オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「SEX AND THE CITY」

2008-10-16 01:00:13 | 映画・DVD【さ】
実はドラマは見た事がなかったのですが
(どうもサラ・ジェシカ・パーカーのお顔が好きになれんの)、



↑こいつが出ているというので遅ればせながら観てまいりました。
老けたなあとは思ったけれど・・・悪くはなかったのよ、JASON。
でも私は「CSI:マイアミ」の時のレーサー役の方がよかったな~~~。

お話はというと・・・生き方も個性もそれぞれに違う4人が、あらゆる男性と出会い、恋をし、セックスをして、傷つけ、傷つけられていくけれど、最終的には友情に支えられ、前向きに生きていこうとする・・・という話なのだ。



いや~~~恋愛話は身につまされたわ。
見ていて自分が経験したようなことがわんさか出てきたもん。
「あー国や人種は違えど、女性の悩みや苦しみって同じなのね。みんな同じような経験しているのね」と共感を覚えました。
それに4人の友情がとってもステキ。
「だからこそ、女性が支持するんだな~~このドラマ」と納得いたしました。

自分には20年来の親友がいます。
男と別れた時も、新しい男が出来た時も、イヤな顔せず話を聞いてくれます。
勿論SEXの話もいたします(笑)。
殴り合いのケンカをしたこともあるし(というより私が一方的に殴った)、顔を見れば何を考えているのかほぼわかるし、とにかくいるのが当たり前でいないと困る(笑)大切な存在。
今回、母が亡くなった時も本当に力になってくれました。

一緒に映画を見ながら私は彼女に深く感謝しておりました。
でも帰りを急いでいた私は、ロビーでのんびりチラシなんか見ている彼女に八つ当たり(笑)←本当に感謝していたのか・・・自分?

しかし・・・ニューヨーカーってみんなあんなかっこなの???
私はキャリーのようにあんなでっけー花つけて歩きたいとは思わないけれどなあ。
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「スピード・レーサー」

2008-07-17 13:21:42 | 映画・DVD【さ】
相変わらずくだらない映画ばっかり観ています。
くだらないのとかしょーもないのとか結局好きなんですよね。
昨日は「ゲゲゲの鬼太郎」でもいいよねえ(まーこちらもどうしようもなさそうな映画ですが)なんて友達と話していたのですが、メルヴィル・プポーとマシュー・フォックスが出ていると言うので、ワタシの独断と偏見でこちらにいたしました。



この作品、吉田竜夫原作のアニメ「マッハGoGoGo」の実写化なんですよねえ。
もう懐かしい「マッハGoGoGo」の歌が聴けただけで満足!そんな作品(どんなだ)!!
いや、あのスピード感と目が痛くなるようなポップな色彩、迫りくるような迫力の映像には参りました。
まるでカーレースの会場に紛れ込んだような錯覚に陥りました。
もうお腹イッパイ、って感じです。こんなの今まで見たことない。

内容は一言で言っちゃえば、主人公がレース界を牛耳る大企業の怒りを買ちゃって妨害工作を受けるようになるんだな。
そして彼はそいつらに勇敢に立ち向かっていって、人間としてもレーサーとしても成長するって話です。

出演者は豪華ですよ。
メルヴィル・プポーとマシュー・フォックス。


写真でかいなあ・・・(汗)。ある意味、このアゴだけで誰だかわかってしまいますね。

他はどーでもいいんですが、一応書いておきましょう。
エミール・ハーシュ、クリスティーナ・リッチ、ジョン・グッドマン、ロジャー・アラム、ポーリー・リット、ベンノ・フュルマン、真田広之、チョン・ジフン、リチャード・ラウンドトゥリー、キック・ガリー、ピ他。
監督はウォシャウスキー兄弟ですね。
原作に対するオマージュが随所に感じられて、なんだか観ていて嬉しくなってしまいました。
でも何で今頃作るのさ~~~?
もっと早くに作りゃいいものを。

エミール・ハーシュは最初「どっかで観た顔だよな~~」と思っていたのですが、「ガール・ネクスト・ドア」に出ていた子なんですね



なんだかこーゆーぼやけた顔はあまり好きではないので、自分としてはもっと違う人をチョイスして欲しかったのですが・・・まーしゃーないですね。
それとレーサーで「ベン・バーンズ」ってのが出てくるのですが「うお~~!!本物のベン君出して~~!」と心から願ったのはワタシだけではあるまい。
真田広之は何のために出てきたのかよーわからんかったし、何故「ピ」の妹の名前が「ハルコ」なのかもよーわからんけれど、まあ楽しめました。
一番笑ったのは「トランスポンダ」。
「トランスフォーマー」と「トランスポーター」と「サラスポンダ」と「HONDA」が頭の中で渦巻いて、その響きに大笑いしてしまいました。そんな理由で笑ったのはワタシだけか?

ジェットコースターや車がすきな人は結構楽しめると思いますよん♪
でも観ていてぐったりしちゃう人もいるかも。
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「さよなら。いつかわかること」

2008-05-07 17:51:11 | 映画・DVD【さ】
みなさま、GWはいかがお過ごしでした

dim子は四日に友人と三人で北鎌倉へ出かけたのですが、いやはやすごい人でびっくらこきました。
見渡す限り人人人(続く)。
延々続く大名行列のように、路上は人が途絶えることがないのです。
高いところから見下ろしたら、人で埋め尽くされた道路はコンクリート部分が見えないくらいなんでございますよ、ええ。
食事をしようと思っても、どの店も長蛇の列。
お店によってはお昼をちょっと過ぎたくらいで早々と「本日の分は終了しました」と札を下げていたりして、いかにすごい人が北鎌倉におしよせたかがうかがい知れます。

そして六日は友人と映画を観に銀座へでかけました。
思ったよりお店も映画館もすいていて、快適でしたね。
この日に観た映画はニコケイ主演の「NEXT」とジョン・キューザック主演の「さよなら。いつかわかること」。
まあこの際「NEXT」はおいておいて(いや~~ニコケイの髪の毛が不自然でねえ・・・)「さよなら。いつかわかること」のお話をば。




ホームセンターで働くスタンレー(ジョン・キューザック)のもとに、陸軍軍曹としてイラクに単身赴任していた妻グレイスの訃報が届きます。
スタンレーはあまりに突然のことで、妻の死を受け入れられません。

愛する二人の娘達に妻の死を告げようとするのですが、無邪気な二人の顔を見ているとどうしても言うことができないスタンレー。
彼は衝動的に二人を連れ出し「二人の行きたいところへ行こう」と、フロリダの遊園地へと車を走らせます。
それは実は彼自身が妻の死を受け止めるために必要な旅だったのでした。



妻の死に押しつぶされそうになりながらも、子供達の前では笑顔で元気な父親を演じるジョン・キューザックが実に健気(?)でありました。
また父親が自分達の願いをかなえてくれるので、大喜びする子供達にも涙を禁じえませんでした。
初めははしゃいでいた子供達ですが、子供というのは親が思うより過敏で、親の異変にそれとなく「何かあるな」と気づくものなんですね(と子供がいないワタシが言うのもなんですけど)。
旅が進むにつれ、父親をそれとなく気遣うようになる長女。
まだまだ幼さが残る長女でしたが、この旅をとおして大人の領域に一歩近づいたのでした。

まったりと時間は過ぎていきます。
旅の途中、何かとてつもなく大変なことが起きるわけではありません。
見る人によっては睡魔に襲われることもあるでしょう(ハイ、ワタクシ涙を流したまま何度か寝そうになりました・・・)。
初めはちょっとぎくしゃくしていた父と娘達でしたが、次第に心を通わせていきます。
彼らは大切な人を失ったけれど、その悲しみを乗り越えるのに不可欠な温かい絆という大切なものを得たのでありました。



そう、これはdim子がもっとも苦手とするというかもっとも涙してしまう「お父さんが頑張る」映画なのです。「娘も頑張る」映画なのです。
ジョン・キューザックは勿論ですが二人の子役が巧いですね。
特に微妙な年頃の長女役の子の表情がとってもよかったです。
やっぱりこういう映画は子役がものをいうんだなーと実感。

そうそう、初めにジョン・キューザックが出てきた時、疲れがにじみ出ているような顔のたるみと、不摂生がたたったような身体のたるみに実はびっくらこいたのでした。
それに彼はあんなに内股で歩く人でしたっけ(汗)????
あれは役の上でそうしていただけだよね・・・と思いたいdim子でありました。



本作に美しい音楽を提供してくれたクリント・イーストウッドと。
このつるっとした姿を見る限り大丈夫みたい?キューザック。
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「ジャケット」

2008-03-03 03:25:34 | 映画・DVD【さ】
ワタシが好きになる俳優は大抵馬面である。

そんでもって「ぞ~うさん、ぞ~うさん、お~鼻が長いのね♪」じゃなくってお鼻が大きい俳優も好きになる確率が高いらしい。

にもかかわらず、馬面鼻デカのエイドリアン・ブロディはなんとなく苦手。

そんでもって女性からも絶大な人気を博しているキーラ・ナイトレイは激しく苦手。

だからワタシがこの映画を見ることは、生涯あるまいと思っていた。



でもね、でもね、この方が出ているとあれば、見るしかないでしょう!!
(いつものとおり動機が不純ですんません)
Jason Lewis。
そう、マイアミでクラッときてしまった彼です。



最近アメリカでジェニファー・アニストンとデートしただの、どーしただの結構話題になっているホット(死語)な男性なんですね。
そんでもって、モデル業もこなしている(いた?)みたいなんですねえ。


モデルって言ってもこんなのとか・・・。


こんなのなんか(大事なところちゃんと隠れてますね、ハイ)。
でも何故にそんなポーズ???


いや~しかし、キミいい体しとるねー(おっさんか!)。
あらら・・・こんなことしていたら、当初の目的を忘れてしまいそう・・・。←というかすっかり忘れていた・・・





2005年、アメリカ作品


1992年に湾岸戦争で頭を負傷し帰還させられたジャックは、記憶障害に悩むようになる。
ある時ヒッチハイクをした車に乗った彼は、殺人事件に巻き込まれ負傷してしまう。
だが彼にその時の記憶は残っていなかった。
そのために裁判で精神に障害があるとみなされ、精神病院に送られることになる・・・。

精神病院で矯正治療と銘打った荒療治をさせられるジャック。
だがそれは拘束衣を着せられ、地下の死体安置室の狭い引き出しに閉じ込められるという、およそ治療とは呼べないものであった。
狭く暗い引き出しの中、恐怖におののく彼の脳裏に断片的な過去の記憶がよみがえる。
そして気がつくと彼は引き出しの中から出て、雪の中に立っていた。

それは信じ難いことだが、15年先の未来だった。
やがて彼は、自分の命があと4日しかないことを知り、現在と未来を往復しながら死の原因を究明しようとするのだが・・・。


というお話。


ワタシは彼が精神病院に入れられるまでが、どうにもまどろっこしくてなかなか物語に入り込めなかった(物語のベクトルが定まっているのならば、頭の部分をもう少しすっきりさせたらいいのに~とおバカなdim子は思うわけだ)。
でも拘束衣を着せられ、現在と未来を行き来するようになってからは、彼の未来がどう転ぶのか非常に興味がわいてきて、途中から俄然面白くなってきた。
「これ以上不幸にしたら可哀想だろう」と思わせるエイドリアンの風貌は、物語にマッチしていたと思うし、キーラも自然な演技ですんなり受け入れることが出来た。

物語は全体的に暗く不安で、凍えるような寒さを感じさせた(まあ戦場に精神病院に真冬とくりゃ、明るいわきゃないんだけれど)。
それはまさしくジャックの心の中そのものだったのだろうけれど。

あれは彼の使命だったのか?とか難しいことを考え出すと、神がかり的な感じになり、冒頭までさかのぼらなければならなくなるので、考えるのはやめにした。
タイムパラドックスがおこっちゃってもいいんかい?と思うのもやめにした。
精神病院の医師も殺人犯もそのままでいいんかい?と思うのもやめにした。
ただ彼の運命を素直に受け止めることにした。

ジャックが床に頭を打ち付けたまま話が終わったら、もっと映画として完成度が高くなったのではないかなあとも思ったのだけれど、限られた時間を精一杯生きようとした彼にそれも酷な話だしなあ。
最後に彼の満点の笑顔が見れたから、あのエンディングでよしとするか~(と偉そうに〆てみる)。




で・・・(まだ終わらんのかい!!!)。
Jason Lewisなんですが・・・。
ジャックがヒッチハイクした車を呼び止める保安官の役でした。


あ~キミたち、怪しいね、ちょっと車から降りなさい。


「はよー降りんかい。寒いんだから手間かけさせんよーにね(と思っていたに違いないJason)」


「うるせーんだよ!(と言ったかどうか定かではないが)」と突然ガンガンガーンと撃たれてしまった保安官。
Jasonの出演時間、正味25秒(涙)。

まあね~~「ハサミを持って突っ走る」のパトリック・ウィルソンに比べたら長いっちゃ長いんだけど・・・なんか泣けるよなあ・・・。
くくくくく・・・(涙)。
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めぐる、めぐるよ「すべてをあなたに(That Thing You Do!)」

2008-01-20 02:26:09 | 映画・DVD【さ】
以前このブログで「ジョナサン・シェックがかっこいい」と言ったら、いつもお世話になっている豆酢さん哀生龍さんが「すべてをあなたに」はなかなかよろしいよとおっしゃるので即買いました。
そんでもって即買ったわりには、ずっとほったらかしにしておりました(すんません)。

ところが本日どーしたことか、唐突に濃ゆいジョナサンが見たくなってしまったのでございます・・・。
ポチッ(DVDプレーヤーの電源を入れる音)。




1996年、アメリカ作品

監督・脚本・出演:トム・ハンクス

出演:トム・エベレット・スコット、リブ・タイラー、スティーブ・ザーン、ジョナサン・シェック、イーサン・エンブリー 他


1964年、ペンシルバニア州エリーに誕生した四人組みのバンド「ワンダーズ」。
賞金欲しさに地元のコンテストに応募したこのバンドは、大手レコード会社の敏腕プロデューサーに見出され、メジャーデビューを果たす。
瞬く間に人気者となった彼らのデビュー曲「That thing you do!」は全米ヒット・チャート7位まで登りつめる。
だがデビュー2ヶ月にして、すでにバンド内に亀裂が生じはじめていた・・・。



あれよあれよと言う間に、スターダムにのし上がっていく4人の若者たち。
だが彼らにとって、バンドはお遊びの延長のようなものだから、長続きするわけがない。
あるものは会社に不信感を抱き反抗的になり、あるものは突然結婚式をあげてしまい、あるものは行方不明になる。

「音楽で食べていきたい。成功したい」という強い願望がそれぞれにあったなら、ある程度の我慢もしたろうし、責任感も芽生えたはず。
だが初めから、それぞれのベクトルの向きが違っていたのだ。
最終的にメンバーはアイドルの座を捨て、別々の道を歩み出すのだった。

新鮮味は感じられないけれど、誰もが通り過ぎる青春の1ページといった、爽やかでちょっとほろ苦いような感じがワタシは好き。
そしてこの映画はとにかく曲がいいのだ。
「ワンダーズ」が演奏した「That Thing You Do!」と「Dance With Me Tonight」はトム・ハンクスの作詞作曲だそうだ。
耳にすーっと馴染む懐かしいメロディライン、そしてシンプルで覚えやすい歌詞は、ビートルズを意識して作ったのだろうけれど、彼らに負けないくらい素晴らしい出来栄えだ。



演奏している彼らを見ているのは実に楽しかった。
実際にバンドのメンバーを演じる俳優たちが、数ヶ月にも及ぶ特訓を受け大勢のオーディエンスの前で実演しているからこそ、リアルな緊張感や達成感がこちらに伝わってきたんだと思う。

何度も「That Thing You Do!」を聴いていいたら、頭の中でめぐってしまい、しっかり覚えてしまった・・・。
ジョナサンの歌声も聴けるし・・・サントラ買おうかしら・・・。
でもあの前髪・・・なんとかならんかったんかな(一人だけ変じゃん!!)。

んじゃ若くてカワユイ、ジョナサンの写真を・・・(え?濃いからいらない???)。



↑何故クネクネしているのかはナゾ。
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「そして、ひと粒のひかり(MARIA FULL OF GRACE)」

2008-01-17 23:25:30 | 映画・DVD【さ】
ずっとずっと見たいと思っていたこの映画。
近くのレンタルビデオ屋にはおいてなかったけど、DISCASにあることを知って小躍りしましたさ~(そんなに見たかったなら買えよって話もあるけど)。
でも何ヶ月待ってもずっと「レンタル中」で借りることができなかった。
それがそれがそれが一昨日やっと手元に届いたのだー!!
首を長くして待ったかいがある映画だった。




2004年、アメリカ/コロンビア作品

監督・脚本:ジョシュア・マーストン

出演:カタリーナ・サンディノ・モレノ、イェニー・パオラ・ヴェガ 他


コロンビアの小さな田舎町が舞台。
主人公の17歳のマリアはバラ農園で働いている。
マリアの家庭は貧しく、マリアが母親や小さな子供を抱えた姉を養わなければならなかった。
だがボーイフレンの子供をお腹に宿していたマリアはつわりが激しく、商売品のバラを嘔吐物で汚してしまう。

家に帰り「仕事を辞めてきた」と家族に告げるマリアに「明日からどうやって生活していくの。主任に謝ってきなさい」と責め立てる母と姉。
母親が責めるのはまだわかるのだが、何故に妹の世話になっている姉までが一緒になって責めるのか、そんな権利は姉にはないだろうと納得がいかなかった(コロンビアでは年上はえらいとされているのか?その辺がよくわからない)。
のちにマリアは麻薬を密輸する運び屋「ミュール」という仕事を、請け負うことになるのだが、それは姉の存在も要因のひとつであったような気がしてならない。



最大5000ドルという大金を手にすることができる仕事「ミュール」。
だがそれは麻薬を詰めた小さなゴム袋を60個も飲み込み、米国に密輸するという仕事で、胃の中で袋が破れたら死んでしまうという、まさに命がけの仕事だった。

マリアや友人のブランカやルーシーは、無事に米国にたどり着くが、税関でひとりの運び屋がつかまる。
そしてマリアも税関吏に詰問される。
緊迫する場面である。
この場面で不安に押しつぶされそうになりながらも、顔色を変えず淡々と振舞うマリア役のカタリーナ・サンディノ・モレノの演技が光る。

やがて売人にホテルまで連れて行かれ、胃の中の麻薬をすべて出すように言われるマリアたち。
だが、ルーシーの胃の中で麻薬の袋が破れたらしく、マリアたちが眠っている間に売人たちは死んだルーシーの身体を裂いて麻薬を取り出し、死体をどこかへ運んでしまう。
血にまみれたバスタブを見たマリアは、改めてこの仕事がどんなに危険なものなのかを思い知るのだった。
マリアはブランカとともに麻薬を持ったまま逃げ出し、ニューヨークに住むルーシーの姉を頼っていく。



ルーシーのように麻薬の袋が破裂したために死んだ運び屋の数は、コロンビア人だけで年間何百にも及ぶらしい。
彼女たちがこんな危険をおかしてまでも、報酬を手にしようとするのは贅沢のためではない。
生きるため、家族を食べさせるために彼らは命がけで麻薬を運ぶのだ。
私たち日本人はなんと恵まれていることか。

ドキュメンタリータッチで物語りは淡々と進んでいく。
私は透明人間になってマリアの隣やら後ろやらを歩いているような気分で、彼女の行動にはらはらさせられたり、いらいらさせられたりするのだが、いつの間にか人の手を借りつつ、多少ふらつきながらも自分自身の足で歩いている彼女に頼もしささえ感じていた。

マリアが最終的に選んだ道は、決して楽なものではないだろう。
まあ結局どの道を選んでも、楽であるはずはないのだが。
でも彼女のお腹の中には、希望というひとつぶの光が宿っている。
「その希望がある限り、何処にいてもきっと大丈夫」
そんな気がした。
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「シャフト」

2008-01-15 02:23:12 | 映画・DVD【さ】
自慢じゃござんせんが「あなたの好きな俳優は?」とたずねられたら、全て答えるのに数分かかるでしょう。
というよりあまりに数が多いので思い出すことが出来ず、何人かは答えからもれてしまうと思われます。

好きな俳優が出ている映画を見てみたい(たとえそれがウンチのような映画でも・・・)・・・とは思うものの、あまりに好きな俳優が多すぎて殆ど見れてないのが現状。

三連休ということもあるので、ここはCSI(ついにマイアミに突入だでよ)ばっかり見ていないで、好きな俳優が出ている映画を見ようじゃないか!ということでアーロン・エッカートの「カンバセーションズ」を見ました。
男と女の洒落た会話はあちらならではですよね。日本じゃこうはいかない。
結構好きな感じの映画でした(ヘレナのずどーんとした体型にちょっと安心感を覚えたのはワタシだけ?)。
ただデュアル・フレーム手法というのが自分は馴染めなくて、あれだけはいただけませんでしたが。


あとはクリスチャン・ベイル(主人公はサミュエル・L・ジャクソンっす)の「シャフト」を見ました。



この映画、ラストシーンは覚えているので以前TVかなんかでやったのを見たことがあるようです(でもあとは忘却の彼方ですが)。
ワタシは今まで「黒人俳優でかっこいいのはデンゼル・ワシントンだけ!」と勝手に思っていたのですが、これのサミュエル・L・ジャクソンはめっちゃかっこよかったですわ(といいながらも一番はやっぱりデンゼル)!!
今まではだだっぴろい鼻の穴が気になってしょうがなかったのだけど、この映画ではおかしなヒゲの形が鼻の穴の存在を忘れさせてくれたようです。


NY市警の刑事シャフトは、黒人青年を撲殺した罪で白人青年ウォルターを逮捕するが、不動産王である父親の力によって二度も保釈されてしまう。
憤りを感じたシャフトは、法に頼らず自身の手で事件を解決をしようとするが、そこに悪徳刑事やドミニカ系ギャングがからんできて、事態はいっそう混迷を呈していく・・・というお話。

監督はジョン・シングルトン。
シャフト役にサミュエル・L・ジャクソン。
ウォルター役にクリスチャン・ベイル。
ドミニカ系ギャング、ピープルス役にジェフリー・ライト。


熱血刑事のシャフトは「悪者は許せない!」と言いながらも、結構汚い手を使います。
街のチンピラを銃で殴りつけおどしたり、悪徳刑事を陥れるためにウォルターのお金を盗んだり・・・とにかく悪者をやっつけるためにあらゆる手を使うのですね。
「それって許されるの?あんたの方が犯罪者みたいじゃん???」とも思うけれども、まあ実際にもここまで荒っぽいことはしないにしても、似たような刑事はいるんでしょうねえ。
過度な感じはあるけれども、正義を貫こうとするシャフトは本当にタフでクールでかっこいいです。
黒いロングのレザーコートが視覚的に効いているのかもしれませんが。

そのシャフトが執念を燃やし捕まえようとするウォルターは、初めは威勢がよくて憎憎しげで壊れ具合が最高だったのだけど、途中からちょっと小物になっちゃいました。
最初の勢いを最後まで持続させて欲しかったですねえ。

しかしクリスチャン・ベイルってどうしてこんなにボンボン役が似合うのかしら~~ん?

意外にいい味を出していて面白かったのがドミニカ系ギャング、ピープルス。
麻薬の元締めとは言えしょせん大物ではない・・・という感じをジェフリー・ライトが巧く演じております。
まーとにかくよーしゃべる。
よどみなく喋り続ける彼の話術にはまってしまい、思わず応援してしまったりして(笑)。
悪役が面白いと映画も面白くなる・・・というお手本のような悪役でした。

これでクリスチャン・ベイルがうまく生かされていたら、結構ポイント高い映画なんですけどねえ・・・。なんとも残念です。
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「ゼロ時間の謎」

2007-12-20 00:30:29 | 映画・DVD【さ】
原作はアガサ・クリスティの「ゼロ時間へ」だそうだ。
昔はアガサ・クリスティの作品を色々読んだものだが、パターンを掴んで犯人がわかるようになると、楽しさが半減してしまったので読むのをやめてしまった。
この作品は未読である。



監督:パスカル・トマ

出演:メルヴィル・プポー、キアラ・マストロヤンニ、ローラ・スメット、ダニエル・ダリュー 他


テニスプレーヤーのギヨームは叔母のカミーラの別荘に招かれた。
彼は妻のキャロリーヌを連れてやってきたが、屋敷には彼の前妻であるオードや親戚や友人も招かれていた。
自分を嫌うカミーラや前妻のオードが気に入らないキャロリーヌは、こんなところに長居はしたくないとわがままをいい、ギヨームを困らせる。
とある晩、別荘の晩餐会に招かれた弁護士のトレヴォースが、ホテルの階段で死んでいるのが発見される。
別荘に滞在する誰もが不吉な予感に襲われる中、今度は寝室でカミーラの死体が発見される・・・。

殺人の動機は嫉妬か怨恨か財産か?
物語は避暑地の別荘で起こった殺人事件の、殺人が遂行される時間を「ゼロ時間」として、過去からゼロ時間までをたどっていく。
例のごとく、ワタシはしょっぱなで犯人が誰だかわかってしまったのだが(というか誰でもわかるだろう)、60~70年代を彷彿させるようなクラシカルな映像、緊張感が漂いながらもどこか退廃的なムードに懐かしさのようなものが感じられて、最後まで飽きることなく楽しむことができた。

ワタシはミス・マープルやポワロの「ワタシはあなたとは頭の出来が違うんですよ」という人を小馬鹿にしたような性格が好きではないのだが、ここに出てくるバタイユ警視はごくごく普通の善良なおっさん。
きょうびのハリウッドに出てくるアホ丸出しでやたら物を破壊する警察官とは違って、思慮深くユーモアも兼ね備えている。
そんなところにも好感が持てたのかもしれない。
バタイユ警視の甥が「ヘイスティングス」的役割なのも楽しかった。


おめあてのプポー(ギヨーム役)のかもし出す、洗練された美しさは女性陣よりも物語に華をそえていた。
チフォネリのオーダーメイドのスーツも、カジュアルなパンツ姿も、撮影前に鍛えたというほどよく筋肉のついた身体によく似合っていて素敵。
そしてここには載せられないけれど、キャロリーヌ役のローラ・スメットにテープでぐるぐる巻きにされるプポーがまたエロチックでいいのだ。
もう~~そのまま永久保存したいくらいにかわゆいのだ。



こちらはバーバリーのトレンチコートらしい。
いい男ならなんでも似合うのね。

フランスの若手俳優と言えばブノワ・マジメルやギヨーム・カネもよいけれど、やっぱり正統派二枚目のプポーの方が自分としては好みかしら♪



そんでもって・・・


この映画とは全く関係ないのだが、フランスの俳優で二枚目と言えば忘れちゃいけないこのお方。
ヴァンサン・ルクール。



彼の作品は「父よ」を見たのが最後である。
新作を待っているのだけれど、とんと話を聞かない。一体どうしているのだろーか。
フランスでは一時、TVにはちょくちょく出ていたらしいけれど、映画に出てくれにゃ姿を見ることができないではないかー!
「あああ~~~サルサ2とかやってくれないかなー」・・・と、いつものごとく本題とずれまくった話題で終わるのであった・・・。


まあつまり、メルヴィル・プポーもヴァンサン・ルクールもいい男だということよ。
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待ちに待った「娼婦ベロニカ」がDVDになるのだー!

2007-09-26 11:07:05 | 映画・DVD【さ】
ご存知の方はご存知でしょう(当たり前?)。
今更なんだよと言われそうですが、ワタシがずーっと待ち望んでいた「娼婦ベロニカ」がDVDになりまーーーす(ぱちぱちぱち)。
ワタシの大好きなルーファス・シーウェルが出ています。

レンタル落ちしたビデオは持っているのだけど、ビデオのジャケットの方はちゃんとルーファスも一緒に写っているんだけどなー。



監督・製作:マーシャル・ハースコビッツ

ベロニカ…キャサリーン・マコーマック
マルコ…ルーファス・シーウェル
マフィオ…オリバー・プラット

16世紀ベネチア。女性は男性の所有物だったという時代。
青年貴族マルコを愛するベロニカは身分の違いから彼との結婚ができないため、彼を愛する唯一の手段としてコーティザン(高級娼婦)になることを決意する。
国王や最高位の男性の相手を務めるべく、洗練された身のこなしから、教養まで身につけ、ベロニカは魅惑の女性へと変貌を遂げていく。
やがてベネチアは戦争の危機に巻き込まれ、仏国王アンリIII世を招き援助を求めた。
そこでベロニカは国王直々に指名を受ける。ベネチアの運命を背負い、国王の下へ向かうベロニカを待ち受けていたのは――(amazonさんより引用させていただきました)。


「ダークシティ」で興味を持ったルーファスを、「ワタシの好きな俳優ベスト10」入りさせたのがこの作品。

ベロニカは実在した人物だそうです。
キャサリーン・マコーマックが美しいだけでなく、男に負けないくらい強く気高いベロニカを好演しております。
男をたじたじにさせるほど、凛とした姿は観ていて気持ちがいいです。
そのベロニカが愛してやまないのがルーファス演じるマルコ。
最後は頑張るんですけど、ちょっとヘタレで腰砕けな部分もあり・・・(笑)、まあ当時の男はこんなもんだったのでしょうねえ。

  

オリバー・プラットが出ているのも、なんとなく嬉しいです。
当時のきらびやかな衣装を観ているだけでも楽しい作品です。

どーっすか?一家に一枚。
11月2日発売です♪
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「幸せのレシピ」の試写会に行ってきました

2007-09-11 01:10:34 | 映画・DVD【さ】
「マーサの幸せレシピ」をスコット・ヒックス監督がハリウッド版にリメークした作品である。
レンタルショップに行くといつもオリジナルはレンタルされていて、未だに観れない。
そうこうしている間に、リメイクの方を先に鑑賞することになってしまった・・・。




2007年、アメリカ作品

監督:スコット・ヒックス

出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ(ケイト)
   アーロン・エッカート(ニック)
   アビゲイル・ブレスリン(ゾーイ) 他


ケイトはニューヨークで指折りのレストランの料理長。
完全主義者で仕事に対する情熱は人一倍。
毎朝4時に起きて、その日の一番の食材を調達に行き、厨房に入れば隅々にまで目をいき届かせて料理人たちを取り仕切る。

そんな彼女の姉が交通事故で亡くなり、忘れ形見のゾーイを引き取ることに。
だが子供になじみがないケイトは、心を閉ざしたゾーイをどう扱ってよいのかわからない。
そして彼女の聖域である厨房に、陽気で自由奔放な副料理長のニックが雇われてくる。
ケイトの人生の歯車が思ってもいなかった方向に大きくまわり出す・・・。


血のにじむような努力をして今の地位を手に入れ、自分自身で決めたルールの中で生きてきたケイト。
だが、ふと目をこらして周りを見てみた時、暖かい胸と心休まる場所があることに気づく。
幸せの形は一つではないのだと気づくのだ。



そうではあるけれど、仕事やスキルアップに生きがいを感じ、それに全力投球する生き方だってある。初めのケイトの生き方がそうだ。
そういう生き方に幸せを感じる人だっているはずだ。
幸せも生き方も千差万別。
自分で幸せだと思えれば、それでいいのだと思う。
色んな生き方があっていいのだということを、ケイトを通して伝えてくれているような気がした。


何かで読んだのだが、キャサリン・ゼタ=ジョーンズは料理をしない人で、子どもに食べさせるパンケーキは夫であるマイケル・ダグラスが焼いてあげているのだとか。
そんな先入観があってか、キャサリン・ゼタ=ジョーンズが料理をする人にはどうしても見えなかった。
実際に2週間、レストランで猛特訓を受けたらしいが、付け焼刃と言う感がぬぐえないのである。
それに彼女は美しすぎる~~(←一応ファンです)。化粧が濃い~~(関係ないか)。
だからやっぱり料理をする人には見えない。
というわけで厨房における、キャサリン・ゼタ=ジョーンズは自分にとってはあまりリアリティが感じられなかった。

だが、ケイトがゾーイと心を通わせていくくだりはよかった。
ゾーイを育っていく不安や戸惑い、なかなか心を開いてくれない苛立ちをキャサリン・ゼタ=ジョーンズがうまく表現していたと思う。
それに、なんといってもゾーイ役のアビゲイル・ブレスリンが、憎らしいほどうまいのだよねー。複雑な役をよく理解しこなしていた。
この映画は彼女が支える部分が大きいと思う。

そしてわれらがアーロン。
しっかり料理人に見えました。
「サンキュー・スモーキング」の彼が一番魅力的だと思うが、これもなかなか可愛くてよろしい。
でもアーロンってあんなにアゴ長かったっけ・・・???
今回はすごーくアゴいさむっていうか嶋田久作級のアゴに見えてしまったのだけど・・・ワタシだけだろうか???


くっそ~~~!!なつくでない!!!
(でもめっちゃ可愛い・・・。アーロンが・・・)
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