オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「イルマーレ」の試写会に行ってきました

2006-08-30 00:39:41 | 映画・DVD【あ】


これ、同名の韓国映画のリメイクです。
2004年と2006年を結ぶ不思議な郵便箱で文通を始めたケイト(サンドラ・ブロック)とアレックス(キアヌ・リーヴス)が、実際には会えない互いへの恋心を募らせていくというお話。

韓国の映画で「リメンバー・ミー」というのがあって、あれも20年の時差がある二人が無線の会話でつながりあうという話だったけど、韓国では「時空をこえる話」ってわりとポビュラーなのかしらん?よくわからないけど。
話としては悪くないと思うんですけどね。2年という隔たりがありながらも愛し合う二人は果たしてめぐりあえるのか?すごく気になるんですけどね。
でも何かが足りないのよねえ(キアヌの演技力か?)…。
何がいけないのかしら(キアヌの内股走りか?)…。
料理で言えば、好きな素材を使ってレシピのとおりに料理をしたはずなのに、なんだかおかしい。火加減がちょっと違っていたのか、それとも素材が痛んでいたのかって感じで微妙に「惜しい」感じなのですよ。

愛し合う二人よりも、アレックスと父親(クリストファー・プラマー)の確執の方にじんときたりして(やはり父子ものにヨワイわたし……)。
アレックスが父親の残した写真集(自伝?)を見て涙ぐむ場面では、ちょっとうるうるしてしまいましたもん。
サンディも今回は鼻をフガフガならすような役ではなくて、まあ頑張っていたとは思うんですけどねえ…。なんだかちょっぴり消化不良気味。
脇役の犬のジャックが一番名演だったかもしれません。

でも私の大好きなサンディとキアヌの映画ですから、もう一度、今度はちゃんと映画館で見てきます
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いつ見ても泣いてしまううう~~「ゴースト ニューヨークの幻」

2006-08-29 00:52:22 | 映画・DVD【か】
やっと「24」のシーズン1を見終わったものの、2が気になって気になってしかたがないいい~~~!!早く2もレンタルしなくっちゃ(そして本日レンタルしてきました。ふふふ…)!!

考えてみれば、最近は「24」とかサスペンスものとかホラーものばっかり見ているなあ…(いや、好きだから見てるんだけどね)。
ということで「たまにはラブ・ストーリでも見てみようかしらん?」と思い、久々にパトリック・スウェイジの出ている「ゴースト ニューヨークの幻」を見ました。



銀行員のサム・ウィート(パトリック・スウェイジ)と恋人のモリー・ジャンセン(デミ・ムーア)はアパートに部屋を借り、二人だけの幸せな生活を始めた。しかしある夜、二人は暴漢に襲われ、モリーを守ろうとしたサムは銃弾に倒れてしまう。この世の人ではなくなったサムは天国へ行かずに、モリーのそばに居ていつまでも見守ることを決心する。しかしモリーはサムの存在に気づかず、サムはもどかしい思いをつのらせるのであった。ある日、サムは自分を殺した男がモリーをも狙っている事を知る。


この映画、知らない人はほとんどいないでしょう。
ストーリーはいたってシンプル。
死んでしまった男が、恋人を魔の手から救い出してから、天国に召されていく…というお話。
でもですね、私は「泣かしたる~!!」という作り手の画策にひっかかり、何度見ても切なくて泣いてしまうのですわ。
そいでいて「愛するって素晴らしい~」と感動してまたまた泣いてしまうのですわ(つまりずっと泣いている)。
「アンチェインド・メロディ」を聴いただけで、条件反射で涙腺が決壊して「どどーーーーっ」と涙が溢れてくるのですわ。
とにかく切なくて、心温まる上質の大人のファンタジー&ラブ・ロマンスなのでございます。
心がささくれだった時とか、彼氏と喧嘩した時なんかに見ていただいてもよろしいかと存じます。


この頃のパトはなんというか…色気があるっていうかフェロモン全開っていうか…。もう彼の素晴らしい上半身を見ただけで、涙とともに鼻血まで流れそうになりますわ(まあほとんどの映画で脱いでますけどね)。 
それとゴーストになってからの、モリーを見つめる切ない表情に胸が「ぐーーーっ」っと締め付けられ、半狭心症状態になっちゃうんですよねえ。特に「君にもう一度、触れたい」っていう場面は切なくて、サムの愛情の深さが感じられて、とっても好きなシーンなのです。
パト、すごいハンサムって訳ではないのに、本当にいい顔をする俳優さんなのです。
「ヘンリー8世」を歌うところは可愛いし~もう言うことなし!
私にも歌って欲しい……

しかし、この映画で忘れちゃならないのは、何と言ってもウーピー姐さんでしょう!!この映画は彼女なしでは語れないというか、彼女がいなかったらあんなにヒットしなかったでしょうね。彼女はこれでアカデミー賞もいただいちゃったしねえ。
ウーピー姐さんは全身から胡散臭さをにじませつつも、とっても生き生きしていて、惚れ惚れするほど魅力的。サムとモリーをしっかり結び付けてくれる、素敵でおかしい霊媒師を嬉々として演じてましたね。




ラストのシーン。
このキスは世界一切なくて、素敵なシーンだと思うdimなのでありました。
そしてこの後のデミ・ムーアの涙を流す姿がとっても綺麗なの……。
るるるる……ああ…ハンカチ、何処へ行った~~~~?
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「アイデンティティー」

2006-08-27 01:42:02 | 映画・DVD【あ】


豪雨の夜、道路が寸断され行き場を失った人々が、寂れたモーテルに駆け込んでくる。モーテルの管理人によって男女10人の客に部屋が割り振られるが、やがて一人また一人と何者かに殺されていく。ふとしたことから彼らは、モーテルにいる全員にとある共通点があることに気づく。
その頃、別の場所では判事立会いのもとで、死刑因の再審理が始まろうとしていた。


猟奇殺人とくれば「13日の金曜日」や「ラストサマー」、モーテルとくれば「サイコ」や「シャイニング」なんかを思い出すけれど、これはそれらのどの作品とも一味違った作品でした。

前半は「閉ざされた空間」での連続殺人事件という、使い古しの新鮮味がない設定であるにもかかわらず、スリリングで常に緊張感が感じられ、犯人も誰なのか全く予想がつかず、一瞬たりとも気が抜けませんでした。

そして後半では絶対に死なないと思っていたジョン・キューザックが、いとも簡単に死んでしまってビックリ仰天。

 

「えええーーーっ!!主人公(だと思っていた)のジョン・キューザックが死んじゃったら、これからどうなるんじゃー!!」と思っていたら、ほどなく併行して描かれていた死刑因の物語と結びつき、ひとつに収束されて「そういうことだったのね……」と、やっと全ての謎がとけたのでありました。

よく考えれば、色々なところに伏線がはられていたなと気づくのですが、これが巧みに張られていて見ている途中では全くわからなかったのでした。
さすが、ジェームズ・マンゴールド監督の手腕というべきか、脚本の上手さと言うべきか。

で、物語はここで終わらないのです。この先があるのです。
ラストでまた「ひっくりかえっちゃう」ような予測不可能なエンディングが……。
普通の「のり弁」だと思って食べていたら、ご飯の間にものりが敷いてあった!!というくらいのオドロキでございました(たとえがセコイ?)。

登場人物の個性が際立つような描き方が抜群に巧いし、地味めなキャスティングによって、かえってストーリーが生きてきたような気がしましたね。
いろんな意味で「裏切られる」快感を味わえるこの映画、かなり秀逸な作品だと思います。
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寝不足…してます

2006-08-23 10:34:14 | 日々のこと
昨日、一昨日と、時間通りに起床できなくて、二日続けて遅刻してしまった(汗)

会社のみなさまや友達は「お母さんのことがあるから大変だね。見舞いに行ったり、うちのことをしていたりで疲れているんだよ」と同情的なのですが。


いえ…違うんですよ。
疲れているわけではないのです。単なる寝不足なんです。
で、寝不足なのはこいつ↓のせいなんです…。


もう「24」の続きが気になって気になって気になって気になって…毎日TSUTAYAに通ってはレンタルしているわたくしなのでございました。

しかし、ジャック・バウアーのような濃ゆい一日を送っていたら身体がもちませんね。
私は単なる寝不足で、このていたらくですもん。
このまま寝不足が続いたら「マシニスト」のベイルのように、みるみる痩せて……………

くれたら嬉しいんですけどねえ…。
せめて5キロ減………
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これから、寝不足になります

2006-08-19 00:45:09 | TVドラマ
つ………ついに 借りてしまいました。


そう。↑この方が出ている 「24」 でございます。


いや~~絶対はまるのはわかっていたので、どうしようかなあとは思っていたのですがね。
nouilles-sauteesさんのところでこちらの記事を見ちゃったら「辛抱たまらん!」状態になってしまいました。

ウラジミール・ビエルコというテロリスト役だそうですね、愛しのジュリアン・サンズ。
出番と髪の毛は少ないながらも、渋くてとってもかっこええです…


(注:今はもっとおっさんです)
幸い、只今某TSUTAYAで「24」が半額でレンタルできるというので、「これはきっと私のためだわ神の思し召しだわ」と都合よく解釈して数枚借りてきたのですよ、ふふふ…。




それからついで(?)に、これからラブリーロドリゴ↑が出るという「LOST」も借りてしまいました。あーあ。
自分が持っているDVDで見ていないのが山ほどあるのに、ああ私ったら誘惑に勝てず……バカな女ね。
これからきっと寝不足の日々が始まるわ~~。
なーんて後悔しつつも、乙女のように胸ときめかせているdimなのでございました。
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マシュー・マコノヒーとケイト・ハドソン、アドベンチャー・コメディで再共演

2006-08-15 00:09:20 | 俳優のこと
「マシュー・マコノヒーとケイト・ハドソン、アドベンチャー・コメディで再共演」だそうです。ネタ元はこちらでござーる。
二人がふんするのはトレジャーハンターの夫婦。8年間の宝探しの末に離婚した二人が、別れた途端に宝の手掛かりを見つけ、再び宝探しを始めるというアドベンチャー・コメディだそうな。

『10日間で男を上手にフル方法』では、マコちゃん(注:マコノヒー)が、あまりに情けない役だったので(可愛かったけどね)こういう役はあまりやって欲しくないと思っていたけれど、またどーしょーもなくアホで軽い役なのだろうか。
できればケイト・ハドソンやジェニロペなんかとも共演して欲しくないんだけどなあ~。もっと頭のよさそうな(思いっきり無礼なヤツですいません)女性と共演して欲しいのに。
「サハラ」も見てくれはよかったけど、内容的にはイマイチだったしな~。
ファンとしては「評決のとき」や「フレイルティー」のような含みのある役や、思いっきりセクシーな極悪人の役なんかもやって欲しいんですけど無理な話なんでしょうか?実力はあるんですから。

最近ペネロペ嬢と別れて、少々むっちりしてきたらしいマコちゃんですが、もっといい女性を見つけて、早く結婚して落ち着いて欲しいものです。
頭髪がなくなる前に「セクシーダディ」になって下さいよ~。

    
これも悪くはないが…         やはりこちらの方がよろしいです

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「ユナイテッド93」

2006-08-13 22:47:26 | 映画・DVD【や】


2001年9月11日。4機の旅客機がハイジャックされた。『アメリカン11便』がワールド・トレード・センターに激突。続いて『ユナイテッド175便』が同ビルに、そして『アメリカン77便』が国防総省(ペンタゴン)に激突した。その時、ハイジャックされた最後の1機『ユナイテッド93便』の機内では、外部との電話連絡により3機の爆破テロを知った乗客たちが、自爆テロを食い止めるため、コックピットに突入する準備をしていた。


これは唯一ターゲットに到達しなかった『ユナイテッド93便』の機内で起きた(であろう)物語を再現したドキュドラマである。『ユナイテッド93便』の乗員と乗客らが機内に乗り込み、最後の時をむかえるまでが描かれている。


彼らはいつものように、飛行機に乗り込み、機内食を食し、隣人と楽しくおしゃべりをしていた。そう、ハイジャック犯があらわれるまでは…。

ごく普通に生活していた彼らが、突然の悲劇に襲われ、極限状態に置かれながらも、勇気を出して犯人たちに立ち向かっていく姿を見て「本当に彼らもこんな風に犯人と、そして自分自身と戦っていたんだろうなあ」と思ったら涙がとまらなかった。
この物語は亡くなった40人の家族や友人や、9.11委員会、そして航空管制官、軍関係者への膨大なインビューが基盤となっているが、『ユナイテッド93便』に乗っていた乗員、乗客は全て亡くなっているので、機内でのやりとりはあくまでも「推測」に過ぎないだろう。
しかしこれが「推測」であっても、機内の人達の絶望感や悲しみや恐怖、苛立ちや苦しみがひしひしと伝わってきて、見ているものは胸を締め付けられる。

それから『ユナイテッド175便』がワールド・トレード・センターに激突する映像も映し出される。
この映像は何度見ても息が止まりそうになる……。

またこの物語はテロリストを単なる「悪役(悪人)」としては描いていない。
彼らにも信ずる神がいて、愛する家族がいるのは乗客となんら変わりがない。
この使命を全うできるように、テロリストたちは神に祈る。
そして客室では「助けてください」と祈る乗客たちの姿。
「信仰とは一体何なのか」ということも考えさせられる。


監督は「ボーン・スプレマシー」のポール・グリーングラス。
出演者は実際に機に同乗した人達の年齢等を反映して慎重に検討され、演技力とは別に、一般的にはあまり知られていない俳優が選ばれた。また実際のパイロットや乗務員経験を持つ者、ほんものの管制官等などが起用されている。
それから俳優たちはその演じる人物を理解するために、遺族とコンタクトを取ったり、話を聞いたりしたらしい。
それにより、よりいっそうの真実味を帯びた作品にしあがっている。
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「やさしくキスをして」

2006-08-12 20:20:09 | 映画・DVD【や】


スコットランド・グラスゴー。聡明で美しい女性ロシーンは、夫と別居をしてカソリックの高校で音楽を教えていた。ある日彼女は教え子のタハラを迎えに来た、タハラの兄のカシムと知り合う。カシムは将来、自分でクラブを経営することを夢見るパキスタン移民二世だ。何度か会っているうちに、二人は深く愛し合うようになる。しかしイスラム教徒であるカシムの父親は異教徒との結婚を許さず、従姉妹のジャスミンと結婚させようとしていた。またカソリック教徒であるロシーンも、異教徒のカシムと付き合ったことが原因で、仕事を辞めなければならなくなる。
 

監督はケン・ローチ。初めて本格的に取り組んだ恋愛映画だそうな。
現代版「ロミオとジュリエット」とでも言うべきか、愛し合いながらも、家族や文化や宗教といったしがらみに翻弄され、なかなか自分の思うように生きれない二人の姿を描いている。
カシムは婚約者がいる身であることを、初めはロシーンに黙っていて、そのことをしばらくたってから告白したことでロシーンに強くなじられる。ロシーンを深く愛するカシムは、両親が悲しむだろうことに心を痛めながらも、婚約を破棄してくれるよう両親に頼む。
そしてロシーンに「君は失うものがないだろうが、ぼくは全てを失う。家族を失う」というカシム。

ロシーンにとってカシムはかなり優柔不断で、実行力や決断力のない男に見えただろう。
でもイスラムの人にとって一番大切なのは家族なのだ。家族を裏切ることは全てを失うこと。そしてイスラムの社会に生きる人達にとって、家族を裏切ることは、軽蔑に値することなのだ。裏切られた家族もイスラムの社会からつまはじきにされるのだ。
それは多分、自由に生きてきたロシーンには理解できなかっただろうなあ。
愛しているだけじゃあどうにもならないこともあるんだよ~。
ロシーンも苦しかっただろうが、親思いのカシムの苦しみは相当なものだったと思う。


そんな風に苦しんだ二人の行きつく先は……。

全ての人が、それぞれの希望や苦しみを抱えたままの、まるく収まらないラストがいい。
でもこのラストは見る人によって、解釈の仕方が色々だろうなあ。


ロシーン役のエヴァ・バーシッスルと、演技初体験だというカシム役のアッタ・ヤクブの二人が爽やかで好感が持てた。



アッタ・ヤクブ、素敵でしたね~~~。





ちなみに挿入曲に「奇妙な果実(ビリー・ホリディ)」が使われ、「奇妙な果実」が「つるされている」写真が映し出されたり、またどうしてインドから分離し、パキスタンという国が出来たのか、彼らがどんな差別を受けているか、世界からどんな目で見られているのかが、わかりやすく描かれていて興味深い。
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掴んだものは…

2006-08-10 17:10:42 | 日々のこと
昨日はお休みをいただいて、「ローズ・イン・タイドランド」を観てきました。
主人公のジョデル・フェルナンド、「サイレントヒル」より生き生きしてましたね~(まあ、ありゃー映画が映画だからね)。とっても可愛かった~



気が向いたら感想をば…。



で、母の入院している病院の先生が「胃瘻(いろう)の手術について説明をしたい」というので、映画を観た後で病院に行きました。

病院に向かうため、京浜急行に乗ったのはいいのですが、雨でぬれていた床に足をとられ、滑ってしまいました。
「うっぎゃ~~~」と心の中で叫ぶまもなく、私は滑りながらとあるものを掴んでいました。


それは


電車の椅子に座ってた、うら若き男性の太ももでした。


はずかしいのと、冷たいのとで慌てて立ち上がるわたくし。
「すすすすいません」と、うら若き男性に謝ったところ、男性も少し恥ずかしそうに
「いえ」と小さな声で言った後「どういたしまして」と言いました。
何がどういたしましてなのか(-ω-;)?

よくわからないけれど、その節はすいませんでした。
滑ったわたしより、彼の方がはずかしそうでした。
ごめんなさいね~~~と心の中でも謝り電車を後にするおばさんA(わたし)。

滑った時に、脇腹と足の肉が思いっきり伸びたのか(ストレッチしたのか)、本日、筋肉痛になってます…。
おまけになんだか首がムチウチぽい…。←寝違えただけか?
滑ってムチウチになるなんて笑えないよなああ~~~(涙)。
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「エミリー・ローズ」

2006-08-10 11:39:06 | 映画・DVD【あ】


エミリー・ローズ(ジェニファー・カーペンター)という女子大生が、悪魔祓いの儀式後に謎の死をとげる。
それにより、ムーア神父(トム・ウィルキンソン)が、過失致死罪で起訴された。
検事側は「悪魔が取り憑いたと信じた神父が、精神を病んでいた彼女に薬も食事も与えなかったことが直接の死因」だと、法廷で主張する。
被告の弁護を担当することになった女性弁護士エリン・ブルナー(ローラ・リニー)は、ムーア神父の人柄を知るにつれ、彼の潔白を心から信じるようになっていた。そして、神父と共に、法廷で『悪魔の存在』を証明していくことを決心するが…。


うへええええええ~~~~~。
これ、むっちゃくっちゃ怖かったです~~~~!!

別に首が360度まわって「ケケケ」と笑ったり、悪魔が姿をあらわすわけでないのですが、暗い廊下で物音がしたり、ドアがひとりでに「ギギギギ……」と開くだけで、さぶいぼくんいらっしゃい状態
むちゃくちゃ心臓に悪かったっす……。




悪魔に憑依されるということで「エクソシスト」にちょっと似ている部分もありますが、でもこれは実話をもとにした話なんですよね。
実際に裁判が行われた訳で、鳥肌もんのホラー(というかオカルトになるのか?)でありながら、法廷サスペンスのスリルも味わえ、ラストはエミリー・ローズの残した手紙で感動するという、単なるホラーとは一線を画した作品となっておりました。
『悪魔の存在が正式に認められた、衝撃の真実』とか、どこかに書かれていましたが、結果的には裁判で「悪魔が存在する」ということが、証明された訳ではありません。あくまでも「可能性」にとどまっています。
でも、全米で初登場No.1を獲得し、ヨーロッパでも大ヒットを記録し、世界中で『悪魔の存在』をめぐる大論争を巻き起こしたというのですから、「霊界」とか「悪魔」というものを考察するきっかけにはなったのでしょうね。


この映画でいう「悪魔」というのは「悪霊」に近いものなのだと思います。もしかして外国では「悪魔」も「悪霊」も一緒なのかな?
自分はそのへんがよくわかりませんでした。
でも「悪霊祓い」なら日本でもありますよね。だからと言って日本で「悪霊のせいで●●が死んだ」と裁判で訴えても相手にされる訳ないでしょうけど。


初めはごくごく普通の女の子だったエミリーが、午前3時の大学の寮内で悪魔が憑依してから、身体が変な風に折り曲がって、吼えるように叫んだり、顔まで獣のようになったり…と徐々に変貌を遂げていくのですが、このエミリー役のジェニファー・カーペンターが「本当に何かが憑依しているのでは!?」と思えるような迫真の演技を見せてくれます。
この役を彼女以外の人がやったら、こんなに怖くなかったかもねえ。
 


それからローラ・リニーが驚くほど綺麗でしたね。
「ラブ・アクチュアリー」や「ライフ・オブ・デビッド・ゲイル」では別段なんとも思わなかったのですが、美人とは呼べないけれどとっても魅力的で実力のある女優さんなのですねー。

お目当てのコーム・フィオレは彼の髪の毛のように「ちょろっと」しか出てませんでした(涙)。
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