欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

南向きの家は暑すぎ! 酷暑の日本に最適なのは『北向き』の家

2023年08月31日 10時23分01秒 | 建築のうんちく

不動産と建築の世界では、ずっと、『南向き』の家が良く、価格も高かったです。

今も、不動産のサイトを見ると、南向きの物件は、強調して、いかにも優良物件ぶいて、売ってます。

 

 

一方、陽当りの悪い『北向き』は、湿気たりするので、評価が低かったのです。

 

 

ところが、2023年の夏は、北海道から九州まで、日本中40度に迫る高温となりました。

 

もうここまで気温が高いと、体がしんどいです。

 

スマホやパソコン、テレビなど機械類も、高温でやられてしまいます。

 

木造の家も、屋根や壁が熱くなり、部屋の温度が高温になります。

特に、2階の部屋は、暑くてたまりません。

 

コンクリート造りの建物も熱がたまり、クーラーが効きにくい状況になります。

 

 

夏、どっか涼しいところへいきたいなぁ。

 

 

東京や大阪など都市部は、アスファルトとビルのコンクリートの熱が蓄積され、夜になっても、気温が落ちません。

 

最低気温が高いと、人間の体に堪えます。よく眠れなくなります。

 

エアコンをつけたまま寝ることになり、翌朝、体がだるかったりします。

 

 

これから先も日本の夏は、まだまだ、暑さは進化していくでしょう。

今年は、気温35度が当たり前になりました。

来年以降、40度でも驚かなくなるでしょう。

 

 

東京にいた知人などが、涼しい他府県、または海外への移住を検討し始めています。

 

東京は、最低気温が高い‼

朝晩は涼しくならず、気温、30度近くあります。

24時間クーラーをつけたままでないと、暑くてたまらん状態です。

 

窓が大きくて、数も多い窓だらけタワマンなんて、夏は灼熱地獄です。

 

こんな温室みたいな暑い家に、よく頑張って住みますね。感心。

 

 

『耐震性』『夏の暑さ』『冬の寒さ』を考慮すると、本当は窓はない方が良いんですね。

 

窓は、明かり取りと、景色見るだけのものです。

 

ただ、建築基準法に、窓を設置しろとあるので、窓がつけてあるのです。

 

 

 

この先、光熱費が安くなりことはないので、東京にいると、お金がどんどん無くなって、このままだと老後、貧乏に陥ってしまうと、東京脱出を目論んでいる知人がいます。

 

確かに、涼しい場所へ移住したいほど、日本は住みにくくなりました。

 

 

最後の一縷の望みをかけて、暑い日本の夏を乗り越えるための、東西南北の評価をしてみたいと思います。

私の経験からの独自の評価です。

 

1.『南向きの家』

長所・陽当りが良く、明るい

  ・冬、少しだけ暖かい(冬の陽射しは弱いので、ちょっとだけ暖かいだけ)

短所・家具や部屋の壁などが、陽で日焼けする

  ・夏、陽当り良すぎて、暑すぎる

 

2.『西向きの家』

長所・美しい夕陽が見れる

  ・冬、日暮れが遅い(部屋が暗くなるのが遅い)

短所・夏、夕方に強烈な陽射し暑い

 

3.『東向きの家』

長所・毎日、日の出が拝める

短所・夏は朝から暑い(午前中から、クーラーガンガン)

  ・朝日で、家具や壁が日焼けする

 

4.『北向き家』

長所・夏、涼しい

短所・暗い

  ・湿気が多い

  ・冬、冷える

 

 

鎌倉時代末に、吉田兼好という歌人がいました。“徒然草”が有名です。

 

吉田兼好が言いました。

「家は、暑い夏を意識して、夏仕様で建てるべき」

 

「冬は寒くても、火を焚けば、何とかしのげるが、夏の暑さは、どうにもならん」

 

ということです。

 

その通り。

 

 

夏対策としての家ならば、『北向き』が良いのです。

 

新築一戸建て、タワマン、マンションなどで、南向きや東向きが重宝されますが、夏、暑くて最悪です。

 

電力会社の従業員を食わすために、高いエアコン代払うようなものです。

バカ高い電気代を払うのは、損です。

 

夏、少しでも涼しい家に住もう!

 

そして真っ逆さまに堕ちていく日本経済に備え、各自、少しでもお金を貯めておこう!

 

 

 

 

 

 

 


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古い空家は解体が常識!リフォームする職人もいい加減な工事しかしない

2023年08月14日 11時45分00秒 | リフォームが欠陥建築を生む

神戸市のとある町で、ボッロボロの古くて汚い家が売りに出されていました。

 

「これ、買った人は、解体費用が余計にかかる、割高の物件やな。」

 

そう思って見ていました。

 

雨漏りもあり、床、天井、壁の材木も腐っていました。

 

 

それから1年以上経過しました。

すると、その空家をリフォーム工事する大工がいました。

 

解体ではなく、柱だけ残して、屋根、床、壁は、新しくしていました。

リノベーションですね。

 

工事中に、柱が見えていたのですが、柱が細いのなんの!

築50年のこの家の材木は、雨漏りによる湿気で、材木も腐り、強度もなくなっています。

 

もし地震が起これば、この柱は大変危険です。

 

しかし、建築の知識など全くない職人は、この柱を危険だとわかっていないのです。

 

こんな怖い家、住めたもんじゃないです。

 

古い空家をリフォーム・リノベーションして、再利用するのは、エコかもしれませんが、地震など災害が起きると、住人は家屋に押し潰され、死んでしまう恐れがあります。

 

無知とは、恐ろしいものです。

 

職人や大工は、建築士ではありませんから、無謀とも言える工事をしています。

 

 

日本は、災害国です。

地震、津波、台風、集中豪雨。

 

なんと住みにくい国です。

 

 

近年は、「夏と冬しかないのか?」と思うほど、暑い!!寒い!!だけの環境になってしまいました。

 

 

知人が、ホームセンターで勤務していますが、今年の夏は、クーラー(エアコン)が売れなかったそうです。

 

替わって、よく売れたのが、スポットクーラー、窓用エアコンだっだそうです。

 

エアコンだと、本体と別に、工事費がかかります。

 

しかし、スポットクーラーや窓用エアコンは、工事は不要です。

しかも本体も安い。

 

 

この猛暑の中、エアコンは高いからと、少しでもお金をケチって、安いものしか買わなくなった消費者の動向を、日本の政治家たちは、認知してないでしょうね。

 

とんでもなく、物が売れない、不景気の時代に突入しました。

 

 

ホームセンターでは、万引きの嵐です。

 

工具のネジなどは、小袋に入っていて、小さいので、盗みやすいです。

高いステンレスネジなど、よく万引きされています。

 

しかも、袋を破って中身のネジだけ盗っていき、空になった外側の袋は、その辺に放り投げてあります。

 

他に、水道用品、備品も、よく万引きされます。

 

売り場には、空っぽの買い物カゴを持った、職人風のお客が、買い物することなく、長時間ウロウロしているそうです。

 

職人は、もう仕事がありませんから、ホームセンターでウロウロしています。

 

ほんのたまに、仕事の備品を買いに来る、ちゃんとした職人もいるそうです。

 

しかし、ネジを購入するのに、「これ、たっか。高いわ。」と言って文句を言い、結局ランクを落とした安いネジを選んで購入していくそうです。

 

とにかく安い安いで、規格に合ったネジを使わず、工事しているのです。

 

職人が今仕事で使うネジなど備品は、本来の規格に合わない物で工事されているのです。

 

ゾッとしますね。

そんな家には住みたくないです。

 

こんな安普請な家に、何千万円も借金をして、35年も住宅ローンを組むバカらしさ。

 

他にも、物価高で、合板も値上がりしています。

家の建築、リフォームに使用する合板を買いに来た職人が、本来の工事に必要な合板は高いからと、合板の厚さが薄い、割安な合板を選んでいきました。

 

そんな薄い合板で家を建てて、大丈夫か?

 

 

大丈夫ではありません。

そんな家は地震が起きたら危険です。

風速60m級の大きな台風が来ると、家は壊れます。

 

職人は、住む人のことなど、考えていませんから。

 

職人というのは、安く工事して、一円でも多くの利益を得ることしか、考えていませんから。

 

何か問題が起きても、私たち消費者は、これら無責任な職人に責任を追及することはできません。

 

責任を負うことがない職人は、いつだって気楽です。

 

 

政府が、不動産や建築業界から資金をもらっているので、これらの業界を守ろうと、住宅ローンを借りやすいように金利を下げたり、空き家対策でリフォーム工事を増やそうとしたりしています。

みんな自分たちの利益のことしか考えていません。

 

日本国民は、朝鮮半島のカルト教団と密着関係にある政治家の思い通りになってはいけません。

 

増税しなくても、物価高で増えた消費税で、国家財政は回るはずです。

 

国家が得る税収の中では、断トツ、消費税が占めるんです。

 

税収が増えているのは、物価高で消費税も増えているからです。

 

 

政府が、それでも増税するということは、増税しないと、足りないくらいのお金が、日本の政治家たちを伝って朝鮮半島のカルト教団に流れて行っていると言えます。

 

カルト教団の教祖は、私腹を肥やし、カジノで遊び、豪遊生活です。

 

 

私たち、日本国民は、朝鮮半島のカルト教団のために働き、税金を納めて、苦しい生活を強いられているのです。

 

なんともアホ臭い。

 

 

ここまでして朝鮮半島を支える日本の政治家は、日本人ではなく、朝鮮半島の人なのでしょう。

 

 

日本国民は、目を覚まさないといけませんね。

 

 


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