明日から試聴会に向けての旅行が始まります。今年は余裕を見て一日前に行くことに。午前中には名古屋に着いているので、足を伸ばして参加者4人で伊勢参りすることになりました。それで、週末はダービーの予想を書いている隙がないので、少し早いですが掲載します。
今年のダービーはハイレベルですが、大一番で大きくモノを言うのは血統です。ミホノブルボンのように突然変異的に走った馬もいますが、基本的に大レースになればなるほど血が重要になります。そういう意味では、皐月賞馬ゴールドシップは母系が弱いですね。
血統的な魅力はワールドエースが一番ですが、高速馬場になりそうな今回に限ると、重厚なドイツ血脈の母系が少し心配。そこで浮上するのが日本レコード血統のトーセンホマレボシ。兄のトーセンジョーダンは、通信杯2着の後に故障してクラシック不出走でしたが、古馬になって昨年の天皇賞秋を驚異的なタイムで優勝。弟のホマレボシも前走の京都新聞杯で日本レコード。
レコード自体は馬場やペースなどの要因で出るもので、競馬の中では余り重要な要素ではないのですが、それでも馬場の硬い高速レースに対応できる馬は限られています。先週のオークスでは、一番人気のミッドサマーフェアがやはり故障していました。また、成長期の若駒は骨膜炎になりやすく、この症状が出ると痛いのではなくて脚が動かなくなるのです。僕も高校時代に経験済みです。
ホマレボシは名前に星がついていますが、ヨセフの義理の父であるポテペラは星(ポチ)がシンボル。昨年は金のヨセフでオルフェーヴルが勝ち、今年は義理の父の星が勝つか?試聴会に間に合ったガブリエルとスーパーガブリエルは、天使名のガブリエルはポテペラがモデル。僕が作っていないこと以外は嵌っているのですが…。
ホマレボシは血統的にもスピード対応ですが、この馬と100%同じ配合が、やはり天皇賞秋を制したカンパニーの弟ヒストリカル。クローンではありません。母親ブリリアントベリーがホマレボシの母エヴリウィスパーと全姉妹(父も母も同じ)なのです。先行力のあるホマレボシに対して追い込みのヒストリカルとタイプは違いますが、どちらも東京の高速馬場に向いています。
ペースが早くなりそうなので、折り合いに難のあるディープブリランテも巻き返す可能性アリ。良馬場ではグランデッツァも巻き返しそうですが、NHKマイルカップで2着に来たアルフレードも今の馬場なら距離が持ちそう。以上、ホマレボシとワールドエースが横並びで、以下にヒストリカルとゴールドシップ。グランデッツァとディープブリランテまでかな。
青葉賞勝ちのフェノーメノは、絶好の馬場にしてはタイムが不満です。いずれにしてもレースレコードが期待されるので、勝ちタイムは2分23秒フラットから24秒以内だと思います。京都新聞杯組は最近不振ですが、2000年のアグネスフライトは京都新聞杯からダービー馬に。ホマレボシが京都新聞杯距離延長後の初めてのダービー馬になるか。それとも昨年のトーセンラーの悪夢が蘇るか。二頭出しは人気薄を狙えの格言もあり、穴狙いには打って付けのダービーになりそうです。
エフライム工房 平御幸
今年のダービーはハイレベルですが、大一番で大きくモノを言うのは血統です。ミホノブルボンのように突然変異的に走った馬もいますが、基本的に大レースになればなるほど血が重要になります。そういう意味では、皐月賞馬ゴールドシップは母系が弱いですね。
血統的な魅力はワールドエースが一番ですが、高速馬場になりそうな今回に限ると、重厚なドイツ血脈の母系が少し心配。そこで浮上するのが日本レコード血統のトーセンホマレボシ。兄のトーセンジョーダンは、通信杯2着の後に故障してクラシック不出走でしたが、古馬になって昨年の天皇賞秋を驚異的なタイムで優勝。弟のホマレボシも前走の京都新聞杯で日本レコード。
レコード自体は馬場やペースなどの要因で出るもので、競馬の中では余り重要な要素ではないのですが、それでも馬場の硬い高速レースに対応できる馬は限られています。先週のオークスでは、一番人気のミッドサマーフェアがやはり故障していました。また、成長期の若駒は骨膜炎になりやすく、この症状が出ると痛いのではなくて脚が動かなくなるのです。僕も高校時代に経験済みです。
ホマレボシは名前に星がついていますが、ヨセフの義理の父であるポテペラは星(ポチ)がシンボル。昨年は金のヨセフでオルフェーヴルが勝ち、今年は義理の父の星が勝つか?試聴会に間に合ったガブリエルとスーパーガブリエルは、天使名のガブリエルはポテペラがモデル。僕が作っていないこと以外は嵌っているのですが…。
ホマレボシは血統的にもスピード対応ですが、この馬と100%同じ配合が、やはり天皇賞秋を制したカンパニーの弟ヒストリカル。クローンではありません。母親ブリリアントベリーがホマレボシの母エヴリウィスパーと全姉妹(父も母も同じ)なのです。先行力のあるホマレボシに対して追い込みのヒストリカルとタイプは違いますが、どちらも東京の高速馬場に向いています。
ペースが早くなりそうなので、折り合いに難のあるディープブリランテも巻き返す可能性アリ。良馬場ではグランデッツァも巻き返しそうですが、NHKマイルカップで2着に来たアルフレードも今の馬場なら距離が持ちそう。以上、ホマレボシとワールドエースが横並びで、以下にヒストリカルとゴールドシップ。グランデッツァとディープブリランテまでかな。
青葉賞勝ちのフェノーメノは、絶好の馬場にしてはタイムが不満です。いずれにしてもレースレコードが期待されるので、勝ちタイムは2分23秒フラットから24秒以内だと思います。京都新聞杯組は最近不振ですが、2000年のアグネスフライトは京都新聞杯からダービー馬に。ホマレボシが京都新聞杯距離延長後の初めてのダービー馬になるか。それとも昨年のトーセンラーの悪夢が蘇るか。二頭出しは人気薄を狙えの格言もあり、穴狙いには打って付けのダービーになりそうです。
エフライム工房 平御幸