何年か前に
東京にいる次女が
「これ美味しいから食べてみて!」
そう言って持って来てくれた「もりおか冷麺」
初めて食べた時には
「何これ?」
「スープは酸っぱいし、麺が嚙み切れないよ~」
そう言って
家族皆に評判が悪くて
二度と食べまい!もう食べることはないだろう
そう思っていました。

ところが翌年の夏
最寄りのスーパーの棚にあるのを見つけて
「えーっ!関西にも進出?」
ならば、もう一度食べてみましょ。
好奇心が勝り
二度目のチャレンジとなりました。
「あ~っ、やっぱり~
酸っぱいし、噛み切っれないわ~」
「でも、この味って、そう美味しいわけじゃないけど
酸っぱいだけじゃなくて、何とも言えない
癖になりそうな味だよね~」
「ひょっとしたら、毎年夏になったら食べていたりしてね」
こんな会話を家族と交わしていました。

スーパーで見かけたのは
その夏だけで、それ以降はどこにも置いておらず
やはり関西では売れなかったのか・・・
彼女にそう話すと
東京のスーパーには普通に置いてるからと言って
送って来てくれました。
三度目の正直?
食べてみると
「そうそう、この味!」
噛み切れない麺を、冷たくて酸っぱいスープですすると
喉がひんやりして気持ちいいじゃありませんか♪
こんなに暑い夏なら
「もりおか冷麺」もいいねえ~
さっぱりしてるのに、何故か奥行きを感じる妙なる味わい
この旨味はどこからくるのか・・・
そんなこんなで
たぶん来年の夏も食べることになりそうです。