平御幸(Miyuki.Taira)の鳥瞰図

古代史において夥しい新事実を公開する平御幸(Miyuki.Taira)が、独自の視点を日常に向けたものを書いています。

FMチューナーを買おう

2012-01-17 03:13:56 | Weblog
 昨年末のクリスマスで企画した、オーディオ難民を無くそうという試みが成功し、着々とクラシックに目覚める読者が増えています。しかし、CDを持っている読者は少なく、僕のコレクションはマニア向けも随分あり、いずれは良いアンプとCDプレーヤーを必要とするようになります。

 ということで、気軽に良い音楽ソースをゲットするために、今では忘れ去られているFMに注目したいと思います。FM放送は、高域限界が15KHzと、CDの20KHzやDVDの22KHzにはかないません。しかし、20KHzが聞こえる人は極一部であり、加齢と共に12KHz程度まで限界点が落ちてきます。また、音楽ソース自体にも、超高域は余り入っていないのです。

 地上波のテレビもFMと同じ規格でしたから、地上波の音に満足していた人は、FMで不満を覚えることはありません。それに、カセットデッキと組み合わせた昔のタイマー録音と違って、今はパソコンでタイマー録音が出来るのです→♪超録。パソコンのライン入力に接続するだけです。アンテナはテレビのアナログ地上波で大丈夫。もちろん、圧縮のないCD音質から、圧縮したMP3規格まで自由に選べます。

 パソコン側は「♪超録」というソフトで大丈夫ですが、問題は音源となるFMチューナーです。オーディオの衰退と共に、チューナーを生産するメーカーも少なくなりました。生産数の減少はコストに跳ね返り、質の低下を招きます。それで、往年の名機を安くゲットすれば、音質とコストが両立できます。

 チューナーはオーディオの中でもマイナーな存在でした。しかし、中には20万円を超える高級機もあり、そのような機種は生との差が殆ど無く、今でも高額で取引されています。ケンウッドは、そのような高級チューナーでは抜けた存在で、ローコスト機の低価格帯でも信頼感がありました。

 では、具体的に手に入りやすい推薦機種を書きます。割と新しいデジタル式が安心ですが、アナログ式のダイアルを持つ古いタイプでも同じです。アナログ式は時間と共にチューニングがずれてくるのが欠点ですが、照明の暖かさな雰囲気などはデジタルよりも優れています。アナログの推薦機種はあるのですが、安いのは手入れが必要なのと、良いものは高価なので書きません。

デジタルの推薦機種
PIONEER F-120およびモデルチェンジのF-120D
SONY ST-S222ESシリーズ、ST-S333ESシリーズ
テクニクス(松下)ST SA5
KENWOOD KT-V990

 古いチューナーは説明書が付いていないので、選曲のプリセットなど、自分で設定できる自信のない機械音痴はダイアル式のアナログが良いでしょう。クラシックは実質的にNHKだけなので、アナログで一局に固定しても不便はありません。パソコンのライン入力へは、ステレオ3.5ミリミニプラグ-ピンプラグ変換ケーブルで接続します。デスクトップ右下のスピーカーアイコンをダブルクリックし、ライン入力のレベルを設定します。

 パソコンとの接続や設定など、分からないことがあったら、gooなどの知恵袋や掲示板で尋ねてください。忙しいので個別の質問には答えられません。なお、FM放送は受信料がかかりませんから念のため。

      エフライム工房 平御幸
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする