7月12日に東京は四たび緊急事態宣言を出したので、これを好機に、「第4弾 くそくらえ緊急事態宣言」の行動に移しました。梅雨も明日には明けそうな予感がします。
今回は山梨県石和へ。
初狩PA で、トイレ休憩。勝沼IC はもうすぐですから、結構山が深くなってきています。小雨模様で残念ながら富士山は望めません。
勝沼ICで中央高速を降りて、今日の第一目的地に向かいます。さすがに山梨は近くて、11時に目的地到着。
武田信玄の菩提寺「恵林寺(えりんじ)」です。
ほとんど人がいなくて、ストレスフリーです。
山門をくぐると開山堂。夢窓疎石(むそうそせき)、快川紹喜(かいせんしょうき)、末宗瑞曷(まっしゅうずいかつ)の三像が堂内に安置されているとのこと。
受付に、猫が2匹寝ていて、お客さんが来ても、まったく我関せずのすごい猫たちでした。
なんか、アイドル猫で、オリジナルグッズも売っていました。
さすが、恵林寺はりっぱなお寺です。
700年以上の歴史を経た庭園は、京都嵯峨の天竜寺、嵐山の西芳寺を手掛けた、開山堂に祀られていた僧侶であり作庭家としても名を成した夢窓疎石の作だそうです。
うぐいす張りの廊下を渡ってきた、この先が信玄公の墓所となっていて、ここからは撮影禁止でした。
真っ暗で一寸先も見えない胎内めぐりも体験できました。
武田信玄公関連の文化財や資料を保存管理し、一般に公開している、信玄公宝物館も見学しました。
信玄公が兵士のために、湯屋の建設を恵林寺に依頼した文が展示されていて、「人は石垣、人は城、人は堀」の言葉どおり、人材の重要性を唱えた信玄公をよく表した資料だと思いました。
さて、お昼にします。
鳥もつ煮の元祖だといわれる、蕎麦「奥藤」に行ってみました。本店は地の利がよくなさそうだったので、大きな駐車場のある「川田奥藤 第ニ分店」に行ってみました。
武漢肺炎対策 山梨方式は、この間の旅行で慣れていたのですが、この店は特に厳重で、アクリル板で話もろくにできない状況でした。
家族連れは、家で感染しているんですから、何もアクリル板で隔離しなくてもいいんですけど。
お蕎麦の味は田舎蕎麦で普通でした。てんぷらがごま油で揚げてあっておいしかったです。
おなかもいっぱいになり、次の目的地、山梨県立博物館へ
朝からの雨もあがり、すごい天気になりました。こりゃ梅雨明けですね。
お目当ては、企画展「特撮のDNA~ゴジラ、富士山にあらわる~」。
7月10日から始まったばかりの展示会。夏休みの混雑前に見てしまおうという綿密な計画(実は旅行を決めた後から、偶然やっていることを知ったのですが)。
「日本が世界に誇る怪獣や特撮を紹介する大展覧会が、これまで何度も怪獣たちの決戦の舞台として描かれてきた富士の麓にやってきます。」というコンセプト。動画以外はカメラ撮り放題という太っ腹な展示会。
1点1点手作りされた怪獣たちの造形物や、細部まで緻密に作り込まれた超兵器のミニチュアが展示されています。
モスラはやっぱりかわいい
子供心にときめいた、メーサー兵器。かっこいいのです。
これは最新型ですね。
メカゴジラのそろい踏み
貴重なイメージ原画もあり、楽しめました。
さて、今日の宿泊地、「石和 びゅーほてる」に到着。
古い施設ですが、館内には滝があったりと建設時にはすごくお金をかけた施設だったんだろうなと想像されます。
お部屋は広くて、掘りごたつが売りのお部屋。
さて、夕ご飯は品数が多いのですが、あったかいものをその場でもってきてほしいと思うのは、いまどき贅沢な要望でしょうか?
平日とはいえ、数組しか宿泊しておらず、がらんとしていました。