密室の鍵貸します (光文社文庫) | |
東川 篤哉 | |
光文社 |
乃木坂文庫。「千葉の東、神奈川の西に位置する烏賊川市」。冒頭から人をくった設定に「ははあ、こーゆー乗り、嫌いじゃない」と読み進めました。結局、謎解きの部分も「サラッ」と読めてしまった感が少し残念ではあるものの、肩の凝らない作品、好印象です。
スタート! (光文社文庫) | |
中山 七里 | |
光文社 |
乃木坂文庫。サクサク読めました。登場人物の描写の比重が、映画にかける各キャラクターの情熱の方が重すぎて、犯行に至る心理描写が軽いように感じてしまった。パズルのピースがはまっていくような謎解きの展開は良かったが、映画の製作含めいろいろうまく行きすぎでは?最後で急に名探偵ぶりを発揮するキャラクターにも違和感。
美少年蜥蜴【光編】 (講談社タイガ) | |
西尾 維新,キナコ | |
講談社 |
発刊をだいぶ待たされた理由が、他作品を100冊目にするためだった?流石多作な作家さん。意外に早く訪れた「その時」。びっくりした。物語はどんな「美しい」ラストを迎えるのか?楽しみでならないと同時に、次巻で最後なのが悲しい。もっと美少年探偵団の活躍をみていたかった。