう。

    エフライム工房 平御幸
コメント (11)
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