ある記憶

遥か遠くにいってしまった記憶たち

今度は、近代絵画の父=セザンヌ展

2008-11-16 19:58:56 | 



今度はポール・セザンヌ。

「セザンヌ主義」と称して「近代絵画の父」と言われるセザンヌの絵がやってきた。

横浜美術館で11月15日(土)~1月25日(日)まで。

今回は、セザンヌの名作約40点と、その影響を受けたと考えられる20世紀の巨匠の作品約100点を国内外から集め、それらを並置、比較して鑑賞するという試みです。


  「セザンヌ!彼は、われわれみんなの父のような存在だった。
   われわれは、彼によって守られていたのだ…。」(パブロ・ピカソ)


彼の絵画が20世紀初頭のフランスにおける革命的な芸術運動に与えた影響はとりわけ顕著だったといわれます。

今回の企画のリーフレットには次のようにあります。


  偉大なる表現者が次なる表現者を生むという、芸術の神髄に迫る
  この貴重な機会を、どうぞお見逃しなく!


出展作家は以下の通り。

セザンヌ、ゴーギャン、ベルナール、ピカソ、ブラック、マティス、
ドニ、シャガール、モディリアーニ、キスリング、、、、
有島生馬、安井曽太郎、岸田劉生、佐伯祐三、黒田重太郎、、、、



ピカソ展に続き今年中にぜひとも鑑賞に出かけようかと思っています。


そういえばがさごそかたずけをしていて出てきたスケッチの1枚。
学生の頃に描いた彼女の横顔。
絵を見るのは好きでしたが、描く方は見よう見まね。
あまりにも懐かし過ぎる1枚でした。




もう相当に過去のお話し。
よい思い出になっています。
絵は捨てない限り色あせずにずっと残っています。


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家にいるときの時間のすごし方

2008-11-16 11:51:17 | 
 


ぐずぐずした天気で、ぐずぐずと家で時間を過ごしています。
コーヒーをきょうはもう3杯もいれました。

コーヒーメーカーがゴボゴボと湯をこす音を聞きながらメンソールをくゆらせている。
窓はあけっぱなしで冷たい空気が気持ちいい。

コーヒーは学生の頃から好きでした。
モカやキリマン、ブラジルなどストレートなコーヒー豆を買い、
自分で豆を挽き沸かしたお湯でペーパーフィルターでこしていれます。
ブレンドなんて飲まないというこだわりもありました。

今はコーヒーメーカー、豆も安いブレンドを大量に買い込んでいます  

〝こだわり〟というものをすっかり放棄してしまった。





汚い机の周り… これじゃあ机に向おうという気も起りませんね。

昔つきあっていた人に、大学に入って何を学んだかと聞いたことがありました。
その人が言うには「机に向かう習慣」という答えでした。
そんな単純明快な答えが返ってきて我を省み、赤面した覚えがあります。


その〝真理〟は長いこと僕の心に堆積し、どこへ引っ越す際にも少なくとも机と椅子だけは離さず携えてきました。
何しろそれさえなくなってしまったら「机に向かう」ことすらできなくなりますから。
ところが、いったいこの机にどれだけ向かっただろうか。
そうふりかえると少なくともここ数年、お世話になった記憶がありません。
単に、小物置場と化し、机の上は見ての通りのありさまです。 


勉強をしよう。知識をいっぱい吸収しよう。いろんなことを自由に思索しよう。
日記を書こう。手紙を書こう。詩を書こう。……

そんな決意で買った机なのに、ほとんど当初の目的に使用されたことのない机。
もうだいぶ年季も入りくたびれています。可哀そうな僕の机です。


さあ、今日はどう過ごしましょうか。
曇り時々小雨模様… 
濡れるのを覚悟してマラソンに出かけようかな 


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