北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

第4回定例議会

2007年12月10日 | まちづくり
第4回定例議会が開会しました。



今回は決算の審議(但し、平成18年度なんです)でもあり、新総合計画基本構想の策定の議会でもあります。国会と違って年中延長して議会をやっていないので、結構重要な定例会です。
決算も総合計画もそれぞれ特別委員会が設置され、その委員会に付託されましたので、委員会でじっくり審議されることになります。
決算特別委員会は明日から2日間集中して委員会が行われます。私も8人の委員に選ばれたので、しんどい2日間になると思います。ただ、昨年のことは議員になっていないのでよく分らないのが、本音です。大多数の町民は町報に書かれていてもよく分らずにいると思います。これを知らしめるのが議員の仕事だと思います。今後の課題ではなく、真摯にやっていきたいと思っています。

各委員会も頻繁に開催されています。
経済建設常任委員会には、ヒラフ山田地区の準都市地域指定前の説明がありました。建ぺい率や容積率の制限のほかに最低敷地面積の制限や高さ制限の規定があります。また、建物の形態や色彩なども盛り込まれています。
今、外国人投資家による建設ラッシュが盛んですが、少しは秩序だった開発の指標になるかもしれませんが、町としての観光リゾート戦略を建てないと単なる建物の規制だけで、良質のリゾート地を目指した指針にはならないと思っています。ここが重要な境目だと思っています。

一足早いクリスマス会

2007年12月09日 | まちづくり
町内会で一足早いクリスマス会を開催しました。



年末恒例のクリスマス会で今年で21回目となります。
町内会の子どもからその親、そして遠い昔子どもだったお年寄りなど総勢54名の参加でした。
お昼は、前日婦人部で作った手作りのウドン。そして、朝から臼と杵でついたお餅を使った雑煮。さすがに手作りはいろんな意味で美味しいです。来賓の町長も楽しみにして来てくれています。



町内会長の挨拶や町長の祝辞の後は、サンタさんのプレゼント。マジックサークルによるマジックショー。最年少の高校3年生の彼は、来年高校を卒業後、東京に出てマジックの修行をするそうです。毎年、腕を上げ、今年は、開封前のペットボトルの中にマークキングしたトランプを入れるというスゴ業を披露してくれました。きっと、TVで活躍してくれるでしょう!



乞うご期待です。


陳情の現地調査

2007年12月07日 | まちづくり
来週から定例議会が開催されます。
そこで、経済建設委員会に付託になっている陳情の現地調査を行いました。



一つ目の陳情は、町内の道路の除雪で役場が除雪する道路と住民が除雪する道路があり、その不公平をなくして欲しいというものです。
町道は役場が除雪管理を行いますが私道など町道以外は対象外で、住民が行っている除雪費の補助を行っています。今回は、町の所有している土地にある道路ですが町道の認定が取れていないので、役場で除雪ができないと言われているようです。道路幅が狭いのが町道認定を取れない原因のようです。
まず、自己敷地を道路に拠出して町道にし、除雪管理をしてもらうのが一番のようです。



二つ目は、ニセコヒラフスキー場の山田地区に大規模開発計画があり、地区で決めた景観形成基準を遵守するように指導して欲しいというものです。
写真の右の照明灯から右の方に高さ44m、幅135mのコンドホテルを建設するという計画のようです。開発プランを見ていないので真偽は分りません。
開発場所が景観形成地区に隣接しているが地区からは外れているので、景観要綱が及ばないのです。地区外ですから指導する根拠がない、さらに、民間事業者の事業活動が法に触れない範囲では指導する権限もないので、不採択になってしまいます。
しかしながら、地域の人たちの景観を守っていきたいとの趣旨は十分に理解できます。そこで何とか、地区が景観に配慮したリゾート地となるように検討していかなければと思っています。

国立新美術館

2007年12月02日 | 楽しみ
 黒川紀章氏の遺作となってしまった「国立新美術館」に行ってきました。



ボリュームのある美術館でありましたが、土曜日であった所為もあるのか、凄い人でした。展示場は勿論、レストランも行列ができていました。
展示は「日展」とヨハネス・フェルメールをメインにした「牛乳を注ぐ女とオランダ風俗画展」が行われており、フェルメールの方に入りましたが、人で人でゆっくり見るとはいきませんでしたが、「牛乳を注ぐ女」のところは何度か往復して観てきました。



作品を収蔵しない新しいタイプの美術館で10を超える展覧会が同時に開催できるそうです。兎に角スケール感が大きい。
落ち着いて芸術に浸るといった気持ちにはなれませんでした。



国立新美術館の直ぐ近くの東京ミッドタウンの中にある「サントリー美術館」にも足を伸ばしてみました。
「鳥獣戯画がやってきた!」という展覧会でしたが、30分も並んじゃいました。
都会の人は、美術館によく行くのでしょうか。わが町もこの何分の1でもいいから多くの人が観に来てくれるといいのですが・・・。

東京陳情

2007年12月01日 | まちづくり
11月30日から12月2日に掛けて防衛省などの中央陳情に参加しました。



 平成20年に第11師団が旅団に改編され、倶知安駐屯地にいる第11対戦車隊や第28普通化連隊第4中隊が廃止になり北部方面対舟艇対戦車隊として改編され人員が削減になる予定になっています。流れは変えられないけれど人員削減を少しでも少なくして欲しいという陳情です。
町には、多くの自衛隊OBの方々も暮らしており、自衛隊と関係の深い町と言えます。また、北方の脅威は減ったとはいえ、近くには原子力発電所もあり、重要な地区でもあります。
 前日(29日)に東京地検特捜部による防衛省の家宅捜索があったばかりなのでどうなることかと思っていましたが、普段通りのようで(?)無事陳情することができました。

 翌日には、倶知安駐屯地に勤務したことのある自衛隊OBや現役の方で作っている「在京倶知安会」の集まりに参加し、交流を深めてきました。



毎年、開催されているそうで、陳情もこの会にあわせて行っているとのことでした。皆さん、倶知安にいた頃を懐かしく思い、第二の故郷と思っていてくれて、時期は違っても共通の話題で盛り上がっておりました。