欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

寒い家の特徴〜その2『広い部屋』

2024年01月27日 15時34分43秒 | 建築のうんちく

今冬は暖冬という予想ですが、冬は、やっぱり寒い!

 

昔の家は、各部屋が襖やドアで仕切られていました。

部屋の広さは、6畳ほどが主流でした。

 

6畳は、結構狭いです。

家具や机、ベッドなど配置すると、もういっぱいいっぱいです。

 

だから言って、広い部屋に憧れ、10畳とか12畳にしてしまうと、冬、寒いんです。

 

部屋が広くなると、暖房の効きが悪くなります。

当たり前ですが…

 

エアコンも、6畳用のエアコンと、12畳のエアコンは、パワーが違います。

パワーがアップすることで、エアコン本体のお値段も高くなります。

 

さらに、パワーがアップすると、使用電力のワット数も上がり、電気代が高くなります。

 

電気代が高騰している最近は、

『狭い部屋で、暖房器具は小さいワット数で』

というのが、賢い生き方となりました。

 

エネルギー代の高騰と、円安は、この先当たり前になり、再び安くなることはないでしょう。

 

働いても働いても、税金(社会保険料)がごっそり天引きされて、手取り金額が、年々少なくなっている日本国民です。

 

もう日本は先進国ではなく、発展途上国並みの貧しさです。

 

政治資金で儲ける自民党議員には、暖房費が高いことなど、気にならないでしょう。

建設業界や自動車産業など、様々な分野から、自民党議員はお金をもらって、「政治家って、儲かるなぁ」だそうです。

 

日本国民の中には、自民党議員の政治資金がらみの企業、住宅メーカーの宣伝に騙され、広いリビングのマイホームを持った人は、冬は寒くて地獄ですよ。

 

夏は酷暑、冬は寒い、この日本の気候に合わせたコンパクトな家が、冷暖房費がかからなくて、一番良いのです。

 

いらない家具は置かず、不要な物を減らし、スッキリしたコンパクトな部屋で、暖房を効率良くつけて使いましょう。

 

まだ寒い日は続きます。

 

どうぞ皆さん、体冷やさず、冬を乗り越えて下さい。

 


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