北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

じゃが太くんのエコバック

2008年05月29日 | まちづくり
じゃが太くんのエコバックを買ってきました。



6月5日からスーパーのレジ袋が有料化になるのに先駆けて、役場で企画していたエコバックです。
布製で1枚400円でした。
28日から役場の環境対策課で販売を始めたそうです。
私の後にもある奥さんが、子供たちにもと3枚購入していました。

洞爺湖サミットも後39日。
私たちもできることから地球環境にやさしくしていきたいものです。



(因みに、私も「チーム・マイナス6%」に参加しています)


青年建築士の集いin士別

2008年05月24日 | まちづくり
「青年建築士の集いin士別」に参加してきました。



 全道の建築士会の青年委員会の活動に参加するのは、8年ぶりくらいでしょうか。今年度より青年委員会の担当になったので、久々の参加というわけです。
青年委員会も今年の役員改選で新体制となり、最初の大きな行事です。開催地の士別支部は、私が青年委員長の頃、北海道で31番目の青年部ができた支部なので特に思い出深いところでもあります。



 今回の集いは、洞爺湖サミットも北海道で行われるということもあり「環境」がメインテーマになっています。約100名の建築士と地域の小学生とその親御さん25人も参加しています。
森づくりセンターの方による「森や木」の話、地元の木材で作られている「木製折箱作り」体験。また、会場となった朝日町糸魚小学校の建築講演やワークショップと盛りだくさんの内容の集いでした。





士別支部の皆さんの奮闘に敬意を表したいと思います。できれば子供たちの声をもっと聞きたかったです。しかしながら、集いの中には、今求められていることややらなければならないことが随所にちりばめられていたので、今後、各地の建築士会の支部での活動に期待したいと思います。


 朝日町糸魚小学校を設計したアトリエブンクの加藤誠さんは、後志の黒松内中学校の改修も設計した建築家で、たまたま、昨年、黒松内中学校を見学していたので、直接設計の話を聞くことができラッキーでした。
 朝日町糸魚小学校のコンセプトは、
・親密な「大きな家」
・地場の材料を生かした合理的な建築技術
・恵まれた自然環境を生かす自然エネルギー利用
だそうです。黒松内中学校とも共通性のある設計思想で、地域特性や気候風土に立脚し、ゆったりとした空間が羨ましいです。




北海道景観計画

2008年05月21日 | まちづくり
 4月1日に「北海道景観条例」が施行となり、この度、後志支庁で「北海道景観計画(案)」に関する説明会が行われました。



 「北海道景観条例」は、景観法との整合性を計るために元々あった「北海道美しい景観のくにづくり条例」を全部改正されて今回の施行となりました。
それを受けて「北海道景観計画(案)」を策定する作業を行っているとのことです。
 北海道の全域(景観行政団体である市町村以外)が景観計画区域に指定されます。そして、良好な景観を形成していくために建築物や工作物の新築、増築などに規制が掛かります。中でも、羊蹄山麓の地区は、「羊蹄山麓広域景観づくり推進地域」の指定を受けているので、他の地域よりも広い範囲のものに規制が掛かります。また、3月に景観地区指定を行った倶知安町のニセコひらふ地区は、倶知安町役場が窓口になって景観を造っていくことになります。
ですから、ひらふ地区は町の景観基準、市街地や農村部の倶知安町の地区は北海道の景観基準を守っていくことになります。
いずれひらふ地区以外の景観も町で議論していかなければならないと思います。

新緑の景観色ミニWS

2008年05月20日 | まちづくり
 4月の「早春の景観色ワークショップ」の第2弾『新緑の景観色ワークショップ』が高原ホテルのレストラン「ピルカ」で開催されました。



 生憎の防風雨にもかかわらず30名弱の方々が参加されました。
前回、外国人の方も参加されたので、今回は同時通訳付です。インターナショナルです。進行は、前回と同じく日本都市計画学会の山本千雅子さんでした。
 まずはじめに井上技研の犬嶋由香里先生による「自然が織り成す美しい色~色彩心理学から見た景観づくり」と題した講演がありました。色を心理学から解き明かし、マーケティングの視点から色を使っている事例の紹介があり、魅力的なリゾート地にしていくためにも色使いが重要な要素であると教えてくれました。また、ひとつの色に対するイメージや感覚が国籍が変わると全然違うこともあるそうです。この辺は、難しいですね。



 次に、前回の色のサンプリングの分析結果の発表がありました。その後、予定していた緑の中の色のサンプリングが雨のため中止となり、「自然景観にマッチした街並み作り」のワークショップが行われました。ヒラフ地区の風景写真の中にグループで色紙を使って街並みを作る作業です。グループ内では、家の色使いが最初は個性豊かですが、だんだん件数が増えてくるにつれて、ある一定の街並みができます。ところが、グループが違うと全然別の街並みが出来上がります。面白いものです。色使いもあまりに統一しずぎると面白みにかけるようです。また、ぽつんと個性豊か過ぎてもだめなようです。やっぱり、ある程度のルールや方向性が必要のようです。


ニセコ羊蹄コロッケ街道

2008年05月18日 | まちづくり
去年の10月にニセコ羊蹄コロッケ街道ができてから約7ヶ月。
やっと、農家の洋食屋「じゃが太」でコロッケを食べました。



残念なことに、なかなか、地元で機会がなくて食べることができなかったのですが、やっとです。
今日は日曜日なので、町外のお客さんが多く来ています。
食べたのは、「男爵とかぼちゃのコロッケ」(800円)



家庭料理の感じで、窓から池を眺めながら、ゆったりと食べることができました。
私的には、男爵よりかぼちゃのコロッケがとっても甘くて美味しく食べました。
キャベツなどの野菜も雪の冷凍庫で保存されたものなので、甘味があり、ソースをかけないほうが美味しいですね。
他に豆乳アイスやおからハンバーグなど手作りのもがたくさんあるようです。



お店も手作りなところがたくさんあったり、ジャズが流れていたりとオーナーのこだわりが感じられます。

店の一角に、蓄音機と今年のくっちゃんJAZZフェスのポスターがありました。
今年は、花園スキー場で野外演奏が復活だそうで、宇崎竜童さんなどが出演のようです。

農村景観

2008年05月17日 | まちづくり
農道沿いに水仙の花が咲いています。



新聞に倶知安町議会の磯田議員の記事が載っていました。
「農地、水、環境保全向上対策事業」の一環として、磯田議員が地域の農家の方々と進めていた農業用水路沿いに植えた水仙の花が開花したという記事です。
早速、現地に行って見てきました。



これから田植えの始まる田んぼの横や国道276号沿いに咲いていました。
気を付けないと見逃してしまいそうですが、今年だけではなく毎年、真狩村のユリ街道のように綺麗な花で楽しませてくれるといいですね。

羊蹄山やニセコアンヌプリの山々には、まだ残雪がありますが、田植えや畑はこれからが本番です。豊作を祈っています。

通水式

2008年05月13日 | まちづくり
寒別発電所で通水式が行われました。



農業用水路への通水です。土地改良区の主催で農業関係者、北海道電力、小樽開発建設部や倶知安町の関係者が集まり、今年の稲作の安全と豊穣を祈願しました。
昨年が5月30日に行われたので、半月も早いと思っていたのですが、昨年が遅くて、例年今頃なんだそうです。



北電の水力発電所と協同で使っている水で、発電所としては1900kw/hの能力があるそうで、発電と水田の用水とに利用しているそうです。
水田もこれからが本格的な農作業となります。今年は雪解けが早かったので準備が進んでいるようですが、まだ朝晩寒いので、いつも通りの時期でないと田植えはできないそうです。



今年の秋の豊作に期待したいですね。

建築確認も値上がり

2008年05月09日 | すまい
 北海道が行っている建築確認申請などの手数料が7月1日より値上がりするそうです。
4月からいろんなものが値上がりしてきましたが、住宅建設も値上がりのようです。
昨年の6月20日に改正建築基準法が施行され、建築確認申請の手続きの厳格化となった影響で前年比30%減の建設工事量で、多くの建築会社や関連会社が影響を受けています。ひどい時は会社の倒産や閉店などにも追い込まれています。
そんな中での手数料の値上げです。完了検査は、業務自体に変化がないので、増額にはなっていませんが、確認申請手数料は、約50%の増額が予定されています。審査の仕事量は増えているかもしれませんが、値上げ率は結構きついです。工事費に占める割合は、殆ど微々たるものですが、建築着工に影響がなければいいのですが・・・。
 確認申請の手数料は、簡単に値上げできますが、申請するための設計業務の増大に対する設計料の値上げは簡単にはいきません。審査以上に設計業務量は増えています。設計者もきちんと伝えなければ成りませんし、建て主さんの理解が必要です。

応急危険度判定協議会

2008年05月08日 | まちづくり
「北海道震災建築物応急危険度判定後志支庁地区協議会」の平成20年度の総会が、後志支庁で開催されました。
この協議会は、後志支庁の建設指導課が事務局となり、後志支庁管内の20の市町村と建築関係団体(建築士会、建築士事務所協会、建設業協会)で組織されています。目的は、「地震による被災建築物」の二次災害を防ぐための応急危険度判定を迅速かつ的確に行うために実施体制や支援体制の整備や技術の向上などを地域の関係団体が連携して努める事にあります。
平成17年に組織されていますが、新潟の地震の際に小樽市より市職員が派遣されている以外は、今のところ応急危険度判定士の派遣はなくて済んでいます。
 本日、午前2時頃茨城県沖を震源地にした地震が発生しています。
殆ど毎日のように震度1程度の地震が日本のどこかで発生しているのですが、幸いなことに新潟以降応急危険度判定士の派遣がなくて済んでいますが、災害は忘れた頃にやって来るといわれますので、万が一の備えはしておかなくてはなりません。
 協議会の今年度の事業として、判定士の名簿整備や模擬の判定訓練が計画されました。まずは、判定士の所在や万が一の際の連絡の徹底が大切です。最近の不況で会社が倒産したり、会社を辞めたりといったことがあるので、判定士の把握をしなければなりません。また、判定の業務の能力向上を行っていないと、派遣されて使いものにならかったら意味がありません。それに、レッドカードを貼られた建物は、立入禁止となるので住民の方の安全を守るのだけれど、不便も強いるので正確な判定が要求されます。
 まずは備えをしておくことが大切です。

札幌ドームで日ハム

2008年05月03日 | 楽しみ
札幌ドームで生ハムを見てきました。



 町の北海道新聞の販売店で年2・3回ほど行っている<日ハム>チケットプレゼントに上さんがラッキーにも当選し5月3日の楽天イーグルスとの試合を見ることになりました。日ハムは、新聞やTVのスポーツ面で応援しているホンのチョイファンのつもりですけど、球場へまで観戦に行くほどではなかったのですが、今回、生のゲームを観戦し、応援の仲間入りして、しかも結果が12対5で勝利してしまうと、何んともいえない感激でいっぱいですね。



 座席がアッパー指定席の67列(最上段より8列下)なので、あまり期待していなかったのですが、結構、試合を広角的に見ることができました。ファールボールも気にならずに応援できました。さすが、ホームチームです。入場者40,085人の約95%は、日ハムの応援でした。TVでは見ることができない応援スタイルも楽しめました。
 上さんでも知っていた稲葉の「稲葉ジャンプ」は、球場の床が抜けるのではと思うほどです。森本、田中賢、金子などそれぞれ応援のパタンが違うのを感心したり、途中で飽きてしまいそうであった上さんも応援に熱が入っていました。



デーゲームであれば、日帰り観戦もできそうです。
楽しみがひとつ増えたような一日でした。