オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

破産してしまうよおぉぉぉ~

2006-06-30 01:13:37 | 俳優のこと


何を血迷うたか、今頃「ベティ・デイヴィス」にはまってしまった私。

このオバサン(オバサン呼ばわりかい)、1931年頃から亡くなるまで、110本近くの映画に出ているんです。
だもんで「見たい」と思っても、古いのはないんです、ビデオが。
ユーズドでいいからamazonで買おうと思って調べても、わりと最近のしかないんですよね。
しかもあったとしても高い…。
少しずつそろえようかなと思ったけど、こんなんじゃあ破産してしまうわ~。


このオバサンが出ている映画のタイトルがまたおかしいんです。というか面白そうなんです。
「姉妹小町」
「春なき二万年」
「失踪者三万人」
「めりけん商売」
「花嫁は現金払いで」
「ハリウッド玉手箱」
「誰が私を殺したか?」
「妖姿の家」
「残酷な記念日」
「呪われた森」
「おばあちゃんは魔女」
などなど………。面白そうでしょ(内容は知らんけど)?

とりあえず「イヴの総て」と「ナイル殺人事件」は注文しました。


それと「情婦マノン」/「痴人の愛【淀川長治解説映像付き】」(期間限定) なんてのも見つけてしまいましたしねえ…。
こ、これは欲しいけどまた来月…。

なおトップの写真はBetteDavis.com :: The Official Web Siteさんからお借りしました。
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「何がジェーンに起ったか?」

2006-06-27 19:10:40 | 映画・DVD【な】


このジャケットをレンタルビデオ屋で見かけた時、一瞬「びくっ」としました。
私にとってかなりのインパクトだったのです。
このうしろの女優(ベティ・デイビス)の意気込みというか、気迫のようなものが伝わってくる写真ではありませんか。
このジャケットを見ただけで「いつか借りよう」と心に決めた作品でアリマス。


これは1962年の作品です。おいらまだ生まれてません…。相当前です。
監督はロバート・オルドリッチ。 
出演はベティ・デイビス、ジョーン・クロフォード他。



子供スターとして絶大な人気を誇った「ベビー」ジェーン・ハドソン。
姉のブランチはそんな妹の影で育ちました。

しかし20年近くが過ぎ、姉妹の立場は逆転します。
姉のブランチは大女優となり富と名声を手にしますが、妹のジェーンは美しいだけの大根役者で仕事もろくにまわってこない状態。

あるパーティーの夜、ブランチは車の事故で大怪我をします。
そしてその事故は、姉に嫉妬した妹によるものだろうという、まことしやかな噂が流れます。

ブランチは下半身不随となり、車椅子の生活を余儀なくされます。
そしてそんな姉の面倒をジェーンが見ることになります。
またまた立場が逆転したように見えましたが、姉の事故は自分のせいだという自責の念から、次第にジェーンは酒びたりになっていくのでした。
また引退してもなお名女優として人々から慕われる姉に嫉妬の炎を燃やし、だんだんと精神が侵され、過去の栄光を追い求めるようになっていきます。

ブランチはそんなジェーンを施設に入れようと医師に相談するのでした。
それにより恐怖の日々が始まるとも知らずに…。


施設に入りたくないジェーンはブランチを監禁し、彼女の財産に手をつけ、食事もロクに与えず、ペットを殺し、しまいには外部と連絡をとろうとしたブランチに暴力を振るうという暴挙にでます。
かと思うと、自分のしたことが世間にばれるのではないかと怯え、子供のようにブランチに甘えたり、「ベビー」ジェーンと呼ばれた頃のようなフリフリの服を着て歌い踊ったりして…その姿は不気味としか言いようがありまへん…。

そんなサイコな妹ジェーンをベティ・デイビスが怪演。
とにかくすごいばあさんです。鬼気迫る演技です。
太ったり痩せたりは簡単にできるかもしれませんが、こういう演技ができる女優は今、いないのではないでしょうか?
モノクロの画面が、ジェーンのおしろいを塗りたくった白い顔や、赤い口紅の色を想像させて、不気味さに拍車をかけています。

でも何故か私はブランチよりジェーンに惹かれましたねえ。
不気味ではあるのですが、なんだか生き生きしていて魅力的なのですよ。
(よく言えば)天真爛漫(?)というか…素直というか。
まあ本当にジェーンのような人間がそばにいたら、たまったもんじゃあないですけど。

最後にどんでん返しがありますが…まあそんなことだろうなあとは思っておりました。
あの後ブランチはどうなったのかなあ…。助かったのかなあ…。


げに恐ろしきは女の嫉妬。
いや、男の嫉妬も恐いんでしょうけどね。
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捨てられないもの

2006-06-25 09:42:03 | 日々のこと
うちの地域では「雑誌や紙類」などのゴミは毎週水曜に集荷してくれます。

で、水曜がくる度に「捨てよう」と思いながら、結局「思っただけ」で捨てることができないものがあるのです。

それは


「月刊ジャイアンツ」



わははは~。
何を隠そう、私は昔、熱狂的な「ジャイアンツファン」だったのです!!

1979年から1986年までの間、私はジャイアンツのファンで、「月刊ジャイアンツ」と「週刊ベースボール」を購読していたのです。

好きな選手は中畑清!
「絶好調!」とか言いながら、好調じゃないことも結構ある波のある選手でしたが、おごらない性格が大好きでしたねえ。両親と同じ福島県出身ということもあって応援していたのかも知れません。
それから、結局はジャイアンツから出されてしまったのですが、山本功児(最近は千葉ロッテマリーンズの監督をやっていましたよね。あまり出場させてもらえませんでしたが、才能ある選手だったんです)と鈴木康友(昔は素敵だったんです…)が好きでした。

あの頃はジャイアンツファンでしたが、他球団にも魅力的な選手がいっぱいいました。
近鉄の監督やNHKの野球解説をしていた、コンニャク打法(笑)で有名な梨田昌孝、阪急の盗塁王福本豊、阪神の真弓明信、ランディ・バース、広島の鉄人衣笠祥雄、ヤクルトの若松勉、松岡弘…。職人っぽいプレイをする選手が好きでした。ジャイアンツの篠塚利夫なんかは守備も打つ方も巧かったですねえ。
当時のジャイアンツは今よりずっと強くて、その巨人を倒そうと闘志をむきだしにしている、星野仙一なんか敵ながらあっぱれって感じでした。
広島の津田恒実もいい選手でしたね(彼が亡くなったのを知った時は泣きました…)。彼は星野ほどではないですが、結構内なる闘志を秘めて投げていたと思います。

だんだん面白い選手が少なくなってきて(サラリーマン化しているというか)、野球に魅力を感じなくなったので、私のジャイアンツのファン暦は8年くらいで終わってしまったのですが、それでも黄ばんでぼろぼろになった雑誌を、捨てることがなかなかできないんですよねえ。当時は本当に彼らを愛しておりましたから(笑)。

高校時代、授業中にノートに中畑の絵を書いていたら先生に見つかり「何しているんだ!」と怒られたこともあります。でも先生はノートを見て「お。中畑だな。なかなか巧いじゃないか」って言ったのです。いい気になって、その後も見つからないようにこっそり書いてました。
デザイン学校に通っていた頃に出された、課題のモチーフは「ジャイアンツの選手」ばっかり使いました。でも先生に「好きなものだとやっぱり力の入れ具合が違うねえ。他のもこれくらい出来たらすごいんだけど」と褒められました。他のモチーフの時はけちょんけちょんにけなされていたのです。
私の機嫌は「ジャイアンツが勝ったか負けたか」に左右されました(笑)。サヨナラ負けの時は最高に気分が悪くて、結構人に八つ当たりしましたね。


来週こそは捨てよう!と毎週思いながら、結局部屋のすみにつんだままの「月刊ジャイアンツ」。
思いきりよく捨てられる日が、果たしてくるのかしら……。
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いろいろあります@電車

2006-06-22 12:56:12 | 日々のこと
本日電車に乗っていたら、隣に立っていたねーちゃんが髪を何度もかきあげて、その度に私の顔や肩にあたるんで、朝から不愉快な気分になってしまった。

そのねーちゃんは一駅で下車したんで、私も何も言わないで我慢したけれど、電車の中で「やだなー」と思うことをするヤツ、結構います。

股をおおっぴらに広げて座るヤツ。
ガムをくちゃくちゃ噛むヤツ。←私はこの音が大ッ嫌いなのである
狭いスペースで無理やり本や雑誌や新聞を広げて読むヤツ。
電車の中なのに平気で携帯でしゃべっているヤツ。
でっかいカバンやリュックを網棚にあげないで、人にそのカバンをぐいぐい押し付けてくるヤツ。
大音量で音楽を聴いているヤツ。←ヘッドフォンしていても音が漏れているヤツね
香水のキツイやつ。
汗ばんだ身体を押し付けてくるヤツ。
足を踏んでも謝らないヤツ。
人の頭があるのに、つり革につかまって人の頭にヒジが当たっているのに、全然気にしないヤツ。
子供が騒いでいるのに、全然注意しない親。で、知らない人が注意すると「あのおじさん恐いね」なんて言っているバカな親。

などなど挙げるときりがないですね。
自分はこれのうちのどれをやられてもイヤなので、自分自身もやらないように気をつけてます。
というかこれ全部イヤダなんて言っていたら電車に乗れませんね。

そう言えば電車の中で人の足にゲロを吐いて、謝っただけで次の駅で降りていったやつもいたな~~。
それから電車の中で隣でズボンのジッパーを下ろして●●を出して、一生懸命カバンの陰でなんかしている男もいた…。←でもちゃんとしたスーツを着たサラリーマンだったんだよ~~。
まあ長く電車通勤していれば、いろいろなこともありますな。

それから別に迷惑をこうむる訳ではないけれど、電車の中で化粧をするのもよくわからないなあ。
あれって人サマに見られてイヤじゃあないのかな~。
そういえば昨日乗った電車で化粧をしているおばさんがいた。
あれって若いコの専売特許だと思っていた私はちょっとびっくらこいた。
しかもあまり美しくないおばさんだったので。
で、大股広げて座っていたんだよねえ…。全てにおいて美しくないおばさんだった。

逆に楽しいのは、大口を開けて上を向いて寝ている人の姿(顔)を見ること。
なんだか笑ってしまうのよね~。
でも実は電車で寝ている自分も、気がつかないだけでそんな顔をしているかもしれないなあ…。
気をつけなくっちゃいけませんな!
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「バッド・エデュケーション」

2006-06-22 10:30:35 | 映画・DVD【は】


神学校寄宿舎にそれはそれは美しい少年がおりました。
彼の名は「イグナシオ」。
彼は同じく神学校寄宿舎で生活しているエンリケと強い愛で結ばれておりました。
(ううう…美少年+寄宿舎=萩尾望都だよねえ~)
しかし美しいイグナシオを愛するマノロ神父に二人の愛は引き裂かれます。
エンリケはマノロ神父の陰謀により神学校寄宿舎を追い出されてしまうのです。
イグナシオは「マノロ神父にいつか復讐してやる」と心に誓うのでした。

そして16年が過ぎました。
エンリケ(フェレ・マルチネス)は売れっ子の新進映画監督になっておりました。
そんな彼のもとにある日、一人の青年(ガエル・ガルシア・ベルナル)が脚本を手に突然訪ねてきます。彼は劇団員で、端役でいいので何か役が欲しいというのでした。
そして驚いたことに彼は「自分はイグナシオだ」と言うのです。
その青年にイグナシオの面影が見出せず戸惑うエンリケ。
一方で彼は、差し出された脚本の内容に強く惹かれました。そこには少年時代の彼らを引き裂く悲劇が綴られていたのでした。
エンリケはこの脚本を基にした映画を製作することを決意します。

「イグナシオ」は、熱望していた主役のサハラ役を得ることが出来、撮影は順調に進んでいきました。
ついにクランクアップの日をむかえますが、その撮影現場にベレングエルと名乗る男が訪れたことから、エンリケは「イグナシオ」の秘密を知ることになるのでした…。



『この愛の物語をすべての人々に捧げる』 ペドロ・アルモドバル
ってこれは愛の物語だったんですね……(汗)。

「究極の愛か、欲望か」なんてちらしやパッケージに書いてありますが、究極と呼べるほどの愛でもない話しだし…。

ペドロ・アルモドバル監督の半自伝的物語を映画化…らしいですが、どのへんが自伝なのでしょう。
見終った後にそれが気になりました。
自分がかつて美少年だったと言いたかったのか…(汗)?


まあそれはさておき、この映画、思ったよりはサスペンス色が薄かったです。
ちょっと肩透かしをくらった感じでした。
「イグナシオ」の素性も早い段階でわかってしまいますし。

それにですねー。私はガエルくんを「可愛い」とは思いますが「美青年」だとはどうしても思えないのですよね。あまりに肉感的すぎるし。
まあだからこそ、以前の「イグナシオ」とのギャップがあって、エンリケの疑惑がわき上がってくるという設定が生きてくるのでしょうが。

現実の場面と、映画の撮影部分が入り混じって、多少わかりづらい作りになってはいますが、結構面白い作りだと思いました。
というかわざとわかりづらくして、現実と芝居の部分との区別をなくしたかったのかなあと思ったりして。
そのお蔭で私の中でのマノロ神父は、あの「細くて神経質そうなおっさん」になってしまったのですが(笑)。

ガエルくんの女装姿も妖艶でよかったのですが、私としてはフェレ・マルチネスの押さえ気味の演技がよかったです。
最後にエンリケがイグナシオの手紙を読むところが切なくてぐっときましたねえ。
イグナシオはあの先をなんと書きたかったのかなあ…と考えるとまたまた切ない。
監督はもしかして、イグナシオの手紙を読むエンリケの姿を描きたかったのかな…と思いました。
イグナシオは美しい少年でしたが、見た目だけでなく心もきれいで純粋な人間だったのですね。
だからあんな末路をたどることになったのかも…と哀れに思えたのでした。
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「奇蹟の詩」

2006-06-19 16:44:58 | 映画・DVD【か】


私は信仰心はないのですが、おてんとうさま(死語?)に恥ずかしいと思うような、顔向けできないような行為はすまいとは思っております。

さてこの映画。

「信仰」とはなんぞや?
「神」とはなんぞや?

ということをテーマにしております。
だもんで「とっつきにくいかな?」と思って見たら意外や意外、重厚な人間ドラマでありました。


多くの人々から慕われ尊敬された修道女・ヘレンが死んだ時から、聖母像が血の涙を流すようになりました。そしてその血によって皮膚結核だった少女の重い病が完治したというのです。人々はその血をヘレンのものだと信じ、「奇跡をもたらす聖母像」としてその像を崇め、祈りを捧げるのでした。
カトリック教会で聖人と認定されるには、その人が最低3回の奇蹟を起こしたことを証明できないといけないそうです。奇蹟を起こしたというヘレンを「聖人」として認めるか否かの調査にフランク(エド・ハリス)が送りだされました。
フランクは神父でありながら、揺ぐことの無い信仰を抱くことが出来ず、苦悩を抱えていました。しかしヘレンの娘ロクサンヌ(アン・ヘッシュ)と出会い、ヘレンの過去を調べていくうちに、驚くべき事実を知ることになります。
そしてヘレンの奇蹟を通じて、神の存在を確信し、己が進むべき道を見出していくのです。

ちょっとサスペンスっぽい要素も含まれているこの作品、途中で結末がわかってしまったのですが、興味が半減することなく最後まで見ることができました。
それはエド・ハリスの演技の素晴らしさにあると思います。
彼の静かではあるけれど、細やかで奥行きのある演技がフランクの心の軌跡を見事に描いているのです。
まさにはまり役という気がしました。
でも神父にしてはちょっとダンディで…素敵すぎますね(笑)。

ヘレンが娘のロクサンヌを愛しながらも神を選んだように、ロクサンヌを愛しながらも神へ仕える道を選ぶフランクの表情が切なかったです。


あ、マイケル・リスポリが出てるのがすごい嬉しかったです。
大好きな脇役俳優さんです(でも主演をこなしたこともあるのよねぇ…。脇役じゃあ失礼か…)。

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メタル マクベス 千秋楽@青山劇場

2006-06-19 00:16:56 | ライブ&芝居
【ストーリー】

時は西暦2206年。

日々戦いは繰り返され、絶大な勢力を誇るレスポール王(上条恒彦)率いるESP軍が将軍ランダムスター(内野聖陽)指揮の下、他の軍を次々と征していた。

戦いを終え、城に戻ろうとするランダムスターと親友エクスプローラー(橋本じゅん)。
そこへ3人の魔女が現れ、ランダムスターに「ランダムスターこそが未来の国王である」との予言を告げ、1枚のCDを渡す。
それは、1980年代に活躍したヘビーメタルバンド「メタル マクベス」の伝説のCD。
その歌詞は、ランダムスターの未来を予言するものだった。

やがて夫が国王となる予言を知ったランダムスター夫人(松たか子)は、 予言を現実のものとするべく夫をそそのかし、 レスポール王の息子レスポールJr.を犯人に仕立て、王を殺すという計画殺人を企てる。

ランダムスターは、レスポール王から手柄として与えられた領地マホガニー城で、ESP軍の勝利を祝う宴を開く。
躊躇うランダムスターに「王が眠ったら、このレスポールJrの短剣で刺し殺すのよ。チャンスは今しかないよの」とけしかける夫人。
罪の意識にとらわれながらも、ランダムスターは王の暗殺を決意し、実行する。
作戦は成功し、王を殺した犯人に仕立て上げられたレスポールJr.は城から逃げ出した。

それから5年。
王の命を奪ったことで、罪の意識に苛まれ、自分達の眠りまでも奪ってしまったランダムスター夫妻。
それでも王となるために手段を選ばず、野心に向かって突き進んでいくランダムスターの末路は…。



うわ~~~い!
長く劇団☆新感線のファンをやってますが、千秋楽は初めてです!
しかも前から8列目。
青山劇場は舞台の奥行きがあるので、前過ぎてもよく見えないし、後ろ過ぎてもいけないし…ということで8列目はまさに夢のような席でございました。

この物語で印象的だったのは、ランダムスター夫人。
躊躇する夫をそそのかしますが、彼女も最後には夫と共に堕ちていきます。
夫を出世させたいという一心で、あのような計画を実行させたのでしょう。
本当の悪女だったら、罪の意識に苛まれることもなく、段々おかしくなっていく夫を置いて逃げたと思います。でもそれが出来なかったのは、王を殺した罪と夫への深い愛があったからでしょう。とっても可哀想な人だと思いました。

それからこれは、誰にでもあてはまる、誰にでもおこりうる物語だと思いました。
「エクスプローラーの息子が時期王になる」と魔女に予言され、ランダムスターはエクスプローラーと息子を殺そうとしますが、もしランダムスターが魔女にあって色々な予言を受けていなかったら、彼は今もレスポール王の忠実な部下でいたに違いありません。
もしくはランダムスターではない誰かが予言を受けていたとしたら、ランダムスターのような謀反を企てたことでしょう。





内野聖陽さん、かっこよかったです~!
歌い方や声は「ロック」向けではないと思いましたが、シャウトはすごかったし、ビジュアルが最高ですからね~。
段々狂気にとりつかれ、孤独になっていく男をうまく演じていました。
橋本じゅんさんとのコンビもばっちりでしたね。
内野聖陽さん、この舞台ではかなり面白い顔を見せてくれましたが(笑)、コメディもいけるのではないでしょうか?

そしてわれらがじゅんちゃん!
やっぱり最高です!!
人生ってどんなに辛くても笑いがある。
その部分を身体をはって一手に引き受けているのが、じゅんちゃんなのです!
いや~再び轟天を見れるとは思っていなかったので嬉しいです。
じゅんちゃんは「おかしいけど男気がある」役がぴったりです。

それから、松たか子さん。
美しいし、唄がうまいし、演技力は抜群ですね。ひっぱりだこになるのもわかります。特に狂気にとらわれた時の演技は説得力がありました。
上条恒彦さんも、貫禄があってさすがの存在感でした。
それと声がとおるのでセリフが聞き取りやすかった。唄も素晴らしくて「まあまあ唄がうまい新感線」と比べるのが恐れ多い感じでした。

千秋楽ということでカーテンコールの後に、「メタル マクベス」が2曲演奏(?)してくれました。
曲は「リンスはお湯に溶かして使え」と「ダイエースプレー買うてこいや」です(爆)。なんともふざけたタイトルです。
でもマシンガンズを彷彿させて楽しかったですね。
ただ演奏している彼らの後ろのスクリーンで「メタル マクベス」のプロモーションビデオ(?)が映し出されているのには困りました。
前で演奏している生の彼らを見ていると、後ろのプロモまで目が届かないのですよ!!とっても楽しそうなプロモだったのに!!

なんやかんや言ってもやっぱりメタルは生で聴くのが一番ですね!
全てにおいて充実した素晴らしい舞台でした。

ちなみに…
千秋楽だから…と舞台から出演者全員でお煎餅を配って(投げて)くれました。
私のはじゅんちゃんか内野さんが投げてくれたものだ…と思いたい。
ああ、長くなってしまった…(汗)。

←ゲットした煎餅。明日のおやつにいただきます♪
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「リバティーン」

2006-06-18 01:25:27 | 映画・DVD【ら】


【ストーリー】

1660年、王政復古のイギリス。第2代ロチェスター伯爵である詩人ジョン・ウィルモットは、国王チャールズⅡ世の親族の前で卑猥かつ政府批判を含んだ詩をよんだため、ロンドンを追放される。3ヶ月後、お許しが出てロンドンに戻れたジョンだったが、詩人として才能を認められていたにもかかわらず、国王の期待に添う作品はなかなか出来上がらない。そんな時、劇場で野次を飛ばされる若き女優エリザベス・バリーと出会う。荒削りではあったが、才能があることを見抜いたジョンは彼女に演技の特訓を申し出る。それが彼の心を深く乱すことになるとも、思いもせずに……。



この映画…あまり色彩が感じられず、全体に暗めです。
だもんで、ジョンを慕っていた若者ビリーが、殺された時も暗くて何が起こったのか実はよくわかりませんでした。
映画館を出てから友達に「あれ…どうして…誰に殺されたの?」と聞いたら、「うーん。よくわからない」と言います(もしかして私たち二人だけが大バカなのか?)。
うちに帰ってからプログラムを読んで、やっと細かい内容がわかってきたdimでございます。


前半は睡魔と闘いつつ、単調な感じにちょっと失望して観ていたのですが、ジョンがバリーへの思いを抑えきれず、破滅への道を歩みだした時から物語に「ぐっ」と引き付けられました。
「何故この人はこんな生き方しか出来ないのだろう?」
彼の生き方が理解できないけれども、彼に興味をもち、彼に惹かれている自分を感じました。

バリーへの思いが募り、どうすることもできないジョンは苦しみから逃れようと以前にもまして、酒をあおるようになります。
そしてフランス大使を招く歓迎式典で、ジョンは卑猥で政府をこきおろすような芝居を上演し国王の怒りをかいます。
舞台は途中でで中止されますが、ジョンは煙を使ったマジックで舞台から逃げ出します。

そんなジョンに妻が「どうしてそんな生き方しかできないの?生き方を変えて!」と泣きながら訴える姿には…泣きました。
妻は彼を憎んでいながらも深く愛していたのですね。
私も妻と同じような気持ちでこの映画を観ていたのかも知れません。

終盤、ジョンは酒毒と梅毒で崩れた顔で、足を引きずりながら、国王の弟であるジェームズ王子が弾劾される裁判に向かいます。
カトリックであるジェームズ王子の即位に、議会が異議を唱えたためです。
ジョンの演説は、窮地に追い込まれていた国王を救うのでした。
さんざん国王を困らせたジョンが最後に国王を救うなんて…皮肉というかなんと言うか。

務めを終えた彼は妻に看取られ、最後の時を迎えます。
妻に「私たちが出会った時の話を聞かせてくれ…」と言いながら。
彼の人生は罪深く、波乱と苦悩に満ちたものだったけれど、最後に許され、救われたのではないかと思いました。




ジョン・マルコヴィッチはチャールズⅡ世の役。
相変わらず、うまいです。こういう役が似合いますね。

ロチェスター伯爵は33歳で亡くなるのですが、ジョニー・デップではちょっと老けているような気がしました。
ジョニー・デップも悪くないのですが、私は若手のイギリスの俳優がやったらもっとよかったのではないかと思いました。
若い頃のレイフ・ファインズだったら多分もっと素晴らしい出来だったのではないかな…と思ってみたりして。
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「幸せになる彼氏の選び方 ~負け犬な私の恋愛日記~」

2006-06-16 15:22:44 | 映画・DVD【さ】


ちょっと凹んでいたので、なにも考えなくてよさそうな、ばかばかしいDVDでも見れば、ちょっとは浮上するかなぁぁ~~と思って、ガエルくんが出ているのをレンタルしてみました。


【ストーリー】

OLとして働くルーシーは「これぞ運命の人」だと思っていた最愛の恋人にふられてしまう。なかなか立ち直ることの出来ないルーシーを励まそうと、友人たちは彼女に5人の男性とのブラインド・デートを用意する。ルーシーはそれぞれの男性に魅力は感じるものの、今一歩踏み込めない。そんなルーシーが、残りの人生を幸せに過ごすために選んだ相手とは…。


「だまされた!」と思いました。
ガエルくんの顔がでっかくパッケージに出ておりますが、ちょびっとしか出てきません。しかもしょーもない役です。
でもネットの作品紹介では「主演」とか書いてるところがあるんですよねー。あれで主演なんて嘘も休み休み言え!という感じです。

そして「マーサ・ミーツ・ボーイズ」の時も「あんまり魅力がないなあ」と思っていたモニカ・ポッターがまたまた訳のわからん魅力薄の主人公を演じております。
しかも「5股」かけてます。
いっくら友達が紹介してくれたからって「5股」なんかかけますか?「5股」。
モニカ・ポッターの役がイマイチなのに、5人の男性はみんな彼女に「惚れる」のですよ。全く説得力がない話でございます。
しかもタイトルの「負け犬な私の恋愛日記」って何ですか?
一回ふられたくらいで負け犬なの?負け犬じゃあいけないの?

ちなみにガエル・ガルシア・ベルナルは「ハンサムで若く、身体の相性がバツグンな(会ったその日にベッドインですよお)脚本家」の役。
ヘンリー・トーマスは「パソコンショップに勤める、平凡だが優しくて気の合う青年」の役。
ジョン・ハナは「真面目で知的なバツイチの昆虫学者」の役。
アンソニー・ラパグリアは「元大リーガーで自信家、だけど少年のような心を持っているおっさん」の役。
デヴィッド・ボレアナズは「高学歴で高収入、セレブな整形外科医」の役。

アンソニー・ラパグリア「元大リーガー」ですよ!!うはははは!
全然似合ってません(爆)。
ジョン・ハナの役は神経質だけど意外といい感じです。「ハムナプトラ」みたいなバカっぽい感じは微塵もありません。

はてさて彼女は誰を選んだでしょう?


あんまりばかばかしい話だったので「レンタル代400円かえせ~!(セコイ)」と腹をたてていたら、凹んでいた気分が緩和されたみたい。
怒りに変わったというかなんと言うか…。



大リーガー……?

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青木智仁さん、亡くなる

2006-06-13 22:52:52 | 日々のこと
私の大好きなベーシスト、青木智仁さんが急性心不全で亡くなった。

まだ49歳…。
人生まだまだこれからじゃんかー!!早すぎるよ!!
こんなに日本の音楽シーンに貢献したベーシストはいない。
彼のようなタイトな、素晴らしいベースを弾くベーシストはいない。

彼の姿をライブで見ることはもうないんだ…。
彼の笑顔を見ることも、あの独特のまったりしたMCを聞くこともないんだ…。
残念…というより、すごく悲しい…。

今まで素敵なベースを聴かせてくれてありがとう。
青木さん、安らかに眠って下さいね。
合掌。
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