はっきり申して、マンションは住みやすいです。
玄関の鉄の扉を閉めれば、安心感があり、防犯面でも、一戸建て住宅よりは、マンションが良いと思います。
また、マンションの間取りは、とても上手に設計してあると思います。
住むために、各部屋が効率よく配置してあり、合理的な間取りになっています。
マンション、好きなんだけどな…
でも、マンションは買いません。
マンションも、一戸建てと同じく、経年劣化していくと、補修・建替えが必要です。
コンクリートの寿命は、一般的に50年と言われています。
築30年や40年を超えたマンションは、間もなく、壊して建替えが必要になるということです。
マンションは区分所有しているので、要するに集合住宅ですので、各住民がいます。
住民たちが、意見が分かれると、管理や建替えが容易ではなくなります。
お金がかかることになると、シビアな反対意見などが出て、話がまとまらないんです。
これが大変ですね。
どうしてもマンションとなった場合は、買うのではなく、借りる(賃貸)が良かろうと思います。
ただ、マンションの賃貸料も、このコロナ禍の最中であるのに、とんでもなく高いです。
これでは気軽に安心して「借りよう」なんて思いません。
高いと、誰も借り手がいません。
現在は、空き部屋ばかりのマンション・ビルが、多く見られます。
だったら、貸し手は、賃貸料を値下げしたら、借り手が入るのに…
と思うのですが。
貸し手が賃貸料を安くしないのは、なぜでしょう?
それは、少しでも初期投資した費用(建物の建築費や、建物の購入費など)を取り戻すために、値下げができないからです。
貸し手は、年間の固定資産税だって、支払わないといけません。
ちょっとでも、お金を取り返そうと思うわけです。
悪循環ですね。
駅周辺の街を見上げて見ると、空き部屋ばかりのマンションやビルがあふれています。
今後、こんな建物が増えてゴースト化していくと思いますが、国や行政はどうするつもりでしょう?
一戸建ての空き家問題だけではなく、廃墟マンションや廃墟ビルの問題も、対策が必要ですね。