欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『お城の石垣』みたいな現行法に合わない『不適格擁壁』

2014年09月25日 09時24分01秒 | 建築のうんちく




『街の中には、現行法に適合しない不適格擁壁だらけ!』



先日も、あるクレイマーが、自宅の隣に建築工事が始まり、自宅の『擁壁』が、

損傷を受けたと、企業名をあげて騒いで居りました。



しかし、このクレイマーの家の擁壁は、『不適格擁壁』で、所有者が自らの資金で

壊して、新しい擁壁に造り変える必要があるのです。



先日も、神戸市内の高級住宅地に、『100坪260万円』の売り地が出て居て、

私は、投資目的で購入も考えましたが、『これも不適格擁壁』でした!



この不適格擁壁を壊し、新しい『コンクリート製』の擁壁にする為には、何と

960万円もかかってしまう事が判明しました。



日本中には、この様な『不適格擁壁』が残っています!

非常に崩れ易く、一旦崩壊すると、一気に崩れる危険があります。



これらの『不適格擁壁』を造り変えるのは、所有者自身です。行政からの援助は、

一切ありません。



また、『不適格擁壁』が崩れて、死傷者が出た時は、全て、『所有者が賠償』しな

ければなりません。




『貴方の家の擁壁は、お城みたいに石を積み重ねていませんか?』

『もし、そうなら、現行法に適合しない、危険な擁壁です!』

『すぐに、コンクリート製の擁壁にしなければいけません。』


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『ヘタクソな工事』=『欠陥建築』ではない!!

2014年09月22日 09時20分39秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『世の中には意図的に、ヘタクソ工事を、欠陥工事と言う輩がいるが…』



私は、いつも、『建築現場を見ていて』アホでノロマで、ヘタクソな『職人』が多い

事に驚かされます!



しかも、この様な『知能や技術』が平均点以下の職人ほど、我々『建築士』の指示を

無視するのです。



ですから、日本の建築物の100%が、何らかの『不具合』を持っています!



しかし…

ここで、皆さんに誤解して頂きたく無い事は、『ヘタクソな工事』『出来の悪い不具合』

と『欠陥工事』は別物だと言う事です。



この辺りを、分かって居てか、知らなくてか知りませんが、『自称欠陥建築評論家』の

方々は、『何でもカンでも、これは欠陥だ!』と騒ぐ訳です。




また、こうやって騒ぐのも、『施主』から『べらぼうに高い建物の調査代金』を取って

いるので、『施主へのサービス』なのかもしれませんが…




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『木のボルト』の事を『込み栓』と言います!!

2014年09月21日 09時25分04秒 | 建築のうんちく




『古民家は、決して丈夫でありません! 震度5強で倒壊の危険!』



先日のブログで、『京都で古民家を売る悪徳業者』が当局の指導で廃業した件は、

既に書かせて頂きました。



『古民家』と言うのは、『防火性』『耐震性』において極めて脆弱で、街中にこの

様な危険な家屋が、存在する事そのものが、罪な事なのです。



『古民家』を保存したければ、川崎市にある『日本民家園』の様な『古民家博物館』

に移築をして、保存するべきです。




…さて、本日のお題ですが…

『古民家』には、基本的に『釘もボルト』も使われていません。

では、柱と土台、柱と桁を連結する時に、どうしたかと言うと、『込み栓』と言う

『木の釘の様な、ボルトの様なもの』で、材木同士が、抜けて来ない様に、『堅木』

を20ミリ四方に刻んで、横から打ち込みます。



…たった、これだけの『補強処置』なのです!

この処置が、新築の時は、そこそこ機能を発揮しますが、材木に大きな『ひび割れ」

を生じると、『込み栓』で固定してあっても、『構造的に弱くなります!』



よく、『古民家は丈夫です!』と、言って、何も知らない素人に売りつけようとする

商人を見かけます。



…これは、『詐欺』に近い行為です!



『古民家は丈夫』と言うのは、何を基準に言っているのでしょうか?

…これは、『段ボール箱は丈夫です!』と、言っているのに等しいです。



段ボール箱は、衣類を入れるのには、丈夫かもしれませんが、お皿を入れるには、あ

まりに弱いです。





『木のボルトで仕上げた古民家が、丈夫な根拠は、一体何でしょうか?』

『古民家は、耐火性、耐震性が極端に弱く、街中に存在しては迷惑な建物です!』


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『雷が夏を連れて来て、雷が夏を連れ去る…』

2014年09月20日 09時23分21秒 | 建築のうんちく




『年寄りの言う言葉には、長い経験からの確かさがある!』



私は、学生の時、ヨット部でした。

ある時、浜辺に腰掛け、夕日を眺めていると、漁師のじい様がやって来て、

『もう夏も、終わりダンベ!』

『昨日も、雷が鳴ったベ!』

『昔からな、雷が夏を連れて来て、雷が夏を連れ去ると言うんダベ…』



…私は、それを聞いて、『なるほど…』と感心したものでした!



同じ様に、『宮大工のじい様』が言う材木の扱い方等も、『建築の教科書』

には書かれていないけれども、『なるほど…』と、思う事が多いです。



…どこの国の教えだったかは、忘れてしまいましたが…

『年寄りの知識は、図書館の書物に匹敵する!』そうです。



『年寄りの知恵を、もっと、生活に生かしたいですね^^』


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驚いた! 『朝日新聞が中国政府からカネをもらっている!?』

2014年09月19日 09時52分48秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『夕方のニュース解説で、あの青山さんがとんでもない暴露!』



元、共同通信社の記者で、今は、時事解説をしているあの『青山さん』が、朝日新聞

の記事において、『東電事故捏造事件』『存在しない従軍慰安婦事件』について、

わかりやすく解説して居りました。



…なぜ、『朝日新聞』が『ウソ八百の売国新聞』になったかを、非常にやさしく解説

していました。



それによると、そもそも、『平和』を主張する『朝日新聞』は、戦争中は戦争を煽る

新聞だったというのです。

それが、敗戦で新聞社の生き残りの為に、『日本は悪いんだ! 悪い事は皆、日本だ!』

と言う新聞に変身したというのです。



…更に驚くべき暴露がありました!

『朝日新聞』は、経営が悪化し、『廃刊』か『中国からカネをもらう』かの選択を迫

まられ、結局は『中国政府からカネを恵んでもらう』決断をしたと言います。



…これで、何となく、点と点がつながり、『朝日新聞』の売国体質の全容が理解出来

ました。



だから、『ありもしなかった従軍慰安婦』を記事にしたり、『日本が戦争でアジア

に迷惑をかけた!』様な、売国的記事を量産したと言う事です。



『朝日新聞』は、日本の為になる事をしている訳でなくて、『中国や朝鮮』に有利

になるような『捏造記事』を書く新聞だったと言う事です。





…この様な『事実をねじ曲げた報道』は、まだまだ沢山あるんです!

最近の『某欠陥建築事件』(欠陥とも言えない!)を、面白おかしく、ニュースに

したり、『自称欠陥評論家』を登場させたバラエティー番組も、事実を調査せず、

裁判中の事件であるのに、『一方だけが有利』に報道する行為も『捏造記事』同様

に『日本国民の不利益』になる行為です。



この様に『報道』と言う行為には、必ず『裏』や『ウソ』があり、『馬鹿な国民を

洗脳してやれ!』との悪意を感じます。。



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