北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

旭ヶ丘公園芝桜

2007年07月18日 | まちづくり
旭ヶ丘公園は、道内でも有数の芝桜の公園でした。
毎年春には、芝桜祭りが開かれ、町でも華やかなイベントの一つでした。
平成17年頃から雑草などの駆除が追いつかず、18年には芝桜祭りが中止になってしまい、芝桜の再生事業が始まりました。
1200㎡の土壌改良を行い、秋には町民のボランティア約120名で桜の苗を植えています。

今回、ライオンズクラブ・ロータリークラブ・青年会議所の有志が集まり、雑草取りを行いました。約60人のボランティアです。







町では、5年計画で1万㎡の芝桜の再生計画を建てており、3月議会で19年度の予算470万円が可決されています。
ところが、議会では、18年の桜の再生は、試験的なもので470万円の予算執行に賛同したのですが、後4年、+3260万円の予算が掛かるのは想定外のことであり、予算執行を待ってもらい、経済建設常任委員会で調査検討を行っているところであります。
芝桜に4000万円も掛けるなら、他の事業に回した方がいい、といった意見や今までのように公園に芝桜を再生しようといった意見もあります。
今回のように一部の町民がボランティアで自主的に活動を起こしました。農業高校でも、芝桜の苗作りを手伝っているようです。
役場だけの事業ではなく、町民も一緒に協働して行う事例を目にすると、お金だけで判断するのではなく、まちを思う気持ちを大切にしたいとも思います。
来週には、滝上に調査視察を行います。また、8月には広く町民の意見を聞く場も予定しています。
そんなことで、8月中には芝桜の再生計画の方向性を決めなくてはなりません。







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