欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

古い空家は解体が常識!リフォームする職人もいい加減な工事しかしない

2023年08月14日 11時45分00秒 | リフォームが欠陥建築を生む

神戸市のとある町で、ボッロボロの古くて汚い家が売りに出されていました。

 

「これ、買った人は、解体費用が余計にかかる、割高の物件やな。」

 

そう思って見ていました。

 

雨漏りもあり、床、天井、壁の材木も腐っていました。

 

 

それから1年以上経過しました。

すると、その空家をリフォーム工事する大工がいました。

 

解体ではなく、柱だけ残して、屋根、床、壁は、新しくしていました。

リノベーションですね。

 

工事中に、柱が見えていたのですが、柱が細いのなんの!

築50年のこの家の材木は、雨漏りによる湿気で、材木も腐り、強度もなくなっています。

 

もし地震が起これば、この柱は大変危険です。

 

しかし、建築の知識など全くない職人は、この柱を危険だとわかっていないのです。

 

こんな怖い家、住めたもんじゃないです。

 

古い空家をリフォーム・リノベーションして、再利用するのは、エコかもしれませんが、地震など災害が起きると、住人は家屋に押し潰され、死んでしまう恐れがあります。

 

無知とは、恐ろしいものです。

 

職人や大工は、建築士ではありませんから、無謀とも言える工事をしています。

 

 

日本は、災害国です。

地震、津波、台風、集中豪雨。

 

なんと住みにくい国です。

 

 

近年は、「夏と冬しかないのか?」と思うほど、暑い!!寒い!!だけの環境になってしまいました。

 

 

知人が、ホームセンターで勤務していますが、今年の夏は、クーラー(エアコン)が売れなかったそうです。

 

替わって、よく売れたのが、スポットクーラー、窓用エアコンだっだそうです。

 

エアコンだと、本体と別に、工事費がかかります。

 

しかし、スポットクーラーや窓用エアコンは、工事は不要です。

しかも本体も安い。

 

 

この猛暑の中、エアコンは高いからと、少しでもお金をケチって、安いものしか買わなくなった消費者の動向を、日本の政治家たちは、認知してないでしょうね。

 

とんでもなく、物が売れない、不景気の時代に突入しました。

 

 

ホームセンターでは、万引きの嵐です。

 

工具のネジなどは、小袋に入っていて、小さいので、盗みやすいです。

高いステンレスネジなど、よく万引きされています。

 

しかも、袋を破って中身のネジだけ盗っていき、空になった外側の袋は、その辺に放り投げてあります。

 

他に、水道用品、備品も、よく万引きされます。

 

売り場には、空っぽの買い物カゴを持った、職人風のお客が、買い物することなく、長時間ウロウロしているそうです。

 

職人は、もう仕事がありませんから、ホームセンターでウロウロしています。

 

ほんのたまに、仕事の備品を買いに来る、ちゃんとした職人もいるそうです。

 

しかし、ネジを購入するのに、「これ、たっか。高いわ。」と言って文句を言い、結局ランクを落とした安いネジを選んで購入していくそうです。

 

とにかく安い安いで、規格に合ったネジを使わず、工事しているのです。

 

職人が今仕事で使うネジなど備品は、本来の規格に合わない物で工事されているのです。

 

ゾッとしますね。

そんな家には住みたくないです。

 

こんな安普請な家に、何千万円も借金をして、35年も住宅ローンを組むバカらしさ。

 

他にも、物価高で、合板も値上がりしています。

家の建築、リフォームに使用する合板を買いに来た職人が、本来の工事に必要な合板は高いからと、合板の厚さが薄い、割安な合板を選んでいきました。

 

そんな薄い合板で家を建てて、大丈夫か?

 

 

大丈夫ではありません。

そんな家は地震が起きたら危険です。

風速60m級の大きな台風が来ると、家は壊れます。

 

職人は、住む人のことなど、考えていませんから。

 

職人というのは、安く工事して、一円でも多くの利益を得ることしか、考えていませんから。

 

何か問題が起きても、私たち消費者は、これら無責任な職人に責任を追及することはできません。

 

責任を負うことがない職人は、いつだって気楽です。

 

 

政府が、不動産や建築業界から資金をもらっているので、これらの業界を守ろうと、住宅ローンを借りやすいように金利を下げたり、空き家対策でリフォーム工事を増やそうとしたりしています。

みんな自分たちの利益のことしか考えていません。

 

日本国民は、朝鮮半島のカルト教団と密着関係にある政治家の思い通りになってはいけません。

 

増税しなくても、物価高で増えた消費税で、国家財政は回るはずです。

 

国家が得る税収の中では、断トツ、消費税が占めるんです。

 

税収が増えているのは、物価高で消費税も増えているからです。

 

 

政府が、それでも増税するということは、増税しないと、足りないくらいのお金が、日本の政治家たちを伝って朝鮮半島のカルト教団に流れて行っていると言えます。

 

カルト教団の教祖は、私腹を肥やし、カジノで遊び、豪遊生活です。

 

 

私たち、日本国民は、朝鮮半島のカルト教団のために働き、税金を納めて、苦しい生活を強いられているのです。

 

なんともアホ臭い。

 

 

ここまでして朝鮮半島を支える日本の政治家は、日本人ではなく、朝鮮半島の人なのでしょう。

 

 

日本国民は、目を覚まさないといけませんね。

 

 


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欠陥建築(欠陥住宅)を生む原因…リフォーム(リノベーション)工事!

2013年06月10日 10時19分11秒 | リフォームが欠陥建築を生む




『増改築、リフォームによって欠陥建築(欠陥住宅)になる。』



あるTV局の番組で、視聴者の家をリフォーム(リノベーション)する様子を、シリーズ

で放映しているのが、話題になっている様です。


この番組は、「匠」と呼ばれる「建築士」が施主さんから「おまかせ」で家をリフォーム

する企画です。


そして、施主さんが、リフォームの終わった自分の家を見て、感激の涙を流すまでの

ドキュメンタリーです。


施主さんが「おまかせ」で良いと言って、予算だけを提示している訳ですから、そう言う

「契約」もありなんだと思います。


しかし、やっぱり問題も起きているようで、「匠」が「施主」さんから訴えを起こされて

いるケースもあるようです。


私は、その問題の家を、全く見た事がないので、何ともコメントできませんが、施主さん

が弁護士を依頼し、裁判所に訴えを起こす訳ですから、それだけの理由があるものと、思

われます。


そもそも、TV局は番組内で、リフォーム工事にあたる「建築士」をちゃんと調査している

のでしょうか?


普通、おかしな設計をする「建築士」は、他の工事でもおかしな事をやっている事が多い

ものです。


そう言う情報は、意外と仲間の「建築士」は良く知っていたりするものです。


TV局側がそのあたりを、どのように調査して、「匠」を選任しているのか、知りたいもの

です。


それから、番組内で登場する「匠」の事を、「空間方程式の魔術師」とか「居住環境の交

渉人」みたいに言っていますが、アレは聞いていて奇異な感じがします。


そう呼ばれる「匠」本人は、どう思っているんでしょうね?



…ここからは、この番組とは関係ありませんが…

私が今までに建物を調査して、ほとんどのリフォーム(リノベーション)住宅に、「欠陥」

があった事は確かです。


それが原因で、建物の寿命が短くなる事もあります。

特にリフォーム専門の会社が行った工事に、問題が多いです。



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