裏山に登るといろんな植物に出会えます。
器を替えてあれこれと活けてみました。
まずは、古い小鹿田焼(おんたやき)の壺に
野薔薇の実をメインに、犬蓼と嫁菜を合わせてみました。
赤とピンクでふんわりとやわらかい雰囲気になりました。
※小鹿田焼は大分県日田市の山間で
古くから受け継がれた伝統的な焼物です。
なた籠に洋種山牛蒡をメインに、犬蓼と嫁菜を合わせました。
洋種山牛蒡の紫色の実が生る前は、
穂先が淡いピンク色で初々しい風情です。
こちらは魚籠に柘榴(ザクロ)をメインに
犬蓼と嫁菜を合わせました。
この柘榴は裏山散歩の折に
近隣の方から頂いたものです。
いつも植物採集しながら歩いているので、
「ちょっと待ってね~」
そう言いながら庭の木から切って来てくれました。
裏山を 歩けば嬉し 柘榴かな 越後美人
丹波焼の花入れに
柘榴をメインに犬蓼と嫁菜を合わせてみました。
柘榴が三つもついていて楽しい~♪
同じ魚籠に犬蓼をメインに、
嫁菜とドラゴンレッドを合わせてみました。
しみじみと秋の風情になりました。
明石焼の蛸壺風花入れに
留紅草(ルコウソウ)をメインに
洋種山牛蒡を合わせてみました。
留紅草の赤がとてもチャーミングです。
同じ明石焼きの花入れに
早乙女葛の実をメインに嫁菜を添えてみました。
小さくて真ん丸の実がいっぱいついていて愛らしいです。
明石焼きの壺に
臭木(クサギ)をメインに藤の黄葉を合わせてみました。
臭木の実は羽根突きの羽のようでとても可愛いです。
小さな籠に
臭木だけ入れてみました。
これだけでも可愛らしくなりました。
丹波焼の花入れに
嫁菜をメインに洋種山牛蒡を添えてみました。
丹波焼の渋さが嫁菜を生き生きと輝かせました。
* * *
全部裏山で採ってきたものです。
(嫁菜だけは庭で育てたものです)
材料費「ただ」でこれだけ遊べました。
次に続きます、乞うご期待 (^_-)-☆