北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

名誉町民

2008年06月30日 | まちづくり
宮下雄一郎元町長が名誉町民に推挙されました。



 臨時議会終了後、議員や町幹部の見守る中、福島町長より名誉町民の称号を贈られました。
宮下さんは、昭和21年に役場に入り30年間勤め上げ、助役を6年、町長を3期12年務め、延べ48年もの長きに渡って町の行財政に携わってこられた方です。
 宮下さんは、ご挨拶で自分が名誉町民にふさわしい人間ではなく、与えられた仕事を勤めてきただけであり、最初は辞退するつもりであったが、これからも元気に生きなさいということだと思って承諾したと謙虚に仰られておりました。

 町には「名誉町民に関する条例」が制定されており、町勢の振興発展若しくは社会文化の興隆に特に功績のあった町民又は町民であったものに対しその功績と栄誉を讃えもって倶知安町発展に対する意欲の昂揚を図ることを目的として、名誉町民の称号を贈り、その業績を公表して顕彰する。となっています。

下水道区域外受益者分担金条例

2008年06月30日 | まちづくり
 臨時議会が招集され「倶知安町区域外流入下水道受益者分担金条例」が可決され、7月1日から施行となりました。
 この条例案は、3月の定例会に町長より提案されたのですが、即決とはならず、経済建設常任委員会に付託となり、今回、修正議決すべきものと報告されたのです。
私も委員なので、3月より審査していたのですが、6月の定例会までに結論が出なく、臨時会での報告となりました。
 条例の趣旨は、公共下水道の処理区域に住んでいる町民の方は、言い方はキツイですが、強制的にトイレを下水道に接続しなければなりません。その際、区域外の方は、下水道を使いたくても使えないので不公平のないように、下水道設備に要した税金の一部を土地の広さに応じて負担すると言う名目で負担金を納めています。
それと同じように、処理区域に隣接している区域外の人も下水道配管が近くにある場合、申請があれば、審査のうえ下水道を使うことを許可できるようなっており、その代わり、分担金を負担してもらいましょう、という目的の条例です。
 今までは、「取扱要綱」という形で運用してきましたが、条例よりも効力が弱いので、苦情をいう町民もおり、スムーズな業務ができないでおりました。また、分担金を頂くという義務を課すわけですから、地方自治法に従った条例で決めるのが本来的な仕組みであるので、今回の条例提案は、当然のことでありました。
 しかしながら、条例の細部に渡って審査を行ったのですが、分担金の額の決め方でなかなか合意が得られずに、定例会に間に合わなかった訳であります。
つまり、町の案は「建築物に係る宅地」と限定してありました。しかし、処理区域の町民の方は、「所有する全ての土地」が対象になっております。畑や空き地も猶予期間はありますが、全ての土地の面積が対象です。それは、公共下水道事業に掛かった金額を処理区域内の面積で均等に割り介しているからなのです。そこで、私たちは、区域外の方も下水道を使用するという受益は、区域内の人と同じなのだから不公平のない様に「所有する全ての土地」を対象にすべきと主張したのです。しかし、処理区域内の方は、都市計画区域内でもあり受益の意味合いが違うとの理由で区域外の方は受益を受ける「宅地」に限定することで修正案がまとめられてしまいました。
 この部分については、承服できないところですが、区域外の方が区域内に編入された場合、残りの土地に対しても負担してもらう条件と、適正な業務遂行に支障をきたさないためにも、本会議場では賛成としました。
結果、10対4(退席1)で可決となり、条例制定となりました。

枝豆オーナー

2008年06月29日 | 楽しみ
今年で3年目のなる枝豆オーナー。



今年の枝豆は、6月2日。
他のオーナーさんより1週間遅れの豆まきでした。
暫く、来れないでいたら、結構雑草が生えていました。



周りの方は、きちんと雑草取りをやっているので、我が家
と数軒は伸び放題になっています。
雑草も取らないと豆の生育にも影響が出てきます。



小まめにこないと小さな面積でも結構時間が掛かってしまいます。
今回は、1時間も掛かってしまいました。

7月の収穫が楽しみです




洞爺湖サミット 後10日

2008年06月27日 | 景色
洞爺湖サミットまで後10日と迫ってきました。



喜茂別町では、サミット歓迎の花が満開になっていました。
国道230号線と役場通りの交差点のところです。
国道拡幅工事のため、一部解体の終わった土地を借りて春に花を植えていたと思います。マリーゴールドや菜の花が咲き誇っており、G8の国旗がその花に埋もれています。
喜茂別町は花の栽培が盛んなところで菅原町長も元花栽培を仕事にしていたと思います。

国道230号線は、パトカーや機動隊車で溢れています。
全国各地のパトカーとすれ違いました。
本番には、道路規制が行われるので、近寄らない方がよさそうです。

いずれにしても、無事に終わってほしいものです。

消防演習

2008年06月26日 | まちづくり
消防演習が行われました。



 今年は自治体消防60周年の記念の年だそうです。
町内の消防団員103名に消防署職員が加わった大掛かりな演習です。
きびきびとした動きで普段の訓練の成果が感じられます。
消防団員の方々は、一般の町民ですから本職を持ちながら消防活動を行ってくれておりますので、感謝の一言です。

 7月に江別市で開催される「北海道消防操法訓練大会」に後志を代表して、倶知安消防団が16年振りに参加するそうです。



5名の団員の方が出場するのですが、5月19日より毎朝訓練を実施しているそうで、今日はその訓練の一端を披露してくれました。



「小型ポンプ操法」で火災を小型ポンプでくみ上げた水で消火する作業を競う種目です。45秒を目安に行うそうで、普段では考えられないような機敏な動きで、いち早く的に当てて消火してくれました。
本大会での健闘をお祈りします。



全体訓練として、火災を想定した実地演習で先着隊や水槽の延長隊などによる訓練です。
普段あまり放水できないのでしょうから、このような全体訓練が実際のときに効果を発揮すると思いますが、なるべく効果を発揮する場面がこない方がよいのですが。

火の用心が一番です。

消防団の皆さんの日々の健闘に感謝・感謝です。

花吉

2008年06月24日 | 楽しみ
娘が帰町したので、久しぶりにニセコの「花吉」で夕食です。



夕方に例会の予定が入っていたのですが、久しぶりなのでキャンセルさせてもらい「綺羅の湯」にはいり、花吉での夕食でした。
これも、リゾート地に住んでいる特権なので、平日に「ちょっと行くか」といった感じで温泉と晩餐です。混雑に巻き込まれずにゆったりと楽しむことができました。美味しく食べさせてもらいました。ただ残念なのが、運転手が一人なので美味しいお酒が飲めなかったことです。



花吉は、予約がないとなかなかはいれないと言う話でしたが、今晩は上手く入れました。でも、その後は結構お客さんが入ってきましたよ。外人さんも来ました。さすがです。
「美味しいところは、場所を選ばず」です。
羊蹄山麓にも少しずつ美味しいお店が増えてきています。相乗効果で、どんどん増えてくれると地域のレベルも上がってきます。
頼もしいことです。

今度は何処に行きましょうか・・・。


第2回定例会 議案審議

2008年06月19日 | まちづくり
 3日間の一般質問が終了し、最終日の今日、議案審議です。
 一般会計と5つの特別会計の補正予算が可決されました。
一般会計は、4月の職員の移動による人件費の移動の他、産婦人科医師確保対策事業360万、多言語通訳育成事業140万障害児特別支援108万広域連合負担金517万など797万円の増額です。
 町税条例の一部改正が行われ、4月30日の国の法律の改正に伴って、町の税制も改正になりました。昨日、一般質問したふるさと寄付条例の関係で寄付金税制の改正です。寄付の募集ではなく、町の人が寄付したらその分町民税を支払ったこと(5千円以外)にしますという改正です。
また、これは問題になりそうなのですが、住民税を公的年金から天引きできるという改正です。今、日本中が後期高齢者医療保険の年金天引きで問題になっていますが、来年から65歳以上で18万円以上の年金受給者の住民税を年金から天引きしますということです。まだ、新聞等ではあまり記事になっていませんが、今、改正するのはちょっと早急な気がします。税務課としては、国の法律で決められたので、それに従わなければならない。NOとはできないとのことで可決になりましたが、対象の方に十二分に説明しないとまた騒動になりそうです。
 町長から「元倶知安町長の宮下雄一郎さんを名誉町民」に推薦したいということに満場一致で同意がされました。宮下さんは、役場職員として30年、助役6年、町長12年と48年間町行政に貢献された方です。自治功労賞や勲五等双光旭日章を受賞され、現在も町に住んでおります(大抵の町長は、町からいなくなってしまうのですが・・)。おめでたい事です。
 3つの意見書も採択されました。
・国による公的森林整備の推進と国有林野事業の健全化
・北海道地域最低賃金の大幅な改善
・地方財政の充実・強化
また、継続審査されていた「国の季節労働者対策の強化を求める要望意見書採択に関する陳情書」も採択されました。

 11日間の定例会が無事閉会されました。

第2回定例会 一般質問

2008年06月17日 | まちづくり
第2回定例会が始まり、16日から一般質問が始まりました。
今回は、13人の議員から37問の質問です。
二日目の今日は、私が最初の質問者です。今日は、民生委員の方の勉強会なのでしょうか、10数名の方が傍聴にやってきてくれています。有難いことです。何時もは数名なのですが、傍聴者が多いと議員も町長も何時もより緊張感を持って臨むので引き締まった議会になります。
議会は、平日の日中の開催なのでなかなか傍聴の方も集まりにくいと思います。随分依然にビデオで同時中継を試験的に行っていたようですが、他の市町村でもインターネットによる中継なんかも行われているので、是非、わが町も取り組むべきです。記録に残るので、緊張した議会を維持できると思います。情報も瞬時に伝えることもできます。現在は、3ヶ月後に「議会たより」として、議会報告が行われていますが、時間差ができて新鮮味に欠けますし、質問のやり取りが再々質問まで記載されずに通告と答弁書の域を越えていません。大事なことが再質問や再々質問に隠れているからです。栗山町が全国で最初に取り組んだ議会基本条例を見習って、わが議会も改革していかねばと思っています。志ある議員がいなければ実現が難しいので、町民の皆さんの応援がないとなかなか難しいと思います。でも、何とかしなければ・・・、と思うのです。

今回の質問は、
・地域医療の取組みについて
・市街地のまちづくり
・雪と暮らす建物づくりについて
・ふるさと寄付条例について
の4件です。
 地域医療については、国・道・関係団体への陳情主体の存続運動や金銭的な支援が主な取組みですが、もっと医師の立場に立った活動をしないと医師が地域に残ってくれないと思うのです。医師の数には余裕がないのですから、町に来てくれる、ずっとここに居たい病院にならないと地域医療は立ち行かなくなってしまいます。
人間が生きていくために必要な「衣・食・住」は、今や「医・食・住」となっており、「医療」がないところには、町は存続できない時代になっています。
今、真剣に町民と共に行動しないと大変なことになります。
 ふるさと寄付条例については、4月30日の国会で地方税制の改正が行われ、ふるさとに寄付をした金額の内5千円を引いた残りの金額を道・町民税を払ったことにしてくれる仕組みです。つまり、5千円が純然たる寄付になり、残りはふるさとに税金を納めたことになるということです。この仕組みをいち早く活用している町村が結構あるのですが、わが町はまだスタートラインに立ってもいないのです。どの部署で動くかも決まっていません。黙っていても、寄付は集まらないのですから、お願いや宣伝をして寄付してもらうような営業活動をしないと他所に取られてしまいます。町長も元経済人なんですから、時は金なりです。スピーディーな動きが大事だと思うのです。
また、このふるさと寄付条例は、目的を持った寄付項目を作ること、例えば「図書館を整備するための寄付」とすると、町民でも寄付できますので、自分の税金は使い道の判ることに使ってほしいということで図書館整備に寄付として税金を納めることができます。これは、結構使える法律だと思うのです。
 以上のような質問をしたのですが、結局は「検討します」「他町村の動きを調査しながら検討します」と前向きな回答を得ることはできませんでした。
ただ、やらないとは言っていないので、これからもネチッコク取り組んで行きたいと思います。まずは、動き出すような作戦を考えなければなりません・・・。

真夏の銀座雪ダルマ

2008年06月16日 | まちづくり
くっちゃん21雪ダルマの会の総会が行われました。

今年の「真夏の銀座雪ダルマ」は、8月24日開催の予定です。



今年で19回目の上京となります。
詳細については、これからですが、今年も熱く、涼しくです。



今は亡き武内会長、柏谷副会長と雪ダルマの会の生みの親であるお二人に良い報告ができようにしたいと思っています。

出前講座「家庭でできるエコ」

2008年06月15日 | まちづくり
花植えの後、役場の環境対策課の職員による出前講座「家庭でできるエコ活動」を行いました。



この出前講座は、洞爺湖サミットにちなんで企画しました。
CO2削減に皆でできることからやってみようということです。
無理をせずに、ちょっとした心遣いの集まりが大きな力になります。
気負わないで、普通の生活の中で少しずつでいいのです。
町のスーパーでは、レジ袋の有料化が始まりましたが、始まる前には70%の方がエコバックを使っていたそうです。

会場の蛍光灯を消すことから始めましょうということで、途中から照明が消されました。
役場の照明が消えていても休みじゃないですよ。と係りの方が最後にお願いしていました。