欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

電力会社はいらなくなる‼エネルギーを自分で作る‼自給自足住宅を目指せ!!

2024年07月30日 11時04分46秒 | 自作のエネルギー

エネルギー代が高騰し、電気代、ガス代、水道代も値上がり、日本国民の生活は苦しいばかりです。

 

この先も、エネルギー代は、安くはなりません。

もっと生活は厳しくなるでしょう。

 

値上げばっかりする電力会社に、たくさんお金払いたくないです。

 

努力しないで、簡単に値上げして、電力会社は過去最高益の儲けです。

 

最善の方法と言いますか、理想としては、各家庭で、太陽ソーラーや風力発電など、自前で設置し、エネルギーは自給自足で補うのが夢ですね。

 

小さな家で、小さな部屋で、最小限の電力で部屋を冷暖房して、コンパクトに生きるのが賢い生き方になるでしょう。

 

 

毎年8月の電気代は、クーラーを稼働させるため、各家庭の電気料金が高くなります。

 

いつも思うのですが、電気代が高くなる月、「夏の8月と、冬の1月と2月」ですが、電気代の1ヶ月間の日数が多いんですよね〜。

 

例えば、関西電力の場合、2024年8月の電気代は、

『7月17日〜8月20日』

となっています。

 

日数を数えると、『35日間』の電気使用料となります。

 

※ 電気代の明細書に、検針日の記載欄があるので、ご確認下さい。

 

1ヶ月間の日数は、通常は30日間または31日間です。

 

35日間て、めちゃ長っ‼

 

日数が多いと、電気使用量も多くなり、電気代も高くなるがな。

 

まるで、電気使用量が増える月に、わざと日数を増やしてるみたーい。

 

電力会社の主催で、電気使用量の抑制プロジェクト(電気使用量を減らすと、ポイントをくれる制度)をやっています。

 

日数が多いと、消費者側は損だろ。

 

さては、ポイント与えたくないために、わざと、日数を増やしたな。

 

過去最高益を得ながら、やること、ほんとせこーーーい。

 

そして、翌9月の電気使用料は、少し減ってきますので、日数は、30日間とか、29日間とか、通常の日数に戻してくるんです。

 

まっ、これが日本のトップ企業の醜態です。

 

消費者のことなんか、考えてませんから。

自分たちの利益のことしか、考えてません。

 

 

もし、各家庭で電力が作れ、電力会社が要らなくなったら‥‥

 

私たち消費者にとって、それが夢のまた夢ですね。

 

実は、過去にも、現在においても、電力会社は、電力や蓄電池を作るベンチャー会社を、いくつも抹殺して潰してるんです。

 

電力会社によって、いくつものベンチャー企業が潰されました。

 

もし、各家庭で、電力が簡単に作れて蓄電できるようになったら、この世に電力会社は必要なくなるので、電力会社は潰れてしまいます。

 

電力会社は、自分たちの存続のために、邪魔な会社を潰してきたのです。

 

エネルギーのない日本のために、日本国民のために、ベンチャー企業や、大学の教授・准教授などが、エネルギーや蓄電池の開発をしてくれていたのです。

 

しかし、電力会社は、開発を妨害し、挙げ句にベンチャー企業ごと潰してしまいました。

 

その結末が、日本はエネルギー不足のまま、そして、日本国民は電力会社に高い電気代を払わされることになっています。

 

このままでは、日本国民は、電力会社の餌食となってしまいます。

 

そこで、「たっかい電気代払うの、アホらしい」ということで、地方へ移住し、自給自足の生活をする人が増えてきたのです。

 

地方や田舎の夏も、都市部ほど暑いのは、同じです。

 

ただ、朝晩は、地方や田舎は、涼しいです。

 

地方や田舎には、都市部のように、コンクリートのビルと、アスファルトの蓄熱はありません。

 

夕方になると、気温は落ち着いてきますので、風通しの良い間取りの家で過ごすと、夜は扇風機で眠ることができます。

 

東京や関東の夏の気温は、40度に達することが、普通になってきました。

 

ニュース番組の中の天気予報では、東京の気温を実際よりも低く報道していますが、本当の東京の最高気温は、もっと高いです。

 

この先も、タワマンや高層ビルの建設が進み、コンクリートとアスファルトの熱で、夜間は気温が下がらず、もっともっと東京は暑くなります。

 

暑いのが嫌いな私は、絶対に東京に住みたくないですね。

 

ま、東京が暑いのはどうでもいいのですが、日本のエネルギー問題が、頭を悩ませます。

 

太陽光発電、風力発電などを利用して、各自で電力を作ったら、その電力を蓄える『蓄電』さえできたら、エネルギー問題から解放されるんです。

 

現在は、蓄電の良い技術がないんですよね。

 

すでに、『リチウムイオン電池』という蓄電池がありますが、これは以下の理由で、実用的ではありません。

 

・リチウムイオン電池は、家庭用の蓄電池として販売されているが、高額である。

 

・リチウムイオン電池は、大容量の容量を蓄えることができない。

 

・リチウムイオン電池は、発火の恐れがあり、安全性に問題がある。

 

 

ああ、リチウムイオン電池以外に、良い蓄電池があればなぁ。

 

夏、ギラギラの太陽による発電で得た電力を、めいいっぱい、溜め込むことができたら‥‥

 

私たちは、電力の自給自足ができるようになります。

 

日本人により、良い蓄電の技術が開発できることを、とても願っています。

日本人が素晴らしい蓄電技術を作ってくれること、信じています。

 

もう電力会社は、絶対に、邪魔しないで下さいね。

また妨害したら、許しませんよ。

 

 

日本の皆さん、

活気のない日本の未来ですが、良い蓄電池ができることを、応援しましょう!

 

 

 


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買ったら大損する!古いボロボロな中古物件

2024年07月18日 11時00分48秒 | 欠陥建築(欠陥住宅)レポート

古いマンションにご用心‼

 

インターネットの検索で、『神戸市 中古マンション』と検索してみます。

 

すると、いくつかの不動産物件のポータルサイトが上がってきます。

 

その不動産物件のポータルサイトを開き、価格の安い順に並べかえます。

 

見ると、神戸市内の一番安い中古マンションは、100万円台から売りに出ているのがわかります。

 

「あっ、安い!」と、喜んではいけません。

 

ほとんどが、築年数が50年を超えた、ボロボロの中古マンションです。

 

とっくに、建て替えていないといけないレベルの、建物の寿命を過ぎた、構造的にも危険な中古マンションです。

 

所有者たちの修繕積立費でもっても、建て替えることも、あるいは修繕すらもできないでいる中古マンションです。

 

 

こんな恐ろしい中古マンションが、神戸市内には山ほどあります。

 

内装のリフォームをして、部屋をきれいにしたって、建物自体がもう経年劣化でボロボロなので、価値はありません。

このような中古マンションを購入することは、お金の無駄。

 

近頃は、仕事のない大工が、このようなボロボロの中古マンションや、ボロボロの中古一戸建てを購入し、内装などリフォームして、見た目だけをきれいにして、再び売りに出すという、古い言い方ですが、『せどり』みたいなことをするのが流行っているのです。

 

この現象はちょうど、中古車や中古バイクを安く買い取りをして、外観だけきれいにして、高く売りに出す手口と同じです。

 

仕事がない、稼げない世の中になると、本当に悪質な商売が増えるもんです。

 

地震や豪雨や台風など、災害の多い日本です。

 

古くて危険な建物に暮らすことは、命を落とすことになりかねないです。

 

古い物を大事に長く使うことは、素晴らしいことですが、家など建物に関しては危険です。

 

お寺や五重塔、お城だって、数十年に一度、大規模修繕を行っています。

 

伊勢神宮や春日大社などは、数十年に一度、建て替えています。

 

修繕と管理、建て替えを徹底しているから、現在も建っていることができるのです。

 

「家賃を払うより得だ!」と、安い中古物件を購入したら、雨漏りがひどくて、家が腐ってきたという失敗事例もよく聞きます。

 

雨漏りは、売主がきちんと告知すべきです。

しかし、雨漏りのシミの跡を、クロスを張り替えて、表面上隠して売ることも、よくあるんです。

 

中古物件は、とにかくトラブル多いです。

 

雨漏りの修繕、屋根の葺き替え工事は、数百万円かかります。

屋根や建物の補修をするために、中古物件を購入したようなもんです。

 

屋根屋の業者や大工を儲けさせるために、中古物件を購入するなんて、なんとアホらしい。

 

こんな無駄なお金、安い物件、もう一件買えてしまいます。

 

 

このように、大金出して、大損する可能性が高いのが、築年数の古い、中古物件の購入なのです。

 

『安いから』『きれいにリフォームしてあるから』

ということで、飛び付いて購入しないよう、ご用心下さい。

 

 


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雨漏りの屋根修理・葺き替え工事のボッタクリ被害横行

2024年06月21日 11時47分09秒 | 大工に用心

2024年7月3日、新紙幣になります。

新しい一万円札の人物、渋沢栄一は、誰かに似てるような…

どっかで見覚えのあるような…

 

あっ、毛沢東だ!

 

中国の紙幣には、毛沢東が描かれています。

 

その毛沢東のヘアスタイル、風貌、雰囲気に、似てますね。

 

 

最近の日本は、共産党の中国の国家のように、指標を改ざんしたり、政治家たちは金と権力の猛者であり、国民の生活を苦しめる増税に勤しんだり、市場の為替を介入で操作したり、中国を馬鹿にできないようなひどさです。

 

その中国を、崇めての、新札一万円でしょうか。

 

 

 

現在の日本政府と官僚たちは、国民から税金をぼったくり、国民は生活が苦しいです。

一方で政治家は裏金で儲けて、官僚たちも高給で豊かに暮らしています。

 

もう国民は、国家と政府と日本の官僚たちを、馬鹿にしています。

 

政治家を選ぶ『選挙』も、威厳がなくなり、東京都知事選には、50人以上の大量の候補者がありました。

 

都知事選を茶化した候補者もいます。

 

このような現象は、国家と政治家が立派であれば、起きないことです。

 

今のひどい日本国家を造った、政治家と官僚に、責任があります。

 

 

 

あっ、そうだ、『ボッタクリ』と言えば‥

 

最近、雨が降ると、線状降水帯が発生したり、暴風雨だったり、日本の雨の降り方が、もう昔と違い、台風みたいになっています。

 

住宅街を歩いていると、雨漏りなのか、屋根工事をしている家をよく見かけます。

 

雨漏りは放って置くと、部材が腐ってしまいますので、対処しないといけません。

 

ところが、屋根工事は、高いんですよね。

 

屋根の葺き替え工事で、最低200万円ぐらいはかかるでしょう。

 

工事期間は数日間という短さですが、費用は高いです。

 

実は、「どこが原因で雨漏りしているのか?」

原因を見つけることは、プロの専門家でも難しいのです。

 

もし、外壁のヒビや、窓枠の隙間が原因であれば、補修材で隙間を補填することで済みます。

 

ところが、雨漏りの原因は、屋根であると適当に決めつけ、高額な屋根の葺き替え工事をしようとする悪徳業者が横行しています。

 

以前、私が住んでいた家の近所の屋根工事のことです。

 

ある日、屋根の点検とか言って、その家に営業に来た職人が、屋根に上がっていました。

そして点検しているフリをして、わざと瓦を剥いでずらしている光景を見たのです。

 

数日後、その家で屋根の葺き替え工事が始まりました。

 

その家の住人が日中は不在だったので、翌朝すぐに、職人が瓦をずらしていたことを告げに行ったのですが、時すでに遅しでした。

 

葺き替え工事として、300万円ぼったくられたそうです。

 

屋根の上のことなので、住人にはわからんだろうということを突かれました。

 

仕事がない時は、営業して、屋根に異常があると不安にさせて、ボッタクリの詐欺工事をしています。

 

一方で、実際に雨漏りで困っている家に対しては、雨漏りの原因がわからない、あるいはわかっていても、屋根に原因があることにして、高額な屋根の葺き替え工事に持っていけば、儲かりますね。

 

職人というのは、ボッタクリだらけです。

 

不景気になると、職人に仕事ないですから。

 

仕事がないと、高くなる。

 

小売店などで物が売れないと、値上げして高くなるのと同じです。

 

 

ちなみに、中古物件を購入したら、雨漏りしたという問題は大変多いのです。

 

中古物件を売る売り主は、雨漏りしていたら、買い主に告知しないといけません。

 

でも実際、雨漏りを隠して売る売り主、多いです。

 

 

築年数のある中古の家だと、もう屋根の防水紙が劣化してボロボロだと思われます。

屋根の防水紙の寿命が、10年ぐらいですので。

 

築年数が経った家は、もう雨漏りしていると思って購入した方が良いでしょう。

 

最近の防水紙は、良質なものができて、数十年持つ防水紙もあるようですが、そもそも屋根というのは、紫外線が当たり、雨風にさらされ、一番傷む場所ですね。

 

通常でも、マイホームを長持ちさせるために、メンテナンスとして、外壁塗装や屋根の葺き替えをする必要があります。

しかし、やってくれる職人がボッタクリますので、住人は補修のたびに、大金が飛んでいき、大損することになるでしょう。

 

日本政府から、税金をぼったくられ、民間の悪徳業者から工事費をぼったくられる。

 

日本はボッタクリ国家ですから、皆さん、被害に遭わぬようご用心下さい。

 

 


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織田信長の性加害問題を検証【ジャニー織田?】

2024年05月27日 16時07分16秒 | 建築のうんちく

戦国武将で日本で一番人気が高いのが、織田信長ではないでしょうか。敵将の頭蓋骨で酒をのむような怖いイメージもありますが、男色愛好者の隠れた一面もあった様です。

織田信長は、義理の父親である斎藤道三から稲葉山城を得て、ここを岐阜城と改名しました。それで、今は岐阜と言う地名になった訳です。


さて、この岐阜城は標高370メールもある山の頂上に有りました。普通、山城と言うものは大人数が常駐することは、まずありません。理由は簡単で、いきなり戦が始まる事はありませんし、侍の飲む水さえ確保しにくいからです。

ところが、織田信長の岐阜城には、城のすぐ側に台所と呼ばれる場所が有りました。これは現在の炊事場と言う意味ではなくて、高い場所の平たい場所の事です。

その台所には、宣教師のルイス・フロイスによれば、三棟の建物が有り、織田信長家臣の侍の息子ばかり100人が常駐していた様です。ルイス・フロイスの記述を直訳すれば100人の貴人が居て、年齢は12歳から15歳とあります。

これは、平たく言えば、100人の美少年が岐阜城には常駐していたと言う事です。

ここで思い出されるのは、某芸能プロダクションの社長が美少年ばかりを集め、合宿させた上で、社長自身が美少年に性加害した事件です。

この時タレントの美少年達は、当然に嫌がるのですが、社長から「君が芸能界で活躍するのを君のお父さんお母さんは楽しみにしてるんだよ❗」と言われて、気の毒にこの社長のホモプレーに付き合わされた例の一件です。

きっと、織田信長も誰も来ない山の上の合宿所で思う存分に男色行為にふけったのではないでしょうか。そして、織田信長の家来の侍の子も、タレントの美少年と同じで親の事を考えて嫌々信長のホモプレーに付き合った事でしょう。

織田信長がホモと言うかバイセクシャルであった証拠は、これだけではありません。

明智光秀に織田信長が本能寺で討たれた際、信長の側に居たのは、これまた美少年の森蘭丸でした。

この森蘭丸は、男子であるにもかかわらず、女子の髪型で女子しか着る事のない振り袖を着て居ました。

しかも、森蘭丸は自身が信長の恋人である事を良い事に織田信長の家臣の大名にすら横柄な態度をとったと文献では伝えられて居ます。

また、森蘭丸のみならず、家臣の前田利家とも恋人関係だった様で、信長自身が利家と添い寝した話を自慢げに家臣に話して居ます。

戦国時代に他の武将と添い寝する行為は、自殺行為に近く、いつ討たれるかわからない危険性を秘めて居ます。もし、添い寝するような無防備な事が出来るとすれば、やはり、信長と利家は恋人だったのでしょう。

ここで疑問なのが、信長には多くの子供が居る事です。信長はホモですが、戦国時代は子孫を絶やさない事が重要で、信長としては、ある種の義務で子作りしたと考えられます。

信長には、斎藤道三の娘で帰蝶と言う正式な妻が居ましたが、二人の間には子供がないばかりか、帰蝶さんが信長の元に嫁いで来た日に、わざと男友達と遊びに出て朝まで戻らなかった様です。

きっと、これも信長の恋人である男友達への配慮ではなかったかと私は考えます。

私は建築の専門家として、岐阜城の中に美少年侍が100人も常駐して居た事を不自然に感じました。しかし、信長がホモだと仮定して、周辺状況を検証してみると、合点がゆく事ばかりなのです。

最後に、私の勝手な大胆な推理ですが、織田信長に謀反を企てたとされる明智光秀は、政治的な事や軍事的な問題で信長と対立し本能寺を攻めたのではないように考えます。

明智光秀はくそ真面目な武将であったと伝え聞きます。ですから、織田信長の男色趣味のような特殊な性趣向に嫌悪感を持ったのではないでしょうか。

私が気になるのは、信長の発した最後の言葉の意味です。

「是非に及ばず」…現代語で翻訳するなら「光秀の奴か、しょうがねえな」と言った感じでしょうか。
光秀はくそ真面目でしょうがねえや…とでも言いたかったのではないでしょうか。

現代に於いては、ホモもバイセクシュアルも世の中に受け入れられて居ますが、織田信長や明智光秀が生きた時代は今とは随分違って居たのでしょう。

 


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住宅の断熱材に、『発泡ウレタン断熱材』を使用しなくなった

2024年04月17日 15時34分14秒 | いい加減な施工業者

2024年4月現在、一戸建ての新築住宅の建築は、減っています。

 

工務店や不動産販売会社というのは、経営が傾いた状況で、とりあえず銀行からお金を借りて、新築住宅建て、会社の延命措置を取るものです。

 

その新築住宅が売れたらいいですが、金利が上がってきた現在は、住宅の購買意欲なんて、とっくに薄れてきました。

 

新築物件が、いつまで経っても売れず、そのまま1年が経過し、中古物件として売られている家も、多く見るようになりました。

 

 

先日も、技術と知識のない大工が、資材費をけちって、ペラペラな危険な家を建てている記事を書きました。

読者さんから、多くの反響を頂きました。

 

我々、建築の専門家から見た実態です。

「震度7クラスの地震が起きたら、やばい家だな」

そんな家が、いっぱいあります。

 

大工が建てたマイホームなんて、危なくて、怖くて、とても住めません。

 

 

企業というのは、儲けるためなら、何だってやります。

 

だから、危険な家を建てておいて、購入者の住人たちが、のちに、地震や災害で、家屋の下敷きになって死んだとしても、知ったこっちゃない、構うもんですか。

 

以前ですが、マイホームの建築に、断熱材として、発泡ウレタンがよく使われていました。

 

アホな職人でもできるほど施工が簡単で、費用も安いから、よく使われていました。

 

ところが、施工後、クロスにシミや黄ばみが出来て、トラブルの多いことが問題でした。

 

住人たちにとっては、黄ばんでいるクロスが、とても気持ち悪いのです。

 

壁の奥で、何が起きているのか?

 

体に悪いんじゃないか?

 

など、住人たちは、不安になるのです。

 

施工業者に言っても、施工業者は原因がわからずです。

そこで施工業者は、クロスのメーカーと、断熱材の発泡ウレタンのメーカーに問い合わせをします。

 

どの企業も、見事に、『うちは関係ありません。』と逃げて責任を負いません。

 

困り果てた施工業者が、何度もクロスを張り替える対処を迫られています。

 

 

断熱材の発泡ウレタンは、自然の物ではなく、化学物質でできています。

 

様々な要素が絡んで、化学変化を起こし、ガスが発生し、壁のクロスが変色します。

 

ただ、発泡ウレタン断熱材そのものが悪いというわけではありません。

 

発泡ウレタン断熱材に含まれる、添加剤、触媒などが化学反応を起こしているということです。

 

 

 

発泡ウレタン断熱材は、冷蔵庫の断熱材としては、大変適しています。

冷蔵庫の壁は、外気に触れない箇所であり、密閉されていますから。

 

しかし、住宅は木造であり、材木の隙間からは、通気もあります。

外壁と内壁の間にある、発泡ウレタン断熱材には、空気が触れますし、湿気も溜まります。

 

もし住宅の壁や天井が密閉されていたら、住人が、窒息してしまいますね。

 

冷蔵庫と住宅は、全然違う物です。

 

元々、冷蔵庫や倉庫の断熱材として使われてきた発泡ウレタン断熱材です。

(他に、自動車の座席や椅子のクッション部分などにも使用されています。)

 

ところが、発泡ウレタン断熱材は、通気・湿気がある住宅の壁の中で、大量に天井や床下などに使用するには、大変無理があります。

 

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、住宅の断熱材として使うことで、会社の売上を伸ばしたかったでしょうが、住宅に使うには問題が多く、結局は使えない代物でした。

 

国の対策である、『気密性を高めて、冷暖房の効きを良くするための現代住宅』として、発泡ウレタン断熱材を、断熱材の主流としたかったでしょうが、住宅には向いてませんでした。

 

あまりにも発泡ウレタン断熱材は、トラブルだらけだったので、結局は、他の断熱材に切り替える施工業者が多くなり、今では、発泡ウレタン断熱材は、住宅の断熱材としては使われてません。

 

発泡ウレタン断熱材以外の断熱材、例えば、セルロースファイバーや、ボード系断熱材を使うことが主流となっています。

 

施工業者によると、

「発泡ウレタン断熱材を使うと、クロスに黄ばみやシミができ、施主からクロスを張り替えろと言われ、結果的には、施工業者にとっては高くつく断熱材だ」

ということです。

 

 

全ての施工業者が、クロスを張り替えてくれる訳ではありません。

クロスを張り替えるのは、高くつきますから、施工業者はなかなかやりません。

何度張り替えても、シミや黄ばみが出ますから、何度も張り替えることになります。

やる気のない施工業者なら、クロスの張り替えはしないでしょう。

 

真面目に、クロスを張り替えている施工業者だけが、大損です。

 

 

もっとも、原因である発泡ウレタン断熱材のメーカーは、悪態ついて、責任逃れしますから、困るのは、施主と施工業者になるのです。

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、このように言います。

『ちゃんと動物実験もしました。』

『マウスを、発泡ウレタン断熱材で仕切られた中に入れて、経過を見ました。』

『結果、1ヶ月経過しても、マウスに体重減少はありませんでした。』

 

マウスの体重が減らなかったから、“マウスは健康である”と主張しています。

こんな実験、誰が信用しますかね?

もうちょっと、マシな実験ないのですか?

 

発泡ウレタン断熱材メーカーは、一応、上場企業です。

大手メーカーですね。

でも、このレベルです。

 

 

だったら、発泡ウレタン断熱材を使わなければいい!

 

ということで、発泡ウレタン断熱材の施工は激減しました。

 

『発泡ウレタン断熱材を使わない、他の断熱材にしたら、クロスにシミや黄ばみは出なくなった』

という施工業者の声、多く聞きます。

 

ところが、まだ発泡ウレタン断熱材を使って施工している施工業者、いるんです。

ここまで来ると、

『問題多い発泡ウレタン断熱材を使った施工業者が悪い』

ということで、施主から訴えられている施工業者も多くあります。

 

施工業者は、建築の専門家として、良い資材を選び、消費者に良い家を提供して下さい。

 

 

自民党の政治家のように、責任を負わない企業、日本には多いです。

政治家や企業は、金儲けできるなら、国民が死んだって平気なんです。

 

政治家や企業を信用すると、バカを見ますよ。

 

新NISAなどで、このような悪質な企業に投資することは、何とアホなことでしょう。

 

ヒトの会社なんかに投資した分の資産は目減りし、あるいは、企業倒産で株はぱぁーになり、老後、資産を失う貧乏生活、断末魔を味わうことになるでしょう。

 

この世に、おいしい話ほど危険なものはない、大事なお金は失わないように。

 

 

 

 

 


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