北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

百歳を祝う集い

2010年07月30日 | まちづくり
 旭行男さんと佐野寿男さんの 100歳を祝う集い が開かれました。



 お二人は明治43年生まれの同級生で倶知安生まれ。
しかも、昭和22年同じに倶知安町議会議員に初当選され、
7期28年町政発展のため活躍されました。
 祝う集いには、佐野さんは出席できませんでしたが、
現在も町内に在住されている旭さんが元気に出席して下さいました。

 荒野副議長より花束をプレゼントされ、御礼の言葉も矍鑠とされ、
町政を担う後輩へ町の発展のため尽力を尽くすよう逆に激励を受けました。



 お二人とも明治、大正、昭和、平成と1世紀にわたり生き抜かれ
未だに町を思う思いに感動いたしました。

 これからもお元気に過ごしていただきたいものです。

東京要望活動

2010年07月28日 | まちづくり
 自衛隊倶知安駐屯地の存続、拡充の要望活動のため、町長、議長、商工会議所会頭と共に
町議会の自衛隊駐屯地特別委員会のメンバー5名で上京しました。



 5月に北海道の自衛隊体制維持を求める中央総決起大会にも町長はじめ5名の議員で
参加して、自衛隊の存続を訴えてきたのですが、今回は倶知安町ばかりではなく後志管内
の町村に賛同を求め、近隣の羊蹄山ろくのニセコ町、京極町、蘭越町、留寿都村の町村長さん、
議長さんも一緒に要望活動を行なって下さいました。



 当初は6月を予定していましたが、選挙があり参議院選挙終了後の時期となりました。
今年の年末にも防衛計画の大綱や次期中期防衛力整備計画の策定が予定されていることもあり、
泊原子力発電所の所在地である地域の安全、安心やまちづくりの維持を願っての要望活動です。
現在、泊原発の警備は2時間も離れた札幌駐屯地が担っていますが、万が一の事態には30分で行ける
倶知安駐屯地が担当するのが、効率的にもベストであります。
また、冬山や春の山菜取りの不明者の捜索や町のイベントへの参加、OB達の地域に永住など
駐屯地は地域に無くてはならない存在になっています。
そんな思いを民主党幹事長室に要望いたしました。

 また、北海道選出の衆議院・参議院の代議士先生にも新しい議員会館にお邪魔して、
お願いしてきました。





 衆議院議員会館も参議院議員会館も12階建てでロビーも天井が高く、立派でしたが
警備体制は飛行場と間違えるような体制で強化されていました。
各議員先生の部屋も随分と広くなっており、打合せの部屋もあり私たちも皆で入ることができました。
お会いできたのは、地元の鉢呂代議士、新党大地の鈴木党首、今回初当選の徳永代議士です。
防衛省の幕僚の幹部さんも要望には、随分と理解を示してくれましたが、予算を握っている
政治家の理解が一番であるとのことでした。

国防はもちろんですが、これまで地域に根ざしてきた駐屯地のまちづくりの係わりにも
配慮していただきたいものです。

羊蹄山ろく広域ごみ処理

2010年07月26日 | まちづくり
 羊蹄山麓の7ヶ町村で構成されている「羊蹄山麓地域廃棄物広域処理連絡協議会」の23回目の協議会で、
今後のごみ処理の方針が一時(仮)決定されたようです。

ごみの処理を 『RPF固形燃料化』 による処理 

この決定を各町村に持ち帰り、3ヶ月程度の間に町民説明や意見聴取などを行い、9月末に正式決定すことになったようです。

7月22日、町議会の厚生文教常任委員会で以上のことが報告されたようです。

                     (厚生文教常任委員会説明資料による)

 羊蹄山ろくの広域のごみ処理を行なっている現在の清掃センターが平成27年から
使用できなくなるため、新たなごみ処理の方法などが関係町村で検討されておりました。

 町役場では、7月30日から約1ヶ月かけて行なわれる「まちづくり懇談会」で町民への
説明と意見聴取を行なうようです。
また、同時進行で8月中に倶知安町美しいまちづくり審議会への提案や減量化推進委員会へ
説明を予定しているようです。

 実質1ヶ月ほどの間に周知徹底するようですが、余りにも期間が短いようです。
昨年のまちづくり懇談会以降、事前情報がほとんど無く、町民の間でもほとんど話題になっていません。
昨年のまちづくり懇談会の参加者人数が218人ですから参議院選挙の有権者数の1.7%でしかありません。
また、6月末の町民数で比較すると1.4%です。
まして、まち懇のお知らせに記載されている今年の話題は、「じゃがりん号」と「中学校の適正配置」です。
この状況で、「まち懇で説明した」といったことではなく、丁寧に説明会を開く必要があると思います。
燃料化の新施設や全てのごみを燃料化できないので焼却あるいは炭化処理する施設の建設など
町民の理解や協力が必要なことが多数あるので、丁寧な対応を行なってもらいたいと思います。


PS.町のホームページの「まちづくり懇談会」の案内が、7月の全戸配布の町広報を修正し、
   「広域ごみ処理」が話題に追加してあった。
   8月の町広報でも知らせるのだろうか? 


どうも時間をなくして物事を決めていく傾向に有ります。
町長の方針は町民との協働をうたっているので、素早い情報公開が必要なのですけれど・・・。

追記(2010.07.29):「広域のごみ処理の説明会」まちづくり懇談会とは別の説明会も
              企画しているようです。町内会等からの案内が廻るようです。

陸上自衛隊倶知安駐屯地 創立55周年

2010年07月24日 | まちづくり
 陸上自衛隊倶知安駐屯地 創立55周年記念事業が駐屯地を一般開放して行なわれました。



 毎年行なわれますが、今年はバージョンアップされ、音楽演奏、戦車や装甲車の試乗体験の他に
乗馬コーナーや羊蹄山ろく七ヶ町村の物産展も行なわれて、大勢の町民の皆さんが訪れています。





 イラク復興支援の髭の隊長であった佐藤正之参議院議員が来賓で臨席しており、
挨拶の中で、3日ほど前にハイチの復興支援の視察から帰って来たそうで、倶知安
駐屯地からも7名の隊員が参加しており、激励してこられたそうです。
常日頃の訓練が大事で、本番では訓練以上の力が出せないので、災害復興や国際貢献より
何より、国を守るのが一番の任務である自衛隊員の日々の訓練の重要性を説き、
国の防衛施策に尽力を尽くすことを誓われておりました。
また、訓練地としての倶知安駐屯地の重要性にも理解を示してくれました。


 倶知安駐屯地の隊員さんは、歴代司令のご理解により町の様々なイベントに参加、
協力をしてくれているので、このような駐屯地の一般開放の事業に多くの町民が遊びに
きています。





 昨年、初めて行なわれた協賛行事の「全道サマークロスカントリー大会in倶知安」も
バンクーバーオリンピック選手の夏見円選手や石田正子選手などのアスリートが参加し、
全道から多数の少年・少女選手が集まって行なわれました。
 昨晩の23時から雪のコース作りが行なわれましたが、土砂降りの雨の中、夜通しの作業が続けられ、
朝、予定時刻には小雨となり、大会が行なわれたようです。
(スタッフの皆さんのご苦労に感謝です!)
式典のころには、雨もすっかり止み、青空から暑い陽射しが射す中、スキースクールが行なわれ、
アスリートによる直接指導を受けていました。
明日のアスリートを目指す子供たちにとって、忘れることのない体験であったと思います。

H22年 倶知安町戦没者追悼式

2010年07月23日 | 雑感
 平成22年倶知安町戦没者追悼式がどんぐり公園で挙行されました。



 国歌斉唱、黙祷の後、福島倶知安町長の式辞があり、334の御霊に対し追悼の意が述べられました。
追悼乃碑には、日清戦争から先の太平洋戦争、大東亜戦争までの戦没者の方々の名前が記されております。
多くの親族の方々も参列されておりましたが、戦後65年となり高齢の方が多くなっております。また、町内在住の方も減っているようです。



 北海道詩吟連盟副総範の堀錦穂さんが奉吟をされました。


 8月には終戦記念行事などが行なわれ、平和の尊さを考えさせられます。

真夏のくっちゃん雪ダルマ ⑤

2010年07月18日 | まちづくり
「真夏のくっちゃん雪ダルマ」  



雪ダルマも完成し、イベントの開始です。




雪ダルマの会の柏谷会長より、集まってくれている札幌市民や観光旅行者の皆さんにご挨拶。

豪雪の町「倶知安」。1年の半分を雪と共に暮らし、美味しい水やジャガイモを食べ、
冬には多くの外国の方がスキーをして楽しんでいる町。
そんな倶知安町の魅力を多くの方に知ってもらおうと4mの雪ダルマに思いを込め、
真夏に行なっている。
まちづくり活動のひとつであるけれど、この活動を通して人づくりをするのが本意である。
町を好きになる若者が増え、いろんな人たちとひとつのことをやり遂げる。
目に見える効果だけがまちづくりではないはず。そんな思いもある。

福島倶知安町長さんの他、北海道庁知事室長さん、北海道開発局の方の他、多くの激励を受ける。
ペルーから倶知安町を訪問している高校生も来てくれている。
彼らも銀座での真夏の雪ダルマが縁でペルーとの民間交流が続いている。



倶知安町キャンペンガールの二人。2回も手伝ってくれたのは彼女たちが始めて。
オープニングセレモニーの後、スイカ割りや雪氷早切りなどのゲームで楽しんでもらったり、
鼓流による羊蹄太鼓の演奏、羊蹄の名水、特産品の販売など夕方まで行なった。





15時頃より小雨が降り出し、32℃の猛暑を和らげてくれたけれど、
暑い日差しの時に大勢の皆さんに訪れていただき、ありがとうございました。

また、地元倶知安町からも激励に駆けつけていただいた皆さん、ありがとうございました。


真夏のくっちゃん雪ダルマ ④

2010年07月17日 | まちづくり
「真夏のくっちゃん雪ダルマ」  いよいよ、本番です。

 

 雪ダルマ製作班、先発隊・20時着の本隊で35名。
柏谷会長の挨拶の後、雪ダルマの製作に取り掛かる。
ベテラン組と新人とが、北海道初の真夏の雪ダルマに真剣です。







 夜中に雨がぱらつき、ブルーシートで雨除けを作るも東京より寒い。
工事用ヒーターも用意され、耐力の消耗を防ぐ。



あっという間に辺りも明るくなる。
まだ、60%ほどの進捗状況。

小さな雪ダルマの側を赤レンガのカルガモの親子が通り過ぎる。
余所見もせず、隣の池に移動。
雪ダルマは目に入っていない様子。




徹夜の作業も製作開始から14時間。
最後に目鼻をつけ、雪ダルマに思いを込める。




                   (2010 真夏のくっちゃん雪ダルマ 製作レポート)

真夏のくっちゃん雪ダルマ ③

2010年07月16日 | まちづくり
 真夏のくっちゃん雪ダルマ。
「雪出し」作業が始まりました。



 今年の3月に貯蔵した雪の雪氷です。雪ダルマを作るために雪を圧縮してブロック状にしてあります。
町内の若手スタッフが集まり保冷車に積み込み、明日の20時に道庁赤レンガ庁舎前に運び込みます。





 北海道に初誕生する21代目の「くっちゃん雪ダルマ」。
ニセコ・くっちゃんをPRします。
天気の状態が心配ですが、晴天の下でイベントができることを願っています。

多くの方々のご来場をお待ちしております。


       (雪氷の積込みを終えたスタッフ)


トイレが綺麗になりました

2010年07月14日 | まちづくり
 「どんぐり公園」と「レルヒ公園」のトイレが綺麗になりました。


          (どんぐり公園のトイレ)

 昨年の11月に開かれた第7回倶知安町子ども議会で倶知安小学校の6年生の
児童会会長さんから「どんぐり公園のトイレについて」の質問がありました。
質問の内容は、
「後志支庁の前のどんぐり公園のトイレについて、夏にはハチが入って来たり、
トイレットペーパーがなかったり、うす暗い雰囲気で入るのに勇気がいります。
そこで、トイレの雰囲気を明るくして入りやすいように何とかしていただきたいと思います。」
 この質問に対して町長が「明るい雰囲気のトイレにしていきたい」と約束をし、
今回の改修工事につながりました。
 建物の大きさは変わりませんが、大きな窓を付けたり、壁の塗装をおこなったり、
和式の大便器を洋式に変えたりと明るい感じになっています。

 街中にあるどんぐり公園には、噴水や木製遊具など子どもたちに人気の公園です。
子ども議会の議員さんの声で明るいトイレができましたので、
これからも大いに遊んで、綺麗にそして大切に利用してもらいたいものです。


          (レルヒ公園のトイレ)

 レルヒ公園のトイレも、どんぐり公園のトイレと同時に改修工事が行なわれました。
ここは国道5号線沿いにあるので、町民はもちろん、町外の方も多く利用しています。
大勢の方が利用するトイレです。綺麗に使ってもらいたいのもです。

H22年 「ふるさとを描こう」

2010年07月12日 | 景色
 2010年 小川原脩記念美術館 絵画コンクール「ふるさとを描こう」の募集が始まりました。



 今年で3回目となる絵画コンクールです。
後志管内の町村の小学生を対象にしています。
昨年は1年生が5年生や6年生のお兄さんやお姉さんを退けて
見事、最優秀賞に輝きましたが、今年はどんな絵が集まってくるのでしょうか。

画用紙からはみ出るようなそれぞれのふるさとの景色を
表現にしてもらいたいものです。