欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

新築住宅が建築される風景を見かけなくなった

2021年02月17日 09時56分51秒 | 売れない不動産

新築住宅が建築される工事現場を、すっかり見なくなりました。

 

コロナウィルスの感染拡大で、経済が大打撃を受けているという2020年、家を購入する人がいました。

 

この先、何が起こるかわからないというのに、不動産という高額な買い物をする神経がよくわかりません…

 

 

都心で、ファミリータイプの部屋を賃貸マンションを借りたら、20万円ほどするでしょう。

でも、5,000万円のマイホームを購入したら、35年ローンで月額15万円の返済で済む…

 

「賃貸マンションとマイホーム購入の、月額の支払いの負担額を比べてみると、家を買った方が安く済むなぁ。」

こういう考えなのです。

 

今の時代、「どっちが安いか?」が重要みたいです。

 

 

住宅ローンでマイホームを購入するということは、銀行から借り入れする、要するに借金を背負うということなのですが、若い世代は、住宅ローンを借金と考えていないのです。

 

例えば、中小企業を経営する事業をしていたとして、その会社が5,000万円も借金をするということは、とてつもなく重責を担うことになります。

 

返済できなければ、会社も家も、全てを失う。

 

住宅ローンも同じなのですが、「住宅ローンは別」と考えている人がいるので、怖い現象と思います。

 

 

現在、お隣の国の中国では、若い世代に『住宅は賃貸』という考えが広まっているそうです。

 

中国でも、「結婚したら、家を持つ(買う)ことが一人前」という認識があるようです。

かつての日本にも「家を持たなきゃ、一人前ではない」と言われた時代がありました。

 

最近の中国の多くの若い世代は、「住宅ローンの返済なんかに、縛られたくない」と考えているそうです。

「賃貸の方が、気が楽」ということです。

 

「一生、家なんか買わない」

中国では、そういう若い世代が増えているようです。

 

合理主義・拝金主義な民族である中国人の考え方は、さすが賢いなと思いました。

 

 

共産党の政府を信用していないのか、いざという時のために、自分のことは自分で、守らなければならない中国人の気質が見てとれます。

 

「でも日本は大丈夫」

と思っている日本人はいるんでしょうか?

 

 

昨年2020年の日本政府のコロナウィルス対策が、後手後手であり、株価や為替を操作して、「景気は悪くないよ」「経済は持ち直している」と、政府と日銀がまき散らす操作された情報を信用してはいけません。

 

 

GOTOキャンペーンで、政府にたんまりと献金している観光業や宿泊業は、政府に保護されました。

 

一方で、政府に献金していない通信業(キャリア携帯会社など)は、「スマホの代金が高すぎる」「もっと安くしろ」と圧力をかけられた始末です。

 

そもそも国民は、安いスマホが良いなら、格安スマホを選んでいます。

大手のキャリアが良いのか、格安が良いのか、国民はすでに自由に選択しています。

 

政府が、「スマホの代金が高すぎる」と、いちいち口を出すのは変です。

 

日本は資本主義のはずです。

市場経済の価格を仕切ろうとする今の日本って、実は共産主義でしたっけ?

 

 

そして、次には、政府が管理するマスクが、需要過多で売れなくて、値崩れしているので、「布マスクよりも、不織布マスクの方が、飛沫感染を防ぐ」と、不織布マスクの需要を高めようとしています。

 

これには、世界一を取ったスーパーコンピューターの富岳の、シュミレーション情報を出してきました。

 

くしゃみなどすると、不織布マスクよりも布マスクの方が、マスクの外へ飛ぶ、飛沫の量が多いというものでした。

 

くしゃみや咳をしないで、黙ってマスクをしていたら、布でも不織布でも、どっちでもいいと思うんですがね。

 

 

それよりも、不織布マスクをした時、鼻の辺り、両頬の紐の辺りに、どうしても結構な隙間ができるんですが、この隙間から飛沫が大量に出ていると思うんです。

 

これは考慮しなくていいんですか??

 

売れ残った、大量の在庫の不織布マスクを売りさばこうと、ここで一旦、不織布マスクが売れるように仕組んだ気がします。

 

国民が洗って使える布マスクをしていたら、不織布マスクが売れないですもんね。

 

 

 

去る1月20日(現地時間)、アメリカのバイデン大統領の就任式が行われました。

 

華麗なるバイデン一族が、コーディネートされたおしゃれなファッションで登場しました。

 

バイデン大統領も、一族も、みな、布マスクでした。

 

 

 

 

政府を信用していたら、国民は振り回され、裏切られる目に遭うのが、今の日本です。

 

情報というのは、「何か、裏がある」と、探りながら、疑いながら検証する必要があることを、いつも認識しないといけません。

 

 

ちなみに私が持っていていつも使っている布マスクは、自分で作ったものです。

 

自分の顔に合わせて、布を4枚重ねて縫いました。

鼻の周囲にできる隙間は、布を束ねて付け加えて、隙間を埋めました。

 

息を吸った時、マスクの隙間から、空中を舞っているコロナウィルスが入って来ないようにと、マスクと顔の間に、隙間がないよう作りました。

 

『マスクをしていて、どれだけの飛沫が飛ぶのかということよりも、隙間のあるマスクをしていたら、どれほどの飛沫が隙間から入ってくるのか?』

こっちの方が気になります。

 

電車や新幹線などに乗っていて、多くの乗客の皆さんはマスクをして黙って乗っても、車内は密閉された空間です。

ウィルスが車内を舞っていることも考えられます。

 

「密閉空間でマスクをして呼吸をしたら、息を吸った時、マスクの隙間からウィルスが入ってくるよね…」

 

 

スーパーコンピューターで、”飛沫防止”の対策が中心となっていますが、マスクの隙間からウィルスが入ってくる量の検証もしてほしいですね。

 

果たして、世界一という日本のスパコンで、検証できるんでしょうかね。

 

 

 

自分で作った布マスクをしてしばらく歩くと、息苦しくて、途中で呼吸ができづらい状況になります。

 

建築士ゆえに、サイズ設計から緻密に行い、密閉度が高すぎるマスクを作ってしまいました。

 

 

 

政府や企業の情報には、裏がありますから、単純に信じてはいけません。

自分のことは自分でしっかりと防衛して下さい。

 

 


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