欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

発泡ウレタンの断熱材は、よく燃えて毒性がある

2021年04月01日 09時24分40秒 | 欠陥建築(欠陥住宅)レポート

You  Tubeでも、数種類の断熱材を燃やしてみる動画があります。

 

セルロースファイバー、グラスウール、ポリスチレンフォーム、発泡ウレタン  

  

これらを燃やして、どれが燃えるか、燃えないか、実験している動画があるんです。

 

 

参考の動画はこちらです。

 

 

 

その中で、発泡ウレタン断熱材は、よく燃えるんです。

 

火を着けた瞬間から燃えています。

 

 

これを見て、もし発泡ウレタン断熱材を使用した住宅で、火災が起きたら… と想像すると、

 

怖いですね。

 

 

国(政治・政治家)というのは、国民の安全を最優先して、政策を打っているのではない

 

ということは、今や、日本の国民であれば、嫌というほど思い知らされたことでしょう。

 

コロナ禍の中でも、感染拡大の心配はお構いなしで、観光業を助けようという一心の政治家が、Go Toトラベルを強行しました。

 

そして、何が何でも、東京オリンピックを絶対に実施しようとする政治家たちや利権者がいます。

 

 

 

日本国民が、安全に住める家のことを考えたら、発泡ウレタンというよく燃える素材を使った住宅を造ることは許さないはずです。

 

 

日本の政治家たちは、自分の利権のことしか考えていませんから、日本国民の健康や生活のことなど、どうでもいいのです。

 

 

 

よく、工場が燃えて、作業員(従業員)に死亡者が出ているニュースがあります。

 

参考記事はこちらです。

 

 

 

作業中に鉄骨を切ろうとして、その火が引火してしまい、火災になったという事故が、たびたびあります。

 

きっと、発泡ウレタンが燃えやすいために、火があっという間に広がるのでしょう。

 

 

 

しかも最悪なのが、発泡ウレタンは燃えると、ガスが発生しますが、シアンが発生するのです。

 

シアンは、猛毒です。

 

火災で亡くなった方々の死因が、発泡ウレタンが燃えて、そのシアンを吸い込み、『シアン中毒』で亡くなった事故もありました。

 

参考の情報はこちらです。

 

 

『シアン』というと、よく、ドラマや映画であった「青酸カリを飲んで自殺する」というシーンを思い出してしまいます…

 

ちなみに、シアン中毒の症状は、このようなものです。

 

 

火災が起きて、逃げようとしても、シアン中毒で倒れてしまえば、命は助かりません。

 

 

企業や政治家たちの言う、「安全」「安心」という言葉を鵜呑みにしてはいけません。

 

自分や家族の身は、自分たちで守る必要があります。

 


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