欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『井戸を壊したり埋めると、末代迄呪われる怖い話は本当です!!』

2015年10月31日 09時24分48秒 | 井戸




『井戸を壊したり埋めたりすると、死人、病人、破産、自殺者…』



建築に関わる人なら、誰でもこう言います!!

『井戸を壊したり埋めたりしたらアカン!』

『末代迄、呪われ、祟られる!』



…こんなの迷信だと思いますか? でも、私は信じます!

『実際に、多くの悲劇を見て来たからです!』



実例その1

…ある場所で、先祖代々地主として富を得て、市会議員を4期も勤めた上に、マンションを2棟にパチンコ店1件を持ち、大豪邸に住んでいた男性が居りました。

ところが…

…庭にあった、先祖から代々使用して来た井戸に蓋をしてから、悲劇は起こりました。

『井戸の蓋には、通気用の穴があったのですが、こんなのは、気休めでしかありません! ついに、呪いは実行されたのです。』



…この元市会議員は、22億円を越える資産があったのですが、井戸に蓋をしてから、たった2年で破産してしまいました。

『現在、この元市会議員の居所さえも不明です。風の噂では、ヤクザに殺されて埋められたのではないかとも言われています。』




実例その2

…ある旧家が遺産相続で、宅地400坪が売却されました。そして、その土地にマンションが建設されたのですが、その時に古い井戸を壊して埋めました。

『マンションは完成し、分譲されましたが、完成した年だけで、2人の飛び降り自殺があり、翌年には、マンションの一室で焼身自殺までありました。』

『更に、このマンションを販売した会社の社長も、不可解な死に方をして、マンションの施工業者の社長も、川に飛び込んで自殺しました。』




実例その3

…ある会社の敷地に、古い井戸があったので、この会社の社長は、神社の神主にお祓いをしてもらってから、空気抜きのパイプをさした状態で、砂で井戸を埋めました。

『すると、それまで、景気が良くて、会社は右肩上がりに売り上げを伸ばしていたのに、井戸を埋めてからは、一転して経営危機が続き、社長と社長の妻、それに娘2人が精神病になり、会社も倒産しました。』




…これらは、全て、私が良く知る人達の悲劇です!

『私は、必死に、井戸を壊したり埋めたりしない様に、アドバイスしたのですが…』



結論…

『井戸は絶対に、壊したり埋めたりしてはいけない。』

『蓋をしたり、空気抜きをしても、井戸の呪いや祟りからは逃げられない!』

『神主のお祓いも、何の効果もない!』



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『地震の時に、”便所に逃げれば、四隅が柱なので安全” は大ウソ!』

2015年10月31日 09時24分01秒 | 建築のうんちく




『地震の時に、一階に居たら、非常に危険です!』



私が子供の頃、『地震の時は、便所ににげろ!』と、教えられてきました。

『でも、便所が一階にあった場合、これは、むしろ危険なのです!』



…いつから、こんな迷信みたいな間違った情報が伝わったのか知りませんが、明らかに間違いです。



『阪神大震災の時は、多くの木造家屋がペッチャンコになりました。便所もペッチャンコなのです。』



…こんなとき、もしも、助かる可能性のある場所は、二階建て住宅の場合は、二階だと思います。



皆さんの多くが誤解している事なのですが…

『耐震化住宅というのは、大地震の時に、被害を受けない住宅ではありません。』



大地震で倒壊しない事だけをクリアすれば、法律上それで良いのです。



『地震のみならず、災害で安全な場所なんて、一つも存在しないのです!』



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『ドアや窓が開け閉めしにくくなるのは、家が変形したからです!』

2015年10月30日 08時25分13秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『新築住宅は、5年で建具に異常が出る事が多いです!』



バスターズの相談の中で、比較的多いトラブルは、ドアや窓の様な建具が開け閉めしにくいトラブルです。

『この様なトラブルは、二階建て住宅の一階部分に多く見られます。』



実際に調査してみると…

『設計が悪い為に、家自身が構造上弱く、地震や台風の風圧で、傾いてしまっているのです!』



この様な原因の場合…

『しばらくすると、元に戻る事がありますが、これは建物が、反対側に傾きなおしただけです。』



つまり、設計が悪い為に、家が、常にグラグラ動いているのです!


『建具に異常が出たら、赤信号です!』




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『コンクリート同士が接着する事は、決して無いのに…!!』

2015年10月29日 09時24分51秒 | プロフェッショナルツール




『ある評論家が、マンションの割れたコンクリートコアを前に…』



『横浜の欠陥??マンション報道』以降、マンションの欠陥を『専門家らしき??人達』がTVでコメントする事が多くなりました。


…先日も、『専門家らしき??評論家』がTVに出て居て、あるマンションの『コンクリートコア』をハンマーで叩いて、二つに割っていました…

そして…


『ほら、コンクリート同士が接着していないでしょう!!』

『これ、まさしく、欠陥です!』


…と、やっていました。



…これは、『専門家らしき??評論家』がよくやる『手品』なのです!


『コンクリートと言う脆性材料は、接着と言う現象は決して起こりません。材料化学の常識です。』

…では、なぜ、コンクリートコアが割れるのでしょうか?



『答えは簡単です!』

…わざと、コンクリートを流す時に出来た、最初に流し込んだコンクリートと、後から流し込んだコンクリートの境目のサンプルを取り、そこを狙ってハンマーで叩くからです。



この境目の部分では、『アンカー効果』と言われる仕組みで、コンクリートとコンクリートが『付着』している状態です。



『これを、わかり易く説明すると、玩具のレゴブロックの凹凸で、お互いのレゴブロックがくっついている様に、コンクリート組織の凸凹が、お互いのコンクリートをくっつけています。』



これは、化学で言う『接着』ではなく、『機械的接合』と言われる現象です!

『こんな事も、専門家らしき??評論家』は知らないのですね。

よく、恥ずかしくも無くTVに出るものです。


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『マンションの杭は、地下10メートル以上あると折れてしまう!!』

2015年10月27日 08時32分44秒 | 建築のうんちく




『マンションを買う時に、杭の支持層までの深度を確認!!』




『横浜の欠陥マンション報道』で、皆さんは、マンションと言う建物が、如何に無理な建て方をしていて、危険な建物かを知った事と思います。



『もしも、支持層までしっかりした杭が入って居ても、大地震のエネルギーで、地中の杭がポッキリ折れる現象が起きます。』



…阪神大震災や、東日本大震災では、ビルやマンションの杭が、地中10メートルほどで、ポッキリ折れる現象が、多数確認されています。



『マンションの杭は、長くなればなるほど、簡単に折れてしまいます!!』



…最近のマンションの杭は、20メートルを越えるものが多く、非常に危険なマンションと言えます。



『マンションの欠陥が怖いと騒ぐ前に、マンション自体の危険性や問題点を考えてください。』



横浜のマンション報道以来、偉そうにコメントする評論家や、欠陥マンションでの住民説明会での、態度の悪い住民の罵声が、TVで紹介されていますが、誠にアホらしい限りです。



『横浜のマンションが傾いた原因は、軟弱地盤が原因なのです!』



『それなのに、全棟を建て替えると表明せざるを得なかった、マンション販売会社は気の毒です!』



マンション何て言う『タテヨコ長屋』は、欠陥が無くても、大地震で倒壊する可能性が高いのですから、今回の横浜の事件は、補修で十分だったのです!



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