来年の夏には成虫になりそうな幼虫です。
可哀想に、こんなに寒くなってから
土の中から引っ張り出してしまいました。

椿の伸びた根を切った翌日のこと。
三匹の幼虫が土の上で
僅かに動く手足でもがいているのを発見。
土の中に潜ろうとしているようですが
全然潜れそうにありません。
ああ~どうしたらいいの~(*_*;

取り敢えず、木の根がある所へ埋めてみました。
ところが
しばらくして見に行くと
何と!
地面を割って頭を出しているではありませんか。
こんなことを何回か繰り返しましたが
一向に地中で過ごす様子がなく
地面に出て来るので
ネットで調べて
脱脂綿に砂糖水を含ませて吸わせてみました。
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吸ったかどうかは分りませんが
この個体だけが何とか動き回っています。

これも気に入らなかったのか
どこかに行こうとしています。
これでは
無駄に体力を消耗するばかり。
そこで
根っこの代わりの割りばしに
今度はハチミツ水を含ませて、とまらせてみました。
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しっかり吸って元気になってよ!
このあと祈りも空しく
脇の土の上に移動していました。
それなら土の中に
割りばしと幼虫を一緒に埋めたらどうか
ということになって埋めてみました。
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ハチミツの甘い匂いにつられて
「アリが来たら大変」と玄関に入れました。
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翌朝見ると
ああ~あ、やっぱり出て来ちゃってる~💦
この個体だけが僅かに動いていましたが
この後、すっかり動かなくなり
両脇の幼虫は土の中で動かなくなっていました。
私が椿の根っこを切ったばかりに
セミの幼虫の命を奪ってしまいました。
今度、根っこを切る時は
セミ達が
地面から出て、成虫になってからにします。
何とも可哀想なことをしてしまいました。
セミの赤ちゃんを救おうと
てんやわんやの二日間でした。