北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

福祉祭り

2009年08月30日 | まちづくり
中央公園で福祉祭りが行われました。
いつも「銀座の雪ダルマ」の開催日と同時開催でしたので、今回初めて見に行くことができました。



凄い人出でビックリしてしまいました。
屋台や作品展など多くの出店やステージでのショーなどが行われています。



芝生にのんびりしているのもいいものです。

後志景観広告ワークショップ

2009年08月27日 | まちづくり
羊蹄山麓の景観にふさわしい広告サインのガイドラインをつくるワークショップが行われました。今回が2回目で、今年度中にガイドラインの策定をする計画になっています。



 第1回目のWSでは、羊蹄山麓の案内サインや看板の現状や問題点をさがし、羊蹄山麓にふさわしい広告サインはどんなものかといったテーマで行われており、その経過を踏まえて広告ガイドラインの素案のプランが提示され、それを題材にガイドラインの概要や骨子について、話し合い、プランの再構築が行われました。
 その中の意見として多く出たのが、規制のためのガイドラインではなく、看板やサインを設置するなら羊蹄の景観にあったものにしてほしい。また、全て統一するのではなく、エリア毎に特色をもったものがほしい。といった画一的ではなく個性のあるものを求める意見でした。
 自然豊かなところですので、本来は、看板なんか設置してほしくはないのですが、風景の写真を写すときに邪魔にならないものにしてほしいものです。センスのいいまちにしたいものです。

第20回 真夏の東京銀座雪ダルマ 4

2009年08月23日 | まちづくり
第20回 真夏の東京銀座雪ダルマ。
オープニングセレモニーが終わり、PRタイムのスタートです。天気も快晴となり、暑くなってきています。人出も段々と多くなってきているようです。



 船橋特別支援学校の雪ダルマの夏祭りのパネルも飾りました。
 倶知安町からは「じゃがいも」「羊蹄山の名水」「くっちゃん納豆」などが道行く人々にプレゼントしています。
高田の禄さんの弟子「鼓流」のメンバーによる羊蹄太鼓も銀座中に響き渡り、多くの人たちが聞き入ってくれています。


 
 今年も多くの子供たちが雪と遊んでくれました。融けて消えてしまう雪ですが、何時までも心にとめて、ニセコ・くっちゃんに遊びに来てもらいたいものです。



 今年で銀座でのPR活動はおしまいですが、雪ダルマの会としては、これからも雪にこだわって「倶知安」を全国に発信し、まちづくりの一端を担っていきたいと思っています。
また、この20年培った人とのつながりを大切にしていきたいとも思います。

第20回 真夏の東京銀座雪ダルマ 3

2009年08月22日 | まちづくり
 第20回 真夏の東京銀座雪ダルマの本番です。

 20時。数寄屋橋公園にスタッフが集まり、柏谷会長の挨拶の後、雪ダルマの製作が始まりました。約14時間の作業になります。



 雪のプレゼント隊が訪問していた千葉の船橋特別支援学校の先生が今回も応援に駆けつけてくれました。ありがたいことです。今年は、残念ながら学校までお邪魔することができませんが、明日、何人かの生徒さんが来てくれるかもしれません。



 0時37分。6段目のまで来ました。後、7段ありますが、現在で高さ1.8mほどです。まだまだ、先は長いです。



 5時50分。11段目です。疲労もピークになってきていますが、順調に来ています。今一歩です。



 9時30分。最後の仕上げに入っています。
今年で銀座が最後ですから、皆、悔いのないようにとの思いがあります。

こんな風に20代目の真夏の銀座の雪ダルマが誕生します。

第20回 真夏の東京銀座雪ダルマ 2

2009年08月20日 | まちづくり
第20回の真夏の東京銀座雪ダルマの雪出しと出発式が行われました。



 今年のニセコに降った雪をこの8月まで土の中で保存をし、23日の20代目の雪ダルマの雪として掘り起こしました。町内の若手の会員さんが丁寧に掘り出して、保冷車に積み込んでくれました。この後、出発式を終えて、東京に出発いたします。



 午後になり、小雨の振る中、多くの町民の方に集まってもらい、出発のセレモニーです。町長さんや支庁長さんはじめ来賓の方々の激励を受け、羊蹄太鼓の響きと共にテープカットが行われました。



 今年で銀座での活動は、最後になります。
来年の21回目からは、新たな活動を行う予定ですが、まずは、8月23日(日)には、東京の皆さんにくっちゃんの雪ダルマに触れてもらったり、じゃがいもをもらっていただいたりと、大いにくっちゃん町を知ってもらいたいと思います。



 この20t保冷車で東京目指して行きます。

ゴミの講演会

2009年08月20日 | まちづくり
ゴミの講演会が役場で行われました。



 わが町のゴミ処理は、有料化になって随分経ちます。最近では、分別や生ゴミの肥料化などで可燃ごみが随分と減少してきています。また、羊蹄山麓の町村のゴミ焼却も行っています。しかし、現在の清掃センターが後6年で現在地での使用が廃止になります。地域住民の方と前町長時代に交わした約束です。
 そこで、今年度中にゴミ処理の処理計画を作り直さなければなりません。現在、広域の関係町村の協議会で検討作業を行っています。また、議会の厚生文教委員会でも審査しているところです。
 今回、近畿大学の田中教授による「ゴミに関する講演会」が行われました。町の役場職員や町議会議員だけではなく、町内の処理業者さんや近隣の町村からも役場担当者や議員さんも参加しておりました。
 講演は、わが町と同じような規模の栗山町の事例を紹介しながら、これからのゴミ処理の展望についてお話してくださいました。
分別やゴミの有料化、生ゴミの堆肥化などは、既にわが町で行われているので、特別のことではありませんでしたが、栗山町の生ゴミ処理でできた堆肥(クリピット)が、農家さんや町民に人気があり、行列ができるほどだということでした。わが町では、行列ができて売り切れるところまではいっていないようです。塩分や化学物質に対する不安があり、警戒しているようですが、栗山町の話を聞いて、ビックリです。何が違うのだろうか?
 可燃ごみについては、熱分解炉による炭化の有益性を紹介してくれました。現在の焼却炉で燃やしてしまうよりもイニシャル(1/5)・ライニングコスト(1/10)ともに大幅に減少するようです。また、炭化になったゴミは、雪融材や脱臭剤などにリサイクルできるようです。また、有害な水や煙も出さないので、環境にはすこぶるよさそうです。
 しかしながら、役所(北海道)の許可がなかなか取れないようです。国の方針としては、24時間焼却することを推進しているようで、役所がネックになっているようです。でも、後一息のようです。

 炭化以外にも燃料化といった手法もあるので、もう余り時間がないのですが、いろんな情報をもらいながら、将来にプラスになる方向を探って行きたいものです。

神威岬

2009年08月14日 | 景色
お盆です。お墓参りを済ませ、今日は久しぶりの休養です。
岩内で用事を済ませ、積丹を廻ってきました。



神威岬です。神(カムイ)の宿る岬。
清掃協力金の募金箱が設置してありましたが、あまり目立っていないので殆どの人は気が付いていないようです。
女人禁制の門をくぐり、カムイ岩を目指します。
さすがに現代では、女人禁制ではありませんが、昔は、神の罰があたるとして女性の立入を禁じていたようです。



断崖絶壁の尾根を歩くこと20分ほどでしょうか、灯台のある岬の先端に着きます。
人が簡単に海岸に下りられないので、海は真っ青で透き透っています。
カムイブルーと言うようです。



人が近づけないところほど自然のまま残るようです。
知床や屋久島といった世界遺産も、人が大勢訪れるとやがでダメになっていくのでしょうね。



カムイ岩です。

芦別市へ行政視察

2009年08月06日 | まちづくり
 2日目は、芦別市の視察です。



 一昨年から委員会で取り組んでいた住宅改修促進助成事業の研究です。前回は、留萌市と岩見沢市にお邪魔して勉強をさせてもらいましたが、今回は、再度助成事業を復活させた芦別市にその経緯も含めての研修のために訪問をさせてもらいました。



 わが町でも、この4月から耐震診断・改修とバリアフリーに関する助成制度がスタートしましたが、リフォーム全般への助成制度に拡大するために役場担当者も含めての視察となりました。

 芦別市では、平成18年から20年の3年間で住宅リフォーム助成事業を行っており、3年間で290件の申請があり、5800万円の助成が行われたそうです。町内業者限定で20万円以内の助成ですが、改修費全体では5億1500万円掛かっているそうですから、町の事業としては約10倍の経済効果があったといえます。
 今回、事業が復活した背景には、経済活性化に対する要望がまだまだ多いのと、財源として緊急経済対策交付金の活用であったそうですが、一番は、財源が確保できたことが大きいようです。
 わが町でも、財源の問題があり、町長も踏み込めないでいるようですが、要は、施策での位置づけとして、どの位置にあるかということだと思います。
住宅施策、経済活性化、雇用の確保などを考えるとやる気があるかないかだけのような気がしますが、どうでしょうか・・・?

 今回、2つの町にお邪魔しましたが、大変参考になりました。 

東川町へ行政視察

2009年08月05日 | まちづくり
 7月末に経済建設常任委員会で行政視察を行ってきました。
1泊2日の予定で東川町と芦別市です。
視察の目的は、総合的な住宅施策について、公営住宅の民間活用と住宅改修促進助成制度の先進地視察です。



 東川町では、特定公共賃貸住宅について勉強させていただきました。
議会議長さんや担当委員会の委員長さん、副町長さん、役場担当者の方々が出迎えてくれました。お茶やお菓子、米缶(お米の缶詰)のお土産まで用意してありました。実は視察受け入れ費として一人1000円掛かっていたそうです。なるほど。



 定住促進の施策として、まず、良質で低廉な賃貸住宅建設の促進があります。平成15年から18年までの3年間行われた補助事業で、賃貸アパート建設するオーナーに建設費と家賃の補助を行っています。
建設費の1/3以内の補助で、町内建設業者が建築する場合1戸当り180万円、町外業者の場合は150万円を補助するというものです。例えば1棟10戸で町内業者が建設する場合1800万円が補助されます。また、5年間家賃補助として6000円/月・戸の補助が出るので家賃設定も低く抑えることができるそうです。
 結果として、3年間で25棟のアパートが新築され、134戸の住まいが整備されたそうです。建設費に使われた補助金の合計は2億1000万円です。町が134戸の公営住宅を作った場合、1戸1500万円とすると20億1000万円となるので1/10の費用でできたことになります。
建物は民間の方のものですから固定資産税を納めてもらえますし、維持管理もオーナーが行うので町の負担は年が経つごとに減ってくることになります。民間オーナーも立上げ時に補助金があるので、事業展開しやすいと思われます。これがPFIの民間資金の活用といえます。

 わが町でも、公営住宅のストック計画に則って既存団地の建て替え30戸が始まりましたが、若者が望んでいる低家賃住宅にこの制度を活用していければと思います。

 また、東川町では、子育て支援型戸建て公営住宅の建設や「東川風住宅」建築支援など住宅施策に学ぶところが多くありました。

09じゃが祭り

2009年08月01日 | まちづくり
 47回目の「くっちゃんじゃが祭り」が行われました。



 今年も所属している建築士会後志支部の「子供広場」での屋台に参加しています。
午前中にテントの設営が終わり、午後から屋台の営業です。
 例年通り、「たこ焼き」「焼き鳥」「焼きそば」「ポテトフライ」「カキ氷」「ジュース」「生ビール」と多彩なメニューを揃えています。私は「たこ焼き」担当で立ちっ放しで足がむくんでしまうほどでした。



 昨年は雨と寒さで人出もまばらでしたが、初日の今日は天気もほどほどに良く、大勢の人出がありました。あまり天気が良すぎると海水浴に行ってしまう人もいるので程々が良いようです。



 今年の千人太鼓は、禄さんに因んで「693人」の太鼓タタキをを集めての太鼓の競演です。夕方の山車の頃まで太鼓の音色が響いてお祭りを盛り上げてくれました。