欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『弁護士を出すと話がぶっ壊れる法則!!』

2014年05月31日 11時44分42秒 | デザイナーズ住宅の欠陥





『弁護士というのは、欠陥建築では、全く役に立たない連中!』



先日、ある『欠陥建築の現場』にて、施主様、業者、そして、欠陥建築バスターズが

同席して、『今後、どのように補修工事をしたら良いのか?』を議論しました。



…ほとんど、話はまとまり、『業者は、建物を補修する事に合意』しました。



…ところが…

施主さんは、確実性を高めたかったのでしょう…

『弁護士を入れる』と、言い出したのです。



…すると…

業者側は、施主さんに『内容証明郵便』を出して来て、

『瑕疵のあった部分しか補修しない!』

と、言って来ました。



『欠陥建築バスターズ』を交えての交渉では、非常に和やかな雰囲気で、話が

すすみ、『瑕疵のあるなしは、関係無く、全て修理しましょう!』と言う話だっ

たのです。



…ところが、弁護士が出て来ると言う話になった途端、『話はぶち壊れ』に

なってしまったんです。




『実際に、欠陥建築の現場では、弁護士が出て来る必要は、全くありません!』

『いつも、弁護士が、まとまった話を、ぶち壊してくれるのです!』

『弁護士になど、一体何が出来るのでしょうか??』


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『コンクリートの家』は、肺ガンになる!?

2014年05月22日 09時21分48秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『コンクリートからは、放射性ガスが出て居ます!』



最近は、お洒落な、『鉄筋コンクリートの家』が増えました。

コンクリート建築は、比較的自由な設計が、可能なので、個性的な家を

つくる事が出来ます。



しかも、『耐震性』『耐火性』がありますから、優れた家と言えます!



しかし、一つだけ『欠点』があります!

それは、『コンクリート』と言う材料は、『ラドンガス』と言う放射性の

ガスが、永久に放出され続ける事です。



この、放射性のガス『ラドンガス』を、人が吸い込むと、『肺ガン』に

なる可能性があります。



どれだけの量の、『ラドンガス』を吸えば、『肺ガンになる』かは、

あまりデーターが無いので、何とも言えませんが、やはり、恐ろしい事です。



『換気する』事以外、解決策は無い様です!

夏は、良いですけど、冬は、寒いかもしれません。


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坂本龍馬ゆかりの伏見『寺田屋』

2014年05月17日 09時24分19秒 | 建築のうんちく




『坂本龍馬ゆかりの寺田屋は、いつ建てられたのか???』



あの、時代劇でも有名なシーン…

坂本龍馬の恋人『お龍』さんが、寺田屋の一階にある風呂場で湯につかって居た時に、

窓の外に奉行所の役人が、宿屋を取り囲んで居るのを目撃し、裸のまま、階段を駆け

あがり、二階に居た坂本龍馬に、奉行所の役人に取り囲まれた事を知らせる…




この時、坂本龍馬は、当時珍しかったピストルで、役人と交戦し、手の指を失うも、

何とか逃げ延びる事が、出来た訳です。



坂本龍馬ファンの私としては、この事件の舞台になった『寺田屋』を見なければいけ

ないと思い、わざわざ、『寺田屋』を見に行った事がありました。



この時、『寺田屋』の外観や、使用している材木を見て、『強い違和感』を覚えた

のです。



『古い木造建築』の専門家である私は、『寺田屋』の軒が高過ぎる事に、疑問を感じ

ました。

通常、この時代の建築なら、もっと、『軒』が低くなければ、なりません!



また、使用されている『材木』の製材の仕方が、どう見ても『明治以降』のもので、

『江戸時代』からあると、解釈するには、釈然としないモノがあったのです。




…その後、『寺田屋』は、事件の後、一度、火災で燃えたらしい事や、建物の登記

記録がおかしい事(江戸時代の建物なら、登記原因は新築でも、新築年月日不詳

と、記載するが、この建物には、新築年月日が記載されていた。)等の証言が出て

来て、いったい、この建物は、いつ建てられたのか?

と、言う『疑い』に変わって行ったのです。




しかし、それでも、現代の『寺田屋』の主人は、『昔の建築』と、主張されて居り

ます。




この『寺田屋』では、お龍さんが、裸で駆けのぼったとされる『階段』や、柱につ

いた、『刀傷』を見る事が出来るそうです。




『欠陥建築バスターズとしては、これ以上、寺田屋の追求は、しないでおきます!』

『興味のある方は、京都の伏見まで、見に行ってください。』

『龍馬が逃走した道路は、龍馬通りと言う商店街になっています。』



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『スウェーデン式サウンディング試験』だけでは駄目!!

2014年05月13日 10時32分57秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『地盤調査と言えば、スウェーデン式サウンディング試験だが…』





皆様のお家は、『どのような地盤調査』をしましたか?

ほとんどのお家が、『スウェーデン式サウンディング試験』ではないですか?



この、検査方法は、スウェーデンの国鉄が、線路の地盤を検査する為に、考え出した

方法なので、スウェーデン式と、呼ばれています。



その後、この検査方法は、建設省で、河川の堤防の地質調査に使用されました。

ここから、我が国では、『建築』の際にも、このやり方が使われる様になったのです。



この『スウェーデン式サウンディング試験』の特徴は、『簡単』『早い』『安い』と言う

特徴がありますが、欠点としては、『不正確な測定方法』なのです。



以前、私が調査した事例ですが…

スウェーデン式サウンディング試験をしてから、家を建てたのに、『家が傾いた!』

とか、『床下に水が溜まってしまった!』と言うものが、ありました。



その何れのケースも、地表近くに、『分厚い粘土層』が、隠れていたんです!

結局、スウェーデン式サウンディング試験では、そこまでわからずに、『問題無し!』

と、決めつけてしまった為に、後で、トラブルになったのです。



もし、簡単な、『ボーリング調査』も実施すれば、何の問題も起きなかったのです!

『スウェーデン式サウンディング試験だけの、地盤調査は、大いに危険です!』



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『家が傾く原因!』それは、『杭』にあった!

2014年05月11日 09時32分51秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『形だけ、杭を入れても、不等沈下は起こる!』



皆さんは、『自分の家には、基礎の下に杭が、入って居るから大丈夫!』

…と、思って居ませんか??



『いいえ!』、それだけでは、『安心出来ないんです!』



その『杭』の施工方法と、その後の『基礎工事』がめちゃくちゃな工事が、

非常に多いんです。



よく、散歩の時に、『工事現場見学』をしますが、ほとんどの『杭工事』は、

全くなっていません!



この部分は、地中に隠れてしまい、『後から検証するのが困難』な場所です。

ですから、『いい加減な工事をし易い』場所です!



後で『家が傾いても』、業者は、『杭工事』の写真を撮ってあって、

『ちゃんと、杭は入れました。地盤に問題あるのではないですか?』とか、

『近所で行なって居る工事の影響が、出ているとしか考えられません。』



…こんな事を言って、逃げるのです!




ここで、皆様に、ご提言が御座居ます…



後で、この様な事になると、『収集がつかない』のです。

ですから、『杭工事』に入りましたら、施主さん自身が、『工事の写真』を

出来るだけ多く撮影してください。



『杭穴』の深さもわかる様に、メジャーを入れた所を、撮影すると良いです!




『最近、家が傾くトラブルが、非常に増えています!』

『しかも、ほぼ全てのケースで、基礎の下に『杭』があります!』



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