北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

ブルーベリー

2007年06月30日 | 暮らし
今月の上旬に、昨年庭に植え替えたブルーベリーに花が咲きました。



昨年は全然だったのですが、冬の間、雪囲いをして守ってやった所為でしょうか、春から葉も青々として元気よさそうでした。
種類は良く覚えていないのですが、最近になって実を付けたように思えます。



この分だと、食べれるようになってくれるのだろうか。
少しでもそれらしくなるとうれしいのですが・・・。



まちの駅 その1

2007年06月29日 | まちづくり
駅前通りに「まちの駅」を建設中です。
建設といっても、空き店舗を借りてのリフォームの最中で、7月19日のOPENを目指しています。
平成11年に「中心市街地商業集積研究協議会」が設立され、中心商店街の発展を目指して「まちの駅」の設置などを盛り込んだTMO構想が提案され、中心市街地の活性化に向け町でも「中心市街地活性化基本計画」が策定されました。
ところが、平成18年に「まちづくり3法」が改正され、実現に向けたハードルが高くなり、「まちの駅」も頓挫しそうになりました。
しかし、新たな助成事業(魅力ある商店街づくり助成事業)が見つかり、申請したところ、今年の4月に助成を受けることになり、現在、準備中といった具合です。
「まちの駅」では、地域の人達や観光で訪れた方々への地域情報の発信や人の出会いや交流するためのコミュニティースペースの提供や商店街の振興を促進する核施設としての機能を持っています。
実際には、商店連合会の事務所が主体となって、じゃがたシール事業や商店街の情報発信、特産品の展示販売、休憩スペース、インターネットスポットや街頭放送の基地局、公衆トイレの設置、チャレンジショップやギャラリースペースもあり、いろいろなメニューが用意されており、いろんな人が活動できる場でもあります。
また、観光協会の事務所も移転してくる予定になっています。
これで、駅前通りに活気が出るんではないかと期待しているところです。

この「まちの駅」の愛称の募集も行われており、来週には、選考される予定だそうです。
町の一部からは、「道の駅」と勘違いをして、「町の中に道の駅を作ったて、駐車場が無いんでしょ。」といった声もあるようです。
要は、町の中を歩いてもらい、賑わってほしいということです。
批判だけではなく、折角の施設、大いに利用してほしいものです。
わが町なのですから・・・。


         (「まちの駅」着手前の写真)



勉強会

2007年06月28日 | まちづくり
我が会派「新政会」の勉強会が行なわれました。
ゲストは、ヒラフスキー場の方々です。
テーマは「ニセコエリアの観光」で、現在、準備活動が行われている「ニセコ倶知安リゾート協議会」についてのレクチャーを受けました。
昨年の後半から動きがあり、今年の8月の設立を目指して準備を進めているところです。倶知安町も設立基礎基金に支援をすることになっています。
ニセコ町と倶知安町の関係団体が一つになり、ニセコアンヌプリエリアを町村の垣根を取り払って、国内外のお客様に親しんでもらえる観光リゾートとして発展させて行くことを目的としています。
参加者は、スキー場事業者、ホテル事業者、コンドミニアム事業者、アウトドアガイド事業者、ランドサービス事業者、不動産仲介事業者などや賛同する法人、個人を考えており、会費と国の補助金と事業収入で運営していくそうです。
事業内容は、観光プロモーションやコーディネーション活動や特産品の企画販売などが主な活動でニセコブランドの創出や発信が当面のテーマのようです。
これまでのスキー場やホテル単体の宣伝活動ではなく、ニセコアンヌプリや町の他産業や日本人・外国人が全体として共に繁栄するような活動を目指してます。
倶知安町の観光協会も、会長さんが交代になり、また、事務局も役場から出て自立した活動を目指しているところなので、ニセコエリアが真の観光リゾート地を目指して動き出したような気がします。
大いに期待したいです。

マンション

2007年06月26日 | すまい
今日は札幌です。
17年前にニセコに別荘を建てられたMさんのマンション買い替えの立会いです。Mさんからの電話では、バルコニーに3mmの亀裂があり心配で見てほしいと伺っていた物件である。
築11年のマンションであるが、オーナーさんが東京の方で余り使っていないので状態は良い方である、といった情報を得ていました。
ネットで調べてみると販売の情報が載っておりました。
何社かで同一物件を担当しているようです。
不動産には詳しくないので良くわからないが、こういうシステムが一般的なのか。
Mさんには、不動産屋さんに建物の建築確認申請書と最近耐震診断を行ったかの確認をお願いして、今日の現場確認となりました。
建物は、タイル張りで汚れも見えないけど、RCの避難階段のところどころにクラックが見受けられる。バルコニーの亀裂が心配になる。
中に入ってみると、クロス張りの内壁の入り隅に亀裂が若干見受けられるけど、なかなか状態の良い物件である。
問題のバルコニーに出てみるが、3mmもの亀裂は見えない。
Mさんが指摘したのは、室内でバルコニーに面する大きな窓の中間の鴨居部分のクロスの亀裂を指差した。
下地は石膏ボードで、丁度ジョイント部分である。外部のその部分には亀裂が無いので、石膏ボードの亀裂だと判断できる。幅も0.8mm程度と大きいけれど3mmはオーバーすぎる。
Mさんは私の説明に、すっかり安心したようである。
ただ、残念なことに、管理会社の担当者が不在で、建築確認申請書と耐震診断についての確認ができなかった。
そこで、Mさんに不動産屋さんに建築確認申請書と耐震診断の報告書を必ず見せてもらうように念を押してお願いをした。
ここのところのマンションの耐震偽装事件があってから、構造的なことに関する心配が多く見られる。
デベロッパーや建設会社の名前だけでは安心ができない風潮になってしまっているようだ。
信頼という言葉はどこに行ってしまったのだろうか。

ゴルフ

2007年06月25日 | 楽しみ
近年、ゴルフは年3~4回程度しか行っていない。
しかも、全然練習というものをやっていない、
素振りも打放しもしていない。
ゴルフは、TVや新聞を見るぐらいである。
因みに、札幌出身の女子プロ、中田美枝プロを応援している。
ここんとこ調子を落としているようだけれど、道産子頑張れ!
で、今日は、数少ないゴルフの機会である「共栄コンペ」の日。
会場は、ニセコ東急ゴルフコース。羊蹄山をバックにスイングできる。
相変わらず、練習無しのぶっつけ本番である。
一緒に回ってくれる方には、大変申し訳なく思います。
今回のメンバーは、同級生のS木氏とY沢氏、そしてラーメン屋の大将。
やっぱり、出足は鈍く、中盤にやっとゴルフらしくなってくる。
ドライバーも真直ぐに、ショートホールもワンオンしたりと気持ちが良くなってくる。
調子に乗ると落とし穴が待っている。
林に紛れ込んでしまい、前は木だらけ。少し間引きすればいいのに、結局このホール12打。やっぱり、ゴルフはそんなに甘くない。
でも、パーが4つも取れたし、ニヤピン崩れが2回でトータル109。
自分的には、まずまずなんだけど、成績は下から6番目。
参加賞のワインや○×位賞もいただき、東急賞のゴルフコースの優待券までいただいてしまった。
今日は、楽しい一日でした。
共栄の皆さん、ご苦労様でした。そして、ありがとうございました。

建築基準法改正

2007年06月23日 | 雑感
6月20日より改正建築基準法が施行された。

世間を震撼させた構造計算書偽造事件により建築界を混乱の谷底に追いやった騒動に一応の解決策が出されたことになる。
今回の法改正で本当に解決するのであろうか。
何時の時代でも犯罪が無くならないように、法律を変えただけでは解決しないと思うのだが・・。
雪印で起きた食品の偽造事件で雪印はどん底に落ち、食品業界の法遵守が一番という教訓も生かされず、「ミートホープ」社のミンチ肉偽造事件が発生した。
問題は、倫理観の喪失だと思うのだが。

しかし、規制緩和から一点規制強化への変貌である。
設計者も建築主事(建築確認申請書を確認する)や指定確認検査機関(民間で確認するところ)も信用せずに第三者に構造計算のチェックを実施することになった(ある規模以上のもの)。
もう一点は、建築士や建築士事務所に対する罰則の強化。
法人で1億円の罰金も規定された。
ただ、今回の施行に至るまでの作業がぎりぎりで業界への周知が遅れ、混乱状態である。
設計業界や建築業界などでは、情報が早めに出されれば、参加している設計者や事務所に法の周知徹底を行い、法遵守への指導も行うはずなのだが。
町でもそうだが条例を施行する場合、公示すればそれで法や条例が守られると思っている。
原則はそうであっても、新しいことをやるには、それらを住民や関係者に良く知ってもらい、守ってもらうという考えでなければ、それらは浸透していかない。
罰則を作ったからいいのではなく、法を作った目的、いかさまの無い安心安全な建物を作ることを徹底させることが大事だと思うのだが・・・。

定例議会終了

2007年06月21日 | まちづくり
第2回定例町議会が閉会しました。
報告3件、一般質問43件、議案11件、意見案1件、決議案1件、委員会報告1件でした。
この4日間は、短いようで長かったような気がします。

議案が担当委員会に付託になり、修正案になる事件(議決の対象となる事項、事柄のこと、議会用語は難しい)がありました。
議案は、本会議で審議される前に事前に担当委員会で説明され、議論されてから本会議で審議される仕組みのようです。
ですから、本会議で議決される前に付託されるということは、その議案に問題があるということになります。
それで、本会議の間に何度も委員会が招集され議論される仕組みのようです。
会派に入っていると、自分の担当以外の委員会で何が議論されているか、また、こちらの意見を聞かれたりといった議案全ての動きが分かります。

この定例会で残念であったのは、支庁存続を含めた広域検討特別委員会の立ち上げができなかったことです。
議会運営委員会で否決され、本会議に上程できませんでした。
話によると、委員会の構成メンバーや長の取り決めでごたごたして流れたようです。
どうも、本質以外のところでもめる事があるようで、情けない。
住民本位の議会でなければと思います。
行政ばかりではなく、議会にも注意していかなければ・・・。

まだ、1度目の定例会が終わったばかりですが、大まかな流れが分ったような気がするので、これからが本番です。



オーストラリア直行便

2007年06月21日 | まちづくり
 21日の北海道新聞の朝刊にも掲載されていましたが、札幌-ケアンズ(オーストラリア)間の冬期間の直行便が無くなるというニュースです。
カンタス航空が運行しているのだけれど、直行便の見直しがされているようです。
ニセコ・ヒラフへは、多くのオーストラリアの方々がその飛行機を利用しているので、大きな影響があります。
 今日の議会でも取り上げられますが、何とか、存続できればと思います。

支庁の再編成

2007年06月19日 | まちづくり
町議会のことではなくて、北海道議会の話です。
今日のお昼頃、道議会での一般質問の情報が入ってきました。

「北海道の現在の14支庁を6に再編成し、08年度の実施を目指す。」
という支庁の再編成案に修正の動きが出てきました。
当初、地域生活経済圏で再編すると言うことで、後志は、道央支庁に吸収され、現在の後志支庁が地域行政センターに縮小され、石狩・空知・胆振・日高の4支庁と一つになると言う案で、人口が155万2千人、面積が2万千792K㎡の巨大な支庁でした。

今回の道議会定例会の原田自民党議員の一般質問に対する高橋知事の答弁で、道央支庁を複数の支庁にするような検討を行ない、9月には結論を出すと発言したそうです。
現在、後志支庁がある町としては、支庁の存続が地域に与える影響は計り知れないものがあります。
支庁だけではなく、他の出先機関や病院などにも波及していきます。
また、今まで無かった町にとっても、影響が皆無ではありません。

少しは、気が楽になりました。
でも、現状のままという確率は低いと思いますので、
これからの町のことをよーく考えていかなければなりません。

一般質問 始まり

2007年06月18日 | まちづくり
今日から一般質問の始まりです。
議員席の方にも演台がセットされていました。
質問者は、議長の前の演台でも今回セットされていた演台でもどちらを使ってもいいことになっているそうです。
但し、演台を使えるのは、最初の質問の時だけで、再質問、再々質問まででき、それは自席で起立して行う決まりだそうです。
また、発言する時は「議長」と声を掛け、「自分の名前」を言って、議長の許可を得て行う決まりがあります。

質問の順番は4番目です。
議長の前の演台に進み、質問を始めました。(国会の代表質問のようなイメージです)
やっぱり緊張します。
5項目について、質問をさせてもらいました。
質問内容は、「一般質問通告」で既に通知している内容なので、町長はじめ説明員の役場の幹部、各議員も「もう知っているよ」という感じで、町長の答弁も準備万端です。
今回の質問のテーマは「住民との協働」で、各質問の根底には、住民の参画をシステム化してまちづくりを行いましょう、という狙いを隠していました。
しかし、再質問をすると、様子はガラリと変わり、役場の幹部はいっせいにメモを取り出し、町長も困った感じで、担当課長からの返答にもなってしまいました。
結局、町長の方針にも「自助、互助、公助」の仕組みを確立したいとあったので、今後庁舎内で検討するという答弁を引き出せました。
でも、この答弁がポーズとならないように、見守って行きたいと思います。

今日の質問者は7名で18の質問が行なわれました。
休憩の間に合同委員会や担当している常任委員会が開催され、9時半から17時過ぎまで掛かり、ちょっと、疲れました。