『怪しげな耐震工事に、大金を使う位なら、自分で耐震工事しよう!』
皆さんは、『耐震リング』をご存知ですか?
これは、『仕口ダンパー』が進化したものです。
今、『補助金』を使って、『耐震工事』をする人は、若干居ますが、あまり、
頭の良い方法ではありません。
更に、我々、建築の専門家から見て、『耐震工事業者が胡散臭い』のです!
それならば、『日曜大工で耐震工事』するのは、如何でしょうか?
これなら、業者に依頼する費用に比べて、100分の1程の費用で出来ると
思います。
そこで、お勧めなのが、『耐震リング』です。
これは、樹脂製なので、地震の力で変形する事で、地震力を弱めます。
『耐震』と『制振』の中間みたいな装置です!
『耐震リング』その物は、そんなに高くないので、家中にふんだんに使用して
揺れを押さえる事が出来ます。
なかなかの優れモノなのです!
『昔の会社や、銀行では、北側に金庫室をつくるのが、当たり前だった!』
『金持ちの家は、金庫室が北側にあります。』
これ、本当の話です!
『金持ち』だから、金庫室をつくるのか?
『金庫室』をつくったから、金持ちになったのかは、知りませんが…
『風水的に大事なものや人は、北が良いのです!』
奈良の平城京でも、京都の平安京でも、『天皇は北側!』
に、おわしました。
この事からも、分かる様に、『北側は位が高い方位』
なのです。
『位が高い場所』と言うのは、実は、他にもあるんです!
『真ん中も、一番パワーが集まる場所!』
なので、建物の中心に『金庫を置くのも正解』です!
『裏金で有名になった、大阪桐蔭だが、私立学校なんて、これが当たり前??』
私の、中学、高校の母校は、横浜の桐蔭学園でした。
『よく、横浜 桐蔭ね!』
と言われますが、『桐蔭学園』です。
『大阪桐蔭と桐蔭学園は、関係ありません!!』
『桐蔭学園の方がずっと古いです!』
桐蔭学園は、昭和46年、夏の高校野球で、全国優勝もしています。
桐蔭学園が、元祖『餃子の王将』なら、大阪桐蔭は、『大阪王将』なのです。
いつの間にか、『ブランドが模倣』され…
『ブランドより、バッタ物が有名になってしまったのです。』
我が桐蔭学園も、大阪桐蔭も、『文武両道』を教育方針とし、野球部のユニホームの
校名のロゴまで、最近迄、全く同じでした。
そして、両校の『校舎』を比較すると、これが、どちらも立派なのです!!
『お金が、ぎょうさん、かかってます!』
卒業生の『寄付金』も、半端でないのが、良くわかるのです。
『私も、母校に、どれだけ寄付したかわかりません!!』
…でも、寄付した卒業生は、『何にどれだけお金を使ったか?』
ほとんど、或は、全く、知らされないままです。
今回、『大阪桐蔭』の事件が明るみになって、元祖『桐蔭学園』の経理が、どうなって
いるのか、非常に気になっています。
『桐蔭学園』は、最近、甲子園に出ませんが、夜間照明塔を備えた、観客席付きの
豪華な、人工芝の球場まで持っています。
『学校も、お金の流れは、ガラス張りにして欲しいです!』
『建築途中の建物が、そのまま放置される訳とは…』
最近、『欠陥建築バスターズ』の無料相談には、奇妙な報告が相次いでいます!
『業者が現場を放棄してドロン!』
建物が完成しないのに、業者が居なくなってしまうのです。
『計画倒産の疑いがある案件も…』
…だから、アトリエ系は危険です!
『家は、大手ハウジングメーカーに頼まないと馬鹿を見ます!』
『免震装置とは、積層ゴムで作った、巨大なビッグマックみたいなもの!』
今回、東洋ゴムが性能を偽装した問題に関して、そもそも、『合成ゴム』で作られた
『免震装置の積層ゴム』の寿命と言う事を、再検証しなければいけません。
ビルの免震装置に使用される『合成ゴム』は、自動車のタイヤのゴムと同じで、時間
の経過と共に、次第に、硬くなって、脆くなってしまいます。
更に、巨大な建物の重量が、圧力として掛かっているので、通常の『合成ゴム』の劣化
スピードよりも、早いと考えなければいけません。
つまり、『免震装置が、新しい時と、古くなった時では、性能が異なる訳です!』
古くなる程、『性能は劣化する』訳で、これが、地震のエネルギー吸収を悪くします。
『免震装置を製造している会社は、免震装置の寿命を60年!』
と、説明していますが、実際は、どうなのでしょうか?
『昔、鉄筋コンクリートの寿命が60年!』
と言われて来ましたが、実際、鉄筋コンクリートのビルは、40年もすると、ボロボロに
なってしまいます。
…では、何故、ゴムで出来た免震装置の寿命を60年と言えるのでしょうか?
実は、そんな事、誰にも分からないのです!
60年経過した『免震装置』を回収して、その装置が、規定の性能を発揮するか、テスト
してみないと、安全か否かを判定する事はできません。
日本では、『免震装置』の採用は、最近になってからですから、製造してから60年以上経過
した『免震装置』はありません。
では、耐用寿命60年の根拠は何か?
…それは、免震装置に使用する『合成ゴム』を『加熱促進劣化試験』と言う法法で、ゴムの
劣化スピードを早めて、60年後のゴムの劣化を『予測する』のです。
『予測しただけで、大丈夫でしょうか?』
…はっきり言って、かなり、怪しいです。
ですから、『定期点検』して、常に安全性を確認する必要があります。
『実は、加熱促進劣化試験では、それほど正確な未来予測は出来ません!』
何故かと言うと、厳しい気候変動迄は、この試験方法では、完全に再現出来ないからです。
日本は、夏は『高温多湿』で、亜熱帯気候になりますし、冬は、氷点下にもなります。
工場の材料試験において、この様な厳しい気候変動の60年を、再現するのは不可能です。
『つまり、60年後も、免震装置が安全かは、わからない!』
と言う事実を、忘れてはいけないのです。
私の考えでは、『30年に一回、免震装置を、新しいものに交換』すべきだと考えています。
むしろ、『この免震装置は60年使える!』と、言いきる事の方が危険です。
今回の東洋ゴムの事件は、そもそも、免震装置が、何年使えるかも分からない中で、
『データーの改ざんを騒いでます!』
そこが、国土交通省のナンセンスな所なのです!!
役人の『官官頭』では理解出来ないのでしょう。