浅田真央、日本生命のCM

　予定を変更して、真央ちゃんの新CMの印象を書きます。

　真央ちゃんにとってシンボルアスリートとして初の仕事だと思いますが、日本生命のCMに山田先生や幼い頃の映像と共に登場します。テレビ朝日で流れたのですが、第一印象はとても良いですね。また日本生命も悪いはずがありません。

　というのも、僕が中学時代に好きだった子はとても美人で、女優さんでいえば長内美那子さんをピュアにした感じでした。僕は友人の自殺を契機に不良連中からも変に愛され、卒業後のクラス会では悪友の一人がこの子の写真をくれたほどです。写真をくれたやつはもう死んじゃったみたいですが…。

　盛岡一高ではクラス会の一度きりしか会うことはなかったのですが、一高に一緒に入った同級生の女の子が、誰に頼まれたか、一高にもいい女がいるとメッセージをくれるほど、他の女の子は眼中になかったのです。でも、僕に興味を持つとは一高の女も馬鹿ばかりではなかったようです。さて、浪人して最初の夏、福島弁の友人に岩手を案内する機会があったのですが、中ノ橋の近くでこの子が前から歩いてきたのです。向こうも驚いたみたいですが、立ち話で日本生命に勤め始めたことを知りました。うっすらとお化粧をしていたので、とても綺麗になっていましたね。

　それで別れた後、一緒にいた好色な男がスケベ心丸出しで「今の子、同級生？電話番号聞きなよ」とフグシマ訛りで言うのです。まあ、それくらいの美人だったのですが、豚狼（狸豚？）に近付けるほど僕は愚かではありません。そして、芸大に入った最初の正月、阿吽の呼吸で彼女もクラス会に来ていました。僕はすっかり都会の毒に染まっていたのですが、周りが好奇な目で見るので二人だけで話が出来ませんでした。話すと東京に帰るのが嫌になるのが分かっていましたし、とても辛かった再会でしたね。

　という訳で、太陽と呼ばれた彼女が日本生命だったので、日本生命のCMが悪い訳がありません（牽強付会）。僕の行く所には神様が美人を調えて下さるのですが、この子はコージーのハーちゃんと甲乙付けがたい、言葉のいらない美人でした。話さなくては理解できないというのは、何かが足りない証拠なのです。と書いている間に、函館スプリントステークスではグランプリエンゼルが勝ったし、グランプリ東海出身の真央ちゃん達には縁起がよいですね。

　　　　　エフライム工房　平御幸