北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

建築士の日 記念支部PG大会

2011年07月10日 | 建築士会
 7月1日は「建築士の日」

 支部交流PG(パークゴルフ)大会が蘭越町で開催されました。
支部としては、数年ぶりのPG大会でしょうか。
この度、士会員で新社長になられた長澤建設のN会員の就任祝いと初ベビーが誕生したD会員のお祝いも兼ねて、賛助会員さんも含めて交流と懇親です。

 



 皆さん日頃仕事に追われ、耐力増進にはいまいちの建築士。
懇親会では北海道の定番のジンギスカンと東日本大震災支援の東北のお酒も持ち込まれました。




全国大会その2 

2008年10月26日 | 建築士会
全国大会での自主研修です。



 「阿波十郎兵衛屋敷」で阿波の人形浄瑠璃の上演を見ました。初めての体験です。伝統芸能はすごいです。
 阿波は、文楽と違って屋外での公演がメインなので、人形も大きく、光沢があるそうです。屋敷のすぐ近くの「阿波木偶人形会館」で、人形づくりの解説を一通り聞いてから浄瑠璃を観たので、余計に感心したのかもしれません。ヒノキの丸太を削ってつくり、目、口、眉など様々な細工(からくり)が施されて、一体の人形ができるまで相当な時間が掛かるようです。



 徳島はなんと言っても阿波おどりです。昨日の大会でも「のんき連」の踊りを見せてもらいましたが、芸術といってもいいのでしょうが、生活の一部になっているのでしょうね。
踊る阿呆に、観る阿呆、同じ阿呆なら踊らなそんそん。というように、同じ建築士なら建築士会員にならなきゃと言っているようです。



眉山から見た徳島市内。

全国大会その1

2008年10月25日 | 建築士会
第51回建築士会全国大会(とくしま大会)が始まりました。



「阿波の地で連(REN)に学ぶ」-市民と建築士が協働する もの・まち・くらしづくり-をテーマに徳島市のアスティとくしまをメイン会場に開催です。また、サテライト会場を街中の東新町・水際公園として建築士会だけではなくまちづくり団体や高校生・NPO・商工会議所などいろんな団体もそれぞれのイベントを同時に開催するコラボレーションな大会です。
徳島の阿波おどりでは、踊りのグループを「○○連」と呼んで地域や社会の連帯の証として古くからある文化ですが、その連の意味する地域との連帯を模索している建築士会のあり方を表現した大会であります。
 全国から3500人の建築士会員が集まり、昨年全国大会を開催した北海道からも100名を越す会員が参加しました。



 交流プラザと名前を変えた屋台村は、「ものづくり」「まちづくり」「くらしづくり」の三つのテーマに分かれて全国の単位会がそれぞれのブースで活動紹介です。北海道は、くらしづくりに青年委員会から士別支部が代表となって6月に行った青年建築士の集いの活動を紹介しました。
 また、プラザステージの「地域貢献を担う青年建築士の活動報告会」にも士別支部の高橋青年部長がパネラーとしてパネルディスカッションに参加して活動の説明や問題点を報告しました。地域との連帯や継続が課題です。

 昨年の北海道大会は、お金を掛けずにコンパクトな大会運営を目指していましたが、今年の徳島は、一転してお金掛かっているなと思わせる大会でした。大会誌やディスプレイなどどれも凝ったつくりになっています。
四国88ヶ所霊場の舞台となる徳島には、お遍路さんにほどこしをするといった「おせったい」の気風が古くからあり、おもてなしのこころの現われだとの話です。



 今年の懇親会も昨年の北海道と同様に野外での開催でしたが、新町川水際公園という街中の川縁を貸切にして、川の両岸に分かれて行われました。参加者が1300名でスタッフは大変だったと思いますが、面白い趣向でした。
川の中のステージでは、地元のビッグバンド「サニーサイド」のジャズ演奏です。倶知安のJAZZフェスにも出演したことがあるそうです。紹介の中で突然わが町の名前が出たので、ビックリです。また、倶知安JAZZフェスが有名なのもビックリでした。



 来年の52回大会は、山形県での開催(2009.10.16)です。
阿波おどりから花笠おどりへバトンタッチです。

PS:今晩も締めは徳島ラーメン。「阿波屋」です。


卯建(うだつ)

2008年10月24日 | 建築士会
 建築士会の全国大会で徳島に来ました。
 本大会は明日の25日ですが、当日では間に合わないので、前乗りです。
昨年の全国大会を北海道の帯広で開催した経緯もあり、全国から大勢の建築士の皆さんに来て頂いたので北海道建築士会の須藤会長の思いもあり、前年のお礼ということで北海道から100名を超える会員が参加します。
 今日はまだ大会がはじまっていないので、自主研修です。
徳島の脇町にお邪魔しました。



この町は「卯建(うだつ)」で有名な町です。
昭和63年12月に重要伝統的建築物群保存地区に指定され10年間で88件の内44件が改修されたそうです。
通り全体がうだつのある建物が連なっているのですばらしいの一言です。
通りの人も自慢げ(誇りに思っている)ようです。





うだつの華麗さで栄華を誇ったそうで、最大の豪邸「吉田家」は、2億5千万円を掛けて修復したそうです。
町並みの外れにある「オデオン座」は西田敏行主演の「虹をつかむ男」で復活し、今も映画や演劇のほか文楽や浄瑠璃何かで盛り上がっているそうです。これが人知れずの文化ですね。うらやましい・・。



PS.番外編のおいしいものです。

・ひさびさの香川讃岐うどん。



高速の休憩所の「あなぶき家」のセルフうどん。





「徳島ラーメン」旭川ラーメンの感じで美味しかったです。最初、しょっぱいと思ったんだけど途中からそんな味覚も薄れ、結構美味しかった。

明日から全国大会。いろんな事を感じればと思います。

H20 青年サミット

2008年10月03日 | 建築士会
第33回社)北海道建築士会全道大会(苫小牧大会)が始まりました。
大会に先駆けて、青年サミットの開催です。



 青年サミットは、広い面積の北海道の稚内や根室、函館など遠くからも大会目指してやってくるので、当日じゃ間に合わないので前日に集まります。それじゃ、みんなで集まりましょう!ということから、青年建築士が集まり始めたのがきっかけで、今では恒例行事となり、開催支部の青年部が企画運営を行い、本大会に向けた前哨戦として様々な企画を用意してくれています。

 今年は、洞爺湖サミットが開催された年でもあるので、本大会における青年の企画も地球環境に対する取り組みがテーマになっているので、苫小牧のリサイクルプラザに集まり、リサイクルの現場に赴き、エコについて、聞いて・見て・やって・考えて・話してと生活に密着したエコ活動の一日でした。

その中で、牛乳パックを使った「紙すき」体験は、小学3年生を対象とした学習を建築士が体験させてもらいました。





牛乳パック1枚(30g)ではがき1枚(4.5g)ができます。また、牛乳パック30枚でトイレットペーパーが5個できるそうです。
準備作業は、センターさんで行ってくれましたが、こんなに簡単に紙ができてしまう、のがとっても不思議で、みんなでできるかもと思ったりもしました。
話を聞くと、苫小牧で集められた牛乳パックがわが町の道栄紙業に送られてトイレットペーパーを作っている話を聞いてビックリ。王子製紙のお膝元の町でトイレットペーパーを作らずに、わが町に送っているということもはじめて知りました。

 「紙すき」体験の後、テーブルに分かれてディスカッションです。自分で行っているエコ活動。これからやろうエコ活動をテーマにみんなで議論です。
いち市民(地球人)として、環境にやさしいことをやっているのか。また、やっていくのか。
今年の洞爺湖サミットの後、環境に気を使った暮らし方を始めたり関心を持った人たちが5人に1人の割合で増えたそうです。世の中の仕組みは複雑ですが、一人一人が環境に目を向け、行動を起こすことから始まります。京都議定書も同じです。私たち一人一人の行動が始まりだと思うのです。



そんな議論が全道各地から集まった建築士たちで話し合われました。
また、この席に全国のリーダーである日本建築士会連合会の木村委員長が駆けつけてくれたことも全道の会員にとっても励みになったと思います。



会議終了後、会場を「オートリゾート苫小牧アルテン」に移動し、アルコールも飲みながら、道士会の会長、苫小牧支部長も駆けつけて懇親を深めました。

明日は、全道大会の本番です。
苫小牧でいろんなことが議論され発信されます。