北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

地域主権セミナー

2008年01月24日 | まちづくり
後志支庁で「地域主権セミナー」が開催され、後志管内の市町村長や議会議員の方々128名が出席しました。



 同時刻に別部屋で「新・北海道総合計画」の地域説明会が開催されたのですが、バッティングしてしまったので、こちらの方に参加しました。両方とも後志支庁長名で案内が来ていたので、時間をずらすなどの配慮がほしかったですね。
 講師には、道庁の川城地域主権局長さんと町村合併した元大滝村村長さんのお二人でした。内容は、地域主権型社会の実現に向けてということでしたが、町村合併をしてこれからのまちづくりをしてくださいということのようです。
参加者の反応は、いまいちという感じで、危機感がないようです。
今回の合併新法の期限がH22年3月なので、もう目の前です。
一説には、合併をしない小規模町村は、特例町村となり、役場の事務が制限されたり、議会や教育委員会が廃止され、周辺の大きな町や北海道の力を借りるといった構想もあるそうです。要は、自立したいといっても地方交付税などの財源が制約されるのでできないといったほうがいいのかもしれません。
この羊蹄山麓も再度仕切りなおしで検討すべきと思いますが、どうでしょうか?
何時までも地域エゴでは、将来を語れなくなってきています。

除雪ボランティア

2008年01月22日 | まちづくり
除雪ボランティアで役場福祉課のS課長、H主幹はじめ男性職員の皆さんに感謝!感謝!です。





町内会の独居高齢者(女性)世帯のHさん宅なんですが、屋根の雪が大変なことになっていました。
年明けから降り出した雪が積雪140cmを超え、町中で屋根の雪下しが始まっていますが、Hさん宅は見通しがたっていないようでした。担当の民生委員の方が役場や支庁と相談をしているようでしたが、予算が少ないので今雪下ろしをしてしまうとこの先もう一度は無理なのでもう少し様子を見ようとなっていたようでした。
でも、様子を見すぎて取り返しのつかないことになっても大変なので、役場の福祉課に相談に行ってきました。
町には「除雪ヘルパー制度」があるのですが、玄関先の除雪だけで屋根の雪下ろしはできないとのことでした。もし屋根から落ちて事故でも起きたら大変だというのが理由のようです。でも、このままじゃどうにもならないので、担当のS課長やH主幹と協議の結果、福祉課と町内会と合同のボランティアで雪下ろしをすることになりました。





朝一番でS課長やH主幹はじめ福祉課の数少ない男性職員の皆さんが雪下ろしをしてくれました。本来であれば町内会だけで対応できるといいのですが、町内会も高齢化が進んでおり、役場の皆さんの力が頼りになります。
町内には、Hさんのような方がまだいると思います。今回のようなボランティアも何度もとは行かないと思うので、何か仕組みを作らなければと思います。





倶知安の冬はまだまだこれからです。
雪の事故が起きないことを祈っております。

洞爺湖サミット決起大会

2008年01月21日 | まちづくり
羊蹄山麓地域安全協力会決起大会が開催されました。



後志の37団体7,375人が参加する羊蹄山麓地域安全協力会が組織され、「北の大地に 世界の視線 みんなの力でサミットを成功させよう」をスローガンに今回の決起大会の開催となったようです。
来賓に北海道警察本部長、後志選出の道議会議員の先生や山麓の町村長さんが臨席した中で役員の選出や会則の審議が行われました。
総会といった意味合いもあったのでしょうが、関係団体の長だけの代議員会で決めてもよさそうな気がしました。
活動計画には、広報啓発・環境整備・パトロール・部隊支援活動があり、「花いっぱい運動」の支援活動や公園・キャンプ場のパトロールや炊き出しや温泉入浴の提供なんかもあるようです。
サミットを成功させるためには、いろんなことをしないといけないようです。
地元の下支えが求められているようですが、地域で環境についてのセミナーや活動をすることの方が大切なような気がするのですが、どうでしょうか・・・?

はたちの集い

2008年01月13日 | まちづくり
成人式に参列してきました。



町の教育委員会が主催している成人記念式典「はたちのつどい」です。
139名の新成人の誕生です。
艶やかな着物で着飾った女の子やカラフルな羽織り袴の男の子など知合いの子も混じっていますが、どの子も同じ顔に見えてしまいます。
数年前まで大暴れする新成人が話題になっていましたが、わが町では、元気の良い野次は飛んでいましたが、きちんと挨拶を聞いたりしており、立派な成人たちでした。
激励の「羊蹄太鼓」の演奏の後、思い出のアルバムということで、小学校や中学校のころの映像が場内に放映されるとワアワアキャアキャアでしたが、ついこの間まで子どもだったんだね。



小学校や中学校の恩師からのお祝いのメッセージをどの様に受け止めてくれたのでしょうか。
「はたちの誓い」を述べてくれた代表は、大学を卒業したら親の後を継ぎ、農業に従事し、安全で安心のできる農作物を作りたいと誓ってくれました。

彼ら彼女らに大いに期待したいと思います。

謹賀新年

2008年01月04日 | まちづくり
2008年が明けました。
新年明けましておめでとうございます。

昨年は、個人的には準備不足の中、事務所を開設したり、町議会に参加したりと新たな出発の年でした。今年は、足固めをしなければと思っています。

午前中に、町主催の新年交礼会が行われ、町内の政治・経済・行政など各界から多数の参加者で平成20年のスタートがきられました。



冒頭、町の功労賞を受賞された方々への授賞式が行われ、福島町長の年頭のご挨拶がありました。今年は、洞爺湖サミットでのわが町をPRするチャンスの年でもあり、北海道新幹線の札幌延伸や支庁再編など地域の転換期でもあるので町民共々力を合わせて頑張って行きたいとの決意が語られました。

マツダヨーロッパが「ニセコ」と愛称をつけたスポーツカーを販売するといった明るいニュースが新年早々伝えられ、今年こそ良い年にしていきたいものです。