北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

じゃが踊り

2007年07月31日 | まちづくり
8月4・5日は、くっちゃん「じゃが祭り」。

今年は、「じゃが千人踊り」に参加することになる。
もう二十数年じゃが祭りに参加しているけれど、じゃが踊りは初めての体験。
何時もは、建築士会の「ちびっ子広場」で、タコ焼き作りなど屋台の子方として2日間働いており、わが子の相手もしたことがなかった。
わが子も納得させられて、お祭りの日は母子家庭になっていた。
今年は最終日の千人踊りに議員団の一員として参加することになる。
何時も観客側にいて感じはわかっているつもりでいたが、今日の練習に参加して、なんとも様になっていない。
少しは、踊りの素養はあると思っていたが、手足リズムがばらばら。
先が思いやられる。
浴衣も出来上がり、今は草履を履き慣らしている。
まあ、千人もいるんだから、目立たぬように楽しむことにしよう。

今年は、北電さんが参加しないようだ。
何でも、泊原発で発生した不審火に対する危機管理の不備に対する自粛だそうだ。
本社に投書があったそうで、「不祥事を発生した会社がイベントに参加しているとは何事か」といった声があったそうである。
その対応として、小樽の潮祭りの参加中止をはじめじゃが祭りなど地域イベントへの参加を暫く見合わせるそうだ。
この対応は、ちょっと違うのではなかろうか。
地域と一体となってイベントを盛り上げるのは、北海道の大きな企業として地域の一員であることの証で、決して遊んでいるわけではない。
地域のまちづくりに参加することが、今回の不祥事を招いた訳ではない。
投書を入れた人は、まちづくりに汗したことのない都会人なのであろう。
地方の小さな町にとっては、北電の職員も転勤族であっても、同じ町民として付き合っており、大切な住民の一人なのである。
不祥事をなくすることは、もちろん大切なことであるが、まちづくりに参加することもまた大切なことだと思うが、どうだろうか。

北の紫陽花寺

2007年07月29日 | 景色
共和町の明善寺は「北の紫陽花寺」と呼ばれています。



紫陽花寺と呼ばれているお寺は、全国にたくさんあるようで、鎌倉の明月院や成就院が有名のようです。
お寺には、紫陽花がつきものなのでしょうか?
明善寺のパンフレットによると、
七変化の花と呼ばれている紫陽花は、咲き始めは淡い色で段々と色が濃くなる。この移り変わりが、仏教の「全てのものは移り変わり、絶えず変化する」と言う「諸行無常」の教えを端的に示してくれている。
と解説してありました。それんな訳で、お寺と紫陽花の関係が深いのでしょう。

明善寺は、20年ほど前から前々住職が、紫陽花を植え始めたそうで、今では20種類の紫陽花が500株ほど植えられているそうです。
また、本堂の中には、紫陽花が描かれた屏風もありました。



全国から紫陽花の花を見に来られているようで、来館帳には、東京などの住所も見られました。
紫陽花の見頃は、7月中旬から8月上旬だそうです。

大法山明善寺 浄土真宗本願寺派(お西) http://www13.ocn.ne.jp/~yo0822ki/

奨学生選考

2007年07月27日 | まちづくり
教育委員会より「奨学生選考委員会」の委員に任命されました。

町の奨学金給与条例は、経済的な理由により修学困難な学生に奨学金を給与し有能な人材を育成することを目的に作られています。
議員提案により作られた条例だそうで、現福島町長の先代の新太郎さんの寄付を基金としてできたそうです。
現在は、一般財源を原資としています。今年の予算は144万円。
高校生、専門学校生、短大生、大学生が対象です。
選考委員は、教育関係者3名、民生委員2名、町議会議員2名の計7名で構成されています。
今年は、5名の学生の申請があり、選考基準に則り5名全員が決定しました。

一生懸命、勉学に励んでもらいたいものです。

まちづくりは人づくりです。



ラジオ体操

2007年07月27日 | 暮らし
今日から小学校の夏休みが始まりました。
丁度、2・3日前から暑い日が続き、やっと夏らしくなってきたところです。
そして、今朝から町内会で朝のラジオ体操の始まりです。



初日の今日は、26人くらいの参加で、大人も10人ほどおりました。
ラジオ体操も真剣に行うといい運動になります。
それぞれの動作が、体の部分部分を鍛えてくれます。
それに、暑い夏、規則正しく朝起きができます。



町内会では8月10日まで行う予定で、日替わりのハンコも楽しみです。





戦没者追悼式

2007年07月25日 | 暮らし
どんぐり広場にある忠魂碑の前で、平成19年度の倶知安町戦没者追悼式が行われました。

戦後62年、遺族会の皆さんも高齢の方が多くなっているようです。

北海道詩吟連盟の副総範さんによる奉吟
「英霊南より還る」
 異境に骨を曝す十余年
 鬼哭啾啾誰か憐れまざらんや
 勇躍曽って上る遠征の旅
 無言今還る故国の天
 靖国の宮にみたまはしずまるも
 折り折り還れ母の夢路に
 戦争の末路何ぞ悲壮なる
 涙はり胸は迫る英霊の前

もう少しで終戦記念日です。
戦争の実体験のない世代ですが、何時までも戦争の無い世界を望みます。

調査視察 士別市場

2007年07月24日 | まちづくり
2日目は、士別市の地方卸売市場の調査視察です。

どこの地方卸売市場も同じような状況のようですが、大型スーパーやコンビニなどの町への進出で既存の商店の店仕舞いがはじまり、地方卸売市場の取り扱いの規模の減少や利用買受人の減少などでその存続が危ぶまれております。



わが町の地方卸売市場の施設は町のもので、民間の卸売業者がその使用料を納めて営業を行っています。その使用料は市場建設の公債費(借金返済)として使われています。まだ、後5年ほどかかるそうです。
しかし、卸売業者としては、その使用料を減額してもらい、地域の食の流通の役目を果たしたいとの意向のようです。
使用料を減額することは、税金で穴埋めしなければならないので、この財政難の中では、簡単にイエスとは言えません。でも、市場がたちいかなると小さな小売店の仕入先が遠くになり、商店街への悪影響が及びます。しかし、多くの町民は大型スーパーやコンビニ中心で、あまり、既存の商店を利用していないといったこともいえます。
なかなか、地方卸売市場の現状は厳しい状況です。

士別市の場合、わが町の1/3ほどの取扱高であり、使用料も1/3ほどの規模でしたが、少人数の職員で運営しているようでした。ただ、市の持ち出しは10倍ほどで、まだわが町の方がいいようでした。
もう暫らく、現状の中で努力してもらいたいと思いますが、地方卸売市場の存続の検証が必要であります。



調査視察 滝上芝桜

2007年07月23日 | まちづくり
経済建設常任委員会の1泊2日の調査視察です。
初日は、滝上町の芝桜です。
わが町の旭ヶ丘公園の芝桜整備事業に関連しての先進地での調査です。
調査の重点事項は、維持・管理についてです。



滝上町の芝桜は、元々桜の名所であった滝上公園にミカン箱一つの芝桜を譲り受けたのが始まりで昭和34年から造成されたそうです。
今では、10万㎡(甲子園球場の7倍)の大群落に成長し、日本一の芝桜公園と言われ、毎年7万6千人ほどが訪れるそうです。
入園料など多くのお金が町に入り、観光産業の目玉であり、町の自慢の一つになっています。
芝桜の維持管理は、第三セクターに委託しており、雑草の駆除がメインで年間延べ2500人で雑草取りが行われているそうです。その他、ボランティアの参加もあるようですが、作業を見ているとボランティアの域を超えるハードさがあります。
一時雑草だけに効く除草剤の散布も行っていたそうですが、芝桜にも若干の影響がでるので4年前から除草剤の散布は中止して、もっぱら、人力による草取りだそうです。その他、芝桜が弱っているところにたい肥を蒔き、薬は使わないとのことです。
芝桜は、水はけが良く、日当たりの良いところを好むそうですが、特別な地盤改良などは行ったことが無いそうです。それもそのはずで、凄い急斜面に生えておりました。
驚いたのは、芝桜の下の地盤が石原でありました。また、咲き終わったら芝桜を踏んで歩いても全然平気だそうです。雑草取りの様子を見ても、踏まないで行うのは至難の業です。



芝桜の管理費には約2500万円掛かっているそうですが、原資の中心は入園料の2200万円だそうです。施設管理も含めると3600万円弱ですが、芝桜がもたらす経済効果やイメージアップなど町の代名詞となっていることが実感できました。
また、地盤改良よりも芝桜の管理が重要で、薬に頼らずもっぱら人力による雑草取りが重要なようです。

わが町の芝桜整備計画の見直しが必要のようです。
そして、芝桜を整備する必要性の整理が必要です。


ニセコのコンドミニアム

2007年07月22日 | 暮らし
ニセコヒラフのコンドミニアム。



弟ファミリーが2年振りに来町し、子供たちも大きくなったのでヒラフのコンドミニアムを借りることにしました。
HOKKAIDO TRACKSのO保さんに予約をお願いしていました。
シーズンオフで夏休み前のためまだ利用が少ないようですが、良い部屋を準備していただきました。
2ベッドルームにLDKがゆったりとして、バルコニーから羊蹄山がばっちりです。





話には聞いていましたが、実際に中に入ったのは初めてでしたが、シンプルなデザインの部屋です。
これなら、長期滞在にはもってこいですね。
室内の取り扱い説明書や備え付けの本など英語対応なので、お客さんは外国の方中心なんでしょうけど、日本の都会の方にも十分すぎるぐらいの設備です。
最近では、大勢の外国の方々がスキーを楽しみに来町していますが、聴是非、日本人にも利用されるといいのですが。

まちづくり懇談会2

2007年07月20日 | まちづくり
7月12日から「まちづくり懇談会」が町内12箇所で開催されています。
福島町長はじめ役場の幹部さん方と町民とが、町政について話し合い、情報を共有しながら今後のまちづくりを進めていこうという主旨で開催されています。
いままで、なかなか日程が取れなくて参加できなかったのですが、6回目の「サンスポーツランド」会場に参加できました。
殆んどが、ヒラフの山田、樺山、泉郷地区の方々でしたが、オブザーバー的に地域の皆さんがどんな課題を持っているのかを聞いてきました。

まず最初に福島町長から現在のまちの現状についての説明がありました。
第5次総合計画の策定、自衛隊駐屯地、支庁の再編成、後志広域連合、ヒラフ地区の観光、町の財政、福祉や医療施設、旭ヶ丘公園の芝桜、尻別川の開発と環境、まちの駅、新幹線、高速道路、国道393号、文化施設の小川原美術館、風土館、パークゴルフ場、小学校などの現状と課題を説明してくれました。
その後、町内で取りまとめた質問に対する質疑応答がなされました。
 ヒラフ地区の上下水道に関して、中心街との格差を是正できないのかとの質問については、上水道と簡易水道との違いがあり、別会計となっているため是正は難しいが、制度改正により23年までに上水道と簡易水道との統合計画を策定しなければならなくなったので将来的には改善されるようです。
 ヒラフ地区のインターネット環境の改善について、加入限度に近づいているので回線の増設の要望がありましたが、NTTに移行する場合、現回線の処理の問題があり、簡単ではなさそうです。
 冬の除雪対策については、コンドミニアムの建設ラッシュに伴い、雪の堆雪場がなくなり、排雪で対応していく予定で、秋ごろより地域と話し合いをしていくそうです。
 最後に、一番質疑が多かったヒラフ地区の準都市計画地域の指定について、これまで地域で作ってきた要綱に法的拘束力をもった地域とするために現況調査を行う。その結果、既存建物等の対応を考慮しながら進めて行きたいとのことでした。ただ、地域の声は、規制基準の変更がありそうなので、これまでの活動に対する意義に対する不満や要綱を尊重した進め方を求める意見がありました。
景観や環境を守り、より良いリゾート地を目指した話し合いが今後も望まれます。

活発な意見交換があり、予定を1時間半もオーバーして終了となりました。懇談会の場で発言できる方は限られているので、いろんな場面でいろんな意見を聞き、まちづくりにつなげてもらいたいものです。

まちの駅 その2

2007年07月19日 | まちづくり
くっちゃん「まちの駅」がOPENしました。



公募されていた建物の愛称も「ぷらっと」と決まり、まちの駅がスタートしました。
駅のプラットホームとぷらっと立ち寄ってもらいたいという意味を込めた愛称だそうです。
名前の通り、多くの人で賑わってもらいたいものです。
建物には、北海道の木材「カラマツ」を多く使うように心がけて、外観には柱やルーバーに、室内のテーブルやカウンターに使っています。
チャレンジブースには、地元の陶芸品や小物も並べてあり10個のブースが埋まっています。また、物産コーナーには、くっちゃんのお菓子も販売してあります。
ギャラリーには、写真クラブの作品が展示してあります。
手作り感いっぱいの「ぷらっと」になっています。
これから、いろんな情報が発信されるのを楽しみにしていきたいと思います。