オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島

2011-03-08 01:39:35 | 映画・DVD【な】
最近・・・以前にもまして文章力がなくなり、もともと貧困だったボキャブラリーはさらに貧困になり・・・ブログ書くのが大変でごじゃる(ToT)。
お付き合いくださる方々、まことに申し訳ござらんのぅ。


さてこの「ナルニア国物語 第3章 アスラン王と魔法の島」。



冒険ものは「指輪」が金字塔を打ち立てたので、今後もあれ以上のものはないだろうとは思っていますが、これはこれで楽しめました。
ファンタジーとしてもアドベンチャーとしても合格点をさしあげますざんすよ(えらそうなdim子ちゃん)。
とにかく臨場感溢れる映像がすばらしい。
仲間同士の絆に深い感動を覚え、身体はちっこいけど気高い精神をもつリーピチープ(ねずみ)に最後泣かされる・・・。


そしてそして・・・・一番素晴らしいのは

ベンベ~~ン



これがいいたかったのよ(涙)。
うふふ♪
おひげもなかなかしゅてきぃん
そして小汚い(?)コスプレにオトメ心をくすぐられましたん
(ベンベン写真でかいな・・・汗。でも愛の深さと比例しているからむふ)

私はこの映画、ベンベンが出るから観に行った!!!と言っても過言ではありません。
いや~~ルーシーとエドマンドも成長したと思うけど、カスピアンも王としてかなり成長しましたよ。
演説(?)もなかなか威厳があってよろしゅうございました。

別れのシーンでは、涙ぐみながらも「私もベンベンとハグしたい~~~」と不謹慎なことを考えておりましたdim子。
さて、後何回ベンベンを愛でに行きましょうかねぶふふ








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「28週後…」

2008-07-08 00:49:13 | 映画・DVD【な】


もともとホラーは進んで観る方ではないのですが、せぷっちに「見るね」と約束した手前見ないわけにもいかず・・・というのもあるのですが(笑)、みなさんの評価がなかなか高いようなので見てみました。

2007年、イギリス スペイン作品
監督はフアン・カルロス・フレスナディージョ(すいません。よく知らない人です)。出演もロバート・カーライルしか知りまへん。


感染すると「凶暴性を引き起こし他の人間に襲いかかる恐るべき新種ウイルス」が蔓延したイギリスの28週後を描いたこの作品、前作「28日後・・・」よりも緊張度が増したような、常にコーフン状態におかれてしまうような映画でした。
余計なものをそぎ取ったような、描きたい部分を絞り込んだ作りにも好感がもてました。
しかし、どうもあのゾンビ系に追っかけられる映画って自分が追っかけられているような気分になるので、見ていて疲れるんですよね(笑)。
まあ最近はホラーにも慣れてきたワタシですが、やっぱり「目をぐりぐりするの」は見ていてイタイのでそこは目をつぶらせてもらいましたが(笑)、後は特に「我慢してみる」ようなグロい部分はなかったのでよかったです。


この映画では素晴らしい教訓を得ましたですよ。

①情けは人のためならず
本来の意味は「情けを人にかけておけば、巡り巡って自分によい報いが来るということ」ですが、ここでは「情けをかけると、のちのちとんだとばっちりをうけ、周りにいる人まで巻き込んでしまうのでどんな人にも情けをかけてはいけない」という意味。

②郷に入れば郷に従え
ゾンビみたいなやつらに囲まれちゃったら、手っ取り早く一緒にゾンビ(じゃないんだけれど)になるとよい。そうすれば怖いものなし。
実社会でも兎に角「染まる」ことに徹すればうまく世の中を渡っていけるということです。


感染者に負けない走りっぷりを見せてくれたとーちゃん(ロバート・カーライル)。彼がここで捕まっていればその後の惨劇を回避できたかも?

しかしねー、あの子供二人も浅はかだと思うけれど・・・とーちゃん、あんたは本当にアホだね・・・。
「温暖化」だとか「食糧難」だとか言われる昨今ですが、結構人類ってあーゆうアホ一人のためにあっけなく滅んでしまうものかもしれませんなあ。
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あまりのバカらしさに脱力する。「ナショナル・セキュリティ」

2008-01-31 01:22:54 | 映画・DVD【な】
ヒースが亡くなって一週間がとうに過ぎたのに、まだめそめそしているdim子。
亡くなっちゃったもんはしょーがないんだから、いつまでも悲しんでちゃいけないでしょ!と自分にカツを入れようとしても、どうにも力が入らない。
前向きに生きなきゃと思っても、なんだか下ばっかり見ているというか、足踏み状態というか。

これはいかん!と思い、癒し系と思われる映画をちらほら観てみた。


まずは「グレイスランド」。



出演はハーヴェイ・カイテル、ジョナサン・シェック、ブリジット・フォンダといった面々。
最愛の妻を亡くし、心の傷が癒えないままの医学生バイロン(ジョナサン・シェック)と「自分は実はプレスリーで、世間の目を欺くために死んだということにしている」とぬかすヒッチハイカーのおっさん(ハーヴェイ・カイテル)の、ファンタジックなロード・ムービー。
最終的にはこのおっさんは本当にプレスリーなのか、そうでないのかわからないまま終わる。
ほのぼのしていてキライじゃないし、ハーヴェイ・カイテルもジョナサン・シェックもいい味出していたし、色気が足りないとはいえマリリン・モンロー姿のブリジット・フォンダもなかなかよかったけど、自分は癒されなかったなあ・・・。


それから「迷子の警察音楽隊」。
これは只今公開中ですね。
1990年代のイスラエルが舞台。
文化交流のためにエジプトからやってきたアレクサンドリア警察音楽隊の隊員たちと、彼らが手違いでたどり着いた小さな町の人々との、国や宗教を超えた交流を描いた心温まる作品。
若い隊員カーレドとイスラエルの青年のスケート場でのシーンには大笑いさせられた。



エジプトとイスラエルの人々の、お互いに遠慮がちで困惑しているさまも観ていて楽しかった。
若い隊員カーレドはなかなか好みだったけど・・・でもやっぱり癒されない~~。
ちなみにこの映画を観に行った予告で「アイム・ノット・ゼア」がやっていて、胸にぐぐっと来てしまった・・・。
映画公開までに、自分を立て直せるのか?dim子よ。


癒されたい時に癒し系映画を観ても、癒されるとは限らないのだということを今頃知った(遅い)。
でも二作品ともいい映画だと思う。
もっと違う状況の時に見たら、受ける印象も違ったかも知れないな。
機会があったらまた是非見てみたい。


で、やっと「ナショナル・セキュリティ」の出番です。

出演はやたらにうるさくて目障りなマーティン・ローレンス(なんでこいつはいつも同じような役なんだ~~!)にスティーブ・ザーン。それからコルム・フィオーレ。
スティーブ・ザーンにコルム・フィオーレとくれば、これは見るしかないでしょう。



強盗犯との激しい銃撃戦の末、相棒を失ってしまったロス市警のハンク(スティーブ・ザーン)。
警察学校を追い出され、やむなく警備会社で働くアール(マーティン・ローレンス)。
その二人が最悪の出会いをしながらも、いつしか力を合わせハンクの相棒を殺した犯人をとっ捕まえるという話。

とにもかくにもマーティン・ローレンスのしつこいくらいの人種差別的・ブラック・ジョークや、大げさなリアクションにはうんざりする。
警察はノー天気で能無しだし、悪役は呆れるほどしょぼいし、アクション・シーンは迫力に欠けるし。



コルム・フィオーレは頭も薄いけど、影も薄かったし~~。

バッドボーイズやリーサル・ウェポンからインパクトとゴージャス感を抽出したような出来栄えで、お金を払ってまでは見たくない映画なのである。
にもかかわらず大笑いさせられてしまい、おかげで胸につかえていたものが少しだけとれて楽になった。

何も考えたくない時や気分転換したい時に見るにはいいかも知れない。
ただし、プラスの気分がマイナスに転換する危険性もはらんでいる作品である。


そんでもって、スティーブ・ザーン。
今回はこんな風貌。



なんか誰かに似ていませんか???
そうなんとなくこの人を彷彿させる・・・。



似たような風貌(ヒゲだけじゃん)でありながら、かもし出す雰囲気は180度違う・・・(映画自体が全く違う種類のものだから当たり前なんだけど)。
まあザーンにヴィゴのような役をやれって言っても、そりゃー無理な話でしょうけれどね。
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「ナイト ミュージアム」

2007-03-26 01:39:57 | 映画・DVD【な】
これ、試写会が当たったのだけど、忙しくていけなかったのだよね・・・(涙)。

ベンちゃんはワタシの中で「いい男ベスト20」にはランクインする、大好きな俳優なのでーす(まー顔の良し悪しはおいといて)。
駄作だろうが秀作だろうが、ベンちゃんが出るならこれは見ねばなるまい!
そう、ねばならないのであ~~~る!!

というわけで本日、午前中だけ会社で仕事をした後で観に行ってまいりました。

本当は「パフューム」にするか「デジャブ」にするか「ゴースト・ライダー」にするか「ホリデイ」にするか迷いましたさ・・・。
でも仕事で疲れた頭で難しい映画を観るのはやめってことで、一番単純明快そうなベンちゃんの映画をチョイスしたのでした。


うををを~~~!
でっかいスクリーンで映画を観るのは二ヶ月ぶりかしら・・・と感動していたら、大好きなベイルとヒューがでる「プレステージ」の予告が・・・!!

 長かったわ~~!待っていたのよ~~!

嬉しさのあまり酸欠になるかと思いましたわ。
「ああ、生きていて良かった」と思ってハフハフしながら見ていたら、ワタシの前の列にカップルが入ってきて、スクリーンが見えなくなりやした。
「早く座れ!!」と小声で怒鳴る(どんなだ)ワタシ。
でも前のバカップルはなかなか席につかず、結局ベイルとヒューの顔がちょっとしか見れなかった・・・(涙)。
「今度やったらコロス・・・」と心の中で誓ったdimでした。
おしまい。


あれ?
何か忘れている?

そうそう、ベンちゃんの映画よ~~~。



NYに住むラリー(ベン・ステイラー)は妻に愛想をつかされ離婚、今は失業中というツキに見放された男。
最愛の息子まで自分のもとから去ってしまうのでは?という不安にかられたラリーは、とりあえず仕事を探すことにする。
職業紹介所で自然史博物館の警備員の仕事を紹介してもらったラリーだったが、実はそれがとんでもない仕事だったのである。

そう!
夜になると首が伸びて行灯の油を・・・・・・
じゃなくて、夜になると動くんです。
博物館の展示物が。
ティラノサウルスがどすどす走る。ネアンデルタール人は着火に忙しい。セオドア・ルーズベルトは馬にのって徘徊する。
ほいでもってアッテイラも動く・・・

 けど、今回はこやつではありません。

アッテイラを演じるのはパトリック・ギャラガーっておっさん。
なんでジェリーじゃないんだ。このアッテイラがジェリーだったらワタシは何回も観に行くのに~~~~!
まあパトリック・ギャラガーも味があってよかったのですけどね。


ラリーはライオンに追いかけられたり、ティラノサウルス踏み潰されそうになったり、サルに鼻をかじられたり・・・とにかくこの動く展示物たちに死にそうなめにあわされる。



初めは逃げることばかり考えていたが、彼らと仲良くなるためには彼らを理解することだと悟り、彼らの歴史を紐解こうとするラリー。

相手のことがわかると、自然と友情にも似た連帯感のようなものが芽生える。
最後にラリーは彼らを守るため彼らの危機に猛然と立ち上がり、今までのダメダメおじさんの汚名を返上してしまうのだ。

そう、これはばかばかしくて笑えるけど、実は愛と勇気と友情の心温まる映画なのだ。
単純だけど、人生に必要なものがぎっしりつまった映画なのだ。
それに博物館大好きなワタシは展示物を見ているだけで、楽しめましたね。
ジオラマルームなんか近くでじっくり見てみたいと思ったもの。

博物館が好きな方は是非、この映画をご覧になってくださいまし。
映画も見れて、博物館も見れて・・・ってお得でしょ?
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細々やってました。ノリエガ祭り③「NOVO(ノボ)」

2007-02-19 20:34:11 | 映画・DVD【な】
これね・・・ワタシにはよくわからん映画。
で、何回か見れば少しはよさがわかるのかなと思って三回見てみた。



2002年、フランス映画


5分で記憶をなくしてしまうという記憶障害があるグラアム(エドゥアルド・ノリエガ)は、コピー係としてオフィスで働いていた。
そのオフィスに派遣社員としてイレーヌ(アナ・ムグラリス)という女性がやってきて、グラアムは社内を案内するよう社長から命じられる。
イレーヌはどこか不可思議な様子のグラアムに惹かれ、自宅に招き、ベッドに誘う。
情事の翌朝になると、前日のことを忘れているグラアムとの関係に、新鮮なものを感じ、恋にのめり込んでいくイレーヌ。
常に新しい気持ちで恋を楽しんではいたが、その一方で濃密な自分との時間を全く覚えていないのではないかという不安にもおちいっていく。
そんなイレーヌの前に、グラアムの妻だという女性が現れる。


タイトルの「NOVO(ノボ)」とは、新しい人間という意味らしい。
「ノボ」と書くとなんだか間抜けだし、「NOVO」だけだと「NOVA」と間違えやすいというやっかいなタイトルだ。
主演はフランスの新星アナ・ムグラリス。共演はワタシの愛するエドゥアルド・ノリエガ。
他の出演に、なんだかいつもより地味でブサイクに見えるバス・ベガなどなど。


何回見ても、ワタシには理解不能&納得いかない映画であった。

たとえば女社長は何故、あんなにもグラアムにこだわったのか?
それからあちらではブラジャーが外れたら、女性男性関係なく、そこにいる人にはめてもらうものなのか?
そしてブラジャーが外れたら、ノーブラになって仕事をするものなのか?
それから仕事で計算ミスをしたら「疲れていたんです」で済まされるものなのか?
挙句には「ちょっとの間違いくらいいいでしょ」と開き直るのには恐れ入ったのだが、ありゃ人間的にどうなんだ?
そしてグラアムの記憶障害の原因は・・・ひっぱったわりにはあまりにお粗末ではないか?

主人公のイレーヌの気持ちはなんとなくわかる。
初めは軽い気持ちで始めた恋だったが、次第に本気になって、相手が自分のことを忘れてしまうのではないかと不安になる。
相手のことがもっと知りたくなり束縛したくなってくる。
そうこうしているうちに、女社長は嫌がらせをするようになるわ(されるのももっともな気もするが)、ワケありの少年がちらちら姿を見せるようになるわ、「私は彼の妻です」という女が現れるわ・・・グラアムをめぐる色々な人間模様が浮き彫りになっていく。
この映画はそれをドロドロしたものではなく、時にはユーモアもまじえ、サラリと描いている。
だがサラリと描きすぎて、人間の深みのようなものが欠落しているような気がする。
これは難しいことなんて考えず、単純に映像美を楽しむ映画なのかも知れないけどね。

イレーヌを愛し、自分の病気に不安を抱きながらも、グラアムはどこかノー天気で無防備でとっても可愛い。
ええ、グラアム役のノリエガがとにかく可愛いの。顔も体毛も濃いけど。
ノリエガは冒頭とラストの、全く別人ともいえるグラアムをうまく演じ分けていて、それぞれの魅力をさりげなく見せてくれる。
しかし、海岸をすっぱだかで歩くという役はどうなんだ、ノリエガよ。
よくこんな役をひきうけたなあと思う。あっぱれというより、半ば呆れたと言うか・・・。
生まれたままの姿で海岸を歩く・・・、まさしく生まれ変わった新しい人間「NOVO」と言えるのだろうけど、なんだか見ているこっちの方がはずかしくなってしまったのだった。


自分の好きなシーン。
希望に満ちた、これからの二人の関係を思わせるラストのシーンも好きなのだが、ヒゲを剃りながら顔中泡だらけにしているグラアムが、ちょっとエゴを見せるイレーヌにキスをするシーンが一番好き。
ここはグラアムの優しさと愛情がにじみ出ていて、なんとなくじんとくる場面だ。



でもね、どうして全裸でしかも屋上(というか野外)でヒゲを剃るのか?
そこんとこもやっぱりわかんない映画なのであった。
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「ナイル殺人事件」

2006-07-05 10:20:38 | 映画・DVD【な】


貧乏青年サイモン(サイモン・マッコーキンデール)は恋人ジャッキー(ミア・ファロー)を捨て、美しい富豪の娘リネット(ロイス・チャイルズ)と結婚をする。
サイモンとリネットはエジプトへハネムーンに向かうが、行く先々で何故かジャッキーが姿を見せ、二人に不快な思いをさせる。
二人はナイル河を遡る豪華遊覧船に乗り込むが、そこにもまたジャッキーが現れる。しかしジャッキーだけでなく、リネットに関係する様々な人物がそれぞれ思惑を抱いて船に同乗していた。
その船の中で、酒に酔ったジャッキーがサイモンを銃で撃ち、大怪我をさせる事件が起こる。
そして医者や看護師が怪我をしたサイモンと興奮したジャッキーの手当てをしている間に、リネットが何者かに射殺されてしまう。
乗客であった私立探偵のポアロが事件の解明に乗り出すが、やがて第二、第三の殺人事件へと発展していく…。



アガサ・クリスティの推理小説を読んでいると、段々傾向がわかってきて、最後まで読まなくても最初の段階で犯人がわかってしまう…のは私だけではないでしょう。
この「ナイル殺人事件」も犯人がすぐわかりましたが、わかっていながらもこの映画、ロマンとミステリーが感じられて十分楽しめます。


俳優の名前さえろくに知らない頃にTVか何かで見た記憶があるのですが、今改めて見るとすごい豪華キャストですね。
主だったところでジェーン・パーキン、ベティ・デイヴィス、ミア・ファロー、オリヴィア・ハッセー、マギー・スミス、ジョージ・ケネディという顔ぶれ。面白くない訳がありません。それぞれが芸達者なところを見せてくれます。

1978年の作品とあってみんな若いです。
ジェーン・パーキンやオリヴィア・ハッセーは若くて可愛かったんだなと思いましたが、マギー・スミスが今とあまり変わりがないような…。
このマギー・スミスとベティ・デイヴィスの会話が皮肉の応酬といった感じてとっても笑えます。
ベティ・デイヴィス……ふりふりのドレスを着てけばけばしい化粧をしておりますが、とっても素敵。いい表情をします。ああ見たかいがあった…。ベティ・デイヴィスがとっても見たかったのですよ~。

ポワロはどうもNHKのあの黒い髪の毛のちっこいおじさんのイメージが強くて…ピーター・ユスチノフがどうしてもポワロに見えませんでしたが。

エジプトをちょっとだけ旅行したような気分になれるのも、この映画のいいところ(ホントにちょっとだけね)。
しかし漫画「王家の紋章」を読んでいた時もなんとなくわくわくしたけれど、「ナイル」というだけで心が騒ぐのは私だけかしらん?
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「何がジェーンに起ったか?」

2006-06-27 19:10:40 | 映画・DVD【な】


このジャケットをレンタルビデオ屋で見かけた時、一瞬「びくっ」としました。
私にとってかなりのインパクトだったのです。
このうしろの女優(ベティ・デイビス)の意気込みというか、気迫のようなものが伝わってくる写真ではありませんか。
このジャケットを見ただけで「いつか借りよう」と心に決めた作品でアリマス。


これは1962年の作品です。おいらまだ生まれてません…。相当前です。
監督はロバート・オルドリッチ。 
出演はベティ・デイビス、ジョーン・クロフォード他。



子供スターとして絶大な人気を誇った「ベビー」ジェーン・ハドソン。
姉のブランチはそんな妹の影で育ちました。

しかし20年近くが過ぎ、姉妹の立場は逆転します。
姉のブランチは大女優となり富と名声を手にしますが、妹のジェーンは美しいだけの大根役者で仕事もろくにまわってこない状態。

あるパーティーの夜、ブランチは車の事故で大怪我をします。
そしてその事故は、姉に嫉妬した妹によるものだろうという、まことしやかな噂が流れます。

ブランチは下半身不随となり、車椅子の生活を余儀なくされます。
そしてそんな姉の面倒をジェーンが見ることになります。
またまた立場が逆転したように見えましたが、姉の事故は自分のせいだという自責の念から、次第にジェーンは酒びたりになっていくのでした。
また引退してもなお名女優として人々から慕われる姉に嫉妬の炎を燃やし、だんだんと精神が侵され、過去の栄光を追い求めるようになっていきます。

ブランチはそんなジェーンを施設に入れようと医師に相談するのでした。
それにより恐怖の日々が始まるとも知らずに…。


施設に入りたくないジェーンはブランチを監禁し、彼女の財産に手をつけ、食事もロクに与えず、ペットを殺し、しまいには外部と連絡をとろうとしたブランチに暴力を振るうという暴挙にでます。
かと思うと、自分のしたことが世間にばれるのではないかと怯え、子供のようにブランチに甘えたり、「ベビー」ジェーンと呼ばれた頃のようなフリフリの服を着て歌い踊ったりして…その姿は不気味としか言いようがありまへん…。

そんなサイコな妹ジェーンをベティ・デイビスが怪演。
とにかくすごいばあさんです。鬼気迫る演技です。
太ったり痩せたりは簡単にできるかもしれませんが、こういう演技ができる女優は今、いないのではないでしょうか?
モノクロの画面が、ジェーンのおしろいを塗りたくった白い顔や、赤い口紅の色を想像させて、不気味さに拍車をかけています。

でも何故か私はブランチよりジェーンに惹かれましたねえ。
不気味ではあるのですが、なんだか生き生きしていて魅力的なのですよ。
(よく言えば)天真爛漫(?)というか…素直というか。
まあ本当にジェーンのような人間がそばにいたら、たまったもんじゃあないですけど。

最後にどんでん返しがありますが…まあそんなことだろうなあとは思っておりました。
あの後ブランチはどうなったのかなあ…。助かったのかなあ…。


げに恐ろしきは女の嫉妬。
いや、男の嫉妬も恐いんでしょうけどね。
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「ナイロビの蜂」

2006-06-09 02:29:58 | 映画・DVD【な】


まず…初めに真っ暗なスクリーンからレイフの声が聞こえた時、すごく「どきっ」としました。
Jスンの時とはまた違ったときめきでした(笑)。
レイフ・ファインズは本当に不思議な、匂いたつような色気のある俳優だと思うのですよね。
それは彼の作品を観る度に感じることなのですが。
そして彼をどんどん好きになってしまうのです。


そのレイフ・ファインズ演ずるジャスティンは、ナイロビ赴任のイギリス人外交官。
妻テッサ(レイチェル・ワイズ)がトゥルカナ湖の南端で遺体で発見され、悲しみに打ちひしがれます。
警察は「強盗殺人事件」として事件を片付けようとしますが、ジャスティンは腑に落ちないものを感じ取り「テッサは何をしていたのか、どうして殺されたのか」を自ら調べていきます。
そしてテッサの残したものや、彼女に関わった人たちから話を聞くうちに、大手製薬会社がこの事件に関わっていることを知るのです。
またジャスティンの身の保全のために、テッサが多くを語らなかったことを知り、ジャスティンは彼女の深い愛を感じるのでした。

テッサの身体を心配しながらも、彼女が何をしているのか知ろうともせず、遠くから他人事のように見つめていただけのジャスティンが、事件の真相に近づくにつれ、まるでテッサのような行動力を見せ、変化をとげていく姿が印象的でした。
脅され、暴行を受けながらも、ジャスティンは何かにとりつかれたように、それが自分の使命であるかのように、一人で大きな陰謀の前に立ち向かっていくのです。

テッサの深い愛情を感じたジャスティンにとって、もう怖いものはなくなっていたのでしょう。
でも最後のシーンは……悲しかったです。
ある決意を胸に抱いた、汗まみれになって汚れていてもなお美しいジャスティンの姿に、涙をおさえることができませんでした。
こんなに深い愛があるんだ…と感動しました。
しかし、ああするより他に道はなかったのでしょうか?
逆の立場だったら、テッサは強く生きていったと思うのですが…。



アフリカの貧困問題や、どこででも起こりうる(というより実際に起きてますけどね)官僚と大手会社との癒着など、考えさせられる映画でしたが、私は「深いラブストーリー」として受け止め、素直に感動しました。
フラッシュ・バックのシーンを、細かく切ってちりばめたストーリーテリングが、生き生きとしたテッサと穏やかなジャスティンの関係をうまく描いていて、微笑ましく、またそれが悲しかったです。
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「ニュー・ワールド」

2006-05-27 01:16:26 | 映画・DVD【な】
今日で終わるというので、慌てて行ってきました(クリスチャン・ベイルを見に)。

【ストーリー】
1607年、イギリスを出航した船が”ニュー・ワールド”北米ヴァージニアに到着する。しかしそこにはすでに、ネイティヴ・アメリカンの人々が暮らしていた。船には反乱罪で裁かれるはずだったジョン・スミス大尉(コリン・ファレル)がいたが船長は彼を解放する。彼の勇敢な行動力を高く買っていた船長はネイティヴとの交渉役を任命した。しかし交渉に行ったスミスはネイティヴの戦士たちに囚われ、処刑されそうになる、その彼の命を助けたのが王の娘ポカホンタスだった。2人は恋に落ちるが、やがてスミスが砦に戻らなくてはならない日がやってきた。  


私にとっては「初コリン・ファレル」でしたが思ったより悪くはなかったです。

でも正直

何故、彼を使う気になったん?

と思いました。


それとワーグナーの楽劇「ラインの黄金」ですか?
あの音楽はですね~~はっきりいって邪魔でした。
いくらいい音楽でも使いどころを間違えたら、単なる「不快な音」というか「雑音」でしかないんですよね(ちょっとえらそう?)。
映像は美しくて、自然は輝いて見えたけれど…もう冒頭からかなり「ストレス」を感じました。

それからおバカな私にはちょっとわかりづらい構成でした。
説明が欲しい場面では説明がなく、どうでもいいところでナレーションを入れたりして…。
「ここは俳優の表情だけで気持ちを伝えればいいのに」と思ったりしました(またまたえらそう?)。

ポカホンタスとジョン・スミスの物語は17世紀から21世紀にかけて、大切に語り継がれてきたラブストーリだそうですが、ようするにイギリスが新大陸を求めて北米ヴァージニアにやってきて、自分たちが住むために先住民のものを略奪し、時には彼らを殺したという血生臭い話でしょう?
なんだか全然ロマンチックじゃないと思いますけどねー。
しかもスミスはインド新航路を見つける任務のために、ポカホンタスを置いていってしまうし。


ん?ということはそろそろベイル現れるのかしらん?
しかし……待てどベイル現れず。


もうコリンはええんじゃ~!いつになったら愛しのベイルは登場するの~~!!



でた~~~!!

この待っている時間の長かったこと~~~~!!
彼がアップで登場した時、頭の中で鐘が鳴り響き、私はコリン・ファレルの存在を忘れました!!
「ベイル……やっぱりかっこいい……

そして悲しい過去を持つが故に、優しく穏やかでそしてどこか寂しげな笑顔にみとれてしまいました~~。
彼が出ていなかったら、観なかったよ~。この映画。



妻子を失い、心に傷をもつロルフ(クリスチャン・べイル)は、傷心のポカホンタスに救いの手を差し伸べたのであります。スミスを忘れられないポカホンタスでしたが「スミスは死んだ」と伝えられていた彼女はロルフと結婚するのでした。

夫を好きであっても「愛すること」が出来ないポカホンタス(いい夫なのに~)。でも二人の間に可愛い赤ちゃんが誕生します。
幸せな家庭を築きつつあるようにみえたポカホンタスですが、スミスが生きていることを知って動揺します。

二人の男性の間でポカホンタスの心は激しく揺れ動くのでした。
そんなポカホンタスに優しく「スミスに会いなさい」と言うロルフ。

こうしてポカホンタスはかつて「神のように見えた男」スミスに会うことになりますが……。


ヨーロッパ人が持ち込んだ各種の疫病に対して、先住民は全く免疫力がなかったそうです。
この疫病で先住民の人口は激減しました。
最終的に、ポカホンタスもこの疫病で若くして亡くなります。
また、先住民の儀式でつかうタバコが金になると知ったイギリス人は、ヴァージニアのあらゆる平地を彼らから奪ったそうです。

映画を観終わった後で、プログラムをじっくり読んだら、弱肉強食が世の常とはいえ、なんだか悲しい気持ちになってしまったのでした。
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「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ」

2006-05-11 01:37:01 | 映画・DVD【な】
親子ものの話に弱い。
特に「妻に死なれた男が、子育てを頑張るの図」に弱い。



この映画、単なるコメディータッチのファンタジーだと思っていたけどちょいと違った。
観る前から「先がよめて」いたし、ちょっと「うまくいき過ぎるんじゃない?」とも思ったけど心温まるとってもいい話だった。
エマ・トンプソンのすげー顔を見て大笑いしながらも、実はちょっぴり涙ぐんでしまったdimであります。


妻に死なれた男が、子供7人を養うために、あくせく働く。
しかしそれは悲しいかな、家庭をかえりみない結果になってしまう。
子供たちは父親にかまって欲しい…もっとそばにいて欲しい。
再婚して意地悪な継母がきたらボクたちはどうなるの?

そんな気持ちからいたずらをしてしまう子供たち。
特にナニーへのいたずらが最大の楽しみであり、満たされない欲求のはけぐちだった。
今日は17人目のナニーを追い出してやった。

いたずらが絶えない子供たちも悩みのタネだったが、ブラウン氏(コリン・ファース)にはもうひとつ、頭痛のタネがあった。妻の伯母が「1ヶ月以内に再婚しないと養育費の援助を打ち切る」というのだ。
養育費を打ち切られたら、子供たちは施設におくられてしまう。愛しい子供たちのためにも再婚をしなければ…。

お互い大切に思いながらも、すれ違う親子。
そんなブラウンさんちになんとも風変わりなナニーがやってくる。



このナニー・マクフィーの役がエマ・トンプソンなのであるが、何処で登場するのかわかっていながら、顔を見たとたん大笑いしてしまった。
コリン・ファースはよく笑わなかったなぁと思うよ(笑ったら話が進まんだろうが)。
団子鼻に一本だけにょきっと伸びた前歯。そしておおきなイボ。繋がった眉毛。
エマ・トンプソンあっぱれ!という感じです!!
「モンスター」のシャーリズ・セロンだってこの姿にはなりたくないと思うだろうよ。

そんなナニー・マクフィーが魔法のステッキを使いながら、子供たちに「5つの大切なこと」を教える。初めは反抗的だった子供たちが、少しずつ学び、自分たちで考え、最後は「父親のために」一肌脱いで(?)しまうのである。



この映画でコリン・ファースのファンになった方も多いのではなかろーか?
このダメパパぶりがとっても母性本能をくすぐるのですよ。
コリン・ファース、子供たちより可愛かったもん。
こんなやもめだったら私が後妻にまいります~と本気で思ってしまいました。
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