世界遺産音羽山清水寺鐘楼に吊るされている梵鐘は、平成20(2008)年4月清水寺門前会によって寄進された第5世梵鐘です。
世界遺産音羽山清水寺は、京都東山山系清瀧の地(東に流水のある所)に位置します。参道を上がり、仁王門をくぐると、左前方に鐘楼があります。
慶長12(1607)年に再建された重要文化財鐘楼は、6本柱で、四方転びの技法によって柱に貫を三重に通して組まれています。この鐘楼には、応仁の乱後、清水寺復興の願阿上人の大勧進活動によって文明10(1478)年改鋳奉納されました第四世梵鐘が吊るされていました。
平成19(2007)年、清水寺門前会結成20周年記念として、第5世梵鐘寄進が発願され、平成20(2008)年4月、第5世梵鐘が寄進されました。
この第5世梵鐘を鋳造されたのは、岩澤の梵鐘です。
私の数十年来の友人である岩澤氏は、国内外の梵鐘、銅像等を手がけていらっしゃいます。音羽山清水寺第5世梵鐘について記された石標には製造者が明記されておりませんが、岩澤の梵鐘で鋳造されたものです。
第4世梵鐘とは異なり、第5世梵鐘は、伝統技術と近代的手法を用いておよそ300キログラム軽量化することによって鐘の音の余韻が長くなるよう工夫が施されています。
世界遺産清水寺の鐘楼に吊るされた第5世梵鐘の音は、永代多くの人々の心に響いていくことでしょう。
なお、平成21(2009)年11月12日(木)から12月6日(日)の期間、清水寺は夜の特別拝観(18:30-21:30受付終了)が可能です。
秋の紅葉に彩られた見事な景観は多くの人々を魅了することでしょう。
清水寺については、下記をご覧ください。
http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html
岩澤の梵鐘については、下記をご覧ください。
http://iwasawa-bonshou.com/archives/category/news/page/2/
写真:音羽山清水寺鐘楼(京都市東山区清水一丁目)
世界遺産音羽山清水寺は、京都東山山系清瀧の地(東に流水のある所)に位置します。参道を上がり、仁王門をくぐると、左前方に鐘楼があります。
慶長12(1607)年に再建された重要文化財鐘楼は、6本柱で、四方転びの技法によって柱に貫を三重に通して組まれています。この鐘楼には、応仁の乱後、清水寺復興の願阿上人の大勧進活動によって文明10(1478)年改鋳奉納されました第四世梵鐘が吊るされていました。
平成19(2007)年、清水寺門前会結成20周年記念として、第5世梵鐘寄進が発願され、平成20(2008)年4月、第5世梵鐘が寄進されました。
この第5世梵鐘を鋳造されたのは、岩澤の梵鐘です。
私の数十年来の友人である岩澤氏は、国内外の梵鐘、銅像等を手がけていらっしゃいます。音羽山清水寺第5世梵鐘について記された石標には製造者が明記されておりませんが、岩澤の梵鐘で鋳造されたものです。
第4世梵鐘とは異なり、第5世梵鐘は、伝統技術と近代的手法を用いておよそ300キログラム軽量化することによって鐘の音の余韻が長くなるよう工夫が施されています。
世界遺産清水寺の鐘楼に吊るされた第5世梵鐘の音は、永代多くの人々の心に響いていくことでしょう。
なお、平成21(2009)年11月12日(木)から12月6日(日)の期間、清水寺は夜の特別拝観(18:30-21:30受付終了)が可能です。
秋の紅葉に彩られた見事な景観は多くの人々を魅了することでしょう。
清水寺については、下記をご覧ください。
http://www.kiyomizudera.or.jp/index.html
岩澤の梵鐘については、下記をご覧ください。
http://iwasawa-bonshou.com/archives/category/news/page/2/
写真:音羽山清水寺鐘楼(京都市東山区清水一丁目)
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