オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!」

2006-05-02 03:29:14 | 映画・DVD【あ】
町民の楽しみである、年に一度の「巨大野菜コンテスト」まであと数日。
発明家のウォレスと相棒グルミットはプロの害獣駆除隊として畑の安全を守っていた。
彼らは捕獲した大量のウサギを殺すことが出来ず、仕方なく自宅の地下で飼っていた。
増え続けるウサギに頭を痛めたウォレスは、以前開発した「ココロ・コントローラー」でウサギを野菜嫌いにさせるという実験を試みたが失敗に終わる。
数日後、畑があらされる事件が発生し、被害にあった司祭は「巨大ウサギを見た!巨大ウサギが犯人だ!」と町民に告げる。
巨大ウサギを恐れた町民は、その捕獲をウォレスとグルミットに要請する。
メスウサギのぬいぐるみを使い、巨大ウサギをおびき出そうとしたウォレスとグルミットだったが、巨大ウサギの足跡を追っているうちに何故かウォレス家の地下室にたどりついてしまう。




dimが「犬好き」ということもあるのでしょうが、グルミットにすっかりやられてしまいました。
グルミットの主人思いなところと、あの微妙な表情がたまりません!
ホントに哀しそうな表情をするんですよね~。
セリフが全くないグルミットなのに、動きや表情から(表情といっても「目」だけ!)考えていることがすごくわかるんですよね。
まるで魂が宿っているかのようでした。

この映画、企画開発から完成まで約5年かかったそうです。
1人のアニメーターが1週間で作れる映像はたった5秒だというのですからオドロキです。
撮影期間は18ヶ月にもおよんだそうです。
これはもう愛情がないと出来ない仕事ですよね。

その愛情がキャラクターだけでなく、野菜から建物から土から何から何まで…画面いっぱいに感じられます。
観ているだけで幸せな気持ちになれる映画です。
そして細部にいたるまで、何度もじっくり観てみたくなるのです。



グルミットとヴィクターの犬が飛行機に乗って空中戦を繰り広げるところはツボでした。飛行機はコインを入れないと動かない、あのデパートの屋上とかにあるようなやつなのです。
で、途中でコインが切れて飛行機がとまる。
今まで戦っていたヴィクターの犬が、ごそごそと財布をとり出してお金を「チャリーン」と投入。
この2匹の犬の間の取り方が絶妙なのです!

私はレイフの声が聴きたかったので、字幕があるのを観ました。
ヴィクターの声担当のレイフは、いつもより滑舌がよかったのでとても不思議な感じでした(笑)。
でもとても楽しみながらアフレコをやっているのがよ~くわかります。
いつにもましてレイフが生き生きしておりましたね(爆)。
コメント (6)
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