椿峰のまち

所沢・椿峰ニュータウンでのまちから見えてくるものをお伝えするブログです。

6月9日のまち 東京・国分寺で その8

2020-06-25 14:18:34 | 建築

寺院の国分寺のすぐ近くに、国分寺市重要有形文化財の旧本多家住宅「長屋門」がありました。

代々国分寺村の名主であった本多家の屋敷の入り口に、表門と先代当主の隠居所を兼ねて、江戸時代末期に建てられたものだとか。

シンプルで合理的に感じられるのは、コロナウィルスのせいかもしれません。

隠居となった先代が門番に?

耳が遠かったりしたら・・・・・

たぶんお世話をする人がついていて、大丈夫なんでしょうね。

 

江戸時代から明治にかけて、国分寺村は堅実な合理性をもった名主がいてよかった☆

ということが感じられたりしました。

湧水地がすぐ近くにあるようなこの土地は、かなり価値があったのではないでしょうか。

守り方というものを参考にする必要があると思います。

 

高齢者もいろいろな形で防衛に参加できる、のではないでしょうか?

また当時もさまざまな疫病があったはず。

疫病対策として、この建物をみる、ということも大事そうです。

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それにしても、幕末期にこんな価値のある土地は大丈夫だったんだろうか、と思ったりしたんですが

よく考えてみれば、近藤勇はこの近くの出身でしたね。

つまり、かなり剛の者たちを育成していた、ということがあるのかもしれません。

ついつい京都での抗争や戊辰戦争ばかりを考えてしまいますが。