北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H24 第6回臨時議会 脱原発宣言

2012年07月30日 | まちづくり
 第6回臨時議会が招集されました。

 3件の補正予算。デジタル防災行政無線施設再整備事業の基本設計委託料700万円と
壊れた芝刈り機の新規購入75万円、望洋団地の散水栓設置費44万円。
防災無線に基本設計がいるのか、との質疑がありましたが、賛成多数で補正予算は可決いたしました。

 総務常任委員会より付託になっていた陳情第3号「倶知安町脱原発宣言の制定を求める陳情書」の審査報告がありました。
委員会としては、全会一致ではなく多数決で「採択すべきもの」との報告がありました。
また、宣言文(案)に関しては、十分な議論や検討が必要であるとのことでした。

 委員長報告に質疑はなく、討論もありませんでした。
起立採決が行われ、退室者(棄権)1名、賛成者6名、反対者8名で否決となりました。

 私も総務常任委員会の委員であるので、委員会で十分な議論を行ってきました。委員会で反対者がおりましたが、
総論賛成各論反対の立場であったようですが、
委員会としては、賛成多数で「採択すべきもの」の結論に達しておりました。
宣言文に関しては、様々な注文がありましたので、採択されたあかつきには、十分な議論をしたいと思っておりました。
しかし、議員控え室の雰囲気に特に変わった感じもなかったので、採択されるものと思っておりましたが、反対多数となるとは夢にも考えておりませんでした。
反対者は、3つの会派の皆さんで、総務常任委員長は多数会派の1人ですが、委員会で採択したものに反対するはずもありませんが、他のメンバーは1名退席で残りの方が反対。それに同調した(示し合わせた)かのように第2会派と残りの方が反対に廻ってしまいました。事前に根回しされていたようです。

残念無念でなりません。

電気は必要です。でも安全な電気をお願いしたいのです。ただそれだけです。