オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

復活はあるまい。ロックウッド刑事。

2007-12-29 05:38:42 | TVドラマ
以前、CSIにはまりまくり一生懸命見ていた時期があるのだけど、シーズン3を見たあたりでストップしておった。
最近jesterさんのところのCSIマイアミの話を読んでいたら、再見したくなってしまって再びCSIにのめりこむ日々が(笑)。
ただしjesterさんはマイアミが好きらしいのだけど、ワタシはベガス!!!
ベガスでんがな!!!

自分のお気に入りはニック・ストークス。


その次がグレッグ・サンダース。


ニックとグレックのからみがまた楽しくて好きなのよね、腐腐腐・・・。

それから次席がウォリック・ブラウン、そんでギル・グリッソムが続く・・・といった感じかなあ。


で、再見して気づいたのだけど

「夜中、寝ないで見続けるほどのめりこんでいたのに、殆ど内容を覚えていない・・・(汗)」

だから、再見していても初めて見るような新鮮味を味わえるというわけで・・・(健忘症じゃないかという不安もあるのだが・・・)。
まあキョーレツなのはやっぱり覚えていて「あ、こいつ犯人だったな」ってわかっちゃうんだけど、それでもそれぞれのキャラをいかすエピソードや、彼らの仕事ぶりを見ていると面白いんだよねえ。

で、前回はなんとも思っていなかったこの方、ロックウッド刑事。

今回見ているうちに「素敵じゃないの~~♪」と心ひかれていたのだけど、シーズン3のラストで殉職してしまう。

うううううう~~~~(号泣)。

いや、実際は涙なんて出ないで「あ、そうか死ぬんだったんだよな・・・」とぼーぜんとしてしまったのだけれど、24のトニー・アルメイダといい、マイアミのスピードルといい「死んだと思っていたけど、生きていた(jesterさん、スピードルは実は生きていた・・・らしいですよ。どっかで復活するらしいです)」ってパターンが多々あるけれど、ロックウッド刑事は別にレギュラーってわけでもないし、復活することはあるまい・・・。検視解剖されていたみたいだし・・・。
ああ・・・楽しみがひとつ減ってしまった・・・。

といいながらも、今日からついにシーズン4に突入だーい!!
コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エンジェル」

2007-12-24 16:32:32 | 映画・DVD【あ】


2007年、ベルギー、イギリス、フランス合作

監督:フランソワ・オゾン

出演:ロモーラ・ガライ、シャーロット・ランプリング、サム・ニール、ルーシー・ラッセル 、マイケル・ファスベンダー 他


原作は20世紀半ばに活躍した英国の女流作家エリザベス・テイラーの小説「エンジェル」だそうな。オゾン監督にとっては初の英語作品である。

1900年代初頭のイギリスが舞台。
下町に住む上流階級にあこがれる16歳の少女が、念願の人気作家となり、富も名声もそして、愛する男までも手に入れる。
彼女は夢を全て実現させたかのように見えたが、思いがけない落とし穴によって、数奇な人生をたどることになる。



なんてイヤなオンナなんだろうと思った。
母親や伯母に対する、わがままで高慢ちきな態度。
滑稽に見えるほど過剰な自信。
夫に対しての自己満足と言う名の愛情。

「こんなヤツとは絶対に友達にはなりたくない~~!!!」と思う。
だがそう思いながらも、どこかで彼女を受け入れ、共感さえ覚えている自分がいた。
それは彼女が誰にも媚びず、夢をかなえ、自分の気持ちのままに生きたある種の潔さが感じられるからかも知れない。
エンジェルは嫌悪感を抱かせながらも人を惹き付けてやまない、両極性の不思議な魅力を持っている女性であった。
ロモーラ・ガライはこの多面性を持ち合わせたエンジェルにぴったりだった。

夢を現実に変えるには、犠牲や努力は不可欠だと思う。
彼女も努力はしたのだろうけれど、人を見る目や物を見る目・・・つまり現実を見る目が、夢を見すぎたがために曇ってしまったのかもしれない。
彼女はやがて人々の記憶から忘れ去られていく。

ハッピーエンドでなくてよかったと言うとおかしいのだが、あのエンディングでほっとした。
この長い舞台を見ているような気持ちにさせてくれる映画は、彼女の死によって幕をおろすのである。
ある意味ドロドロした話を、胃にもたれない軽やかなテンポで品よく見せてくれるオゾンはやっぱりすごい。
あっさりしていながら、ちゃんと舌も胃袋を満足させてくれるのがオゾンの映画だと思う。



おめあてのマイケル・ファスベンダー・・・やっぱりかっこいい!
野性味がありながらも、笑うととたんに少年のようになるのがとっても素敵♪
でも300の時は気がつかなかったのだけど、頭がでかいのね。それから頭髪がもうさみしくなりかけている・・・(涙)。
これのエスメ役もよかったが、やっぱり300のステリオスが一番やねん。

それからこちらは2004年にギネスビールのCMに出ていたというYou tubeの映像。
こちらのマイケルも笑顔が可愛い~~♪
と・・・またまた映画とは関係のない話で終わるのであった・・・。
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ゼロ時間の謎」

2007-12-20 00:30:29 | 映画・DVD【さ】
原作はアガサ・クリスティの「ゼロ時間へ」だそうだ。
昔はアガサ・クリスティの作品を色々読んだものだが、パターンを掴んで犯人がわかるようになると、楽しさが半減してしまったので読むのをやめてしまった。
この作品は未読である。



監督:パスカル・トマ

出演:メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、ローラ・スメット、ダニエル・ダリュー 他


テニスプレーヤーのギヨームは叔母のカミーラの別荘に招かれた。
彼は妻のキャロリーヌを連れてやってきたが、屋敷には彼の前妻であるオードや親戚や友人も招かれていた。
自分を嫌うカミーラや前妻のオードが気に入らないキャロリーヌは、こんなところに長居はしたくないとわがままをいい、ギヨームを困らせる。
とある晩、別荘の晩餐会に招かれた弁護士のトレヴォースが、ホテルの階段で死んでいるのが発見される。
別荘に滞在する誰もが不吉な予感に襲われる中、今度は寝室でカミーラの死体が発見される・・・。

殺人の動機は嫉妬か怨恨か財産か?
物語は避暑地の別荘で起こった殺人事件の、殺人が遂行される時間を「ゼロ時間」として、過去からゼロ時間までをたどっていく。
例のごとく、ワタシはしょっぱなで犯人が誰だかわかってしまったのだが(というか誰でもわかるだろう)、60~70年代を彷彿させるようなクラシカルな映像、緊張感が漂いながらもどこか退廃的なムードに懐かしさのようなものが感じられて、最後まで飽きることなく楽しむことができた。

ワタシはミス・マープルやポワロの「ワタシはあなたとは頭の出来が違うんですよ」という人を小馬鹿にしたような性格が好きではないのだが、ここに出てくるバタイユ警視はごくごく普通の善良なおっさん。
きょうびのハリウッドに出てくるアホ丸出しでやたら物を破壊する警察官とは違って、思慮深くユーモアも兼ね備えている。
そんなところにも好感が持てたのかもしれない。
バタイユ警視の甥が「ヘイスティングス」的役割なのも楽しかった。


おめあてのプポー(ギヨーム役)のかもし出す、洗練された美しさは女性陣よりも物語に華をそえていた。
チフォネリのオーダーメイドのスーツも、カジュアルなパンツ姿も、撮影前に鍛えたというほどよく筋肉のついた身体によく似合っていて素敵。
そしてここには載せられないけれど、キャロリーヌ役のローラ・スメットにテープでぐるぐる巻きにされるプポーがまたエロチックでいいのだ。
もう~~そのまま永久保存したいくらいにかわゆいのだ。



こちらはバーバリーのトレンチコートらしい。
いい男ならなんでも似合うのね。

フランスの若手俳優と言えばブノワ・マジメルやギヨーム・カネもよいけれど、やっぱり正統派二枚目のプポーの方が自分としては好みかしら♪



そんでもって・・・


この映画とは全く関係ないのだが、フランスの俳優で二枚目と言えば忘れちゃいけないこのお方。
ヴァンサン・ルクール。



彼の作品は「父よ」を見たのが最後である。
新作を待っているのだけれど、とんと話を聞かない。一体どうしているのだろーか。
フランスでは一時、TVにはちょくちょく出ていたらしいけれど、映画に出てくれにゃ姿を見ることができないではないかー!
「あああ~~~サルサ2とかやってくれないかなー」・・・と、いつものごとく本題とずれまくった話題で終わるのであった・・・。


まあつまり、メルヴィル・プポーもヴァンサン・ルクールもいい男だということよ。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカのハイウェイは怖いのだ②。「ブレーキ・ダウン」&「ハイウェイマン」

2007-12-15 21:42:41 | 映画つれづれ、祭りとか
師走ですねー。
仕事がめちゃくちゃ忙しかったので、ここんとこブログをサボり気味でございます。
それでも映画及びDVDは結構見てますね。
「ヘアスプレー」「ブレーキ・ダウン」「ハイウェイマン」「クライングドール」「ブレイカウェイ」・・・と2週間で5作品ですから、自分にしてはまあまあのペースだと思います。
それにしてもこのラインアップ・・・だんだんんshitちゃん化しているような・・・(汗)。
まあ忙しい時って変にじめじめしたのは見たくないし、かといってお気楽な恋愛ものは見たくないし(ある意味「ヘアスプレー」はお気楽かも知れませんが)・・・で、どうしてもこーゆーラインアップになってしまうのですよね。


『ブレーキ・ダウン』


これは盟友shitちゃんが「おもろい!ハンパない!見ろ!」と教えてくれた作品。
いや~これ、すっごく面白かった。shitちゃんに感謝!!!


1997年、アメリカ作品

監督:ジョナサン・モストウ

出演:カート・ラッセル、ジェイ・ティー・ウォルシュ、キャスリーン・クインラン、エム・シー・ゲイニー 他

新車でハイウェイをドライブ中のジェフとエミー夫婦。
途中で車が故障してしまったため、一台の長距離トラックに助けを求めたことから、二人が悪夢に巻き込まれていくさまを描く。

隣町のレストランから電話をかけレッカー車を呼ぶために、長距離トラックに便乗した妻が、誘拐されてしまうのだ。
トラックの運転手とその仲間たちは身代金を要求してくる。
「新車に乗って都会から来たやつはいいカモなんだよ」

激しいカーアクションも勿論見ものなのだが、妻を誘拐された夫の緻密な心理描写が実にうまい。
初めは犯人に振り回されていた夫が、妻を奪回するために奮起し、犯人を追う立場になるくだりはスリリングで、思わず手に汗握ってしまった。
ワタシの中で、カート・ラッセルは「強い男」というイメージがあったためか、普通の夫役が新鮮でよかった。

この作品のようにアメリカのハイウェイで誘拐される事件は、恐ろしいことだが実際によくあることなのだろう。
でもこの映画で一番怖いのは・・・実はラストのエミーかも知れない・・・。


犯人役はJ・ティー・ウォルシュ。



「交渉人」を見てなかなか印象深い演技をする人だなと思っていたのだけれど、1998年に心臓発作で54歳という若さで亡くなっていたのね。
今更なんだけど、惜しい人が亡くなったな・・・。




『ハイウェイマン』


こちらはDDさんとshitちゃんが「意外と楽しめた」とのたもうた作品。
教えてくれた二人に愛をこめたハグを♪



2004年、アメリカ作品

監督:ロバート・ハーモン

出演:ジム・カヴィーゼル、ローラ・ミトラ、コルム・フィオーレ 他


ハイウェイで妻をひき逃げされたレニーが亡き妻に復讐を誓ってから、5年の歳月が過ぎていた。
レニーは全米中を駆け回り犯人を追っていたが、犯人の次の標的がモリーという女性だということを知り、彼女を利用して犯人に復讐しようとする。


ショッキングな映像で始まるこの映画、「ヒッチャー」のロバート・ハーモン監督が18年ぶりに挑んだ作品だそうな。
作品自体は「ヒッチャー」には勿論及ばないけれど、主人公の(犯人に対する)粘着性は「ヒッチャー」のジムに対するジョン・ライダーの粘着性と共通のものがあるかも知れない。

スピードを感じさせるカーアクションシーンはなかなか楽しめた。
復讐だけを生きがいにしているような孤独な(というか暗い)男の役は、ジム・カヴィーゼルにぴったりだ。
セリフがほとんどなくても、画面から圧倒的な存在感を感じさせるのだから、やっぱりうまいのだろう。
彼は実生活でもカーマニアだそうな。なんだかイメージがわかないのだが。

レニーに車をぶつけられ、機械仕掛けの身体になってしまった殺人犯の役に、コルム・フィオーレ。
この作品で一つ残念なのは、彼の使い方が中途半端だということ(涙)。
自分としては最後まで姿を見せない謎めいた存在で終わらすか(だったらコルムじゃなくてもいーんだが)、もしくはもっと姿を見せて犯人の不気味さや異常性を前面に押し出すようにして欲しかった。
あれだとね、車が殺人鬼みたいなんだよね。
まあ車と一体の機械人間だから、それもありなのかも知れないけれど。
コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ある愛の風景」

2007-12-03 18:44:43 | 映画・DVD【あ】


2004年、デンマーク作品

監督:スサンネ・ビア

出演:コニー・ニールセン、ウルリッヒ・トムセン、ニコライ・リー・コス 他


幸せな家庭が夫の出兵、そしてその夫の死という形によって無残に引き裂かれた。
だが、残された妻、子供、そして夫の弟や両親は悲しみにうちひしがれながらも、その裂け目を必死で繋ぎあわそうとする。
やがてぎこちないながらも前向きに生きようとする家族の元に、夫が生きていたという連絡が入る。

家族の喜びもつかの間、夫はまるで別人のようになって戻ってきた。
心に深い傷を負って・・・。

夫は捕虜となっている間、生きて帰るために人間として決して許されない罪を犯していた。
罪の意識に苛まれ、精神を病んだ夫は、妻と弟の仲を疑い、はしゃぐ子供たちに当り散らす。
そして家族を手にかけようとするほど彼の神経はずたずたに引き裂かれていた。
「自分はこの家族のせいで人間としてあるまじき行為を行ってしまったのだ」
繋ぎ合わされた継ぎ目が再び裂け始める・・・。

だが何度その継ぎ目が裂けようと、結局繋ぎあわすことが出来るのは家族なのだ。
自分を手にかけようとした夫を刑務所に見舞う妻に、今まで押さえていた感情を溢れさせ慟哭する夫。
そして、戦場で捕虜となっていた間自分が何をしたのか、とつとつと語りだす。

かすかな希望を予感させながらも、なんら問題は解決されないまま物語はここで終わる。
スサンネ・ビアは誰にでも起こりうる不幸な出来事あるいは不幸な運命、そして家族の絆を「しあわせな孤独」でも「アフター・ウエディング」でも描こうとしていた。
だがこの映画ではさらに戦争という怪物を介入させ、家族一人一人に鉛のような塊の足かせを履かせている。
日常を切り取りつなぎ合わせたような単調とも言える映像は、かえってリアリティを感じさせる作品に仕上げているような気がした。
「アフター・ウエディング」の時は涙が止まらなかったが、こちらでは涙こそ出ないものの喉につかえたような重い塊が、いくら飲み込もうとしても飲み込めない。
そして「自分が夫の立場だったらどうしていただろう」という自問が頭から離れないでいるのだ。

そんな重いテーマを抱えた映画の中で、(ワタシに)癒しを与えてくれたのが夫の弟ヤニック役を演じたニコライ・リー・コス。

いつか彼をスクリーンで観て見たいと思っていたが、やっと願いがかなった。
彼の肩の力を抜いたような自然な演技が大好きだ。
そして、見る人を捕えて離さない、唇より雄弁に語る瞳も大好き。
ああ「ブレイカウェイ」借りてあるんだ。早く観なくては。

二人の子役の演技力にも舌を巻いた。
思えば子供が一番複雑な位置に置かれていたような気がするのだが、それをこともなげに演じている。

この映画におけるこの子役たちの功績は大きいだろう。
どんなにすごいかは・・・是非劇場でご覧あれ。
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメリカのハイウェイは怖いのだ。「ヒッチャー」&「ロード・キラー」

2007-12-02 01:49:12 | 映画つれづれ、祭りとか
いっつも思うのだが、

あのだだっぴろいアメリカのハイウェイは・・・怖い。

車がおしゃかになっても、

何かの事件に巻き込まれたとしても、

助けを求める声は何処にも届かない・・・。

そんな気がしてしまう。

といって、アメリカに行ったことがあるわけではないのだけれど(笑)。





『ヒッチャー』

2007年、アメリカ作品

監督:デイブ・メイヤーズ

出演: ショーン・ビーン、ソフィア・ブッシュ、ザカリー・ナイトン、ニール・マクドノー 他

いわずと知れたルトガー・ハウアーの「ヒッチャー」のリメイク。
オリジナルでヒッチャーに追い回されるのは単体だけれど、こちらでは脳ミソを何処かに置き忘れてきたようなバカップル。

大学生のカップル、グレースとジムは、春休みを利用して長距離ドライブへと出かけるのだが、とある事情からジョン・ライダーと名乗る男を同乗させることになる。
ところがこのジョン・ライダーという男がとんでもない男だったのである。


一番悪いのは勿論ジョン・ライダーなのだが、このバカップルも相当悪い。
頭が。
とにかく全く考えなしにただ逃げ回るだけなので、まわりがとばっちりを受けてどんどん殺されていく。
ジョン・ライダーが火種だとしたら、バカップルは灯油をまいて逃げ回っているようなものだ。
ショーン演じるジョン・ライダーが全く怖くなかったわけではないのだが、バカップルにイライラしていたためか怖さも半減。
ワタシにとって「怖い映画」というより「イライラする映画」で終わってしまった。
何処かでも書いたのだが、ヴィゴ・モーテンセンのジョン・ライダーを見てみたい気がした。
ルトガーやショーンとはまた違った、無言の威圧感を感じさせるジョン・ライダーが見れるのではないかしらね。




『ロード・キラー』

2001年、アメリカ作品

監督:ジョン・ダール

出演: ポール・ウォーカー、 スティーヴ・ザーン、 リーリー・ソビエスキー 他

ルイスと出所した兄のフラーが、ドライブをしながらCB無線を使って悪ふざけをしたがために、顔すら知らないトラック運転手に命を狙われるハメになる・・・というお話。
人というのは一人だとしないようなことでも、仲間がいると悪乗りして度を越してしまうことが、確かにある。
だがこの二人が仕掛けたいたずらは相当タチが悪いものだった。
それでもって、それにひっかかった相手も相当タチが悪かった。

復讐に燃えるトラック運転手は殺意を抱きながら、二人を追い掛け回し攻撃をしかけてくる。
それだけではなく、彼はルイスの泣き所をしっかりと掴み、ルイスの愛する女性を自身の手で殺させようとする・・・という知能犯ぶりを発揮する。

「激突!」のような興奮するカーアクションがあるわけでもなく、死体が山積みになるというわけでもない。
あり得ないだろうー!という場面も多々あったのだが、ルイス&フラーのコンビが笑いを誘い意外に楽しめた作品。
エンディングにこの作品のセンスのよさを感じた。
ただ映画というよりは何かのTVドラマの一編のような感がなくもないのだが。

実は以前みた「ワイルド・スピード」でポール・ウォーカーの「背中」に惚れてしまったdim子。
この作品でもポールの背中(というより全裸)が見れて嬉しかった。
いや~彼はいい身体してるね



アメリカのこのようなハイウェイにおける犯罪は年間何万件にも及ぶというのだから、本当に怖い話だ。
少なくともこれらの映画の主人公のように、自らアホなことさえしなければ巻き込まれる確率は多少は減るのだろうが。
コメント (29)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする