ー この湯呑はあるお寿司屋さんの特注品 ー
もう50年も昔のもので、主人が実家の整理がてら持ち帰ったものである。
湯呑の中には知らざあ言って聞かせやしょうと
「ずけ」から始まり「上り」で終わる鮨言葉が書かれてあって
なんとも親切な湯呑である。
知らざあ言って聞かせやしょう、、これはべらんめえ口調の江戸っ子弁
江戸っ子と言えば、向こう見ずで喧嘩早くって、ちょっと慌てん坊、
そして人情味があって正義感もある。
だからお節介もやく。
この言葉にはそんな江戸っ子の人情溢れるお節介魂が感じられ、
湯呑に書かれた文字でしかないのに、生き生きと見えるから面白い。
この中で知らなかったのは「ずけ」「たま」「片思い」「縁側」「鉄ぽう巻き」
「ガレージ」「さがや」「きず」「やま」の九つの言葉。
「やま」の笹は、山で採れるから。
「きず」の干瓢は、大阪の木津が産地だったから。
「ガレージ」のしゃこは、ガレージ=車庫(しゃこ)の駄洒落から。
「鉄ぽう巻き」は、干瓢を芯にした細い海苔巻きで鉄砲に似ているから。
なーるほど!言葉の由来も結構適当なところが面白い♪
こんなに教えてもらって「兄さん、あんがとよ!」「すまねえな!」ってとこでしょうか、、
ガレージ=しゃこ これが一番受けました~
駄洒落 大好きです~~
↓ウサギのダンスのお皿も可愛いですね
こんなお皿が我が家にあったら食事風景も変わるでしょうね
素敵です
茶碗の内側に手書きするのは難しいと思いますが、たっぷりと大きい湯呑だから出来ることで貫禄があります。
本当に商売繁盛の願いがたっぷりとこもっていますね。
ガレージ、一つだけカタカナなのに、どうしてもこの駄洒落が使いたかったんでしょう、、うけますねえ(笑)
私も駄洒落大好きです~~
ウサギのお皿は姫ちゃんの良いご飯のお供になりそうですね♪
ご飯を食べながら物語が出来ちゃうかな。