今春、念願叶って白色桜蓼(サクラタデ)が我が家にやって来ました。
山野草展でも、ずっと出会いがなくて
縁のない植物なのかも・・・
と半ば諦めていたのですが
ブログのご縁で「tyakoの茶の湯往来」様が送って下さったものです。
⇩⇩⇩
イヌタデ(赤まんま)と同じタデ科の植物ですが
花は桜の花のように五裂して
とても美しく可愛らしいのです。
今回は
竹の花入れ(うそ切り)に、秋海棠と三時草と一緒に収まってもらいました。
秋海棠(シュウカイドウ)
⇩⇩⇩
庭で咲く花としてお馴染みの花ですが
長い柄から垂れ下がって咲く姿から
別名は「瓔珞草」(ヨウラクソウ)と素敵な名前も持っています。
※瓔珞(ヨウラク)は、宝玉を連ねて仏像の頭、首、胸などを飾るもの。
また、寺内の天蓋などの装飾に用いる。
参考ー国語辞典(旺文社)
三時草(サンジソウ)
⇩⇩⇩
午後三時頃に咲くので「三時草」と言われています。
三時に咲いて、夜までのわずか3,4時間ほどの命です。
赤くて丸い蕾から、弾けるように咲くので「ハゼラン」とも呼ばれます。
小さくて、なんとも愛らしい花です。