オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

私も好きだけど…

2006-05-30 01:39:53 | 俳優のこと
愛妻家のヒューならではだなーと思える記事を発見。
こちら→http://www.flix.co.jp/page/N0008418

『X-MEN』シリーズ最新作の撮影を終えたヒューは、妻と寝室で過ごすプライベートな時間にも、ウルヴァリンの衣装を愛用しているというもの。
衣装ってあのエナメルというか皮のやつ?それともあのランニング(?)みたいなやつ?(←それは衣装とはいわんか)
ヒューは「僕はちょっとばからしく感じてしまうんだけど、妻は、ものすごく気に入っているんだ」とコメントをしているらしいが、なんだかんだ言いつつデボラ夫人のいいなりというか、夫人のためなら何でもしちゃうのね。
まあヒューらしいといえばヒューらしいけれど。

「シリーズの次回作では、新しいのを作らなくちゃならないと思うよ。この衣装は、妻が離さないだろうからね」なんて…おのろけかい(くそー!)???
でもですね、私も『X-MEN』は好きだけど、プライベートでもそれってどうなんでしょーか?
私だったらレオポルドのかっこをして欲しいけどなあ。


そういえば『X-MEN 3』が公開されて、史上4番目のオープニングの興行収入を上げ、フランスでは『X-MEN 3』の売り上げがダヴィンチを抜いたそうですね~。
うおお~早く観たいゾ!『X-MEN 3』!


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「マイ・プライベート・アイダホ」

2006-05-29 01:59:14 | 映画・DVD【ま】


キアヌのことを「やれ大根だ」何だとバカにしていますが、何を隠そう(別に隠してはおりませんが)、私は彼の大ファンでございます。

彼の作品で好きなのは…やっぱり「マトリックス」。
ネオにぞっこんだった時期は「生き返る場面(スミスがやられる場面ね)」をリピートしては「かっこいいいい~~~」とため息をついたものです。
それから「スピード」「ディアボロス」「ハートブルー」「ギフト」「殺したいほどアイ・ラブ・ユー」が大好き。


そして私の中で微妙な位置にあるのがこの「マイ・プライベート・アイダホ」。

若い時ってもともと芝居がかったところがあるので、若者を演じるキアヌの大根ぶりは気にならないし、ビジュアル的には大好きなんですが…イマイチ好きになれない作品なのです。


【ストーリー】
男娼として体を売っているマイク(リヴァー・フェニックス)は、市長の息子スコット(キアヌ・リーヴス)と出会い友情で結ばれる。マイクは行方不明の母親を探すため、スコットの助けを借りて、故郷のアイダホへと向かうが結局母親を見つけ出せなかった。やがてマイクとスコットの生きる道は二つに別れていく…。


スコットはマイクと違って、もともとは裕福な家庭の息子なのだけれど、父への反発から家を出てストリート暮らしをしているのです。でも、21歳の誕生日を迎えた時に財産を継ぐことになっていて、それを機にストリートの生活を捨て、生まれ変わるつもりでるんですね。

でもね、でもね

若いということは残酷なことだとよくいうけれど、21歳になったとたん、友達や親のように慕っていた人を簡単に捨てることが出来るものなの?
今まで忌み嫌っていた父と同じ道を選ぶ?…では今までのストリートでの生活は何のためのものだったの?

アイダホに向かう途中で、二人で野宿をする場面があるのだけれど、そのシーンのスコットはマイクの気持ちにはこたえなかったものの、優しさにあふれていたような気がするんだけれどなあ。でも彼女が出来たとたん、マイクなんて眼中にないって感じになっていたから…薄~い友情だったのかしら?

スコットを理解できないことが、この映画を「好き」になれない原因なのかな。


旅を終え、スコットは「大人」になりマイクの元から去っていき、マイクはまたもとのストリートの生活に戻っていく。
大人になりきれない、子供のようなマイクに純粋さというか、危うい魅力は感じるものの、それ以上のものを感じることが出来ないのですよね。それもまたこの映画を「好き」になれない要因のひとつなのかも。


若い頃、自分も人並みの経験はしてきたつもり。
胸が張り裂けるような思いもしたし、喪失感にさいなまれたこともあるし、出口のない迷路をさまよっているような気持ちになったこともあるし。
なのに……彼らの気持ちがわからないというか理解できないというか…感情移入できないというか。


何回か見ればこの映画のよさがわかるのかしらん?と思って久々に見てみたけれど、やっぱりよくわからなかったです。
おばさんになって、若い頃の蒼いような苦いような感覚は忘れてしまったのかしらん?


ちなみに…最後に道端で寝ていた(気を失っていた)マイクを車に乗せてあげた人…あれは誰だったのかしら?他の人のレヴューを読んだら「マイクの兄のリチャードだ」って書いてあったけど、私はスコットだと思いたいのよね~。
誰だかわからない…その辺のぼかし具合はいいラストだと思います。



若いって美しい……んだけどね
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「ニュー・ワールド」

2006-05-27 01:16:26 | 映画・DVD【な】
今日で終わるというので、慌てて行ってきました(クリスチャン・ベイルを見に)。

【ストーリー】
1607年、イギリスを出航した船が”ニュー・ワールド”北米ヴァージニアに到着する。しかしそこにはすでに、ネイティヴ・アメリカンの人々が暮らしていた。船には反乱罪で裁かれるはずだったジョン・スミス大尉(コリン・ファレル)がいたが船長は彼を解放する。彼の勇敢な行動力を高く買っていた船長はネイティヴとの交渉役を任命した。しかし交渉に行ったスミスはネイティヴの戦士たちに囚われ、処刑されそうになる、その彼の命を助けたのが王の娘ポカホンタスだった。2人は恋に落ちるが、やがてスミスが砦に戻らなくてはならない日がやってきた。  


私にとっては「初コリン・ファレル」でしたが思ったより悪くはなかったです。

でも正直

何故、彼を使う気になったん?

と思いました。


それとワーグナーの楽劇「ラインの黄金」ですか?
あの音楽はですね~~はっきりいって邪魔でした。
いくらいい音楽でも使いどころを間違えたら、単なる「不快な音」というか「雑音」でしかないんですよね(ちょっとえらそう?)。
映像は美しくて、自然は輝いて見えたけれど…もう冒頭からかなり「ストレス」を感じました。

それからおバカな私にはちょっとわかりづらい構成でした。
説明が欲しい場面では説明がなく、どうでもいいところでナレーションを入れたりして…。
「ここは俳優の表情だけで気持ちを伝えればいいのに」と思ったりしました(またまたえらそう?)。

ポカホンタスとジョン・スミスの物語は17世紀から21世紀にかけて、大切に語り継がれてきたラブストーリだそうですが、ようするにイギリスが新大陸を求めて北米ヴァージニアにやってきて、自分たちが住むために先住民のものを略奪し、時には彼らを殺したという血生臭い話でしょう?
なんだか全然ロマンチックじゃないと思いますけどねー。
しかもスミスはインド新航路を見つける任務のために、ポカホンタスを置いていってしまうし。


ん?ということはそろそろベイル現れるのかしらん?
しかし……待てどベイル現れず。


もうコリンはええんじゃ~!いつになったら愛しのベイルは登場するの~~!!



でた~~~!!

この待っている時間の長かったこと~~~~!!
彼がアップで登場した時、頭の中で鐘が鳴り響き、私はコリン・ファレルの存在を忘れました!!
「ベイル……やっぱりかっこいい……

そして悲しい過去を持つが故に、優しく穏やかでそしてどこか寂しげな笑顔にみとれてしまいました~~。
彼が出ていなかったら、観なかったよ~。この映画。



妻子を失い、心に傷をもつロルフ(クリスチャン・べイル)は、傷心のポカホンタスに救いの手を差し伸べたのであります。スミスを忘れられないポカホンタスでしたが「スミスは死んだ」と伝えられていた彼女はロルフと結婚するのでした。

夫を好きであっても「愛すること」が出来ないポカホンタス(いい夫なのに~)。でも二人の間に可愛い赤ちゃんが誕生します。
幸せな家庭を築きつつあるようにみえたポカホンタスですが、スミスが生きていることを知って動揺します。

二人の男性の間でポカホンタスの心は激しく揺れ動くのでした。
そんなポカホンタスに優しく「スミスに会いなさい」と言うロルフ。

こうしてポカホンタスはかつて「神のように見えた男」スミスに会うことになりますが……。


ヨーロッパ人が持ち込んだ各種の疫病に対して、先住民は全く免疫力がなかったそうです。
この疫病で先住民の人口は激減しました。
最終的に、ポカホンタスもこの疫病で若くして亡くなります。
また、先住民の儀式でつかうタバコが金になると知ったイギリス人は、ヴァージニアのあらゆる平地を彼らから奪ったそうです。

映画を観終わった後で、プログラムをじっくり読んだら、弱肉強食が世の常とはいえ、なんだか悲しい気持ちになってしまったのでした。
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「サルサ!」

2006-05-25 09:29:42 | 映画・DVD【さ】


国籍、性別、年齢、階級などを偽って生活していた人間が、ある日運命の人に出会う。そしてその人に「本当の自分」が何者であるのかあかさねばならない…と思う。

そんな話は五万とある。


若き天才クラシックピアニスト、レミはサルサの魅力にとりつかれ、今までの全てを捨て、キューバ人になりきろうとする。顔や体にドーランを塗り、キューバ人のようななまりで喋るレミ。そんな彼がサルサのダンス教室をオープンさせることになり………。

これもそんな五万とある話の一つなのだが、他とは一線を画している。


何故なら

サルサ

だからである。


多少物語が出来すぎでも、展開が唐突でもそんなことは関係ないのである。

もー、この音を聴いたら、この歌を聴いたら、このリズムを感じたら、この踊りを目にしたら、細かいことなんてどうでもよくなってしまうのである。

「サルサ」を踊る人たちは、不細工であろうが、スキッ歯であろうが、太めであろうが、頭が薄かろうが、みんな魅力的に見えるから不思議。

この映画を観て、血沸き、肉踊らない人があろうか?
私は「もしかして私のルーツはキューバ?」などと勘違いしてしまったほど、この音楽に魅了され、このリズムにあらがえなくなってしまった。
いつの間にか、リズムにあわせてカラダを揺らしながら映画を観ていた。


主人公のレミ役のヴァンサン・ルクール、よかったね。
彼の初めの頭を見た時は笑ってしまったが、モンゴになってからの姿は!!!!!
「なんてかっこいいんだヴァンサン・ルクールエライいい男じゃないか~」と目がになってしまったワタシ。



これなら…彼が踊りを教えてくれるなら、毎日でも通いますとも!!ええ!!と思わず鼻息が荒くなったりして。

ナタリーは、初めは黒い服を着ていた、おとなしくて地味な女の子だったが(美人だけどね)、モンゴと出会い、サルサを踊るうちにどんどん綺麗になっていったね~。

最後は一悶着あったけど…みんなで笑顔でサルサを踊ってハッピーエンド。
いいんでないか~~~い?



これは先日レンタルしたのだけど、返却日が今日なので、今朝慌てて観たんですけど、んも~最高でしたね!
パワーをもらいましたもんね!
今日は誰に何を言われても怒らないもんね!

という訳で、本日早速DVDを注文しました。
これは是非!!自分の手元においておきたい映画です!!!
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「ポセイドン」の試写会に行ってきました

2006-05-24 00:08:04 | 映画・DVD【は】
ジャパプレみごとにハズレ(涙)、生ジョシュ・ルーカスは観れませんでしたが、幸運にも試写会はあたったので本日行ってきました。



ポセイドン号は世界屈指の大型客船。20階建てビルに相当する高さを誇り、800の客室と13のデッキを備えている。乗客の大半は新年の幕開けを祝うため、贅をこらした大食堂に集まっていた。マイケル・ブラッドフォード船長が乾杯の音頭をとると、乗客は一斉にシャンパン・グラスを掲げ、バンドが「蛍の光」を演奏し始めた。そのころ、艦橋にいる一等航海士は異変を感じていた。地平線に目をやると、そこには恐るべき巨大波“ローグ・ウェーブ”が・・・・・・。30メートルを超す海水の壁が猛烈なスピードでこちらに迫ってくる。航海士は急いで舵をきり、少しでも波を避けようとしたが、すでに手遅れだった・・・・・・。


こういう映画を観ていつも思うのですが、やっぱり人間は自然の脅威の前では無力なんですね。
いっくら文明が発達しようが何しようが、抗えないものなんですね。

「高いところと海が苦手」なわたしにとって、こういう映画は「試練」とも言うべき映画でございます(でもジョシュは見たい)。
もう、内容どうのこうのではないのです。
あの大海原を見ただけで縮み上がります。びびりまくります。震えがとまらなくなります。観ているこっちが窒息死しそうになります。心拍数があがります。
という訳で椅子に座っていながら、ちょっと腰が浮いたような感じで観ていたので……面白かったけど、心身共にぐったり疲れました。

船内にドドッと海水が流れ込んできたかと思うと、今度はあちこちで大爆発。
船は段々沈んでゆくし、逃げ道はないし、あたりは死体だらけ。
そんな緊迫した状況の中で、懸命に生き延びようとする人々の人間模様を描いたノンストップ・パニック・ムービーでございました。
自分の頭の中もパニックでした。
ええ、そらーもーむちゃくちゃ迫力がありました。
制作費がかかっているのがよーくわかります。

「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクなので、勿論共通の部分もありますが、意外な展開になっていく部分もあるので、リメイクだとバカにされないで、是非映画館に足を運んでいただきたい!!とジョシュファンとしては切に願う訳であります(でも人間ドラマとしてはオリジナルより薄いです)。
ジョシュはギャンブラーの役。
ちらしでは「直感に賭けるギャンブラー(なんじゃそれ)」と説明されていました。みんなに希望を与える、めちゃくちゃかっこいいヒーローになる男の役です。



でも濡れた頭髪をてっぺんから映すのは…後生だからやめてくださいよ~~。

通常、ひとつのシーンを撮影する場合、1度目はこちら側から、2度目はあちら側からとカメラはその都度場所を変え、そのたびに俳優さんたちは同じセリフ、同じ演技を繰り返さなけらばならないのに、今回は俳優さんたちにとって大変なシーンが多かったので、1、2回の撮影で撮ってしまえるように通常4台、多いときには6台ものカメラをいっきに回し撮り上げたのだそうですよ。
水中でのシーンが多いので俳優さんは大変だったと思いますわ、ホント。


おまけ……
個人的にちょっと笑ったので。

全然ラッキーじゃない最後を迎えるのに、ラッキー・ラリーの役で出演しているケヴィン・ディロン。
いわずと知れた、マット・ディロンの弟だが、よく似ているようでやっぱり違う。
「品のないマット・ディロン」のそっくりさんといった感じ??
マットの方が断然かっこいいのだが、顔の長さが同じなのには笑ってしまった。
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「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」

2006-05-21 06:13:38 | 映画・DVD【ら】
Jスン来日記念(勝手にやってます)第2弾!←しかもとっくに帰っちゃってるし~(爆)。
ということで本日はこの映画を観てみました。
しかしタイトルが長いね……(-ω-;)オバサンにはなかなか覚えられません(汗)。
でもJスンファンの方は、みなさんこの作品が気に入られているようなので、楽しみにしていたのです。ふふふ。



ロンドンの下町。凄腕のハスラーのエディは、3人の友人に儲け話をもちかけ、それぞれから2万5千ポンドを徴収する。その金を使い、ギャングのハリーを相手にカードでひと儲けしようと企らんだのだ。しかし、結果的に、ハリーに50万ポンドもの借金を作ってしまう。そして1週間以内に大金を返さなければ仲間ともども指をつめ、エディの父JDのバーをもらうと脅迫される。

刻々と期日が迫り焦るエディ。だがふとしたことから、隣に住む麻薬の売人のドッグがマリファナ工場の襲撃を計画していることを知る。そこでドッグがマリファナ工場から奪ったドラッグと金を横取りし、借金の埋め合わせにしようと考える。

エディたちはギリシャ人のニックから買い取った銃でドッグ一味を脅し、大金と麻薬を横取りすることに成功。麻薬はニックを仲介役に、地元の麻薬王ロリーに売りつけることにした。しかし、それはもともとがロリーの麻薬だったのだ。自分の商品を売りつけられて激怒したロリーは手下を引き連れ、エディのアパートに向かったからさあ大変!エディのアパートで銃撃戦が…。



もともとは血みどろバイオレンスが苦手なdimだけど、これは全然平気!
殺人のシーンは「殺される側」ではなく「殺す側」を見せるので残酷さも感じない。
映画自体は血生臭いんだけれど、どちらかというと痛快さが強烈に残るクライムムービーである。

4人の若者も個性豊かで面白いけれど、彼らに関わってくるギャングやマフィアも、独特のユーモアがあって魅力たっぷり。
登場人物に魅力を感じさせるのは、絶妙なキャスティングにもあるんだろうなあ。
女なんてほとんど出てこない、クールでスピード感のある男臭~い感じにも好感がもてた。
あ、でも薬をやってラリっていた女の子がマシンガンをぶっぱなすシーンはかっこよくて好きだな。

誰が生き残るのか、誰が大金を手に入れるのか、先が読めないストーリーが新鮮でいい。
そして全く関係がないように見えた複数のストーリーが、最後に「きちん」と繋がって一箇所に集結させられるのだ。
全く無駄のない展開なのだ。
ガイ・リッチーの手腕には「お見事!」としか言いようがない。


冒頭の、Jスンが路上で盗品を売る場面はインパクト大だったな~(爆)。
実際にテキ屋をやっていという逸話を何かで読んだが、スラスラと口から出てくる流暢なセリフは流石である。
経験がなせるワザといったところか(笑)?
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「アンダーワールド・エボリューション」

2006-05-20 01:21:42 | 映画・DVD【あ】
前売り買ってあるけど、今日まで??しょえええ~~!
ということで、本日慌てて観に行ってきました。



ヴァンパイアの闇の処刑人セリーン(ケイト・ベッキンセール)は、家族を惨殺した犯人がライカン(狼男)ではなく、一族を治めるビクターだったことを知り、復讐を果たす。その結果、セリーンは同族からも追われる身になってしまう。彼女にとって、唯一の味方はヴァンパイアとライカンの混血種であるマイケル(スコット・スピードマン)だけ。2人は迫りくる追っ手をかわしながら張り巡らされた陰謀を暴くうちに、何世紀にもわたって種族闘争を繰り広げてきた、ヴァンパイアとライカンの創世の秘密に迫っていく…。


これは……1作目の方が面白かった。
アクションシーンやビジュアル面では劣っていたかも知れないけれど、前作の方が構成がしっかりしていて、内容がわかりやすかった。

今回はですね~冒頭からいろんな名前がとびかっておばさんにはチンプンカンプンでした~
前作を観たのはだいぶ前だから、細かい設定や登場人物まで覚えていないのよね~。
こんなことなら前作を観て復習しておくんだった~と後悔しても後の祭りでピーヒャララ。



そうこうしているうちに物語りはどんどん進み、大体の相関つかめたと思ったら、バトルシーンになり、簡単に敵がやられて、はいおしまい。
あら、なんてあっけないんでしょ。敵、なんだか騒いだわりに弱くないか?

視覚的には文句はないし、ケイト・ベッキンセールは綺麗だし、ヘリが落ちる場面やアクションシーンは迫力があったけど…それだけって感じだった。
ケイト・ベッキンセールのプロモーションビデオみたいな映画だった。

スコットは前の方が可愛かった気がする。
なんか変な顔になった?
パトリック・スウェイジみたいに交通事故にあったって訳でもあるまいし。
それにあのラブシーンのぼかしはなんなんでしょ?
あーゆー無意味なことはやめて欲しいなあ。ホント。
ちゃんと見せなさいよ!


そしてあのマーカスの鼻ぺちゃな顔を見て「ハリポタ」のレイフを思い出し、悲しい気持ちになったのは私だけだろうか?
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「スパニッシュ・アパートメント」

2006-05-18 07:32:33 | 映画・DVD【さ】
「ロシアン・ドールズ」を観るには、やはりこちらを観ておかねばなるまいよ……。

という訳で……

わたくしにとって「初 ロマン・デュリス」であります。




パリで暮らす25歳の平凡な大学生グザヴィエ(ロマン・デュリス)は、来年に就職を控え少々あせっていた。
なんとか仕事を確保しなければと思った彼は、父親のコネを使い役所の人間と面会する。
父の友人である官僚に「スペイン語とスペイン経済を勉強すれば、仕事を与える」と言われ、スペインはバルセロナへの留学を決意するグザヴィエ。
恋人を残していくのは心残りだったが、たった1年の留学だし、ヒッピーくずれの母とも離れたいし、何より安定した仕事を得るためだ。

という訳で、手続きにはかなり手間取ったものの、無事に機上の人となる。

ところがどっこい、バルセロナに無事に到着したものの、すでに恋人がパリが恋しくてたまらない。
「1年の辛抱だ。パリに戻ったら、ここでの苦労も楽しい思い出になる」と自分にいい聞かせるグザヴィエ。

そんなこんなで、バルセロナで苦難の果てに見つけたアパートで、国籍も性別もバラバラの仲間たちとの生活が始まる。
部屋をシェアする生活は、今までに経験したことのないようなことばかり。

まあそれぞれが全く違ったアイデンティティーを持ち、共同生活をしているわけだから、全てがスムーズに行く訳がない。
冷蔵庫内のスペースでもめ、バスタブに張り付いた髪の毛でもめ、遊びにきた弟がうるさいだの、TVばかり見ているなだの、日々何かしらでもめている。



そんな混沌とした中で、彼女との別離、淋しさを紛らわすため&欲求のはけ口である不倫、友達との喧嘩、挫折などなど、色々な経験を通して、グザヴィエは少しずつ成長していく。
誰もが経験するようなことや、思い当たるようなことが、等身大で実にリアルに描かれており、グザヴィエに親近感がわいて、彼を応援したい気持ちになった。
またロマン・デュリスが実に爽やかに、魅力的に演じているんだなー。
5年後を描いた「ロシアン・ドールズ」が実に楽しみである。

私は海外生活を経験したことはないが、もう一度人生をやり直せるとしたら、是が非でもこのアパートで彼らと騒々しく暮らしてみたいと思った。

原題は「L'auberge espagnol」。なんて読むのかはわからない。
直訳すると「スペインの宿」という意味だそうだが、フランス語のスラングで「ごちゃまぜ」という意味でもあるらしい。
そのタイトルが示すとおり「ごちゃまぜ」の魅力に満ち溢れた、微笑ましく、ちょっと胸が「きゅん」となるような素敵な作品だった。
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蛇足ですが

2006-05-16 02:05:28 | 日々のこと
ちょっと興奮気味です。ふふふ。
昨日「X-MEN 3」の予告をついに観ることが出来ました~~
うう~スクリーンでヒューを観たのは久しぶりだ~~
相変わらずワイルドでかっこよかったです~~
(でもちょっくらおっさんになった?)





それからルーファスが出る「トリスタンとイゾルデ」の予告も観ました
ルーファス思ったよりでずっぱりのようですね。
アーサー王伝説の円卓の騎士の一人としても知られる、トリスタン役のジェームズ・フランコも素敵だけど、心情としてはルーファスを応援したいのぉ…。

  
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いつの間に来日?という訳で「ピンクパンサー」を観る

2006-05-16 00:51:56 | 映画・DVD【は】
いつの間にかJスンが来日していたらしいです

昨日(15日)「笑っていいとも!」に出ていたらしいです。

フ…フェイントじゃ~~~ん

今日は3時から六本木で記者会見?
会社から近いんだよね~(-ω-;)。どきどき…。


という訳で、来日記念(?)ということで、昨日は「ピンクパンサー」を観てきました。



サッカーの国際試合で、世界的に有名な監督イヴ・グルアン(ジェイスン・ステイサム)は中国代表チームを倒してフランス代表チームを勝利に導いた。熱狂的なファンと美しい恋人ザニアに囲まれていたその時、グルアンが毒の塗られたダートを刺され殺されてしまう。そしてグルアンが所有していたピンクパンサー・ダイヤモンドが忽然と姿を消していた。事件の解決を任されたドレイフェス警視(ケヴィン・クライン)は、この事件で自らを引き立てるため、クルーゾー(スティーブ・マーティン)を警部に抜擢し任務にあたらせる。


最初の映画版のピンク・パンサーは1964年にアメリカで公開された。
その時はピーター・セラーズが演じたクルーゾー警部は脇役だったのだが、そのキャラがあまりにも面白かったため、以降はクルーゾー警部を主役にシリーズ化されたのだそうだ。
ちなみにオープニングのアニメーションのピンク・パンサーは、映画とは別に製作され、1964年から1980年にかけてテレビ放映され人気を博したという。


スティーブ・マーティン演じるクルーゾー警部も悪くなかったけど、私はピーター・セラーズの方が味わい深くて好きだな~。
まあこれが再びシリーズ化されれば、スティーブ・マーティンにも馴染むのでしょうけれど。
でも例のテーマを聞いただけで、うずうずしてしまいました。
音楽の力、偉大なり。


スティーブ・マーティン演じるクルーゾーは「思い込み」と「勘違い」で行動し、結果的に騒動をおこすはめになっても周りをかえりみない。
学習能力がないので痛い目にあっても全く懲りない。
大ボケ小ボケをかまし、まわりを呆れさせる。
だけど女性を見る目は確かだ。
そこがこのクルーゾーの魅力でもある。



クルーゾーの相棒として抜擢されたジャン・レノは、今回控えめな役だったが、クルーゾーが何かやらかす度にさまざまな「呆れ顔」を見せてくれて楽しい。
そして極めつけ…カメレオンのようなとかげのような衣装でマジメな顔で踊る姿は爆笑ものだった。
初老にさしかかろうかといういいおっさんが、哀愁を少しだけ漂わせながらくねくね踊る姿のおかしいこと!
大声で笑ってしまいましたよ、もう。
ジャン・レノ最高!


最後はクルーゾーの活躍で事件が無事に解決するのだけれど、犯人の動機がイマイチ弱い。しかもどうして犯人がわかったかも、こじつけのようで無理がある気がする。
でもこーゆーばかばかしい映画に、そんな細かいことをいっちゃいけません。
「がははは」と大声で笑って、次の日には「どんな内容だったけ?」と首を傾げる。それで十分なのです。


しかしJスン……出番少なかったね(-ω-;)。
もう一人のカメオの方は、次代ボンド役をやったらよかったんじゃないでしょうかね?とってもダンディでかっこよかったですよ~(笑)。
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