北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

支庁再編成3

2007年07月18日 | まちづくり
後志支庁存続 町民総決起集会が開かれました。



平成12年設立された「後志支庁存続倶知安町期成会」の主催です。
福島町長、商工会議所会頭による挨拶の後、町内会連合会の会長さんによる決意表明があり、参加者全員による存続コールが行われました。
何としても、後志支庁を存続させたいといった町民の思いがでておりました。
札幌一極集中ではなく、ニセコ・羊蹄観光エリアや泊原発を持つ後志の広域的な地域づくりは、札幌から活動をするのではなく、地元に根ざして行動しなくては、真の地域づくりはできません。
何時も本庁や国の方に目をやっているようでは日本の縮図のようで、自分たちが主張していることと相反することを北海道の地方でやっているように見えます。
今年、後志広域連合が立ち上がりましたが、これは、支庁の変わりにはなりえません。事務処理が主体で、地域を作る主権を発揮する組織ではないと思います。
北海道の広い台地と少ない人口に見合った小さくても主体的な支庁と小さな道庁であるべきと思いますが、どうでしょうか。

旭ヶ丘公園芝桜

2007年07月18日 | まちづくり
旭ヶ丘公園は、道内でも有数の芝桜の公園でした。
毎年春には、芝桜祭りが開かれ、町でも華やかなイベントの一つでした。
平成17年頃から雑草などの駆除が追いつかず、18年には芝桜祭りが中止になってしまい、芝桜の再生事業が始まりました。
1200㎡の土壌改良を行い、秋には町民のボランティア約120名で桜の苗を植えています。

今回、ライオンズクラブ・ロータリークラブ・青年会議所の有志が集まり、雑草取りを行いました。約60人のボランティアです。







町では、5年計画で1万㎡の芝桜の再生計画を建てており、3月議会で19年度の予算470万円が可決されています。
ところが、議会では、18年の桜の再生は、試験的なもので470万円の予算執行に賛同したのですが、後4年、+3260万円の予算が掛かるのは想定外のことであり、予算執行を待ってもらい、経済建設常任委員会で調査検討を行っているところであります。
芝桜に4000万円も掛けるなら、他の事業に回した方がいい、といった意見や今までのように公園に芝桜を再生しようといった意見もあります。
今回のように一部の町民がボランティアで自主的に活動を起こしました。農業高校でも、芝桜の苗作りを手伝っているようです。
役場だけの事業ではなく、町民も一緒に協働して行う事例を目にすると、お金だけで判断するのではなく、まちを思う気持ちを大切にしたいとも思います。
来週には、滝上に調査視察を行います。また、8月には広く町民の意見を聞く場も予定しています。
そんなことで、8月中には芝桜の再生計画の方向性を決めなくてはなりません。







新任議員研修会

2007年07月17日 | まちづくり
町村議会新任議員研修会が札幌で行われました。



全道の81の町村から181名の議員さんが集まりました。
我が町からは3名が参加しています。
内容は、議会用語についてがメインで、
・一事不再議の原則
・討論一人一回・交互の原則
・可とするかと諮る原則
などなど、議会運営での基本について説明してくれましたが、
もっと早く、定例会が始まる前でもやってくれると
もっと意味があったと思います。
その中で、地方議会の課題として、
議会に対する町民からの批判がある。もっと、開かれた議会活動を行ってほしいとエールを送られました。
尤もな事で、町民の方々にもっと分ってもらえるようにしていきたいと思います。
このブログや会報などを通して発信していこうと思っています。
乞うご期待・・。

気になるのが、市会議員と町村議員では、ちょっと違いがあるようです。
余り重要ではないけれど、その辺も調べてみたいと思います。

新潟中越沖地震

2007年07月16日 | 雑感
16日午前10時過ぎに新潟中越沖で地震が発生しました。
震度6強だそうで、大きな揺れだったようです。
300棟余りが全壊だそうです。
2004年に地震があったばかりで、まだ、落ち着いていないところもあるかと思います。
被災にあわれた方々にお見舞い申し上げます。

新潟県より新潟県建築士会の被災建築物応急度判定士に出動の要請がきているそうです。
16日は行政の判定士が対応していたそうですが、明日からは民間の判定士が動くようです。
余震も続いているようなので、十分注意をしていただきたいと思います。

greenseed21

2007年07月13日 | まちづくり
6月に参加させてもらったGreenseed21(http://homepage2.nifty.com/greenseed21/)の研修会がありました。
国立全北大學法学部の鄭教授による「韓国と日本の地方自治」の講演です。



韓国に行ったことがないので、自治の仕組みを実感として捉えることが難しかったです。
ただ、現在言われているのは「地方分権」ではなく「地方主権」が求められているということには、大変共感いたしました。
基本は住民主権であります。
また、鄭語録

出会いは、歴史の始まり。
別れは、再会の約束。
再会は、再快。

素晴らしい、人生訓に出会えました。

パークゴルフ大会

2007年07月11日 | 雑感
後志管内町村議会議員パークゴルフ大会が開催されました。
13回目の開催で、黒松内町が開催地となり、管内の15の町村から133名の参加がありました。



年に一度の町村議員の交流の場だそうです。
選手は、皆、議会議員ということです。壮観です。
因みに、8月には研修会も行われる予定だそうです。



競技は、団体戦と個人戦で、4っのコースで競われました。
皆さん、熱心に練習をしていたようですが、私はブッツケ本番です。
今年は、町内会で1回やった程度なので、参加することを目的としていました。
結果、団体優勝は仁木町でトータル612(パー660、チームの上位5人の合計)。個人優勝は、地元黒松内町の議員で106(パー132)でした。
我が町は、団体13位。何とかブービー賞を戴いた方がいました。
競技終了後、黒松内温泉で疲れを取り、黒松内牛の焼肉や黒松内産ワインや日本酒を戴きながら交流を図りました。
競技の最中に各町の町長が応援に駆けつけたり、交流会に支庁長が来賓で来られたりと盛大な交流会です。
たまにリラックスした中でのリクリエーションや交流もあってもよいのかなとも思えるけど、事務局員を添乗員に1日を費やすのはいかがなものかと思うのだけれど。
主管の町では、多くの人手を掛けているようだし、町のPRだとしても大掛かり過ぎるような気がする。
ちょっと再考の余地があるのではないか・・・。


納豆の日

2007年07月10日 | 雑感
7月10日は、納豆の日。
納豆を作っている身体障害者通所授産施設「羊蹄セルプ」と福祉ホーム「羊蹄」の開設10周年記念式典・祝賀会がニセコ東山プリンスホテルで行なわれました。



羊蹄セルプで作っている納豆は、古くから作っていた藤田納豆店の「くっちゃん納豆」を受け継いでいるそうです。
評判が良くて、野口観光グループで出している納豆は、羊蹄セルプ製だそうです。
家の父も羊蹄セルプの納豆しか食べません。
倶知安町の名産品になっています。
これからも、美味しい納豆を作り続けてほしいものです。

因みに、「真夏の東京銀座雪ダルマ」のイベントに参加しており、8月26日には銀座数寄屋橋公園で無料配布が行われる予定です。

支庁再編成2

2007年07月09日 | まちづくり
道庁に後志支庁存続の陳情に行ってきました。
6月の定例議会で後志支庁存続に向けた特別委員会の立上げができなかったため、議会一体としての活動ができなくなったので、我が会派だけでも何か行動ができないかと模索していましたが、新政会会長のすずき議員の人脈により道庁や道議会に陳情することができました。



陳情には、町長、町議会議長、商工会議所会頭、新政会のメンバー3人、総務課長の計7名が来札しました。また、議会への対応には、管内選出の自民党のM田議員とN村議員が積極的に動いてくれて議長、自民党会長代行、自民党政務調査会長に陳情することができました。道庁では、企画振興部長や地域主権局長に陳情することができました。
道議会の話では、支庁再編成と道の新長期計画と分けて議論していくので、支庁再編成は9月の定例会での提案でなくてよく、じっくりと時間を掛け議論を行って結論を出していくので、仕切り直しとなるとの見解でした。
しかし、道庁サイドでは、6月の議会で知事が9月に案を提示すると答弁しているので、その方向で案を出すための準備を行っているとの話で議会と道庁との認識の違いが感じられました。
ただ、共通しているのは、行政改革の一環として再編成が位置づけられており、ただ単に残すための存続ではなく、将来の後志のありようのために存続が必要でなければならないといったことであります。
当然のことで、今まであったから存続させるのではなく、後志に不可欠な存在であることを主張していかなければなりません。

今後、早急に全町的な存続運動をおこなって行くことになります。さらに、後志の他町村との連携も必要となります。
兎に角、ドンドン行動していかないと、手遅れになってしまいます。

さっぽろ倶知安会

2007年07月07日 | まちづくり
札幌や近郊に在住の方で組織されている「さっぽろ倶知安会」の定期総会が開催され、同時に倶知安町民との合同親睦交流会が札幌のKKRホテルで行われました。
私も初めて参加いたしました。



今日は、織姫と彦星が会う七夕。北海道では、8月の7日ですが、倶知安に住んでいた方々と現在在住しているの方との年1回の交流です。もう、20回以上行われているそうで、さっぽろ倶知安会の会員さんは170名ほどだそうです。ただ、年々会員が減少されている事と高齢化が進んでいるのが問題でまだまだ札幌に在住しているくっちゃんの応援団を募集しているそうです。今日の参加は44名ほどです。
倶知安町からは福島町長はじめ町の特別功労者の方々と役場の担当課の職員など29名の方々が参加されました。議会からは、荒野副議長と新政会の3人が参加しました。



福島町長の同級生の方々も多く参加されており、倶知安を懐かしみ、昔話に花が咲いておりました。ふるさとをキーワードに友好を深め、ふるさとを大事に思い、応援をしてくれていることはありがたいことです。8月のじゃが祭りにも遊びに来たいという方が大勢おりました。
また、伊藤前町長さんが偶然にも今日の会に飛び入りで参加されたのもふるさと倶知安が引き寄せたのでしょうか。
倶知安を大切に思っている方がドンドン増えてくれるといいのですが・・。

まちづくり懇談会

2007年07月06日 | まちづくり
「まちづくり懇談会」開催の案内が来ました。
来週の12日から8月の30日までで計12回開催されます。
役場から町長、副町長、教育長、総務課長や企画振興課職員が出席して、町民の皆さんとこれからの町政について語り合い、今後のまちづくりを共に進めていこうという主旨です。
とても良いことだと思います。
役場の職員や町民双方が直接いろんな話をすることができます。
いろんな事をどんどん話してほしいと思います。
ただ、批判やお願いばかりではなく、共にどうしようかと言った話し合いになるといいと思います。
町が抱えている課題として
・支庁再編成の問題
・ひらふスキー場地区の現状
・北海道新幹線の現状
・後志広域連合について
・第5次総合計画の策定状況
などが挙げられています。
特に支庁の再編成問題は、9月に北海道の方針が決まってしまうので、町民の声を後志支庁や北海道に伝える良い機会なので、是非、思っていることを伝えてほしいと思います。
開催は、平日の18時半から20時までです。
これから町内会単位で案内がまわると思いますが、隣近所に声を掛け合って皆で参加してください。