欠陥建築バスターズ

土地・建物の調査研究が専門。日本の地震や災害に備えた建築や、不動産市場や世界経済の未来鳥瞰について述べています。

『北国の中古住宅が傾く理由とは??』…基礎が浅過ぎるから!!

2015年05月30日 09時26分35秒 | デザイナーズ住宅の欠陥




『札幌では、中古住宅が傾いて、かなりの被害が出ている!!』



私は、『天下の別荘地、軽井沢』に広大な山林を所持していた時期がありました。

春になって、地面にスコップで穴を掘ろうとしますが、なかなか、スコップの先端が、

地面の中に入って行きません…



おかしいと思って、良く観察すると、地表面から50センチ下に、分厚い氷の層が…



4月になっても、地中は、カチカチに凍っているんです!

『実は、軽井沢の気候と、札幌の気候は、ほとんど同じなのです!』



つまり、北国の地面も、春先迄凍結している!

…と言う事です。



もしも、この『氷の層』の上に『建物の基礎』があったら、どうなるでしょうか?

『温かくなったら、基礎が沈みます!』



実際に、こう言うトラブルが、札幌では多いのです!

『不凍深度』まで、地面を掘り下げて基礎を作らないから、『建物が沈みます!』



この様な欠陥が生じる理由は、次の二つです!

『業者が、地面が凍るのを知らなかった!』

『地面を深く掘り下げる工事は、お金が掛かるから!』



…『地面が凍るのを知らない…』事を、皆さんは、信じられないでしょう!

地元の大工なら、そんなの常識じゃない??

…そう、思われるはずです!



しかし、札幌の家を東京の会社が建築する事もあるのです!

東京どころか、私が目撃した現場は、オーストラリア人の大工が家を建築していました。



『これが、札幌の家が傾く、ほとんどの原因なのです!』


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『二重スパイのインスペクターの存在!!』←危険!注意!!

2015年05月25日 09時25分24秒 | 建築家(建築士)に用心




『だから、インスペクターを名乗る建築士に注意しろと、言ったのに!!』



貴方が、『建物調査』をお願いした建築士が、もし、『業者』とグルだったら、

貴方は、どうされますか?



『えっ!そんな事あるの??』

『ウソでは無いです。被害報告も…』



要するに、『建物調査を依頼した施主』からも、『建築業者』からも、

『ゼニをもらう悪徳建築士です!』



そして、双方の間に入って、『適当に処理する。』

訳です。



これ、スパイ映画の、『二重スパイみたいですね。』



…これ、立派な法律違反です!

『民法の双方代理の禁止です!』



こんな『犯罪者建築士』に騙されない為にも、最初から、『欠陥建築バスターズ』

に相談すれば良いのです。

我々は、沖縄から、北海道迄、日本中が営業範囲です!


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『子供部屋は南につくるな! 机の前に絶対に窓を配置するな!!』

2015年05月24日 09時25分30秒 | 建築のうんちく




『風水と言う学問は、占いではなく、環境学なのです!』



皆さんのお子さんは、アホですか?

それ、もしかして…

『子供部屋が、南にありませんか?』

『子供の机の前に、窓はありませんか?』



親ならば、自分の子供が、環境の良い場所で勉強出来る様に、南側に子供部屋

を設けたり、勉強机の前に窓をつくったりします。



『でも、これは、間違いです!』

『子供をアホにします!』



図画工作、体育だけが得意な、元気な子にはなりますが…



風水的に、『できる子供の部屋』『将来大物になる子供の部屋』と言うのは、

家の中心から見て、『北西の方角』にあるのがベストです。



また、子供の勉強机の前に窓をもって来たり、真後ろに窓をつくるのは、絶対に

避けてください。

『落ち着きの無い子供になります!』


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『マンション管理組合が変わる!!』→コミュニティ崩壊の危険!!

2015年05月22日 09時25分30秒 | 建築のうんちく




『マンションのコミュニティー条項が変更になる。』



マンションには、管理組合が当たり前で存在するのですが、今後、これが変わりそう

な感じです。



マンションの管理組合では、定期的に集会を開いて、『様々な議案』を審議したり、

マンションの管理全般に関して、話し合う必要があります。



ところが、国は、こんなの必要無し!

と、言い出したのです。



確かに、『少子高齢化』によって、管理組合の集会の出席率も、年々低下していますし、

マンションの所有者が、『賃貸』で部屋を貸してしまっている場合もあり、管理組合の

存在意義が、問われているのも事実です。



『コミュニティーの崩壊は、マンションだけでありません!』

住宅地の『自治会』でも、マンションの『管理組合』に似た現象が起きています。



義務なので、半ば、イヤイヤ、会合に出て

特に、積極的な発言もせず…

会合が終わるや否や、さっさと、帰ってしまいます!



『住民の自治と言う事に、もっと、関心を持って欲しいです!』



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『一寸法師と、海洋冒険家と、核シェルターの話!!』

2015年05月20日 09時25分21秒 | 建築のうんちく




『ヨットの設計と、建築設計の、驚くほどの類似点とは…』



今回のブログでは、何故、私が、『建築設計の道』に入る事になったかを、記述したい

と思います。

どこかのアホブログで、◯◯◯◯G◯◯や、◯◯◯一、それに、我々、『欠陥建築バスターズ』

が、欠陥建築の事を論じるならば、自分で家をつくればいいじゃないか、と言う様な事を言っ

て居たので、少し、時計を過去に戻して、私と建築のかかわり合いに付いて、時間をさきたい

と思います。



私が、建築家を目指す以前、私は、海が好きで、ヨットマンに憧れていました。

『太平洋ひとりぼっち』で有名な、海洋冒険家として世界的に有名な、堀江謙一さんが大好き

で、学生の時もヨット部でした。



やがて、日本はバブル時代を迎え、ジュリ扇を振り回した、ボデコンの姉ちゃんが、街を闊歩

する時代が来て、世の中はレジャーブームに突入します。



…すると、私のところに、ある企業から、『ヨットの設計をしてもらえないか。』と言う

依頼が舞い込み、ディンギーよりも大きくて、クルーザーよりも小さいヨットの開発に乗り出す

事になったのです。



『最初に設計したのは、家でなく、ヨットだったのです!』

私が、拘ったのは、船のスピードではなく、堅牢性や安全性でした!

通常の設計の2倍の強度を持たせる事だけは、コスト削減を求める企業側に、譲りませんでし

た。



『そもそも、従業員ではなく、フリーの設計者でしたので、自由に発言できたのです!』



ヨットと、住宅は、『類似点が多いのです!』

堅牢性と言う面では、ヨットの場合、強い波の力に負けてはいけませんし、家の場合では、

台風の風圧や、地震の力に負けてはいけないのです。



また、双方、『居住性』と言う面においても、共通点が多いです!

更に、ヨットも家も、内部に水が進入しない工夫が必要です。



この研究が、後に『狭小住宅』の設計や、『トレーラーハウス』の設計に役立っていった

のです。



『私は、ヨットも家も、シェルターだと考えています!』

『命を守る砦です!』



…人は、命さえあれば、何とかなると考えています!



皆さんは、『永遠のゼロ』と言う映画やドラマを、ご覧になりましたか?

これは、最後まで、生きて日本に帰りたかった零戦のパイロットの話でした…



実は、私の父も、『臆病な陸軍将校』でした。

南方戦線に参加した時に、輸送船から兵隊を小舟で、島に上陸させて居る時に、敵の

戦闘機が来たそうです。



私の父は、小舟の上から、敵の戦闘機を小銃で狙っているうちに、速い潮に流されて、

『広い太平洋の迷子になってしまいました。』



その時に、『死を覚悟したと聞きます。』

しかし、父は、運が良かったんですね。目の前に、日本の潜水艦が浮上して来て、無事に

日本に帰れました。



…このような話を、子供の頃から聞かされていたので、ヨットの完全設計には一切妥協

しなかった訳です。



子供の時から、父の、『太平洋ひとりぼっち』の話を聞かされ、『一寸法師の話』を聞か

されて居たので、『一寸法師と父がだぶるのです。』



…こんな体験があったからこそ、『安全』と言う意識が強くなり、『建物の安全性』にも、

敏感なのだと考えています。



『欠陥建築バスターズ』が生まれた理由は、『人命を守る』と言う事を最優先に、家作り

を考えようと言う事からです。



そして、先ほど、『ヨットも家もシェルター』

であるとの意見を述べましたが、今後、我が国は、『中国』『ロシア』と、必ず戦争になる

と考えています。



そこで、『核シェルター』の研究にも着手したところです。

きっと、『核シェルター』にも、『ヨットの設計』で培われた技術が生きるでしょう。



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