オバサンは熱しやすく涙もろい

とてつもなくミーハー。夢見るのはお気楽生活

「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」

2006-05-21 06:13:38 | 映画・DVD【ら】
Jスン来日記念(勝手にやってます)第2弾!←しかもとっくに帰っちゃってるし~(爆)。
ということで本日はこの映画を観てみました。
しかしタイトルが長いね……(-ω-;)オバサンにはなかなか覚えられません(汗)。
でもJスンファンの方は、みなさんこの作品が気に入られているようなので、楽しみにしていたのです。ふふふ。



ロンドンの下町。凄腕のハスラーのエディは、3人の友人に儲け話をもちかけ、それぞれから2万5千ポンドを徴収する。その金を使い、ギャングのハリーを相手にカードでひと儲けしようと企らんだのだ。しかし、結果的に、ハリーに50万ポンドもの借金を作ってしまう。そして1週間以内に大金を返さなければ仲間ともども指をつめ、エディの父JDのバーをもらうと脅迫される。

刻々と期日が迫り焦るエディ。だがふとしたことから、隣に住む麻薬の売人のドッグがマリファナ工場の襲撃を計画していることを知る。そこでドッグがマリファナ工場から奪ったドラッグと金を横取りし、借金の埋め合わせにしようと考える。

エディたちはギリシャ人のニックから買い取った銃でドッグ一味を脅し、大金と麻薬を横取りすることに成功。麻薬はニックを仲介役に、地元の麻薬王ロリーに売りつけることにした。しかし、それはもともとがロリーの麻薬だったのだ。自分の商品を売りつけられて激怒したロリーは手下を引き連れ、エディのアパートに向かったからさあ大変!エディのアパートで銃撃戦が…。



もともとは血みどろバイオレンスが苦手なdimだけど、これは全然平気!
殺人のシーンは「殺される側」ではなく「殺す側」を見せるので残酷さも感じない。
映画自体は血生臭いんだけれど、どちらかというと痛快さが強烈に残るクライムムービーである。

4人の若者も個性豊かで面白いけれど、彼らに関わってくるギャングやマフィアも、独特のユーモアがあって魅力たっぷり。
登場人物に魅力を感じさせるのは、絶妙なキャスティングにもあるんだろうなあ。
女なんてほとんど出てこない、クールでスピード感のある男臭~い感じにも好感がもてた。
あ、でも薬をやってラリっていた女の子がマシンガンをぶっぱなすシーンはかっこよくて好きだな。

誰が生き残るのか、誰が大金を手に入れるのか、先が読めないストーリーが新鮮でいい。
そして全く関係がないように見えた複数のストーリーが、最後に「きちん」と繋がって一箇所に集結させられるのだ。
全く無駄のない展開なのだ。
ガイ・リッチーの手腕には「お見事!」としか言いようがない。


冒頭の、Jスンが路上で盗品を売る場面はインパクト大だったな~(爆)。
実際にテキ屋をやっていという逸話を何かで読んだが、スラスラと口から出てくる流暢なセリフは流石である。
経験がなせるワザといったところか(笑)?
コメント (4)
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